※この作品はR-18です。

ガチャ姫   作:ブリコたっぷりっ子

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草案としてサブタイトルが
『フィオナ、…いえ、最後は旦那様もわたくしに対して「ちゅきちゅき♥️ラブちゅっちゅっ」とおっぱいを吸っていたわけですからアレは強姦ではなく和姦で…キャァァーーッ!?!?』
だったんですけど、長いので止めました。


悪いお姉さん達の企み-端折り編-

 場所は移り皆の憩いの場、リビングルームにて。

 

「……いえ、ですからわたくしとしましては、あくまで旦那様の奥底に眠る記憶喚起の為と、解決用のアイテムを得る為に~……」

 

「なるほど?それで貴重な使徒君の“初出し子種”を独占したと……しかも彼が精通前の体とわかっていたのに、私達に相談せずに……」

 

「うっ!そ、それは……」

 

 そこには正座をした元王女と、元王女の企みを阻止したエルフと……

 

「……すぅ……すぅ」

 

 ソファーでお眠ちゃんの男の子が居た。

 

「で、ですがあの状況で自制の効く乙女など、この世に存在しないのではありませんの……?」

 

 誰もが予想してなかった初物をこっそり頂いたことはやはり後ろめたかったのか、正座の似合う王女フィオナさんは情状酌量を求める。

 

 それを聴いて、うーん……と目頭を揉むお説教エルフリーリヤさん。

 

「……はぁ、使徒君を戻すために行動したのは良い……そして百歩譲ってエッチしたのも、“初出し子種”を注がせたのも良い……けど……!!」

 

 カッ!!

 

「その後に幼き使徒君とつながり続け、あわよくばおち◯ちんを独占しようだなんて、良いわけがないっ!!よって有罪っ!!」

 

 裁判長兼検事リーリヤさん、人差し指ビシィィ!!

 

「き、きゃぁぁぁああああ!!!!」

 

 重たい判決に悲鳴をあげる被告人フィオナ。

 反論の余地がない事実を突きつけられた彼女はもはや断末魔をあげる事しか出来ないッッ!

 

「ああぁぁぁぁぁ……────パタリコッ」

 

 長い長い悲鳴の後、スローモーションのようにゆったりと体を傾け、そのままちに伏せる。効果音付きで。

 

「ふぁ!?……え!?フィオお姉さん?リリお姉さん?」

 

「……ぐふぅ、あ、足が……!?……わたくしの計画も、もはやここまでですか……。しかしいずれ、第二第三のわたくしが貴女の前に現れますことよ……?」

 

「フッ……、ならまたその企みを阻止してみせるともさ~この私がねっ!」

 

 決め台詞を華麗に決めた二人の論争は、痺れた脚に悶えて一瞬素に戻ったフィオナの死によって締め括られた。しかし死に際に彼女が残した不穏な呟きから、今後も事件は続くと予想される。

 頑張れエルフ検事、負けるなエルフ検事!

 この世の痴女が潰えるその日まで、君の戦いは続くッッ!!

 

 

 

 

「……はい、それではお芝居も終わったと見て、お話よろしいでしょうか?フィオナ様、リーリヤ様」

 

 

「あらオリビア、勿論よろしくてよ?」

 

「オリビアさん、どうしたの?」

 

 断末魔の辺りから後ろに控えていたメイドが話しかける。そして何事も無かったかのように返事をして体勢を整え直す二人。

 

「え、えぇ……?」

 

 一人置き去りの使徒君は、お姉さん達のあまりの切り替えの速さにおののく。大人って恐い……。

 

 ───

 

 ──

 

 ─

 

 

 ドン引きしていた使徒君は、とりあえずメイドが持ってきたお茶菓子でおやつタイム。

 そこから離れた部屋の隅で、三人の女達はコソコソ話し合っていた。

 

 

「……先程寝室の清掃を済ませたところ、ベットのしたにこのような物が転がっておりました」

 

 そう言って差し出された手の上には、見るからに怪しいアクセサリーが。

 

