パートナーがちょっと離れていく話 作:灰泥
今投稿を用いて、再度投稿期間が開くかもしれませんことを謝罪いたします。
理由? この世界で生きていくため、それぞれの月に開催されるイベント参加のためにお金を稼ぐために、私は社畜となって働くためですwwww
「……はあぁっ」
ルーテシアは自室のベッドに寝転がって大きなため息をついた。本当ならばエルダとキャロを連れて、自慢のルーテシア一家を見てもらおうと予定していた。
予定していたのだが、その予定はあの光景を見たせいで一気に崩れてしまった。
今頃なら二人を連れて案内をしている最中だったのだが――。
『んむっ♡ んんぅ♡ エ、エルダさん……っ♡ キスだけじゃなくって、胸も触ってくださぁい♡』
『あんっ♡ やぁ♡ ん、っはぁ♡ ぁああん♡』
「~~~~~~~っぅぁぁあぁあ!」
脳裏に焼き付いてしまっているキャロの淫靡な笑みと口と舌の性交。そして、セクシーな黒のランジェリーを身にまとったあの姿。
あの姿を見て以降。二人を案内することなんて到底できず、部屋に閉じこもっていた。ついでにその時に濡れてしまった下着を履き替えた。キャロのランジェリーと比べると到底色気のかけらもないただの純白のパンツだ。
忘れたくても忘れられないあの光景をかき消そうとして声を荒げるルーテシア。無論そんなことをしても消えるわけもないので、ただただ悶えることしかできない。
「っていうか!? あの二人ってそういう関係なのっ、エリオとはどうなったのっ!?」
ルーテシアはくすぶっていた独白を思わず声に出して叫んだ。
エリオ・モンディアル。キャロの兄的存在であり、公私共にパートナーでもあるはずの存在。そんな彼を放って、エルダと共にここに来た挙句、あんなことをするだなんて信じられなかった。
可能性としてあり得るのは、エルダがキャロを無理やり――。
「いやでも、無理やりされているわけでもなかったわよね……どっちかっていうとキャロが求めていた気が」
そう言いながらルーテシアの脳裏に再びあの光景が……。
「ああんもう! それはいいんだって、私! いまはあの二人のことを――!」
「ルーちゃん?」
「うひゃあああああああああああ!」
扉の外側から響いたノックと件の人物からの声に思わず悲鳴を上げてしまうルーテシア。
「キャ、キャロ!? どうしたの!?」
「えっと、お部屋だけじゃなくって、ほかの施設も案内してもらえたらなって。それなら迷わずに過ごせると思うから」
「ふぇっ、あっ、そ、そうねっ! あははは、ごめんっ、すっかり抜けてた!」
正直なところ、あんな光景を一方的に見てしまったために、キャロの顔をまとも見る自信がない。
だがこのリゾート地と化しているアルピーノ家をそのまま放り出すわけにはいかない為、ルーテシアは覚悟を決めることにした。
(……よしっ! 女は度胸!)
そう決意を新たにして、ルーテシアは部屋から出ていくーー。
「さあっ、お待たせしまし、た……っ」
そのあとに続くはずだった言葉が出なかった。その理由は目の前にいるキャロの姿を捉えたから。
この惑星にたどり着いたキャロは自然保護課局員の制服を着用しており、今もなおそれは着用している。
しかし、制服はともかく、それを身に着けているキャロの様子が異なっていた。
キャロは頬を紅く染めて息切れした身体を休ませるように何度も肩を上下させていると、胸が大きく上下していた。そして、口内に何かを蓄えていたそれを「ごくっ♡ んくっ♡」と何度も喉を鳴らしながら飲み込んでいく。 更に口元から白い液体をとろりと垂らしては指でそれをぬぐっては口に運んで行った。
またキャロの首筋には赤い跡――キスマークと言われるものが一つあった。
「んっ、ルーちゃん? どうしたの?」
「!? んっぁ、いやっ、な、なんでもないわっ! さぁ、このアルピーノ家をとくとご覧あれっ!」
見惚れていたルーテシアだったが、すぐさま正気を取り戻してはキャロの手を掴んだ。そして、そのままキャロをリゾート休養施設水準に改造しているアルピーノ家の案内を始める。
(うわわわわっ、ま、またなんであんな姿になってるのよぉ!?)
