※この作品はR-18です。

神技一刀´   作:TETUYA

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『神技一刀』 7章
七章・一話:囚われの性


七章・一話:囚われの性

 

 

 

 甚大高校・体育館2階のプール場―――

 

 高らかに響き渡る笑い声は大道寺義影に間違いない。彼は野太い声で笑い、全身に泥の

様な汗を流し、各務悠也の髪の毛を鷲掴みで引っ張ってこのプール場へと戻って来た。

『・・くっ・・(身体が言う事を聞かねぇって、ンだ・・・・)くっ』

 更衣室からずっと引き摺られてきた所為で背中が痛い。また、穿いていた競泳水着がず

れて心地悪さがある。

『ここでお前を終わりにする―――そうすればお前は俺の女になる』

『て、め・・ッ、・・―――うあっ』

 身体に染み付くドロドロの液体―――スライムにも似た正体が全く解らない。肌の上を

這う様に蠢きながら皮膚呼吸を封じてくる。

 息苦しく、口を大きく開けば、プール場に満ちる甘酸っぱい空気を吸って奇妙な気分に

晒される。

『か、らだが・・・あ、あつい・・ってンだ・・・・な、ンだ・・よ・・・これ・・・』

『はっはっ!!成功だ―――俺が“あいつ”から得た力だ。お前を屈服させる力だ!』

『・・・てめぇ、は・・何言って・・・解ってンのか、よ!!』

 大道寺は悠也の必死の怒号を楽しみながら聞く様子で、鷲掴みしていた髪を解放した。

 大道寺の手には、数本の悠也の髪が残る。手を離した際に引き抜いてしまったものだろ

う。それを手を軽く振るって落とす。

 プールの水が変化を起こす。ぶくぶくと泡を立ててまるで沸騰する様子を見せた。

 泡が弾けてむせ返る様な熱気が漂い始め、周辺が白む。

『くぁァァ・・』

 白む空気の中に木霊する悠也の声。その声の間近に大道寺は立って見下げている。

『お前は“贄”だ・・“あいつ”はそう言っていた』

『あ、いつ・・・?』

 苦しむ中で発する声には痛みを伴うよりも、激しい悪寒を伴っていた。その中でも自我

を強く保てるのは忍として鍛え上げてきた成果に相違ない。

 動けない身体のままスライムが全身を包み込んでいく。その中で競泳水着の中にスライ

ムは滑り込んでいく。

『くっ―――ッ!?』

 全身に這うスライムの感触の内、特に冷たい感触を感じた。水着の布地に凹凸を作って

蠢き続ける。

『今から儀式をしてやる―――お前の心を拘引して、俺の女となれ・・各務悠也』

『くっ・・・やっろ・・ォ・・ちぃ――ッ、くっ・・』

 悠也は動けない身体に無理矢理に力を入れ込んだ。激しく引き締まる筋肉を見せて、軋

む骨の音を聴きながら立ち上がる。

『ほお・・ォ。俺の拘束(ワークス)に歯向かうのか。凄いぞ・・各務。お前って奴は』

『何が何でも―――オレは・・オレはァ!!負けられぇってンだっぁ!!!!』

 声を強めて全身に力を漲らせる。その姿を見て―――スライム塗れの姿を大道寺は心地

良い様で観察した。

 

 ―――お前の言う通りだったな・・・なあ。これで俺様の天下が来るんだよなァ?

 

