※この作品はR-18です。

高級娼館のシスター   作:Scorcher

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親子丼パート後半、二穴回です。前を父親が使っていたので、致し方なく後ろを息子に使わせている感じです。

乱交はもちろんですが、二穴の執筆カロリーも相当なもの。120人の乱交とか描写を考えるだけで頭痛が痛くなります。

次回からは同性章。まずはホモパートです。男性向け18禁作品でホモセックスとか何を書いてんでしょうね……


第7話 -交錯- Part2

「んぶっ……!んぐっ、んぢゅぶぅぅっ、ぢゅぶっ、んぢゅっ……ずぶぶぶぶっ!!!!」

「ああっ……!い、いいよ……マキちゃん。」

「んぶっ、んぶっ、れろれろぉ……んっ……また、チンポが元気になってしまいましたね。」

 

右手に男の肉棒を添えて激しい口淫をしつつ、左手で典也の肉竿を扱き上げる真希。2本の男根へ奉仕をする彼女の顔には、女として、淫乱な雌としての素顔が現れていた。

 

「マキおねえちゃん、オレのチンチンもペロペロ……ペロペロしてよぉ……」

「はいはい……もう、典也は甘えん坊さんね。んぁ……はむっ!んぶぅぅぅぅっ!!!!んぶっ、んぢゅっ!ぢゅぶぶぶぶっっっ!!!!」

「はぅっ……お、おねえちゃん……そんなにいきなり強くされたら……!」

 

典也に催促をされ、今度は左手に握っていた彼の肉棒を咥え込み、右手では男の肉竿を器用に扱き続けていた。

 

「んぢゅ……おいひぃ、典也のひんぽも……おいひい。ぢゅぶぅぅぅ……子供チンポ……おいしいのぉ……!」

「あうっ……だ、ダメっ……こんなに気持ちいいの……!」

「んちゅ……ふふっ……典也のチンポもまた勃起しちゃったわね。それじゃあ、今度はお父さんと一緒に、私を気持ちしてちょうだい。」

「と、父さんと……?」

「ええ……私とあなたと……一緒に……ね。んっ……ちゅっ。」

 

真希は妖しい笑みを浮かべながら典也の顔を見上げて、咥え込んでいた彼の肉棒に愛おしそうな口付けをするのであった。

 

2本の剛直への口淫で再び彼らをいきり立たせた真希は、男をベッドに仰向けで寝そべらせると、自らのその上へと跨ぐ。

 

「ま、マキちゃん……そろそろ私も限界なんだけど……」

「申し訳ございません、ご主人さま。あと少し……あと少しだけ、マキとの戯れにお付き合い頂きたいんです。私だけでなく、典也と一緒に……」

「マキちゃん……キミは一体、この娼館で働く前に何をして……うっ……!」

 

男が真希へ問いかけをする最中に、彼女は彼の肉棒を自らの淫裂へとあてがい、三度膣内へと挿入をするのであった。

 

「んっ……あぁぁぁぁっ!ご主人さまのチンポ、2度もイっているのにビキビキに勃起して……私のマンコ穴、ギチギチに押し広げられています……!あぁぁんっ!チンポ、チンポ好きぃっ!私……勃起チンポ大好きなんですぅっ!」

 

腰を深く沈めると、真希は下品に声を上げながら男の上で裸体を激しく上下させる。豊満な乳房も揺れ弾み、結合部からはこれまで注がれていた白濁の子種汁が愛液と共に溢れ出ているのであった。

 

「うぐっ……マンコがチンポに吸い付くようで……くぅっ……なんだこれは……!?」

「あぁんっ……!ご主人さま……私のマンコ穴は、ご主人さまのデカチンポで調教されているんですから。どんなチンポをぶち込まれても平気なくらい、チンポ大好きな淫乱マンコになっているんです……!あ、あんっ!あぁぁんっ!」

「マキちゃん、もしかしてキミは……!?」

 

真希が誰に対して、何を言っているのか。男は理解に苦しみながらも、彼女が過去に何をされているか察することが出来た。

 

「もっと……もっとしてください。いぃんっ……チンポ、ご主人さまの巨根チンポっ!マキのメス豚マンコを突き上げてほしいんですっ!ああんっ、いやぁんっ!」

 

淫らに腰をくねらせ、男の肉棒を膣肉で扱き上げる真希。その光景を間近で、ただ見ていることしか出来ずにいる少年がいた。

 

「そんな……マキ、おねえちゃん……」

「あんっ……ふ、典也。ごめんなさい、少し……寂しい思いをさせちゃったわね。」

「そんなじゃ……ない。オレはおねえちゃんと一緒に……」

「ダメよ……男の子がそんなに悲しくて、弱々しい顔を見せたら……ダメ。」

 

そう言いながらも男の上で腰を振り続ける真希は、身体を前のめりにして尻を突き出すような格好となり、左手を尻の割れ目に当て、尻穴が典也にはっきり見えるように広げてしまう。

 

「お、おねえちゃん……!?」

「あなたのいきり立ったオチンポ……私のここに挿れてくれるかしら?」

 

突き立てられた肉棒を膣奥へ咥えたまま尻を振り、典也に対して肛内へも剛直を挿入するように促す真希。その光景と言葉に典也は疑うように彼女へ問い掛ける。

 

「でも……ここお尻の穴だよ。そこはチンチンを入れるんじゃなくて、その……」

「そう、ここはウンチの出る穴よ。でもね……チンポを入れて気持ちよくなることも出来るの。だからお願い、あなたの勃起したチンポで私のウンチ穴……いっぱい突いて。」

「う、うん……」

 