淫靡なキャロの姿に悪態つきながらも、すっかりと見入ってしまったことにルーテシアは恥じながらそれを決して面には出さずにして、勢いそのままにキャロの手を引っ張っていく。
――――そんなルーテシアの後ろ姿を、キャロが微笑ましそうにしながらも誘惑的な笑みを浮かべていることに気づかず。
一方でエルダはというと部屋の中にいた。
「……」
「むっ!? そこを打たれるのは痛いよ、ガリューくん」
「……」
「いやいや、まだチェックメイトではないよ。それならここで――どうだ!」
「!?」
こちらは先ほどキャロと性交を送っていたとは思えないほどの、真面目ながらも穏やかな様子を浮かべて、ガリューとチェスを打っており、中々いい勝負を送っていた。
……しかし、彼女と性交を繰り返していた証拠は、キャロの愛液と彼の精液で濡れた下着の中に隠されている。
無論それに気づいているのはエルダのみで、ガリューは気づくこともなく、エルダとのチェスを繰り広げていた。
* * * * *
――キャロにアルピーノ一家を案内を終え、エルダとガリューのチェス勝負がひと段落をついた後。メガーヌの作った豪勢な夕食をみんなで食べ終えてから、ルーテシアは自室に戻るために廊下を歩いていた。
しかし、いつもなら楽しいはずの夕食が憂鬱さを少しばかり覚えていた。その理由は無論キャロだ。
部屋で行われたエルダとの性交のこと。そして廊下で見たあの姿のこと。淫靡な情事とその姿を間近で見た挙句に友人を淫靡に見えたことは、正直気まずさしかなかった。
夕食の時もなるべくキャロを見ないようにしていたが、何故かキャロはルーテシアに声をかけることが多かった。その都度適当に何とか切り上げることで乗り越えることはできた。
だが、それもずっと続けるわけにはいかない。なるべくあのような光景が見るようになったとしても流せるような大人にならねば……。
「まぁ、そのうち慣れ――ちゃ困るんだけどっ! でも、そうするしかないっ!」
ルーテシアは自分に言い聞かせるように言葉を紡ぎながら――エルダの部屋を通り過ぎようとして動きが止まった。
「……ぅ」
思い出すのは、口と舌による性行為と愛撫されているキャロの姿。
もしかすると、もしかしなくとも、またあの姿が見れるのではないか……。
扉は完全に締まっている。防音対策もばっちりのため、音漏れもないので何も聞こえない。
「…………っ」
だが、もしかすると。扉の向こう側にはあの二人がいるのではないか。
見てはいけない、入ってはいけないと否定し続けるも、それよりも見てみたいという欲求が打ち勝った。
今度はもう打ち消すことができなかった。そしてゆっくりと腕を上げてドアノブに手をかける。
「あっ、はぁ……」
音を立てることなく、ゆっくりと開く――指2本分入るか入らないか程度の狭い隙間。覗き見るにはちょうどいいくらいの広さだ。
そして、その目を隙間に入れた。
『あああっ♡ ああっん♡ あっ♡ んんっ♡ あひっ♡ おっ♡ んっ♡ んむぅっ♡』
裸になっている
しかも、キャロは腰を自分でかくかくと動かし、貪欲に性を貪っている。
「うっっ、あっ、ぁぁ」
初めて見る、オスとメスの遺伝子を混ぜ合わせて子孫を作るための子作り交尾。しかもその交尾をしているのが友人であるキャロと中年男性であるエルダ。中年特有のコッテリとした匂いと少女特有の甘い香りが部屋中に混じり合っていた。
『あっあっあっ♡ んあっ♡ やああぁん♡ あああぁんっ♡』
『っぅあ、ここに来た時もしたのにっ! まだまだ俺の精液が欲しいのかい!?』
『ほしいっ、ほしいっですっ♡ あぁんっ♡ エルダさんのぉ、せいえきぃ♡ おいしいからぁ♡ もっともっと、のみたいのぉ♡』
キャロの唇から漏れ出る嬌声は彼女の年齢を疑うほどに艶やかで、存在を主張する双山はエルダの腰使いに応じて揺れ動く。
そんな二人の交尾を覗き見しているルーテシアの頭に霞がかかっていく。口元を両手で抑え、赤ら顔で二人が絡み合うのを凝視する。胸の高鳴りを感じながらルーテシアは内腿を擦り合わせる。
エルダとキャロの結合部を見つめていると、愛液が肉棒に滴り、キャロの秘所はエルダの肉棒を難なく受け入れて耕されていく。
『んぅっ♡ はあっ♡ んぐっ♡ んっ♡ やあんっ♡』
『ははっ、キャロちゃんのお尻は揉みしがいがあるねぇ。飽きなんて全然来ないよ』
『えへへへ♡ うれしいですっ、エルダさぁん♡ もっと、もぉっと揉んでくだ――やぁん♡』
『言われなくとも! このお尻はもう俺のものだからね!』
