1998年、アメリカ中西部、ラクーンシティ。無人の地下鉄。
大量に飲まされたグリーンハーブの副作用で、『君』はサロメを手籠めにしてしまった。
力なく横たわるサロメは、チラチラとこちらを盗み見ながら、違和感をこらえるように下腹部をしきりに撫でている。秘密の入り口からは、とろとろと白い液体が溢れ出している。黒い下着にも愛液と精液がべっとりとこびりついているのが見えた。
「こ、これがセックスというものですのね……
とても、情熱的でございましたわ……
まさかわたくしが男に犯される日が来るとは……
本当に中に出されてしまいましてよ……
これでもう帰れなくなりましたわ……
どうしてくれるつもりでして?」
サロメの目尻には、涙が溜まっていた。『君』の熱は引かない。だがその熱は、今は心の中心にあった。肉体を超え、精神を突き動かす情動だ。
君をそうさせたのは間違いなくサロメだ。彼女こそ君が求めていた女だ。他の女ではこの衝動は収まらないだろう。
だから今ここで伝えようと思う。この想いを、この願いを。
『君』はサロメを抱き起こし、誓いを立てた。必ずサロメを守る。このラクーンシティを脱出して、サロメを妻に迎えると。
「あらあらまあまあ……!
妻? それはワイフ?
いきなりプロポーズだなんて、なかなか大胆ですこと!
おあいにく様ですが、わたくしの家は裕福ではありませんの…………
じゃなかった、この世界に頼れる人は一人もいませんの……
ええ、あなた以外には……ですわ!
あっやばい、これが吊り橋効果ってやつですかしら……♡
レイプされたばっかりなのに、わたくしの心臓がドッキンドッキン!
Sparkingしておりますわ……♡
これがフォーリンLoveってやつでございますの?!」
サロメは目を輝かせ、頬を赤らめてもじもじしている。さっきまであれほど抵抗していたというのに、今ではすっかり乙女の顔になっている。
君に迷いはなかった。彼女の手を優しく握ると、その瞳をじっと見つめる。そして優しく微笑んだ。
「んまぁーっ♡
おゴリラ! おゴリラのスマイル!
こんなイケメンゴリラ見たことないですわ~っ!
でもでも、わたくしは簡単には落ちませんわよ。
何しろわたくしは
いくらイケメンでもゴリラ相手にチョロインなんてあり得ませんわ…………
でもでもでもでも~っ…………
考えようによってはチャンスかも……
強いしゴツかっこいいし優しいし……
それになにより、わたくしにゾッコンなんですのよね……?
もうこれ完全に結婚ルートじゃないんですの?!
うふふっ……♪
んもう、仕方ない人ですわね!
そんな顔をしないでくださいまし!
そんな顔されたら……キュンときちゃいますわ……!
こんな気持ち初めて……!
ああ! もう! もう我慢できないですわ!!
ちゅーしますわよ!!
……ちゅっ❤」
ほんの軽い口づけだったが、それは君の心を爆発させた。たまらなくなり、つい抱きしめてしまう。細い肢体を腕の中に収め、柔らかい乳房の感触を楽しむ。首筋に顔を埋めて思い切り息を吸い込むと、汗ばんだ匂いがした。その匂いに脳髄まで痺れてくる。
「あんっ!
あ、ちょっと……くすぐったいですわ……
そんな……強くぎゅってされたら……
壊れてしまいますわ……!
あ……すごい力……
やっぱり男の人の力ってこんなに力強いんですのね……
たくましいですわ……♥」
『君』はサロメのドレスを脱がせていく。彼女は恥ずかしがったが、自ら肩紐をずらし、ドレスをはだけさせた。
白くて豊かな乳房がこぼれ出る。それはまさに天使の羽根のように白く、そして艶めかしく輝いていた。思わず息を飲むほどの美しさだ。
「見てご覧なさいまし、あなたのせいで、『サロメ』のお洋服が台無しですわよ?
