そんな感じのウルヴァ編の後編です。
反り返った背筋と限界まで伸ばした首。
体重など端から使徒に預けきった彼女は、むしろ彼の顔を引きずり下ろすように後頭部へと腕を回し、その頭を抱き寄せる様に引き寄せ唇を奪い、貪る。
使徒の視界は既にウルヴァの顔で塞がってしまった。油断していた唇も彼女の小さな舌でこじ開けられ、吸い付くように捕らえられた舌は柔らかい唇によって咥えられ、分泌される唾液はそこを伝って根こそぎ奪い取られる。
そんな彼の膝上の大悪魔ちゃんは、その略奪品を口に貯めては度々嚥下する。
悪魔の本能の
この極上の……しかし“ただの水”にはカロリーなど有りもしないのだろう? と、掃いて捨てる様に次をねだる。そしてまた奪えば、これは空きっ腹に水を与えるという所業だ! まだまだ足りないぞ! とでも言うかのように、横暴に彼の舌をはみはみする。
そこには、幼き少女の部分が持っていた“遠慮”というものは既に無く、理性をかなぐり捨てて行われる一連の交わりは、まさに悪魔というに相応しき悪逆無道なエチエチ接吻に違いない物であった。
「んっ、……ぷはっ♥️ううぅ……!」
いただいた水分の見返りに少し位は還元してやろうか? と、熱を持った子宮がほんのわずかばかりに液を垂らす。百を奪い一を返すような悪徳比率で、ちょっぴりだけ下着に染みを広げる悪魔。しかし、辛うじて残っていた彼女の羞恥心は、無意識ながらもその濡れお股の方に意識を幾分か割いてしまっていた。
「うぬぉぉ! はっ、はっ……! ええい、ウルヴァストップ! スト──ップ!!」
その一瞬の隙を突いて拘束を脱した
「うぇやぁあ! ……もっとぉ♥️もっとチュゥぅ゛ぅ゛……♥️!」
当然それに抗うウルヴァ。唯一自由な右手を突き出して離れる
「ま、まったくこの悪ガキめ~……心配してたのにびっくりしたじゃないか」
さて、こうして危機を脱した使徒だが。実際のところ病人の口内から水分を略奪するという彼女の悪行については特に言及はない。
可愛い少女にキスをねだられて気を悪くする男など存在しないのだがら当然と言えば当然だが、それでも心の準備というものが必要だというくらいだろうか? ……あと呼吸とか。
「あるじとチュぅ゛ぅ゛♥️も゛っとヂュゥするのぉ……♥️!」
イヤイヤ期など疾うの昔に克服した筈の少女がおこす癇癪。そんな可愛い自己主張なぞ、寛容さをオトン級にまで育て上げた使徒からすれば御茶のこさいさいである。
「わかったわかった、これから一杯ちゅうするから! その前に一個約束だウルヴァ! 一個、一個だけ! なっ?」
「うえぅ……? 約束……?」
「そうだ、良いか? ……頭を引っ張っちゃ駄目、ウルヴァは両手を俺の肩に置く……わかるな?」
使徒、実は結構首が痛かった模様。
「……肩に? 手……?」
ウルヴァの掴まれていた左手が彼によって動かされる。そして彼が言う通り、右肩に手が乗った所で掴んでいた手が離れ、小さな手に重ねるように彼の大きな手が被さる。
「簡単だろ? ウルヴァも右手を肩に置いて……ほら……!」
「……ん♥️」
駄々をこねながらやいやい突き出していた右手も、促されるままに彼の左肩へ。これでちゅうして貰えるならお安い御用だとウルヴァちゃん。
……はい、乗せました!
