パートナーがちょっと離れていく話 作:灰泥
今話でエルダとキャロのいちゃラブシーンはありません。しかも短いです。
しかも、いつもより縮小した文字があり、見ずらい可能性があります。
「ちょっと見にくい!」や「文字を大きくしてくれ!」という意見がございましたら、感想に記載してください。
……また更新が遅くなった理由は、実は資格試験勉強の為です。今後もエルダとキャロのいちゃラブシーンが遅くなると思います。申し訳ございません。
二日間。言葉にしてみれば簡単なもの。
しかし、実際に体感するとやはりとても長く感じられた。しかもそれが、研修となれば余計にそう感じられてしまう。
一日の研修における8時間の座学とレクリエーションは、休憩時間を挟んだとしてもやはり辛いものだ。それも二日間の泊まり込みもなると、負担が重く余計に煩わしく感じた。
そんな二日間の研修に拘束されていたエルダ。陽が落ちていくのを目にしながら、大きくため息をついて自宅に到着したのだ。
「ふぅ……週明けには研修報告書も創らねばならんし、また忙しくなるな」
ブツブツと言葉を紡ぎながら、荷物などを適当に置きながら寝室に向かう最中にエルダはポケットの中から通信端末――携帯電話だった。魔法文化の世界で暮らす者としてはデバイスとそれ、両方を持つのは珍しいことだ。
デバイスは魔法を記憶し発動の際の演算補助を行ってくれる、魔法使用に特化したコンピューターだ。
しかし、逆に言えば魔法使用でしか使えない部分も多々ある。
それ故にデバイスとは違う、通信端末である携帯電話だからこその利点がある。
「今日もエロチャレンジ成功したか、キャロちゃん」
携帯電話の画面に映し出されていたのは一枚の写真。
その写真は――特徴的な桃色の髪の少女であるキャロ・ル・ルシエが頬を赤くしながら目元を携帯電話で隠し、鏡の前で黒いガーターランジェリーのショーツとエレガントなフラワーレースのブラジャーだけを身に着けた姿。しかも、オープンクロッチから愛液が垂れていた。
幼き少女の淫靡で背徳的な自撮り姿に、股間にぶら下がっている肉棒が強く反応するのが分かり、それと同時に舌なめずりをしてしまうエルダ。
「くくくっ、まさか本当にチャレンジを受け入れてくれるとはね。嬉しいよ、キャロちゃん」
このエロチャレンジというバカげた提案をしたのは、エルダだ。
研修に行く前、セックスの途中で、キャロが二日間も我慢が出来ないという発言。それはエルダも同じことで、あのキャロの身体を二日間も味わえられない上に見られないというのは、どうにも我慢が出来なかった。
故にエルダは提案をした。淫靡な自撮りを撮影してほしいことを。エルダ自身の欲望を満たしてもらいたいだけの身勝手なものであった。
その提案をキャロは受け入れた……自分の痴態をエルダに見てもらえるという喜びを感じた。それが、先ほどの黒いガーターランジェリーとエレガントなフラワーレースのブラジャーのみの姿のキャロだ。
「……くくっ」
すぐさま写真を保存、次いで画面を写真フォルダへ操作した。
写真フォルダには、ロックされているファイルがあった。そのファイルの名は『キャロ』。
ロックを解除すると同時に展開されたファイルの中には、様々な写真だけでなく動画もあった。そこには、先程の黒いショーツとブラジャーを身に着けたキャロの写真もある。
エルダは、それとは違う写真を表示させる。
その画像は、先ほどまでの目元を隠していないキャロがその片手に携帯電話を、もう片手はスカートを捲ってローズピンクのショーツ――よく見ると濡れそぼっている――を顕わに、しかもシャツのボタンを全て外して、ブラジャーを身に着けていない所謂ノーブラの半裸姿だった。よくよく見ると、その小さな乳房の乳首は完全に立っていた。
更に、撮影している場所は休憩所として使用されているログハウスの一室。しかも扉は丁度片目で覗ける程に開いており、更には扉の奥先にはエリオらしき姿も見受けられた。
「……何度見ても。スリリングなことをしているねぇ、キャロちゃん」