こんなに破けてしまって。これはもう着れませんわ」
サロメはクスリと笑う。スカートには逆流した精液が付着して、ドロドロになっている。『君』は申し訳なさそうにする。だがサロメは『君』を責めたりはしなかった。
「大丈夫、また買えば良いだけですわ。
それに、わたくしも少し興奮してしまいましたの。
あなたがあまりにも情熱的だから。
さぁ、今度はあなたがお召し物をお脱ぎになる番ですわ。
お手伝いさせていただきますわよ?
まずはこのシャツを……
はい、バンザーイ……
うお、すっご……♡」
『君』は自分の服を脱いだ。筋肉に覆われた鋼のような肉体が現れる。それを見て、サロメの口からため息が漏れたのを、『君』は聞き逃さなかった。
「ふわ~……♡
これ、筋肉モリモリマッチョマンの変態だってヤツですかしらね……?
す、すごいですわね……
まるでギリシャ彫刻ですわ。
いいえオリンピアのボディビルダーですわ……
あなた本当に人間ですの?
間近で見るとまんま怪獣映画に出てきそうな感じですわね。
胸毛も凄いし……
あ、お腹も割れてらっしゃいますのね。
シックスじゃなくてエイトパックですのね、かっけー……♡」
『君』はサロメの視線に、どこか熱っぽさが混じっているのを感じた。彼女の瞳は、先ほどまでとは違って輝いているように見える。まるで獲物を見つけた肉食獣のようだ。
「あっ、いえ何でもありませんわ!
今のナシ! 忘れてくださいまし!
あーもうっ!
どうしてわたくしってばこうなのかしら?!
いつも余計なこと言っちゃうんですもの!
……まあとにかく!
あなたの身体は素晴らしいって言いたかっただけですわ!
まあ『サロメ』も負けていませんけどね!
おーっほっほ! さあ、さあさあ!
『サロメ』のことも褒めてくださいまし!
さあ! さあ!!」
サロメはまくし立てるように言うと、今度は『君』の身体を舐めるように観察し始めた。彼女は鼻息を荒くしながら、じろじろと眺め回している。
『君』もまたサロメの身体をまじまじと見つめ返す。
特に視線が集まるのは、彼女の胸元だ。着痩せするタイプなのか、黒いブラジャーに覆われたそこははち切れんばかりの大きさを誇っていた。形も整っていて、理想的なバストと言えるだろう。まるで芸術品だ。その豊満な膨らみは、サロメの大きな動きに合わせて揺れ動いている。
見ていると目が離せなくなる……。『君』は言葉を尽くして、彼女に賛辞を贈った。すると、どうしたことだろうか。
「…………! …………! ~~~ッ!!!」
サロメは言葉を失い、口をぱくぱくさせている。それから耳まで真っ赤にして、ぷいと横を向いてしまった。
照れているのだろうか。褒め言葉くらい聞き慣れているかと思ったのだが、どうやら違うらしい。
ならば、もっと恥ずかしがらせてやりたい。『君』はそう思った。
サロメを座席に押し倒し、下着に手をかける。
「ひゃあ?!
ちょ、ちょっと待ってくださいませ!
ま、まだ心の準備が……!!
……ちょっと、ブラの外し方もご存知ありませんの!?
ホックですわよ、ホック!
