※この作品はR-18です。

神技一刀´   作:TETUYA

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九章・六話:若鮎の旨味

 血で染みていく―――

 

『もはや遅い・・・悠様全て、ぼくが貰い受ける』

『くぅっ!』

 四肢は流血の触手で拘束されている。身動きが叶わない状況にまで追い込まれた悠也は、

獣鬼と化した相澤に抗う力さえ奪われ始めていた。

 触手が悠也の頬を舐める。涎の様な血が頬を伝い、緩やかに肌の上を伝いながら落ちて

いく。この流れ落ちる際に感じる血は冷ややかである。まるで今の相澤の心を象徴する冷

たさだった。

 相澤の姿を形作る流血が悠也へと近付いていく。今、悠也の身を包む唯一の肌着へとそ

っと触れた。

『黒のボクサーブリーフ・・ですか。これは絆さんにでも買って貰った物ですか?―――

お似合いですよ。ぼくは好きです』

『・・・さわ、るな・・』

 強弱を伴う声は怒り満ちている。その悠也の声を聞いて、相澤は若さを堪能するかのよ

うな微笑を流血の中に浮かばせた。

 悠也の下唇を指で触れる。伝い終わった所には血がこびり付いた。

『くっ』

『ふふ。それしか言えませんか?―――この口は・・しかし、柔らかく心地の良い感触で

す―――非常にね』

『相澤・・オレをどうするつもりだ・・』

 キッと睨む。この瞳の中に今は怒り以上に不安が宿っているのを、相澤は観察眼で既に

悟っていた。

『まだ子供なんですよ・・悠様は、―――お父上(霧生宗真)の様な凛々しい漢になるに

は、十年ほどの歳月が必要かと思いますが、非常に残念でなりませんよ?』

『・・・・』

『悠様―――ぼくが教えて差し上げます。若いと言うまだ熟成されていない男の弱さを』

『・・・何を・・――――――――ッ!?』

 突然に悠也の身体が爆ぜる様に震えた。相澤の滑りのある指が乳首を押し潰す様にして

押さえてきたからだ。爪を若干だけ立てて細やかに動かして刺激する。

『表情が変わりましたね・・・ここが弱い?―――ならば、もっとして上げましょう』

『―――――、う・・く・・』

 痛みが両方の乳首を中心として広がっていく。弄くられる内に突起となっていく。円ら

な突起が相澤に知られると、流血の触手がそこに群がった。

『痛っ・・くっ。や、めろ・・っぉ』

 顔を俯かせて髪を乱す。流血の冷たさが胸部の奥まで染みてくる様で、それが痛みなの

か、それとも何か別の刺激なのかを判断しかねた。

 若々しく漲る肌は、流血が垂れても染み付かずに流れ落ちる。綺麗に発達した筋肉を赤

く彩っていく。

『ハァハァ・・ハァ。ハァ・・・うっ、く・・』

『どうやら前に相当、ここは苛められた様子ですね?―――これほど感じるとは・・』

 相澤の言葉で大道寺の事が思い浮かぶ。確かにここまで乳首に刺激を受けるのは、大道

