くたりと仰向けにのびるフィオナ。脱力しているおかげか、はたまた巨乳の浮力のおかげか湯に沈むことはないが、このままでは危ないので端まで引いて風呂の縁に座らせる。長湯でのぼせてはいかんからな。
「あうあうあう……」
「ふむ、これでよしっと。さて、こっちは……?」
小脇から取り出したるは、フィオナが出したブツ。
ご覧下さい! 玉のように可愛らしいお子さんですよ!!
…………てか、玉だこれ!!!
……はいっ。
サイズはなんとバレーボール程。
深い藍色でツルツルと光沢があり、叩けばコツコツと固さがある。
こんなモノをだしたフィオナ王女様……流石は王族。
……っ!? まてよ? こんな大物をひり出したのだ、まさか彼女の大事な所が一大事に!?
ガバッっと振り返り恐る恐る確認したところ、裂けたり血が出たりはしておらず、むしろ無垢な乙女のままぴっちりとした縦すじがそこにはあった。
ガチャだからね、夢が詰まった安心安全の神秘というわけか。よかったよかった一安心。
女神はテニスボールからゴルフボール位で複数個だったのに対し、このビックベイビー一個なのは個人差というやつなのだろう。女の子の体は秘密が一杯だというしな、いつか解き明かせる日が来ればいいな。
さて、ガチャが出たならやることは一つ。そう、中身の確認だ。
神秘の塊の開け方は簡単で、開けと念じれば開く。
早速実践してみよう。
「さてさて、中身はなんだろな~っと」
手をかざし、開けと念じる。
すると玉が光を発して輝く粒子へと変化する。
ポワ~ン
(基礎能力オール+15)(1/10)
きたきた、どうやら俺の能力? が15程上がったらしい。実感しずらい……。レア度もSRとかそれくらい何ではなかろうか。アンコモンで対象能力一つだったし。まあいいか。
それよりも気になるのが(1/10)の方だ。
十分の一? 残り九回ということか?
フィオナを見れば出しきったお腹も元のセクシィースタイルへと戻っているし、また出させろということなんだろう。
ピンと来た。
デイリーガチャだこれ。
フィオナの中に出してからなんやかんやでお腹が膨らみ、そしてガチャが出るまで結構な時間がかかった。
日に一発。毎日一杯で健康元気! 続けて貰える嬉しいサービス! つまり、そういうことか。
「フィオナ、フィオナ、もう遅い時間だから着替えて寝るぞ? 続きは明日でいいな、な?」
「わかりましたわ~」
よし、彼女の了承も得た事だ。そのまま彼女を連れ風呂を出る。
体を拭いて服を着せてやり、部屋へ案内して今日は終わりっ!
優しい兄のような心で諸々の世話をやき(例えばセクシィーなパンティーを選んで履かせた)、お休みのキッス(フィオナにおねだりされた)も忘れずにして寝かしつけた。
さて、俺も部屋で寝るとするかな……。
部屋の灯りを消すと、そのままベッドへ向かうのであった。また明日。
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パチリッ
あら、ここは!?
夢心地で眠っていたわたくしは、ふと目を覚ましいつもと違う景色に混乱致しました。
そうですわ、女神様の信託を受けて旦那様のもとへ……そしてあんなことを……ポッ///
自分のしたことに頬が熱くなってしまう。初めて会った殿方に、初めて肌を重ね、初めてなのにあんなにも乱れて……。
イヤンイヤンと手で顔を隠して悶絶するフィオナ。落ち着くまでに少々時間が必要そうである。
そのまま暫し、暗い部屋にシーツの擦れる音が響く。
「ふぅ、落ち着きましたわ」
王族の女は動じませんの。
ばあやが言っていましたわ、「記憶から消せば無問題ですじゃ……」と。
あの蜜時を記憶から消すのはもったいありませんし、胸の奥に大切にしまっておくこととしまして、今を大切に生きますわ!
「そういえば、旦那様はいずこに?」
薄暗い部屋にも目が慣れ、愛しき旦那様を探してしまうわたくし。込み上げて来た不安は芽吹く間もなく消えました、すぐ近くにお休みになった旦那様をの寝姿を発見致しましてよ!
どうやらスヤスヤと熟睡しているご様子。寝顔は起きている時と違ってすこやかで可愛らしいと感じますっ♥️ああっ、素敵ですわ!
こんなお顔を見せられては辛抱堪りませんっ! しずしずと、おしとやかに、王家の一蘭の花らしく、旦那様の御布団へと潜りこむわたくし。
ああっ! 旦那様の温もりがっ♥️意外とガッシリしたお体がっ♥️ 甘くやさしい吐息がっ♥️わたくしどうにかなってしまいそう!!
スーハー、スーハー、クンクンッ
これがっ…………婆やが言っていた伝説の……。一にして全の秘奥……『同衾』っ!!
わたくし、遂に達してしまいましたのね、乙女の頂に!!
もう、最っっっ高っですわね!?
スリスリスリスリスリスリスリスリ……
おでこを愛しの彼の胸元に押し付け、興奮のままにマーキングするフィオナ。そしてそれに動じずスヤッスヤな状態を維持しているのは大物であるが故か!?
はぁはぁ……。
いけません、何という魔力でしょう。魔性の胸元に危うく祖国の記憶が塗り替えられる所でした。
「ふぅ」
一息つきまして。
ところでわたくし、気が付いてしまいましたの。乙女の頂からの景色は素晴らしく、当然視野も広がりますわ? そこで目についてしまったのが、そう!
旦那様の股間にうず高きマウンテンがっ…………!!!
さながら英雄の頂っ!! これを鎮めずして真の正妻とは言えません。ばあやが一にして全と言う意味をここで理解しましてよ!
ジュルリ……。
ローデリア王国第一王女フィオナ・ブライト・ローデリア……これより、誰にも知られる事の無い、真の戦いに挑みますっ!!
お父様、お母様、どうか見守っていてくださいましっ……。
遠くで夜の鳥が鳴く声が聞こえる。窓から差す月の明かりは気をきかせた雲が隠した。
ガチャは奔放で飼い慣らすことは出来ない……っ。ならばせめて、ガチャ以外は好きにしたい。
ので、雲まで動きました。