沢山の応募、本当にありがとうございました。
かなり厳選しなければならなかったのが、つらかったですが、本当にありがとうございました。
皆様の応募、お待ちしています。
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妖精に関しての調査。
それを行う為に、その日、ミカヅキとキスショットが向かったのはイングランドだった。
現在、イングランドでは妖精を信仰する場所があるという話を聞き、そこに向かい、詳しい話を聞いてくる事になっていた。
「それにしても、本当にこんな所に村などあるのか?」
そう言いながら、キスショットは目の前にある木々を払いのけながら呟く。
彼らが向かうのは、現地で妖精の伝承が強く残る村だった。森の中にひっそりと存在しながらも自然と共に生きているような集落だ。この森から一歩外に出るとモンスターが出現する事もあり、普通なら人間が訪れる事は滅多にないらしい。
「だからこそじゃない。
妖精が人と関わる事を少なくする為にそういう作りにしているって訳よ」
そう言いながらミカヅキは話で聞いた道を進みながら、周りを見る。
悪魔であるミカヅキでも、暗い森は木々で視界を遮って見えず、苛立ちを覚えていた。
それはキスショットも同じく、長い旅を行う事には慣れているつもりだったが、鬱蒼とした森の奥へと続く道程にはストレスを感じていた。そしてそれはミカヅキも同じであり、早く目的の場所を見つけて調査したいと考えていた。
そんな二人が足を止めたのは森の奥から聞こえる音だった。
「・・・何かあったようだな」
「行くとするか」
それと共に、気配を消し、ミカヅキ達は音がある所に向かう。
見れば、音がある場所は戦闘音と共に、物が壊れる音が響いていた。
ゆっくりと物陰から見てみると、そこには村らしき所があった。
同時にその村を破壊している集団が見える。
「あいつら、エクソシストか」
見れば、そこには教会で見かける神父服を身に纏っている。
だが、その表情はとても聖職者の顔とは思えず、嬉々として、村人達を虐殺していた。
「はぐれだな」
それはエクソシストではなく、追放された聖職者であるはぐれエクソシストだとキスショットは断言する。
同時にそれはエクソシストとしては珍しい行動でもあった。
一般的にエクソシストは悪魔を殺す存在であるが故にその性格は冷酷にして残虐。
例え相手が罪のない人間であったとしても、躊躇なく殺す存在が多い。
だがはぐれの場合は、そもそもが、その行為に快楽を感じるタイプが多い。
「さて、どうしたもんか」
そう言いながら、見つめると共に、はぐれエクソシスト達に捕らわれている人物を見る。
身に纏う銀の鎧と腰まで届くブロンドの髪。
手足は大樹のように太く、鎧の中身までしっかりと鍛え上げられているのが分かるほどであり、同時に両手では足りない程のまさにスイカと言っても良い程の巨乳。
そんな特徴的な女性が、鎖で押さえつけられていた。
「ほぅ、あいつの強さ。
多分、はぐれ達よりもかなり強いな。
なのに捕らえられているのは」
「村人達を最初に人質にされたかな」
見れば、女性は目を血走りながら、はぐれエクソシストに対して、恨み言を言う。
「約束が違うっ、私が生け贄になれば、彼らには手を出さないとっ」
「誰がそんな約束を守る。
お前達のような異端者との口約束など」
それを聞くと、ミカヅキはため息を吐く。
「キスショット、少し暴れるぞ。
あいつ、気に入った」
「へぇ、堅物そうだが、眷属にするのか」
「あぁ、何よりも、自分を犠牲してでも約束を守ろうとする所がな」
それは自分を犠牲にしてでも、他人を助けようとする心だった。
同時にミカヅキは近くにある木の棒をまるで槍のように持ち、その場を跳んだ。
聞こえた轟音。
それははぐれエクソシストに聞こえ、ミカヅキの方へと見つめる。
同時に空を跳んでいたミカヅキが狙いを定めたのは、子供を狙おうとしていたはぐれエクソシストの頭部だった。はぐれエクソシストは手に持っていた剣を構えて防ごうとしたが、次の瞬間、その身体を横に貫かれた。
そして地面に叩きつけられた。
「あっ悪魔だっ」
仲間のはぐれエクソシストが、その死を目撃すると共に、絶叫と共にミカヅキに向けて剣を振るった。
対し、振るわれた一撃に対してミカヅキは何も言わずに木の枝を振るうと共にあっさりと切り裂かれる。
そのまま返す刀で放たれたミカヅキの一閃でエクソシストが真っ二つに裂けると同時、ミカヅキはそのまま着地。
「なっなんだ、こいつっ、こうなったら」
その言葉と共にはぐれエクソシストは、捕らえた女性を人質にしようとする。
だが
「おい、女」
「っ」
ミカヅキはそのまま、人質にされている女性を見る。
「俺に命を預ける覚悟はあるか?」
それは、女にとっては、死ぬかもしれない賭け。
それを行うとしているミカヅキに対して女は
「代わりに、村人を救うならば」
そう、迷いなく答える。
「良い答えだ。
契約成立だ」
その一言と共に、ミカヅキは木の棒を構える。それはただ構えるだけではない。
ただ持っているだけではなく、己の武器として認識した上で集中する。
狙うは、目の前のエクソシストのみ。
それ以外の相手はどうでもよかった。何故ならこのエクソシストを殺すことさえできれば、後は村人達を助ける必要もなくキスショットによって滅ぼせばいいからだ。
瞬間、周りの光景がゆっくりと見えるようになる。それは今まで見えていなかったエクソシスト達が動き始める姿すらはっきりと分かる程であった。
その中で、一番最初に、自分の方に向かってくる敵の姿。
