パートナーがちょっと離れていく話 作:灰泥
「ごめんね、エリオ君。今日もエルダさんと一緒に行かないといけないの」
「そっか……こっちこそごめん、無理を言って」
「ううん! 気にしてないよ、それじゃあまたね!」
そう言ってキャロ・ル・ルシエが離れていく後姿をエリオ・モンディアルは見守っていた。そして、二人を見守っていたであろう中年男性――自然保護隊に長年務めているエルダという――に近寄って、談笑しながら離れていく。
キャロとエルダの後ろ姿が見えなくなったのを機にエリオはため息をついてしまい、彼の近くにいた彼女の使役竜であるフリードが首を傾げていた。
「あぁ、ごめん。大丈夫だよ、フリード」
ここ最近。キャロとコンビを組むことが少なくなった気がする。いや、自然保護隊に勤めている以上、他の人材と組むことなんてざらだ。こちらが気にしすぎかもしれない。
それでも、やはり寂しさは感じてしまう。機動六課時代からともに付き添い、戦ってきた仲だ。
(でも、それは僕だけじゃないか)
きっと、キャロもそれは同じことだろう。現にさっきの会話の中でキャロは申し訳なさと寂しそうな様子を見せながらも、懸命に振舞っていた。
相棒である彼女が懸命にしているのだ。ならばエリオも寂しがっている場合ではないだろう。
「さっ行こうか、フリード! 今日も頑張らなくちゃ!」
使役竜であるフリードを奮い立たせるように、自分にも言い聞かせるようにそう言って、エリオはフリードと共にその場を後にした――。
自然保護隊は、担当地域の自然と生物の保護・調査を担う職務だ。民間研究者への協力や各種探索、密猟者対策なども様々な担当をしている。
中年男性であるエルダとキャロの仕事は担当地域の調査だけだった為に、昼休憩は今日はいつもより早めだった。
「ふぃぃ、やっとお昼休憩だねぇ」
「……は、はい、ようやく休めますね」
充実感に満ちた笑みと言葉の重みを放つエルダとは裏腹に、キャロは頬を赤く染めながら息を絶え絶えにしている。相反する様子を見せる二人は、近くに建設されていたログハウスに休憩のために入った――。
「あ、あの、エルダさん……」
「なんだい、キャロちゃん」
キャロの控えめな声掛けにエルダが振り向く。すると、そこにはキャロが自然保護隊の制服の上着とスカートを脱いでいる姿があった。
突然の行動に常人であったら驚愕と共に着替えるように促すのだが、エルダはそんなことを一切することなく、先ほどの人のいい微笑みから厭らしい笑みへと変わった。
「おやおや、どうしたんだい。急に脱ぎ始めて」
「むっ、むぅう、お仕事しながら弄っていたくせに意地悪ですっ」
むくれながらもキャロは白々しい態度を見せるエルダを睨みつけるも、頬は赤く染まり、瞳は蕩けきっているのであまり恐怖を抱かない。それどころか子猫が強気な態度を見せる可愛らしさしか感じられない。
キャロは思い出す。調査に赴いていた際のことを。
『お、おっぱい、だめ、だめですよぉ♡』
ゴツゴツとした大きな手でキャロは制服越しから小柄な尻を揉まれるだけでなく、股間を弄ばれた。上半身である胸も揉まれながら乳首を摘まれた。
『ちゅっ♡ んんっ、んむっ、んくっ、れろぉ♡ ちゅばっ、ちゅっうううう♡』
調査の合間にキスをされてしまった。啄むような優しい物でなく、舌を捻じ込まれた荒々しいキスだ。最初は戸惑ってしまったが、すぐにエルダの舌に応じて、自らの舌を絡ませた。
「あ、あぁぁ♡ もう、だめぇ♡」
調査の合間にされた愛撫を思い出し、キャロがスカートを下ろした瞬間にすべての制服が脱ぎ捨てられた。
「もう、我慢できないんですっ。ずっとエルダさんが弄っていたせいであそこはもうビショビショで、おっぱいの先も擦れちゃって、もどかしいんです」
そして、キャロの言う通り。彼女が身に纏う白い下着は濡れそぼっており、キャミソールから見える少女特有の慎ましかな胸の先である乳首は勃っている状態であった。しかもそれだけでなく、彼女の胸元や首当たりにはキスマークや赤い痕が目立っていた。
「もう、もう我慢できないんです、早く、早くシてください……っ♡」
そう言って、キャロはエルダに抱き着いた――。
* * * * *
「あっ♡ あぁぁ、んんっ、あっ、ああぁ♡」