あ、ダメですわ、そんないきなり激しくされたらっ、ああもうっ!」
外そうとするが、なかなかうまくいかない。そんな様子を見かねたのか、サロメは自らブラの留め具を外してくれた。
続けて、ショーツにも手をかける。両サイドがリボンの紐パンだった。『君』はそれをほどき、ゆっくりと足から引き抜いた。
「全く、世話が焼けますわね……。これだから殿方は……」
彼女の秘所が露わになり、愛液の匂いが濃くなる。そこには薄い茂みがあり、肉厚の大陰唇がヒクついていた。
「そ、そんなにマジマジと見ないでくださいまし……! 恥ずかしいですわ……!」
それは無理な相談だ。『君』は改めて、目の前にある美しい裸体に見惚れるのだった。
まず、全体的に色素が薄い。柔らかそうな白い肌は、傷一つない白磁器のようで、見る者を圧倒する魅力がある。
豊満な乳房は、仰向けになると少しだけ左右に流れるようにはみ出ていて、とても蠱惑的だ。乳輪は肌の色より僅かに濃くて、薄いピンク色をしている。それがとてもエロティックで、『君』は思わず唾を飲み込んだ。乳首も小さくて可愛らしいサイズだが、そこだけは血が通って桃色になっている。
引き締まったウエストは健康的な美しさを湛えていた。腹部の曲線美と、臍の下の小さなくぼみには得も言われぬ色気があった。
丸いヒップは、横向きになると優美なラインを描き出すのだ。太ももとの境目あたりはムチっとしていて、とても魅力的である。
そこに続くふくらはぎと太股には適度に脂が乗っていて、むしゃぶりつきたくなるくらいだ。
そして両手で隠された割れ目からは濃厚な蜜が溢れ出している。白く濁りのある体液はまるで女の
「やだぁ……見すぎですわよぅ……はずかしぃ……」
サロメの顔は真っ赤だった。目尻には涙が溜まっている。
モジモジと身をよじると、汗が鎖骨を伝って胸元に流れ落ちた。その雫が胸の谷間へ吸い込まれていく様子を目で追ってしまう。やがて雫は重力に負けて乳房を滑り落ちていき、そのまま薄桃色の乳首を掠めるとシートに落ちた。
「あ、あの……『サロメ』の身体、お気に召したかしら?
わたくし、自慢じゃありませんけれど、スタイルには自信がありますのよ。
もちろんおっぱいだって大きくて柔らかくて気持ちいいですわよ。
……触りたい?」
『君』は無言でうなずくと、サロメの胸に手を伸ばした。
最初は肌を撫でるように、やがて鷲掴みにする。指の間から柔肉が溢れ出た。やはり大きい。柔らかいだけでなく弾力もあり、手首の動きに合わせてぽよんぽよんと揺れている。
手のひらを押し返してくる感覚が心地よい。いつまでも触っていたい気分になる。
「あんっ!
もう、がっつきすぎですわよ……!
んっ……あ……♡ あぁん……♡
んんっ……! あ……ん……♡
んっ……! んっ……!」
乳房を揉まれるたびに、彼女は小さく声を漏らした。ハーブのせいか白い肌ははっきりと紅潮し、呼吸はさらに早くなっている。乳首は痛々しいまでに硬く勃起してしまっていた。
「あっ、そこ……はっ! だめぇ……っ!
ぐにぐにしないで……。
やっ、やっ、やっ……♡」
サロメはびくんっと身体を震わせ、乳房から伝わる快感に翻弄されていた。
『君』は彼女の反応に気をよくして、乳房への愛撫を続ける。
勢い余って手に力が入ってしまった時、サロメは苦痛の表情を浮かべたが、それでも彼女は健気に笑みを浮かべた。
「あっ……ん……♡
ち、力を抜いていただけますかしら……?
あなた、お手々の力が強すぎますわよ…… もう少し優しく……あぅ……♡
あ、でも、なんだかちょっと変な気分になってきましたわ……!
『サロメ』のお胸、こんなに敏感だったなんて……!」
『君』は謝罪して、サロメに言われた通り、なるべく力を加減して乳房をこねくり回すことにした。円を描くように揉みながら、時々下から持ち上げるようにして揺らしてやる。
すると彼女の口から甘い吐息が漏れた。
「ふぁあ……はぁ……あん♡ ああっ♡」
しばらく続けているうちに、桃色の突起はますます充血していくようだった。それに応じて感度も増したらしく、指で表面を撫でてやるとビクビク、ビクッ、ビクッと彼女の身体が震えた。
「はっ、はひっ、あふっ、あひんっ♡
はあぁぁ……!
だ、だめですわよぉ……!