下手すればバレてしまいそうなのにも関らず、写真に写っているキャロは頬を赤く染めては興奮と期待の半々といった様子だった。とても幼き少女が浮かべる表情ではなかった。
しかし、エルダが見たいのがこの写真だけではない。目的なのは昨日送信されたあるデータだ。
アレは、この二日間で送られてきた中でエルダの一番のお気に入りだ。それを表示させると思うと、胸の鼓動を全身に感じ、肉棒が勃起し始めているのも感じながらスライドさせる。
次いで画面に出たのは、動画だった。その動画の再生ボタンを押す。
『エルダさぁん♡ もう、我慢できないです……♡』
――だからここでしちゃいます♡
再生された動画の冒頭は、キャロのか細い小さな発言と淫靡な笑顔からだ。
初めてこの動画を見たときは目を剥いてしまう程に驚いてしまった。だが、その驚きはすぐに掻き消えることになった。キャロがローズピンクの下着の中に手を差し込み、くちゅりという蜜音が奏でられたことで。
『んっぅ♡ んんんっ♡ んむぅっ♡ んふっ♡ んんぅむ♡』
次いで始まったのは、キャロの自慰行為だった。
全身に映れるように携帯電話を持った腕を伸ばしながら、懸命に声を抑えながら立位の姿勢で指を懸命に動かし、ローズピンクのショーツに手を入れていた。
ローズピンクのショーツが濡れるのを構わず、音をたてないように膣内を弄るために指を動かしている。大きくたてないようにゆっくりとだが、しかしグチュグチュと確実に小さな音が携帯電話越しで聞こえてくる。
時折視線は画面から目を逸らして、扉に向けることがあった。恐らく扉の先にいるエリオの様子を窺っているのだろう。そして、先ほどからずっとか細く小さな声なのは、エリオに聞こえないように懸命に我慢をしているのだ。
その間にも指は止まることなく、濡れそぼっている秘所を弄っていた。溢れ出てくる蜜音とは裏腹に声を漏らさないように懸命に抑えている。
『んぅ――んんん♡ んんむっ♡ んっ♡ んふぅっ―――♡』
ここで自慰行為をしているのがバレるかもしれないというのに。訝しんでエリオが様子を見に来るかもしれないというのに。そして――エルダとの関係がバレてしまう可能性が高いというのに。
それが興奮剤となっているのか。キャロの指はどんどん激しさを増していき、指の動きが早くなっていく。
グチュグチュと音もどんどん大きくなってきていると同時にエリオの顔が扉に向けられた。しかも、丁度キャロが扉に目を向けていた為に、目が合――。
『んんんんんん―――――♡』
それによって興奮度が高まり、それに押されてかキャロの指が制止したのと同時に背中を大きく震えた。
どうやら絶頂を迎えたようで、プシャッとキャロの秘所から潮を吹いてローズピンクのショーツを汚した。
全身を震わせながらも、携帯電話を落とさないように、座り込まないように懸命に立位のままで耐えて、再度扉に目をやる。
そこにはエリオはこちらの様子に全く気付く様子がなく、相棒であるフリードと遊んでいる様子が見受けられた。
……どうやら、先ほどの目が合ったように見えたのは気のせいのようだ。
『……んっぅ♡ え、えへへっ、すっごく興奮しちゃったぁ♡』
キャロは蕩けた笑顔を画面に向ける。そして、絶頂を迎えられたことを淫靡で嬉しそうに報告していた。
『エルダさん……キャロがこれ以上悪いことを覚えないように』
――早く、帰ってきてください♡
ブツリと画面が真っ暗になった。どうやら映像はこれで終了のようだ。
「っもうすでになっているよ、キャロちゃん……!」
あの映像のお陰で、すでにエルダは興奮状態に陥り、肉棒は完全に勃起してしまった。
このままキャロと同じように自慰行為に応じたいところだが、それは明日の楽しみにする。
明日は有無を言わさず、キャロにここに来るように既にメールを流している。そしてそのメールの返事は勿論イエスとのことだった。
「明日は、覚悟しとけよ……っ」
ギリッと歯を食いしばりながら、明日には見られるだろうキャロの痴態を妄想しながら、今日はもう寝ることにした。