「おそらく、今回の旦那様若返り事件の発端となるマジックアイテムかと」

 

「まあ、素敵なブローチですわ!鳥が林檎を咥えていて可愛らしい♪」

 

「ん~~?あっ、これ『アプルの果実』か!うわ~、本当にあるんだ!」

 

 物知りリーリヤさん、心当たりがあったようでアイテムを見てビックリ仰天。

 

 

 

 ここで唐突なアイテム解説

 

『“アプルの果実”は若返りの女神が実際に体験した誘拐事件を忘れまいと作ったハンドメイドジュエリー。

 

「拐われるのは桃の姫さまの専売特許でしょ!」という文句と「鳥の嘴でつつかれる身にもなってみなさいよ!」という恨みの念が籠っているとかいないとか。

 

 今では神界において彼女の定番ネタとして多用され、本人も笑い話として他の神々にネタを振ったりする。

 

 製作した若返りの女神の力が宿っており、使うと対象者が若返り、もう一度使うと元に戻る。対象者一名。

 

 ちなみに、うら若い幸運の女神たる私がアプルを「若作りおばさん」と煽ろうものなら林檎の木の肥料にされてしまうので注意が必要です、おわり♪』

 

 

 

 

「でもこれで無事使徒君を戻せる訳だ!いや~よかったよかった」

 

「そうですわね♪いやはや、よく見つけて下さいましたオリビア」

 

「ふふふ……もちろんです、(メイドの)プロですので……」

 

 二人の手放しの称賛に、澄まし顔ながらも満更でも無い様子。

 

 

 

 

「それじゃあさっそく使徒君を戻してあげ──」

 

 スッ──

 

「───オリビアさん?」

 

 愛しの彼が元に戻ると喜んでいたリーリヤから逃れるように、ブローチを持つ手をスッと下げるオリビア。

 

 メイドさんの予想外の動きに戸惑うリーリヤ。

 

 交錯する二人の視線……

 

「……リーリヤ様、少々よろしいでしょうか?」

 

「……なに?」

 

 そして口火を切ったのはメイドオリビア。

 エルフの長いお耳元でぽしょぽしょと、万が一にも使徒君には聞こえないように内緒話。

 

「あっ、ちょっとお二人とも!?わたくしだけ仲間外れなんて酷いですわっ!あくっ!?くぅぅ、まだ足が痺れて……ひぃぃん」

 

 まだ立ち上がれない正座王女が下で喚く。

 

 ボソボソ……ボソボソ……

 

「ええっ!?でも……そんな……」

 

 リーリヤの長い耳がぴょこぴょこ。

 

「……ですし、……となれば…………で問題ないかと……」

 

「うぅぅ……、う~~~……」

 

 ガクッ!!

 

「……賢明な判断にございます」

 

 そして遂に陥落するリーリヤさん、一歩引いて澄まし顔のメイドオリビア。

 

「……ではお坊っちゃま、そろそろお夕食の仕込みに取りかからねばなりませんので、わたくしは一旦ここで失礼します」

 

「え?あ、はい……わかりました、リビィお姉さん。あ、クッキー美味しかったです、ごちそうさまでした」

 

「はい、またお夕食前にお呼び致しますね」

 

 そういっておやつの乗っていた皿とカップをさげ退室するオリビアさん。

 

 

「……それで、皆さん何の話をしていたんですか?」

 

 トテトテと内緒話の輪に加わりに来る使徒君。

 

「あ~……それは……あ、あはははは……」

 

「ああ、旦那様……お助け……ひぃぃんっ」

 

「……?」

 

 残念ながら使徒君には、下手くそな誤魔化し笑いのリーリヤとプルプル震えるフィオナから、内緒話の内容を聞き出す事は出来なかったのであった。

 

 


 

 

「……はっ!?はあぁぁぁっ!?」

 

 今大声で叫んでいる俺は幸運女神ソルテの使徒。

 

 押し掛け妻で良妻賢母のフィオナ・ブライト・ローデリアといつものように乳繰り合っているうちに、黒ずくめガチャという怪しげな新アイテムの排出を目撃した。

 

 新色ガチャを見るのに夢中になっていた俺は、そのアイテムが持つその危険な効果に気づかなかった……。

 

 俺はブローチを手に取り、眩い光に目がくらみ、次に目が覚めたら……体が縮んでしまっていた!?……のだが、なんやかんやあって皆がブローチを見つけて使い、体を元に戻してくれたらしい!!