弱めにされるとゾクゾクが止まらないですわ……!
あ、あ、あぁぁぁ……♡」
サロメは切なげに身をよじり、悩ましい吐息を漏らした。その様子はまるで小動物のように可愛らしく、嗜虐心を煽られる。『君』は思わずサロメの頬をぺろりと舐めた。
するとサロメはビクンと跳ね上がり、一瞬驚いたような顔をした。
しかしすぐに蕩けた表情になり、うっとりとした表情で呟く。
「あ、あ、あ、はあああ~……♡
お顔ペロリンチョされて…………
お胸もくりゅくりゅされちゃって……♡
……あ……ああ……すごいですわ……
あなた、舌も筋肉でできてるんじゃなくて? すごく力強いのに、機敏に動いて……
舐められると、頭がぽわ~ってなってきちゃいますの……♡」
その言葉を聞いて、自分の口臭が大丈夫なのか不安になった。生き延びるのに必死でマウスケアをする余裕などなかったのだ。
サロメは笑って言う。
「そんなの、わたくしも一緒ですわ。
汗臭いし、ゾンビの臭いも付いてるし、歯磨きもサボってますし、多分お化粧だってズタボロですわ。
だから口臭くらい気にしなくてよろしくってよ」
そう言うと、彼女は再び『君』の顔に唇を近づけてきた。
キスするつもりだろうか。そう考えた瞬間、『君』は興奮を覚えた。サロメも同じようで、少し顔が赤い気がする。彼女もまた発情しているのだ。その証拠に、太ももがもじもじとしているのが見えた。
「……ちゅ……れろ……ちゅっ……
ん……んん……んっ……ふぅ
……ちゅ……」
唇を重ね合わせ、サロメと暖かなキスを交わす。決して清涼ではないが、生きている味がする。
唇を押し付け合い、ぐにゅりという感覚を楽しむ。形を変える唇はマシュマロのように柔らかく、瑞々しい果実のようだった。
ついばむように吸い付くと、まるで小鳥のような音が鳴って楽しい気持ちになる。
『君』は夢中になって何度もキスをした。
「はむ……ちゅぷ……♡ あは……♡
わたくしたち、キスに夢中になってますわね……♡
んふ……♡ ねぇ、もっとして……?
んぅ……じゅる……んっ……♡
からだも、いっぱいいじってくださいまし……♡」
許しを得て、『君』は再びサロメの肢体をまさぐり始めた。
サロメの肉体はどこに触れてもすべすべしっとりとして心地良い。特に背中や腰回りはシルクのようになめらかな肌質をしていた。
その滑らかな触り心地に夢中になっていると、サロメは恥ずかしそうに身を捩らせ、子猫のような甘い声で鳴く。
君の触れているヒップや太股がびくびく震え、肌には波打つように鳥肌が立っていた。
「ひゃうっ!? あ、ああ~……♡
あたまのなか、ふわふわでとろとろになっちうぅぅ……♡♡
んん……っ!
あ、あ、あ、あ、あ……♡
あ、ああ、わたくし、今、とても興奮しておりますわ……。
こんなの初めて……。
身体が燃え上がるように熱くて……。
ひゃん……っ! あはああん!
だ、だめえっ!
お腹の奥がきゅーんってなるん……♡
あ……♡ あ……♡ あ……♡」
身をくねらせるサロメの乳房を捕らえて、先端に舌で触れた。彼女が褒めてくれた舌使いを存分に披露する。上下左右に弾ませてみたり、先っぽだけをチロチロと舐めて焦らしたり、時には強く吸ってやったりもした。その間、他の箇所にも愛撫の手を緩めない。
「はひぃ~~ッ!?
あ、それダメ!
おっぱい弱いの!!
ダメ!
ダメ!
お口でちゅばちゅばしないで!
わたくし、おかしくなる!
あっ、あ、あ、はうう~!