「……乗せたよ?」
「おう、じゃぁ……ちゅ~」
「はっ、はっ……♥️あへぅ……♥️」
だらしなく緩んでいた小さな口に向かって、今度は使徒が前屈みに迫り優しく接吻。唇同士が触れた瞬間には、待ち兼ねていたウルヴァがまた舌を潜らせようと顎をあげるが……
「んまぅ……♥️? へぬぁ……ちゅっ……♥️?」
上げた顎の分だけ彼は頭を上げる。すると顔の上にある彼の口に、舌を送るにも足りない少女の背丈。
先ほどは彼の逃げる頭を後ろから抱き寄せていた手だが、今は彼の両肩に置いておくと約束中だ。約束のチュウだ。
なので何とか彼の口を追っかけようと、跨がっていた足の方を浮かしてみようとするが……? なんと……!? 使徒めが既に手を回して、太腿の付け根をホールドしてお尻が浮かないようにしているではないか!
ぷりちーな小さいお尻を浮かせる事もできず、キスは出来るけれども先ほどのようなむしゃぶる様な悪魔キッスは封印されてしまったのだ。
なんで♥️? どうして……? あるじぃ……♥️と、押さえつけられた脚を揺すってお股をへこへこさせるが、それでも彼の唇はギリギリの位置をキープ。
「んにゅ……ぷちゅ♥️……はちゅ♥️へぅ……♥️ううぅ゛……♥️♥️」
おあずけを食らったような物足りなさに、どうにかなってしまいそうなキス乞い悪魔ウルヴァ。この与えられるノン・フレンチキスに浸りながらも、どうすればもっとこの
「……んぷむ♥️! はちゅっ……♥️ぷふむぅ……♥️」
こちらが貪ろうと追っていた使徒のキス。彼の唇は追えば引き離れて行くのだが……、こちらが動かず、待っていれば徐々に寄ってきてくれるのだ。
「……んにゅぅ♥️! ……はうん……♥️ぷっ……へぅ……♥️」
試しにまた追い縋ってみれば、やはりそれに返すように遠ざかる……
……そしてまた、ゆっくりと降りてきてくれるキス♥️
彼はそう、このような小癪な手段を用いてこの悪魔に教え込もうとしているのだ。あくまでこのキスは彼が主体。ゆっくりと彼のペースで、ことこと煮込むような熱さのキスをするのだと。
(きすぅ……好きぃ……♥️あるじ……あるじぃ……♥️すきぃ……♥️このちゅぅ、すきぃぃ……♥️♥️)
もとより苦いお野菜以外は何でも大好きなウルヴァちゃん、こんな甘々な接吻も味わってみればすぐに大好物になること請け合いです。
持ち前の素直さから、待つキスの味を覚えてしまったウルヴァは実に良い子に変貌。彼を求めて上げていた顎も、浮かせようとしていたお尻も、向こうから来てくれると分かれば簡単♪ と、今の位置をキープ。すっかり大人しくなりました。
そして膝上の我が儘悪魔ちゃんの物分かりが良くなったのなら、使徒は使徒で次の飴を与えに動き出す。
押さえつける必要の無くなった太腿から手がずらされる。それは片や小さなお尻に、片や可愛いお腹のお臍の下に。
もみ……もみもみ……
スリスリ……、スリスリスリ……
「んあぷっ♥️!? あうう……♥️……んひゃえぅ♥️!」
(よーしよしよしよし……! ウルヴァは可愛いなぁ……!)
使徒の手に楽に収まる桃尻は優しく揉み解され、反対側のお腹は温かい手のひらでじんわりと弄ばれる。
もみもみ……もみゅもみゅ……♥️
スリスリ……とんとん……♥️とんとんとん……♥️
尻を揉む男の大きな手は、どんどんその支配域を広げ感度を揺り起こし……
腹に当てた手は指を使って軽くトントンと叩き、散々水分を奪いさって満ちた牝の袋を刺激する……
(へぁっ♥️あっ……、あああっ……♥️!?!?)