『引っ掛かったな―――各務!』

 ニヤッ――笑う大道寺の不気味さが、悠也の瞳に灯る――瞬間、鋭い快感の波が身体に

押し寄せてきた。

『苦ゥ・・くっぁ!!!―――ッ!?』

『ふっ―――』

 悠也の身体に這っていたスライムが淡い光を放つ。その光を受ける肌が敏感になり、ま

さに悠也の肉体に快感を与えていた。

 スライムによって身体を犯されていく。今度こそ身体の自由が奪われるのは、全身に漲

ろうとしていた生気がスライムによって抜き取られていく所為に間違いなかった。

『俺のモノになれ―――よ』

『苦、ぅ・・ァぁぁ!!』

 身体に及ぶのは疲労感か、それとも生気を抜き取られる中で感じる死の恐怖だろう

か・・・どの考えも明確な答えとならず、それを嘲り笑う様にスライムが身体を支配しよ

うと蠢いてくる。

 特に大道寺の卑猥な瞳を感じる中、両腕は勝手に動くかのようにして上がっていく。肩

の高さで水平に保つと、掌さえ開かされた。

『脱げ―――』

 胸が背中からスライムよって押されて強く張る。鋭くも綺麗な胸筋が鮮明に映える。

 左右の乳首に濡れ掛かるスライムがもぞもぞと蠢く事で、確実な快感へと押し出されて

いく。それを止められない現実と屈辱に塗れるしかない。

 大道寺の命令がスライムを活発化される。

『苦アァ―――、な!?・・何すンだ!!!や、やめ・・ッ!!――――くっぅ!?』

 呆気なく競泳水着は脱がされ、今は足首に絡まっている。

『っくく・・それがお前のか?―――想像通り、まあ・・・中くらいか?』

『ちく、しょ・・見ンな!―――くぅ!!』

 競泳水着に押し込まれていた悠也の股間は、少しだけ縮こまって見える。包皮に半分だ

け包まれる亀頭はその頂点を薄っすらと赤く染めている。雄々しい肉棒は太くも見えるが

整った感が見栄えを良くしている。

 そして、陰嚢は二つの睾丸を包んでずっしりとした重みを感じさせ、肉棒に生え揃う陰

毛が艶やかな漆黒を放つ。

『く、はっ・・やろ・・ォ・・・・・やめろ、って・・ン・・・くあっぁ』

 股間を包み込むスライムが巧みに蠢く。乳首や腋の下などの敏感な箇所へも群がり、悠

也を支配しようと動き出した。

『見せてみろ・・・お前の輝きを―――全部、奪ってやる』

『くっそ・・ぉ・・・てめぇは!!!!!――くあぁ!!』

 大道寺に向けて激昂しようとするが、その声はすぐに快感で変わってしまう。

 身体を動かしたい。身体が欲求越しに悠也自身に告げてくる。身体が熱い。火照り、肉

の味を極めたいと訴えてくる。

『熱い・・・熱い、も・・う・・駄目だ・・・・・・・―――――――――』

 肉棒が熱く滾り出す。スライムが形作る動きこそ女性の性器そのものであるが、女性と

の経験が無い悠也はそれを全く知らない。知らないだけに余計に身体に不安が満ちた。

 他人の前で勃起させられる。見られたく無いという感情が込み上げて頬や耳たぶを赤く

染め上げる。

 含みのある笑いを続ける大道寺に見られながら、悠也の感度は更に高め上げられていっ

た。スライムが精悍で均整の取れた肉体を昂らせる。

 刺激が全身に達し、強まる快感と共に。

『・・なっ・・くっ!!―――くっ』

『はっは!!―――どうだァ、イキたいか?―――くっく・・簡単にはイカせん』

『くぁぁ・・』

 快感が堰を切る勢いで身体の内側で荒れ狂っているが、スライムが急に動きを止めた為

に快感の本体を外に押し出すことが出来ない。

 動かしたい―――今すぐに手で握り締めて扱きたい。射精したい―――出したいと強く

願う様になっていく。

 全身に更に溢れる生気が、今の悠也の昂る感情そのものだ。それをスライムは吸い尽く

そうと動きを変えてくる。

 肉棒が弾ける寸前で、悠也は苦悶の表情を出し、激しく両目を瞑った。すると、大道寺

の臭い息が鼻の上を流れた。

『精通はいつだ・・――――言え。白状すれば、大人しく解放してやる』

『くあァ。―――アァァ!!』

『いつだ・・・13歳か?―――それとも15歳くらいか?ん?』

 悠也の肉全てが悲鳴を上げている。それを堪える事がもはや出来ない。耐えることも許

されず、尚且つ、発散する事も許されない地獄が身体に漲る。

 言えば解放される。早く言おうと思う分だけ恥辱感が増して口を噤む。が、快感は酷く

身体を支配して悠也の思考を奪っていく。

 何も考えられず、思考状態も無茶苦茶に成り果ててしまい、そして、喘ぐ声を何度か発

した後、唇を震わせて・・・

 

『きゅ・・9歳・・・・・・・・』

 

 呟く声がプール場には確かに聞こえた。屈辱に塗れ、恥辱に汚される中での悠也の告白

が始まっていた。

 

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