ペロペロも激しすぎる……!」
無人の車両内に、サロメのやたらにうるさい、だがいつまでも聞いていたくなるような喘ぎ声が響き渡る。
サロメは凄い。どんな大声でも、どんな言葉でも聞き苦しくならない、完璧な美声だ。
「ひゃっ、ひゃっ、ひゃっ、ひゃうっ!
舌、舌、舌がベロベロ暴れまわってる!
そんなにされたらおっぱい取れちゃう!
あ、あ、あ、あ、あ……♡
そんな、そんな激しい責めをされたらわたくしもう、わたくしもう……!
あんっ、あ、あああっ、イく、イッくぅーっ!」
サロメは背筋を反らし、腰を突き上げるような姿勢でガクンガクンと痙攣し始めた。
どうやら絶頂を迎えたらしい。薄紫の髪を振り乱しながら、快楽に打ち震えている。
サロメが果てる瞬間の顔を見たい。
そんな欲求から『君』はサロメの胸を揉み、彼女の絶頂をさらに継続させた。
乳房からの信号が下半身へと伝わっていくのか、サロメは断続的に股間をビクつかせている。
「あ、あ、あ、あ、あ……!
まだイってますのよわたくし……!
お願いだから休ませてください!
わたくしの のーみそ、まっしろだからっ
あう~~~~~♡ うう~~~~~♡
あ、あ、あ、あっ♡
あああああっ!
あ ~~っ! あ ~~! あ ~~っ!
あ あ ~っ!!」
サロメの瞳は虚空を見つめ、焦点は定まっていない。果てる瞬間の顔はとても幸せそうで、鼻の下を伸ばして舌を垂らしただらしのないものだった。
『君』の股間はさらにいきり立ち、今にも暴発しそうな状態になってしまった。
「はーっ、はーっ、はーっ、はっ!
……んっ! ふえぇ……♡
んふっ、ふっ、ふううう……!」
ようやく快感から解放されるサロメ。『君』は彼女にねぎらいの言葉をかけるべく、サロメに声を掛けた。
「もう……お顔がいやらしいだなんて。
褒め言葉になってませんわよぉ。
もっと他に言うことがあるでしょう?」
そう言ってサロメはぷくっと頬を膨らませた。怒っているように見えてサロメの目は笑っている。口元もにやけていて機嫌が良いのがよく分かる。
絶頂の余韻に浸っているのだろうか。彼女の肌はまだ紅潮しており、艶めかしかった。
『君』は改めてサロメに感謝の気持ちを伝えた。
「ふふん。わかればよろしいんですのよ。
では、ご褒美を差し上げますわね。
ほら、お口をお開けなさいまし。
あ~ん……♡」
言われるままに口を開けると、突然熱いものが押し込まれた。それはぬらぬらとしていて柔らかく、そして生々しい味がした。
「はむ……っ、れろっ、ちゅぱっ……
あむ……むぐむぐ……んぐっ……♡
はぁむ……♡ ……んっ……♡
……んっ……♡ ……」
サロメは『君』の口の中に舌を入れ、濃厚なディープキスを始めた。『君』もそれに応えるようにしてサロメの口に舌をねじ込み、互いの唾液を交換し合う。
よく喋るだけあって、サロメの舌は器用に動き回った。れろれろ、べろべろ、ぬるぬると這いまわり、口内で踊り狂う。時折唇をすぼめて『君』の舌に吸い付いてきたりもしてくる。
「……っ♡ ……む……むぐ……
じゅる……んんっ……くちゅっ♡
……っ♡ はむっ、じゅるっ……♡
……んっ……♡ ……むぐむぐ……♡
……んっ……♡ ……んっ……♡」
やがてサロメの舌の動きが緩慢になり、舌と舌は穏やかな交わりへと移行した。『君』とサロメの間に甘い空気が流れる。
刺激よりも幸福感が勝る、ゆったりとした快楽。2人はお互いの存在を確かめ合うかのように、しばらく抱き合っていた。
「んっ……♡ ……んん……♡
……ぷは、しやわせぇぇ……
ベロでするキス、こんなにきもちいいなんて知りませんでしたわぁ……♡
あむっ……んっ……♡ ……あむっ……♡
……ちゅっ……♡ ……ちゅっ……♡
……んっ……♡ ……ちゅっ……♡
……んっ……♡ ……んっ……♡
……んっ……♡」
しばらくキスを続けているうちに、自分とサロメの境界があやふやになり始めた。2人は今1つに重なり合い、融合しているのではないだろうか? そんな錯覚すら覚える。
このまま永遠に唇を合わせていたかったが、残念なことに限界が近づいていた。『君』の分身はいよいよ暴発寸前だ。
それを察したのか、サロメは『君』の下半身に手を伸ばし、優しく撫で始めた。
「ああ……♡ ここがパンパンですわね……
どうせビューッってするなら、わたくしの口に出してくださらない?
