求める安静、安息の地
悪の組織の拠点にて封じられていた記憶を取り戻し、ついでに女神共にいっぱいくわせてヤった。
まだおネムのウルヴァをおぶさり、拠点へと帰ろうとする記憶を取り戻し使徒こと俺。
「ああ、お待ちになって。少しよろしいかしら、我らが使徒君?」
「……はい? なんでしょうか」
帰りの転移陣に向かう俺達を呼び止めたのは、三姉妹で一番まともっぽい女神のエレティアである。彼女は胸の前に組んだ腕から右手を持ち上げ頬にあてがう。
「……いいですか我らが使徒君。これから数日は激しい運動と、暴飲暴食等の身体への負担をかけるような行いは控えてください」
そう、神が告げた。
「えっ? 街医者の先生ですか?」
真顔で告げられた内容に思わず突っ込んでしまう。そんなに溜めて言うことでしたか女神様? しかし彼女は気にせず続ける。
「貴方は今、取り戻した記憶と肉体の経験に齟齬が生じています。その魂のズレはいずれ身体が慣れ、修正されるでしょうが……慣れるまでの間に身体への負担が多いとそれも遅々として進まぬ事となるでしょう」
「記憶と肉体の齟齬……?」
「そうです」
「あ、結構重篤な問題なんですか?」
「──いえ、症状自体はそんなに深刻ではありません。完治への遅れも、おそらく筋肉痛の日数が倍に増える程度の誤差でしょうし、歪みもいずれ治る事には代わりありません」
「なるほど……」
わかったような、わからんような。
「我らが使徒君には早く元気になって欲しいという私の願いです。安静に、不調を感じたならば休むよう…よろしいですね?」
「はあ、わかりました」
頷いた俺に満足したか、それではお気をつけてと見送ってくれる女神様。
「……まあいいか、そんな大変な事態ではなさそうだし…よいしょっと」
背負ったウルヴァをしょい直し拠点へ向かう。なぜこの時彼女の助言をもっと重くとらえなかったのか。
未来の事などつゆ知らず、俺は後にこの助言の重大さを思いしる事となる。
意気揚々と拠点に帰還した俺に待っているのは、いつもと変わらぬガチャに溢れた悠々自適な日々である。
「旦那様には精の付くものを御用意してますから……♥️」
この日は夕食前からフィオナのアプローチが続き、なんなら入浴中には前戯紛いの『お背中流し♥️』でとことん追い詰められ下拵えをされました。
艶やかながらもその媚フェロモンを隠しもしない欲しがりの妻フィオナさんは、俺が遠出や遠征等で拠点を空け帰還するとその期間を埋め合わせるかのように苛烈に交わりを求める癖がある。
ご多分に漏れず本日も激しい夜が幕を開ける事は決定的なようで……
「……でわ、本日もまた、たっぷりといただきますわっ♥️」
入浴も食事も終え寝室に戻ってからは流れるようにベットへと誘われマウントを取られる。湯上がりの水気とはまた違うしとどに濡れたその園は、前戯も要らぬと猛ったイチモツを捉え柔りと広がって迎え入れ、子種をねだるのだ。くうっ、逃れられない……!
じゅっぷんっ♥️
一息で腰を下ろしきり、内腿の肉がびったりと押しあう。日を重ねる毎に気持ちよくなる嫁さんの子作り穴に包まれると『尻にしかれるってのも……結構いいな』とか思わないでもないが、されるがままも格好がつかない。反撃せねば。
「……よっ──でぁぅっ!? ──あっくぅぅぅ!? しま、るぅっ……!」
「あらっ?」
普段であればここから一進一退のまぐわいとなる筈だったのだが今日は違った。下半身があっという間に音を上げ情けない声が漏れた。ベットに預けた腰が……! 腹筋や、足にも全く力が入らない。
ビュクククククッ! ブルビュゥゥ~~!!
「うぐぉぉぉぉっ!?」
遂には与えられる快感に耐えきられずに、壊れた蛇口の様に精を吐き出してしまった。まさかの三擦り半以下、ワンターンキルである。
「ああっ、今日もご立派なお射精……♥️そして変わらずに硬いままの旦那様……♥️ん゛ほぉっ♥️お、奥にまでびちびちとぉぉっ♥️♥️!」
うっとりとフィオナが感じ入るように腰をくねらせ精を膣奥に行き渡らせる。
お、おかしい……
確かに風呂場では肝心な所に触れない泡遊びで散々焦らされては居たが、それがここまでの即射に影響するだろうか……?
