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のわさま
竜。常に余裕を持ち、敗北や制限さえも楽しむ。面倒見がいいがかつて異世界で竜の王の位に就いていたことが理由らしい。
はくにさん
蜘蛛。好奇心も性欲も強いがそれ以上にめんどくさがり。でも一度請け負った仕事は必ず納期までに仕上げる一面もある。ただ仕事自体を滅多に請け負わない。
シスルさん
人形。酸いも甘いも嚙み分けた北欧のどこか?出身のお嬢様。人形なので人のために何かをするのが原則として基本命題となっているが、例外はある。
セリアゼリィス
悪魔。メスガキ。基本的には有能で、性格も(悪魔として)真面目だが凡ミスや舐めプで失敗して、よくメイドのひとにお仕置きされる。
メイレムオルツィ
不明。誰に対しても慇懃。本来の主はメスガキ悪魔の子。彼女に対しては当たりが強いが、強い絆で結ばれている………たぶん。
(関西弁ロリババア)
?とある建物の一室に住んでいる。誰に対しても何に対しても優しいが…………?
ハーメルンだと文字数足りなかったので未調整ですが
はくにさんが子供にほんのすこしだけちょっかいかけるだけ(第4話)
https://syosetu.org/novel/290003/4.html
のちょっと前のはくにさんを書きました
「ぐー………ぐー…………すぅぅぅぅ…………………。…………ん゛ごゴっ」
一人の少女(?)が、神社のイチョウの上で寝息を立てながら眠っている。上半身にはサイズの合っていないシャツを、下はぴっちりとしたスパッツを、素肌の上に直接着けている。
彼女の名は、はくに。蜘蛛の人外である。
人間の脚部のかわりに、股関節から生えているのは、まごう事なき三対六本の蜘蛛の脚だった。更には、縞々の丸々とした蜘蛛腹が、尾てい骨のあたりから尻尾のように生えている。蜘蛛の腹部と人間の腹部が、それぞれ別個に存在しているかたちになるのだ。
外見だけを見れば、クモである体の部分を含めても(むしろ逆に、含んでいるからこその妖しい魅力さえ漂わせている)、美しいといってよい容貌をしている。…………だが、残念ながらそのふるまいのほうに関しては、可憐だとはお世辞にも言いかねた。
身体からは、イラストなら湯気のエフェクトで、カラーイラストであるなら黄色く表現されそうな………ひどい悪臭が、彼女の身体からは放出されている。ぼさぼさのちぢれた癖っ毛にも白くフケがそこら中に絡みつき、しばらくの間まともに体を洗っていないということが、容易に他人に理解されてしまうだろう。
前髪によって目は隠れ気味にされ、眠そうに細められたその目の下は、濃い隈で縁取られている。
また、静かな寝息の合間合間に、中年男性のような重低音のぐおぐおとしたいびきをはさみながら、どろりとしたくさそうなよだれを口の端から垂らしていた。
「んあ……?」
ふと気配を感じ、目をゆっくりと開く。……右眼は人間の眼球と変わりがない(ように見える)が、その一方で左眼のほうは、無数の小さな粒のようなかたまりが集まって一つの眼球を構成している。いわゆる、複眼というものだ。
あごの方まで垂れたよだれに全く気にすることもなく、目をこすりながら、樹の下のほうに顔を向けてみる。すると、下の方に少年らしき影がみえる。
…どうやら、こちら側、に迷いこんでしまったようだ。
……放っておいてもよかったが。
「ふーーん…………」
…気が変わり、糸をクモ腹の先端から出して太めの枝にくっつかせて、そのまま自らの半人半蟲のからだを下へとぶら下げ、少年の元へと近づいていき、声をかける……。