お口に出して下されば、飲んで差し上げてもよくってよ?」
願ってもない。『君』はサロメにフェラチオを懇願した。サロメは嬉しそうに微笑んで、『君』を座席に座らせ、自分は脚の間に跪く。
「うふふ……♡ 素直でよろ……
うわ、目の前に来るとえっぐ。
太すぎじゃありませんこと?
わたくしの指が回らないくらい太い……
こんな凶悪なものを突っ込まれましたら、わたくしのお口が壊れてしまいますわ……」
そう言いながらも彼女は、両手で根元をしっかりと掴み、まじまじと観察する。
「あ~……おっきすぎますわぁ……
顎外れちゃいますわねこれ……
でもわたくし頑張りますわよ!
だってわたくし、あなたのことが大好きになりましたもの!
あなたのことを想えばどんなことでもできましてよ!」
『君』の男根はさほど長くないが、その代りに太くて段差がはっきりしており、それがサロメの唇に呑み込まれていく、
全部は無理と判断したのか、サロメは亀頭に吸い付くようなフェラを開始した。
「んっぐ……♡
じゅるっ、じゅぽっ、じゅるるっ♡」
頬の粘膜が絡みつき、口腔内全体がうねる感覚に襲われる。唇の肉圧によって真空状態が生まれ、亀頭全体を締め付けてくるのだ。
その状態で竿の部分をしごかれると、腰の奥が甘く痺れるような感覚があった。
思わず腰が浮いてしまう。
「げほっ!? おぇっほッ!! ケホッ!!
もう、急に動かないでくださいまし。
わたくし初心者ですのよ?」
詫びながら、サロメの頭をゆっくりと撫でる。さらさらとした感触が手を通して伝わってきた。この感触もまた心地良い。
ホコリまみれでも、汗臭くても、彼女の美しさは決して損なわれないのだ。むしろそのギャップが愛おしいとさえ思える。
「んもう♡ 仕方ありませんわねぇ……♡
あなたってば本当にわたくしのことが好きなのね。
わかりましたわ。あなたの大好きなわたくしが、鈴口から溢れる先走り汁を舐め取り…………カリ首の裏に舌を這わせて、あなたを天国へ連れて行ってあげますわ♥」
そう宣言するや否や、サロメは再び大きく口を開いた。端正な歯列や健康的なピンク色の舌が露になる。
そこから舌が突き出されてきて、裏筋を撫で上げた。
それから先端のにじみ出たカウパー液をペロリと舐め取る。
舌の縦横比率はやや縦に長め。
まるで軟体動物のようにヌルリと這っていき、尿道をチロチロとくすぐってくる。
「ぺちゃ、れるっ、ちゅるるっ♡
れるれるれろっ♡ れろぉっ♡
あ、すごいですわ♡ ビクビクって跳ねてる♡ ああ……また溢れてきましたわよぉ……?