それは剣を持ち、盾を持っている男であった。
その姿に対してミカヅキは何の感情も湧かなかった。
いや正確には違う。
木の棒を正確に、女を捕らえるはぐれエクソシストに投げた時点で、ミカヅキにとってこの男は殺すべき存在となったのだ。故に、その男がミカヅキの投擲により真っ二つになった所で一切気にしない。
そもそも、今の状況において、ミカヅキはこの程度の相手、一瞬あれば全て殺す事が出来るからだ。
そして、ミカヅキは木の棒を投擲した。
投影された木の棒は、こちらに向かっていたはぐれエクソシストの身体を次々と抉りながら、狙った場所へと命中させる。
それは心臓、腕の付け根、腹部などであり、確実に致命傷となるような攻撃ばかりだ。
それは、ミカヅキ自身の技量であり、相手が回避することを許さない。
「がはぁ」
そして、ミカヅキの攻撃を受けたはぐれエクソシストはそのまま倒れ込む。
たった一本の木によって殲滅した光景に、驚きと恐怖がある村人達。
だが、その中で、女性はゆっくりとミカヅキに近づく。
「感謝する。
あなたのおかげで私達は助かった」
「別に、あんたの事を気に入ったからだ。
えっと」
「バーゲスト。
それが私の名前だ」
その名前に対して、ミカヅキはバーゲストの顔を見つめ、何かに気付いた表情を浮かべる。だが、そのことについて何も聞かずに、再び視線を村に戻す。
その先には、まだ生きている人の姿があった。
「あなたがいなければ」
「きっと多くの人が死んだ事だろう」
「さっきの言葉から察すると、あいつらに襲われた経験があるんだろう?だったら仕方ない。あの時、あんたが襲われていなくても俺が同じ行動をしたかもしれない」
「それに、今回は助けられたのはこっちなんだ。お礼をするのならこちら側だろ」
その言葉を言われたバーゲストだがしかし、彼女は首を横に振って否定する。
「それに、俺は悪魔だ。
無償で助けた訳じゃない」
「そうですか。
では、望みは一体」
ミカヅキの言葉に、バーゲストは息を呑みながら聞く。
「バーゲスト、俺の騎士になれ」
「えっ」
その言葉に思わず、戸惑ってしまう。
当然である。騎士になれと言う事は、主従の関係になるということであるが、それについて詳しく理解出来ていないのだから、反応としては当然の事と言える。
だが
「私なんかで、よろしいんでしょうか」
それは戸惑いに近かった。
「村人を守ろうとする強い心に俺は気に入った。
普段は村の守護して欲しいが、いざという時には、俺の元に来て欲しい。
俺の眷属悪魔として、騎士として」
騎士とは主人を守り、支える存在で、その実力については高いとされている。
それはつまり、騎士として選ばれた以上はその実力の高さが保証されるようなものなのだ。
「分かりました。
私のような未熟者でもよろしければ」
だからこそ、バーゲストはこの場でミカヅキに対して忠誠を示すことにした。
同時に、ミカヅキはその手に持った騎士の駒をバーゲストに渡した。
それを、まるで王から剣を受け取るようにバーゲストは「ありがとうございます」
と言い、その駒を大切そうに受け取った。
その後、エクソシストの全滅が確認されて、村人達を全員で安全な場所まで連れて行く。
その際のバーゲストの行動には、ミカヅキに対する深い信頼が見て取れていたのだった。
登場するヒロインは
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ロイガン・ベルフェゴール
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キスショット
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妖精騎士ガウェイン
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アルトリア・ペンドラゴン
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ブラダマンテ
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ナイチンゲール
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長尾景虎
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マシュ・キリエライト
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ニキチッチ
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巴御前
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玉藻の前
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ミラ
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ウィズ
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2B
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クレア・ヴィクトリアス
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カリオストロ