これにはウルヴァも堪らない。
勿論口吸いによって与えられる悦楽は未だ続いており、体の最上と最下に同時に発生した快楽の逃げ道は少ない。なので彼の手から逃げるように腰をくねらせ応戦するのは仕方のないことだろう。
少しばかり抗議するように彼の舌を吸い返し、『今はちゅうに集中したいの♡!』と、遺憾の意の悪魔。
ともすれば、今度は使徒が『見えざる手』を使い手数を増やし、荒ぶる悪魔のご機嫌を取ろうと背中をさすって差し上げる。
スリルリ……なでなで……♡
なでなでなで……つつ~~っ♪
「んへゃうっ♡♡!? はぴゅぅう……♡んちゅむぅ……♡!」
子のご機嫌をあやすにしては随分と淫らな情感のこもった背中撫で。
トントンと背中をたたくのも、なでなでと摩るのも分かるが、指先でつつつぅ~と背筋をなぞるのは違うんじゃなかろうか!? 要審議案件として追って追及していきたい疑惑である。
荒くなってしまった鼻息をピスピスと吹かせながら、ウルヴァは尚も抗議を続ける。
んちゅんちゅっ♡と吸い付きを少しばかり強めて『この
ならばと、又もや使徒は『見えざる手』を用い、今度はぷっくりとおかんむりのウルヴァの勃起した二つのポッチをつまみ熱烈謝罪。
きゅむっ♡
きゅむっ♡
クリ……クリクリクリ……♡
「むきゅぅぅ♡!? うぅ゛むぅぅぅ♡! ……ん゛へ゛はちゅ♡♡!!」
上り詰めた快感が、更に追い焚くように追加されの逆上せる。
未だ幼い体ながらも、日々を過ごすうちにちゃんと女にされていた乳首の刺激に暴れかけたウルヴァ。しかしそれすらも見越していたように、巧みな口使いで離すことなく接吻を続ける使徒の妙技。
小さな体に不相応な熱をこもらせ、それでも続けられる彼からのキスにされるがままになってくる少女。
かくして、彼女の体中を溢れそうな快感が行き場を求めて体内を駆けずり回る事となった訳だが、未だそれらは蓄えられ徐々に、徐々にと、湯気が天に上るように舞い上げられてゆく。
そしてそれはやわぷにのお尻でぺちぺちと叩いて追いやられ、降りかけた子宮でとんとんと突き返され、指でなぞられ続ける背筋をゾクゾクとかけ昇り、小さなおっぱいの先でキュッとしぼられ加速し、舌の根を起こして喘ぐほどに熱い嬌声と共に、舌先を突き上がらせながら震えていき止まる──
──ならば、ここが刈り時だろうと一瞬離れた彼の口がふにゃりと開いたお口に被さり……
……かぷっ♥️!
「……ッ♥️♥️!?!? ……んひゃへぇぇえええええ♡♡♡♡!!!!! 」
行き着いた先では、彼の口が待ってましたと止めの甘噛み。
それは正に狡猾な狩人の罠のようである。彼女の快楽は起きた端から逃げ場を無くされ、上へ上へと追い込まれ、ようやっとたどり着いたその先でかぷり♥️と一噛りに刈り取られる、そんな儚き運命。
悪神も絶賛の結末だろう。
丹念に口で彼女の舌を捏ね、自分の手で柔らかな赤髪の垂れる頭を撫でててやりながら余韻を与える。
たっぷり十分は続けて、使徒の肩から少女の手がずり落ちたところでようやく口が離れた。
「……ぷはっ……ふぅ! ……どうだウル? もっとちゅぅ欲しいか?」
「へぁへぁへぉ~♥️うぁぅ……♥️あぅぅぅ……♥️むきゅうぅ……」
産まれて初めて経験した舌での絶頂に、白目をむきながら震える『大食』の悪魔。
今の彼女には、さっきの使徒の問い掛けには答える余裕など毛頭なく、舌を動かそうにもそれだけで達してしまいそうなのでいったん気絶することにした。
──この後。彼女は無事意識を取り戻し、使徒と一緒にお粥を食べることになるのだが……
その際に熱いお粥がどれ程危ない物かと身に染みて実感する事なったと言う話は、“蛇足”というものであろうか……