硬さも量も普段とは変わりない、むしろ迸りのキレが増したとも思える吐精だ。だからだろうか、フィオナも特に違和感を覚えるでなく寧ろ温まっていた熱情が一気に振りきれギアをトップに入れてしまう事態に。
「フィオ……! ちょっ、フィオナさ、なんかこれ変っ……! んぐぅあっ!?」
「ん゛まあ゛っ♥️♥️この脈動っ、更に頂けるんでしゅのぉ゛♥️? はぁ、はぁ~♥️はぁ、はぁ……♥️」
柔く締め付けながらのピストンで息子を休ませない最近彼女が気に入っている腰使い(やめてくれと言っても聞いてくれない)はまだ続く。制止を聞かぬおてんば姫の子宮は追加のおねだりを続けキュンとすぼまったままだし、急所をつかまれたままのこちらは……
「ほっ、ほっ……♥️んっ、いいですわ♥️くぁっ……はっこのままっ♥️お腹が破裂するまで旦那さまほぉ゛っ♥️!!? お゛ほぉぉぉぉ~~♥️!!」
「ぐぅぅぅぅ……っ!!」
ビュクッ!!? ブビュルルルルルッ!!!
「ああぁぁあっ……!?」
続けざまに搾り取られる他無い。
「お゛ほぉ゛ぉぉ~~~~♥️♥️♥️!! 来ま゛したわぁぁ♥️♥️ん゛ふぅぅううう~~♥️!!」
抜かずの二連射に元王族の淑女が出してはいけないオホ声をもって、その快感の度合いを伝える貪欲搾り姫の姿は大層色っぽいのだが、その光景すらも搾り取られる側としてたまったものではない。
(……やはり、やはりおかしい! 快感への耐性が……射精までの堪えが効かない……!?)
「ああんっ♥️更に奥にぃ……濃くって、熱くってぇ……♥️素敵ですわぁ♥️もっと……もっとぉぉぉ♥️♥️」
「うひぃぃぃっ!?!? まってっ……今凄くびんかっ──ぐぅぅぅ!?」
そのままあっという間に視界は暗転した。
───
──
─
窓の外からチュンチュンと、小鳥のさえずりが聞こえる──
「んはっ!?!? ……はぁ、はぁ……!!」
飛び起きながら目を覚ます。どうやら気絶するほどに搾り取られそのまま寝てしまっていたらしい。
「……むにゃむにゃ……だんにゃしゃまぁ~♥️」
横にいる満足そうな寝顔の彼女を見て、昨夜の俺の惨敗を悟る。
「……はぁはぁ……」
夢の中でも俺に甘えているのか、すりすりと身体をすり付ける眠り姫。
「あっくっ!? ぐぅっ──」
だがその穏やかな寝顔に対しこちらも微笑み返す余裕は無い……それはなぜか?
「フィオ……っちょっと、手を離し──」
──彼女の手が……熱を持った部位へと絶えず刺激を与えてきているからだっ!!
「……んん~♥️」
「あひんっ!?」
この勃起は男性の朝特有の生理現象だとは思えない。状況証拠が揃っており、なんならば現行犯だ。明らかに外的な要因による朝立ちち◯ぽには彼女の右手がまとわりついて離れない。
しゅりしゅりと絶えず続く刺激を認識すると、当然それに見合った反応が起こるわけで……
「──ぐぉぉぉっ!!」
──っ!! ビクッ! ビク……ッ!!
朝の一搾りが解き放たれると、嫌な感触が股間付近に広がる。
尿道を押し広げ迸る射精感と腰を抜ける絶頂の快感。合わせて動く手により辺りに撒き散らされる白濁液は重力に逆らわずにベットへと降り落ちるしか無いのだ。……もうシーツがベッチョベチョですねん。
「────がはっ!! はぁ! はぁ、はぁ……!? はぁ、はぁ……フィオってばどんだけ昨日……」
──くっ!? 記憶を封印されたわけでもないのに、朧気にしか思い出せない。だかこれだけは解るぞ……
「俺っ、ち◯ぽが弱くなって……!? つか、エレティアが言ってた不調ってこれかぁ──!?!? あふんっ」
「うぅ~~ん♥️…………くぅ……くぅ……」
朝の一発目から酷い叫び声を拠点に轟かせるつもりが、急所を握られていて満足に声量を出せずに終わってしまう。本当に寝てるの!?
「と、とにかく逃げなくては……くぬぅっ……!」
腰を引いてズルル……、……ぬっぽ! と回されていた右手から息子を救出!
ベットを転がり落ちる。
「ここにいては“安静”にしているのなんて夢のまた夢だ……くっそ! ていうか“激しい運動”ってのもそう言う隠喩かよっ!」
誰に文句を言うでもなく……いや、正確にはエレティアに文句を言いたくはあるが、ともかく!
このよわよわモードでは男の命に関わる! すぐさま安息の地、セーフスペースを求めて部屋を出る事に。
這う這うの体で寝室を抜け出す男の背の何と情けないこと。
「だがこれは撤退ではない!これは未来に進むための前進である!!!」
――下半身丸出しでは情けなさに拍車がかかるな、それっぽい事を言う前にパンツを探さなくては…!
‐メッセージ‐
使徒はいつのも力が出せない!
フィオナはぐぅぐぅねむっている!
使徒はフィオナの拘束から抜け出した…!