寺の責めによる後遺症が残っていると言わざるを得ない。

 相澤が、胸部に左上から右下腹部へと引っ掻く。悠也の肌は若干の淡さで染まる。

 腹部の相当の引き締まりの中に薄っすらと浮かび上がる引っ掻き傷が、相澤の心に鮮明

に描写される。

『凄い・・』

『・・・・』

 口を噤む悠也は、成すべき事も出来ず、ただ痛みに耐えるのみだった。しかし、その僅

かな抵抗すら相澤は打ち砕く術を知っていた。

 悠也のボクサーブリーフへと触手が群がる。一気に内部へと滑り込むと、布地を無数に

押し上げる様を見せた。

『かはっ!?―――くあっ!?』

『ははっは。可愛く啼いて下さいよ!』

 ボクサーブリーフが内側から濡れていく。思わず声を上げてしまったのは、性器を触手

が鷲掴みしただけではなく、陰毛に絡まって引っ張ってきた所為もあった。

 女性を知らない悠也には、触手の動きは艶かしく心地良すぎるものがある。否定出来な

い感触を前にして恐怖が表情に出ていこうとするのを、咄嗟に唇を噛み締めて封じた。

 触手に拘引されている両方の腕の筋肉が、力が入った所為での引き締まりをみせる。両

拳も強く握り締められ、淡い刺激による感触が全身に行き届こうとするのを防ぐ様でもあ

った。

 しかし、今の悠也の必死の行動も相澤にはお見通しである。言わば熟知しているのであ

る―――悠也の“若さ”を。

『ピチピチした肌・・繊細なほどのこの肌が包む強靭な筋肉達・・・鍛え上げた麗しい忍

―――悠様・・貴方はぼくによって堕ちる』

『あい、ざ・・・うあ!?―――・・やめ、ろ・・・やめ・・・そこ・・は・・くっ!?

―――くあ』

 ボクサーブリーフの布地が激しく動く。触手が肉棒を捉えて扱き出した。

 触手の激しい動きに伴って、次第にずり落ちていくボクサーブリーフであり、艶やかな

肌が徐々に見えてきた。

『濃そうか、薄そうか・・・この目ではっきりと見届けて上げましょう』

『・・・くあぁ・・――――ああぁ、くふっ・・』

 陰毛が現れた。続けて縮こまった肉棒の付け根も露出した。徐々に暴かれていく悠也の

性器である。その性器の若さを相澤はこよなく愛でる様に知った。

『ほう―――剥け過ぎず、且つ、剥け切ってない。まあ、高校生レベルではこの程度でし

ょうか?けれども、麗しい・・・なんと見事で綺麗な“肉”なんだ』

『み、る・・な・・・くあぁ!?』

 半分露出する亀頭は、包皮に中途半端に守護されている。それを触手が剥こうとしてい

るのだ。動きが卑猥になり、その動きに悠也は怯えた。

『やめ、―――ろ!!―――やめ、っぃ・・くっはぁ。くっ・・そ、れいじょう・・は、

やめろぉぉ!!!!!』

 二つの触手が亀頭に絡み付いて包皮内に侵入した。絶え間なく動き、若く清純な亀頭を

刺激していく。

 包皮が卑猥に捲れ上がっていく。徐々に露出を極めようとする間際で、相澤は顎を急に

上げて合図した。

 

びゅるっ――――――

 