 

 ……と、いった状況です俺の回想と覚えてる内容終わり。

 

「ああ~ん♥️やはりこの逞しき旦那様の胸元、広いお背中、……堪りませんわ~♥️」

 

 戻った途端にフィオからガッツリと抱きつかれ、ハグハグ堪能される俺。

 

 ……くっ!頭がっ……なんかムズムズして……?

 

「むむむむ……」

 

「旦那様、ご気分が優れませんか?」

 

「ああ、大丈夫だ、お……?あ、なんか段々思い出してきた……!」

 

 俺の体感としてはあのブローチ……『アプルの果実』を使ったのは昨夜の出来事。

 そして今、目の前にいる三人がソレを使って俺を戻してくれたという話なのだが……やはりその説明に違和感はある。

 

「……げっ、お、思い出してきた来ちゃったの……?」

 

「“げっ”ってなんだよ“げっ”て!……何か思い出されると困ることがあるのか、ん~?」

 

 だって、少なくとも2、3日程の時間が経過してるし?

 なんか説明を端折られた「なんやかんやあった」の部分でオリビアの後ろで聞いてたリーリヤが目を泳がせまくってたし??

 ともかく思い出せ、……カムバック!俺の記憶!!

 

「……ねえちょっと!不味いんじゃない!?私ちっちゃい彼に結構恥ずかしいことしちゃったよ!?」

 

「……問題ありませんリーリヤ様、全て想定内ですので」

 

「……!」

 

 ウンウン頭を捻る俺をいいことに、ヒソヒソと内緒話をしている二人。落ち着いたオリビアと少し慌てたリーリヤだが、どうしたんだコイツら?

 

 

「じゃあ、何か彼が子供バージョンだった時にしたことを忘れたままにしておける秘策があるのね?」

 

「いえ、旦那様が思い出された場合、その度合いに応じたお仕置き♥️を下さるはずですので、それを楽しみましょう♥️」

 

オリビアアァァァァ!?!?

 

 どうやらリーリヤの当ては外れたらしく、ガクガクとオリビアの肩を揺らすがソレに全く動じない無表情メイドオリビアさん。

 

 こらこら、君たち今身重なんだから!そんな激しく動いたらポロっとガチャが……

 

 

 ……ん?三人とも身重……?

 

「あっ!?」

 

 あの夜は三人ともガチャは出しきっていたのでお腹は膨らんで無かった、しかし今は孕んで出産(排出)間近の体型!

 

 つまり、俺が若返りしている間!その“なんやかんや”の間に俺の事を襲いやがったな!?

 

 カチリッ

 

 まるでこの確信がトリガーだったかのように、不確かだった記憶が甦る。そして、この空白の三日間に体験したことが鮮明に呼び起こされると俺は思わず叫んでいた!

 

「ア────ッ!?思い出した!!!」

 

 

「えっ!」

「あっ!」

「んへ?♥️」

 

 俺の大声にそれぞれ違った反応する“お姉さん達”

 

「ふ、ふ、ふふふふふ……お前ら~~思い出したぞ~!!」

 

 

「わっ!?」

「あっ♥️」

「はぁんっ♥️」

 

 それぞれすこし怯えたり、期待に満ちてたり、何も考えてなかったりしているが……

 

 まあともかく、そのお腹のガチャを産む(排出)する事から始めようか?話はそれからだよな……?

 




オリビアはリーリヤに『また小さくなってくれるかわからないので戻す前ににゃんにゃん♥️しておく方が良いですよ』と吹き込んでいた模様。
彼女もそんな餌に釣られエルフーー
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