ん~ちゅぅ~っ♡」
そのまま亀頭を咥え込むと、今度は口全体を使って吸引してきた。
じゅぞぞぞっ! という音と共に強烈な快感が訪れる。
『君』はうめき声をあげた。視覚的にも聴覚的にも強烈だ。サロメの頬はきゅっと窄まり、男根の輪郭を浮き上がらせている。その様はあまりにも卑猥だった。
『君』の反応を見て気を良くしたのか、サロメの目じりは下がり、瞳が三日月形に歪んだ。
「んっ……♡ んふっ♡ ん~っ♡
れろれろれろぉ~っ♡♡」
サロメはそのまま頭を上下させ、ジュポジュポッという音を立てながら、亀頭だけストロークを繰り返す。
めくれ上がる唇と陰茎の隙間から唾液と空気が混ざり合った粘液が溢れ出し、泡立った白っぽい液体となってこぼれていった。
どうやら相当にいい気分らしい。んふ、んふと時折喉奥から漏れる声は非常に扇情的だ。
そして何より彼女の目がたまらなかった。潤んだ瞳で上目遣いに見つめられると、それだけで射精してしまいそうになる。
『君』はなんとか耐えたが、それでも限界が近いことは隠しようがなかった。そんな反応を見てとったのか、サロメの動きはさらに激しさを増す。さらに頭を動かす速度をあげ、口で扱くスピードもどんどん速くなっていく。
もはや射精までは秒読み段階だ。金玉から精液が昇ってくるのと、彼女のストロークが連動しているように感じるほどである。もう我慢できない。
「じゅぷっ、じゅぷっ、らしへっ、
らしてぇ~~♡♡ ♡ ぶじゅるるるぅう~~♡」
彼女の動きがピタリと止まった。かと思うと次の瞬間には亀頭を思いっきり吸い上げてきたのである。
そしてそれと同時に睾丸からせりあがってきた熱いものが一気に弾けた。大量の白濁液が吐き出され、彼女の口内を汚していく。
「んっぶう!?」
びゅーっと音が聞こえてきそうな勢いで発射された大量のザーメンが、サロメの口内を一瞬で満杯にする。それでもなお止まらず、サロメの口から溢れ出した白濁液が、彼女の顔を汚していく。
「んっぐ……ごくっ……んくっ……
けほっ……
く、く、くっせえですわ……♡
なんて強烈な臭いなのかしら……♡
なんぼなんでも……いくらなんでも量が多すぎません?
わたくしの喉が孕まされてしまうかと思いましてよ……♡」
サロメは『君』を見上げて、ニタリと笑った。
「ふふ……♡
もうお出しになったのですか?
情けないお方ですこと……♡
でも大丈夫、ご安心くださいまし。
これからはずっと、わたくしがお相手してあげてよ?」
『君』は肩で息をしながら、射精の余韻を味わっていた。最初にサロメを襲ったときより、はるかに長くて強烈な射精だった。
それはサロメへの想いの強さの表れ、一蓮托生の覚悟の証でもあった。
「んん……♡ ご馳走様でした。大変美味しゅうございました」
サロメはそう言って、『君』の股間に手を伸ばす。『君』のペニスはまだ硬いままだった。
サロメは『君』の膝の上に跨り、女の中心を男の象徴に触れ合わせ、『君』の瞳を覗き込む。
「ふふふっ……まだ満足できないんですのね。
ほら、わたくしのここも、まだ熱が引かないのですわ……♡」
サロメはそう言って自分の秘部を擦り付けるように動かした。その動きはまるで小動物がマーキングをする姿を彷彿とさせる。
『君』はゴクリと唾を呑み込んだ。同時に下半身に血流が集まっていくのがわかる。一度射精したにもかかわらず、まったく萎える気配がなかった。それどころか先ほどよりも硬くなっているようだ。血管がビキビキと浮かび上がり、グロテスクな様相を呈している。
その剛棒が、サロメのマーキングに合わせて前後する。『君』はその光景に釘付けになった。
「ああ……♡」
男を欲しがっている。『君』はサロメの欲望を感じ取った。
女は『君』にしなだれかかり、耳元に熱い吐息を吹きかけ、こう囁いた。
「ラブラブなおセッセしましょう、ベイビー」