『くっ―――くぁぁぁあああ!!!!』

 痛みなのか、相当の刺激が脳髄を貫いた。一気に腰が震え、身体に鳥肌が立った。

 薄桃色に輝く様が遂に暴かれてしまう。穢れを知らないその部分へと刺激する触手であ

り、括れに至るまで思う存分、群がって舐めしゃぶった。

『皮を被っていれば汚れてるでしょう?―――綺麗にして差し上げますよ』

『やめ、ろ・・やめろっぉ!!!!!!くあっぁ。くはっ―――』

『おやおや、どうしました?―――先程より息が上がってませんか?』

『くっ・・』

 悠也の頬が真っ赤に染まっている。そんな表情で睨まれても凄みを感じない。

 乳首に群がる触手。性器に群がる触手。そして、腋の下に生える毛を弄ぶ触手。肌の上

を滑らせる触手。全てが相澤の思い通りに運んでいった。

 悠也は、相澤の術中に陥ってしまったかの様に、卑猥な反応を見せて善がりだした。

 流血の触手が肌を伝う。その冷たさで発汗が先程から全く無い。熱いと身体の奥は感じ

ているにも拘らず、肌の表面が冷たい。

 上昇する熱は冷たい皮膚表面に阻まれ、体内で行き所を失う。次第に暴れ狂い始めた。

『ハァハァ・・・・も、う・・・・・だめ・・だ・・・・くっ、くっ』

『おやおや・・これはこれは・・・・』

 限界に達しそうな悠也より諦めの言葉が漏れてくる。その言葉を受けて、悠也の全身と

表情の歪み具合をこよなく観察する相澤は、悠也を馬鹿にした様子の嘲笑を見せた。

『ふふ。亀頭は女の味を知らず、皮も捲れもしない有様では・・・忍としては失格なので

は?―――ああ、そう言えば弟君もそうですがね』

『・・・・お、とう・・・と・・』

『はい。相葉悠輔―――相葉家の次期当主として育った彼こそ、霧生宗真が奥方に生ませ

た二番目の子供―――つまりは悠様の弟になります』

 包皮が盛んに捲られる。起ち上がっていく肉棒の様を、そこに集中する熱によって悠也

自身が知る。

『彼は貴方を憎んでいます――――それは何故か・・もう知る必要は無いでしょう』

『くぁぁ・・・』

『身も心も全てぼくが戴きます。この身、朽ち果てて獣鬼と化しても、情念は悠様を欲し

ますからね――――』

『ゆ、う・・す・・け・・・・・・・・・くはっ。ハァハァハァ、ハァハァ。ハァ』

 扱かれ続ける肉棒が、相当に気持ち良さを得ていると訴える。激しく募っていく射精感

が頭の中で堂々巡りを繰り返す。

 快感が悠也の肉体を押し開こうとする。腰を前に突き出し、限界を放出したいと亀頭が

激しい赤みの灯し具合で訴えてきた。

 悠也は相澤の前に青少年の溌剌さの全てを曝け出した。呼吸を乱す中で漏らす喘ぎ声に

対して相澤は、深く満足感を覚えていた。

 しかし、射精は絶対にさせない。青少年には残酷すぎる様をこの目で見たいという欲望

が相澤の目には語られている。

『くあ、くあ。くあ・・くっはっ・・ハッ、ハッ、ハッ・・ハッァァ・・くっはぁ・・』

 顔を何度も振る。飛び散る流血と激しく律動する悠也の身体。弾ける寸前で止められた

快感が恐怖を生む。

 全身を縦に動かし、腰を突き出す動作を極めて欲情を吐き出そうとするが、触手は上手

い具合に動いて、射精を完全に止めていた。

『取って置きを残してあります・・・悠様は童貞でいらっしゃいますから、それを捨て去

って後悔して下さい・・・・』

『あい・・くあぁ!!―――ハァハァハァ・・・くっ・・・(もう・・!!)』

『させません!と言っているでしょう!!』

『くあぁ!!!――――あっぁぁ・・っぁ・・』

『ふふっ・・・縮こまらせもさせませんし、勃起も中途半端にしておきます・・・若い悠

様には残酷でしょうが?―――我慢し切れない時は、ぼくに「お願い」することです』

 相澤の唇を形作る流血が、はち切れそうに膨れ上がった亀頭へと近付き、そっと唇を付

けた。

 触手が悠也の四肢を解放する。どっと床に崩れ落ちる悠也は、立ち上がれずにその場を

流血の中でもがかせていた。

 相澤は悠也を冷ややかに見下ろし、右足を軽く上げると縮こまろうとする寸前の性器へ

と押し付けた。ぐいぐいと刺激を加えると、悠也は呻いた。

『射精はさせませんよ―――今の悠様には地獄でしょうが、コリコリと感じる肉の具合は

ぼくにとっては最高です』

『くあ・・くあぁ・・くあぁ・・・ぁ、ぁ・・ぁ・・』

 悠也の瞳より輝きが失せていく。次第に呆然となり、次第に相澤の術の影響力に堕ちて

いった。

 そして、相澤が悠也の性器より足を話した直後、悠也は身体を一度だけ大きく震わせ、

『うふふ・・・ふふふ・・』

 相澤が嬉しそうに見守る中、悠也は・・・

 

どぴゅ・・どぴゅ・・・・・どぴゅ・・

 

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