簡易的なベッドの上でキャロは裸にされ正常位で寝転がり、エルダの肉棒と荒々しい腰の動きに押しつぶされそうになっていた。キャロの膣内に納まっている肉棒は、ぽっこり膨らんだ腹が目立ちながらも、彼女の膣内の肉壁を擦っていく。
小柄な身体では全部抑えきれないほどの乱暴なセックスだ。しかし、キャロは苦しむ様子を一切見せることなく、エルダの肉棒に翻弄されながら悶えていた。
「んひぃ♡ あぁっ♡ だ、だめぇ♡ ひもち、ひもちぃ、いいよぉ♡」
舌を垂らし、ハートマークが浮かびそうなほど瞳を蕩けされ、キャロも自分からも腰を動かして膣内の肉壁を擦り上げながらも膣奥に叩きつけていく肉棒を求める。
その度に子宮口を亀頭が突き上げ、何度も浅い絶頂に襲われながら喘ぐ声は止まない。
「あぁっ♡ あっあぁんっ♡ はぁぁっ♡ あっ♡ そこっ♡ そこ、すごっ♡ あっ♡ あぁぁっ♡」
秘蜜でぬめった小径を男根が我が物顔で進む度にキャロの掻き混ぜられた女陰から漏れる水音と、彼女が快楽に身を委ねながらエルダの肉棒を求める声だけが響く。
「あっあっ♡ もう、くる♡ くる♡ きちゃう――――♡」
キャロは反り返らせ、肩と足裏だけで体を支えるような体勢になると、全身を硬直させたあと痙攣しながら脱力する。どうやら絶頂を迎えたようだが、エルダは残念ながらまだ絶頂を迎えていない。
エルダはキャロの尻を下から抱き上げては、彼女の両手を自らの首に回させる。そして、キャロを正常位の体勢から抱き上げてエルダは自分の膝の上に座らせる。
「あっっ♡ あひっぃ――♡」
対面座位で子宮口をグリッと抉られてキャロの唇から声が漏れる。深い結合を求めてキャロは両脚をエルダの腰に回し、深く繋がろうとした。激しく抽挿されているにも関わらず、キャロは秘所から愛液を噴き散らしながら、幸せそうにしていた。
「んんっ♡ いい♡ いいのぉ♡ すごいぃ♡ もっとっ、もっとぉ♡」
キャロは体重を利用して深く、肉襞をめくってこれ以上は進めない場所までエルダの肉棒を受け入れていく。
エルダを気持ち良くさせたい。射精をサポートさせたい。その一心で、キャロはいやらしく腰をくねらせ始めている。子宮はエルダの亀頭にち吸い付き、必死に請うていた。
「きもひいいへふ♡ エルダさんのオチンポ、わたひのオマンコにズボズボしてるのぉ♡ もっろぉ……もっろひて、ひて、オマンコもっろひてほひいですぅ♡」
呂律も回ってない舌っ足らずな喋り方でさらなる抽挿を求めるキャロ。彼女から求めにエルダの腰振りもラストスパートに入る。
「あぁ♡ もう、ダメダメ♡ あっ、すごいっ♡ もうきちゃう♡ きちゃうのぉおおおお♡」
「くっ、イくぞ、キャロちゃん! 俺の精液を、その小さい子宮で受け止めろぉお!」
「は、はい♡ イクッ♡ イッ♡ ああ♡ あっ♡ イクイクイクイグッ、はあああああ♡」
互いにガクガクと全身を痙攣させて、二人は同時に絶頂した。
エルダの肉棒から放たれる精液が、熱い生命力の塊が、キャロの下腹部に満ちていく。
「あっは♡ ああぁ♡ あったかい、あったかい、よぉ♡」
噴射を膣で受け止めながら、キャロの視界はチカチカと白く眩い光に覆われていく。しかし、その最中でエルダの声が聞こえてきた。
「くふふふふっ、この姿をエリオ君に見せてあげたいなぁ。あのキャロちゃんがここまで乱れるんだからね」
「ふぇ、エリオ、くん……?」
絶頂の余韻を味わいながらもエルダの紡いだ人物の名前を耳にした際に、キャロは今更ながらに彼を思い出した。
キャロにとっては兄的存在であり、公私共にパートナーでもあるエリオのことを。
今日も寂しそうにしていた彼の姿が脳裏に浮かんだものの、それよりも――。
「あん♡」
キャロの膣内に挿入されている肉棒がうごめき、その存在感によって彼の姿が薄れた。
キャロはエルダの膝の上で快楽を得ようと再び腰を動かし始める。ぐちゅぐちゅと愛液と精液が混じり合うような音が響き合う。
(エリオ、くん……♡ あんなに一緒にいたのに、一緒に過ごしたのに、こんな気持ちいいこと……♡ なんで、教えてくれなかったの♡ もう私、エリオ君のこと……♡)
「あっん♡ ひゃっ♡ あっ、あぁぁぁぁ♡ んうっ♡ んんんん♡」
そして、キャロの動きに合わせるように、エルダも腰を動かし始める。互いに求め合うかのようにキスも始めた――。
その後の話は需要ありますか?