キャロの腰から尻肉につかみなおしたエルダの手。尻肉を揉みながら、肉竿の先から根本までが、ドロドロになっているキャロの膣内を何度も往復する。
乳房を弾ませ、小柄ながらも妖しく成長段階を見せる肉体をくねらせるキャロ。その表情は情欲に歪みながら喘ぐ。
(……キャロ、あんなに気持ち良さそうにしてる、なんてエッチなんだろ)
知らず知らずに熱い吐息を吐き出すルーテシア。彼女は腹奥の疼きが誤魔化しきれないほど肥大化し、二人の濃密な交尾に充てられていた。
『あぁっ♡ ひゃあん♡ はっ♡ あっ♡ あんっ♡ んあんっ♡』
キャロは快感と幸福感に満ちた表情を浮かべながら、全身は震え、彼女の身体中から汗が噴き出ている。
(……すごい……気持ちよさそう)
ルーテシアのその手は自身の秘部へ手を伸ばす。
『あああ♡ あぁぁぁあああああ♡ んっ♡♡ イク♡ あああっ♡ またイっちゃうぅ♡』
エルダの肉棒がキャロの子宮を突くたびに、絶頂を迎えるキャロ。貪欲な彼女はさらなる快楽を求めようと、腕を強くしてエルダにしがみつく。
『んぅっ♡ あむっ♡ あぅぅっ♡♡ んんっ♡♡ んあああああっ♡』
キャロの嬌声がだんだんと大きくなり、エルダの腰つきはどんどん激しくなる。小柄ながらも肉付きのいい尻が波打ち、キャロの乳房は跳ね踊る。
「あっ、んっ、ダメ……ダメなのにっ」
扉の隙間から見える交尾と淫らな匂いにつられるように、ルーテシアは声を噛み殺しながら、白いワンピースをまくり上げて、右手を下着の隙間に滑り込ませる。そして、指を動かし、空いている左手で漏れ出る甘い声が出る口元を必死に抑える。
『イックうううううううう♡』
「――――っんんっんぅ!」
キャロが絶頂を迎えると同時に、ルーテシアも自身が予想以上に興奮していることに気付かなかったため、想定以上の快感に堪えきれず、甘い声を漏れだしてしまった。
「あっ……はぁっ……や……やば」
興奮は一瞬にしてサッと冷め、ルーテシアは快楽で震える身体を無理やりに動かそうとする。友人の痴態を眼にしながら自慰行為をしてしまったことに今更ながらの罪悪感を覚え、バレてしまう前に逃げ出そうとしたが――。
扉の隙間から伸びた腕がルーテシアを掴んで、そのまま部屋に連れ込まれてしまった。
「きゃんっ!」
力任せに引っ張られてしまったルーテシアは床に転がってしまう。そして自分が二人の巣窟に入ってしまったことを理解して、すぐさま起き上がるも。
「ルーちゃん♪」
ルーテシアの目と鼻の先に、汗まみれになりながら股下から精液を垂れ流している笑顔のキャロが座っていた。
「キャ、キャロ……」
「もうっ、覗き見しちゃだめだよ」
いつもの笑顔を浮かべながら注意してくるキャロ。だがその笑顔はにんまりと妖美に歪んでいた。それがより一層に不気味さを感じさせる。
「あ、あの、さ」
「1回目ならいいけど、二回目でしかもオナニーしながら見てるなんて流石に見逃せないかなぁ」
「!?」
バレていた。覗いていたことも、しかも自慰行為していたのも。恥ずかしさで顔を赤く染まり、頭の中が混乱しかける。
「……ねぇ、ルーちゃん」
――――女の人の悦び、知りたくない?
その言葉はまるでサキュバスのささやきのようだった。純粋な乙女を淫らな道を歩ませようとする、魅惑的で危険なもの。
普段のルーテシアであれば即座に逃げ出しただろう。しかし、今の彼女は交尾の匂いとその光景に充てられ、さらには自慰行為をしてしまった快楽と興奮で、熱い吐息が漏れ出る。
そして――。
「あ……っ」
目の端にたまたまエルダの肉棒を捉えた。座り込んだルーテシアに近づいてくる、エルダ。
しかし、ルーテシアは逃げることなくただ近づいてくるエルダを見つめていた。
「どうするんだい、ルーテシアくん?」
そして、エルダの肉棒がルーテシアの顔に影を作る。
「…‥っ!♡」
ルーテシアはエルダの肉棒に圧倒されていると、身体を震わせた。
(う……あっ……ああぁっ)
雄々しい肉棒から漂う雄の臭いに女としての本能が反応しだす。
ルーテシアの下腹部に甘い疼きが走り、底冷えしたはずの熱が再び燃え上がる。そして肉棒に鼻を鳴らす。
やがて、トロリと興奮を宿す瞳へ変わり、艶めかしい赤い唇が曲線を描き、熱い吐息が漏れ出た。
「しり、たい」
震える声で言った。
「知りたい、です」
しかし、その震える声は決して恐怖ではなく。
「私も、混ぜて、ください……っ」
肉欲と性の興奮が入り混じった、女としての情欲に満ちたものだった。
そして、そんな彼女を見て、キャロは一言。
「ようこそ、私たちの世界へ……♡」