真希に言われるがまま、彼は彼女の尻肉を小さな手で掴むと、亀頭を肛門へとあてがう。その一連のやり取りを見ながら、真希の下で腰を振り続けていた男が言葉を発する。

 

「そっちの穴でも経験があったのか……!本当にキミは一体どこまで……」

「うふっ……ふふっ、見ていてくださいね、ご主人さま。あなたの息子が、私のお尻……ケツマンコを犯すのを……チンポをマンコに突っ込んだまま、見ていてください……!」

 

そう真希が言葉を続ける間に、典也は彼女の肛門へ亀頭を押し入れ始めていた。

 

「んっ……おねえちゃんのお尻、マンコよりもキツくて……チンチンが入らないよ。」

「はぁ、はぁ……あんっ……だ、大丈夫よ。そのまま強引にお尻の穴にチンポ……突っ込んでちょうだい。んんっ……ぐっ……うぅっ……!」

「うん……わかった……」

 

尻穴に亀頭を押し返されていた典也であったが、真希の言葉に従い、自らの剛直を半ば無理矢理に彼女の肛内へと押し進めていく。

 

「あぐぅ……あっ、あぁぁぁぁっ!は、入ってきた……私のケツ穴に、典也のチンポ……入ってきてる……!あがっ、あっ、あああっ……!」

「んんんっ……!お、おねえちゃん……大丈夫……なの?」

「大丈夫……よ。お尻にチンポ入れるのが久しぶりだったから、ちょっと……苦しかっただけ。」

 

典也のいきり立った肉棒が真希の肛内へと根元まで挿入され、2つの穴を同時に貫かれた彼女は苦悶の表情を浮かべる。しかしそれでも腰を振ることをやめようとはせず、膣内と肛内を犯す2本の肉棒へ快楽を与え続けようとする。

 

「動いて、いいわよ……典也。私のお尻に入っているあなたのチンポ、めちゃくちゃに動かして、おねえちゃんを気持ちよくして……ね。」

「う、うん……!がんばる……!」

 

苦しさに顔を歪ませながらも、真希は笑みを浮かべて典也に対して肛内へと剛直を突き立てるようせがむ。それに応えるべく、彼もまた懸命に腰を振り始めていく。

 

「んぐぅっ……ああんっ!そうよ……典也、そうやって私のケツ穴をマンコにみたいに突くの……!チンポで激しく……ズボズボしてぇっ!」

「んぅ……ふぅ、ふぅ……す、すごいよ……マキおねえちゃんのお尻、オレのチンチンが食べられちゃってる……あ、ああっ!」

「ひぃぃんっ!おいしいわ……典也、あなたの勃起チンポ、ケツマンコがおいしいって離さないの……あぁんっ!いいっ!いいのぉっ!久しぶりのケツ穴セックス……感じちゃうんだからぁ!」

 

肛内を幼くも逞しい肉棒で蹂躙される真希。一方で下から肉棒を突き上げていた男も、二穴の快楽で乱れる彼女に困惑しながらも、抽挿を止めてはいなかった。

 

「くぅ……マキちゃんのマンコ穴、典也のチンポが尻へ入ってから……もっと締りが良くなって……ぐぅっ!」

「あんっ……違いますよ……私のマンコが締まったのではなくて、ご主人さまのチンポがまた、ぶっとくなっただけ……ですよ?」

「んふぅ……そうやってキミはまた……私のことを……!」

 

二穴を犯されても尚、挑発的な言葉と表情で男を煽る真希に対して、彼はそれまで以上に激しく肉棒を膣奥へと突き立てていく。

 

「ひぃぃぃんっ!い、いいですっ!マンコもいいっ!2度も出してるチンポなのに、マンコがガバガバになるくらい気持ちいいですぅっ!やっぱりいいっ!ご主人さまのデカチンポ……気持ちいいよぉっ!」

 

更なる激しい突き上げに壊れたかのように喘ぎ狂う真希。それを気に留めることなく、典也も自らの父親に後れを取るまいと肛内を剛直で貫く。

 

「おねえちゃん、オレのチンチンでももっと気持ちよくなって……!もっと……オレ、もっとがんばるから……!」

「ああんっ!わたし……嬉しい。典也、あなたがたくさん私を気持ちよくしてくれて……おねえちゃん、しあわせよ……」

「んんんっ……!もっと良い子になるから……おかあさん、オレ……もっとがんばって、良い子に……!」

「ひゃぁんっ!も、もう……典也ってば、また私のことを……」

 

再び真希を呼び間違えてしまう典也を、彼女は優しい眼差しで見つめようとしていた。しかし、彼のその一言にこれまでない劣情を膨らませた男が、真希を渾身の力で突き上げる。

 

「……っ!あ、あぁぁぁぁぁっっっ!ご、ご主人……さま。そ、そんなに急にチンポを激しく……ああぁんっ!いやっ、あぁぁぁんっ!」

「マキ……マキ、マキ……!あああっ!」

「ダメですご主人さまっ!そんなにマンコを激しく突き上げられた私……マンコがご主人さまのチンポしか入れられなくなってしまいますから……いっ、いやぁんっ!ダメェ、ダメェッ!」

 

真希の言葉など聞く耳を持たぬかのように男は、彼女の腰をしっかりと掴んで肉棒を根元まで突き入れ続ける。その動きはすでに2度も達している壮年の男とは思えない激しさであった。

 

「おねえちゃん……マキおねえちゃんのお尻マンコ、もっと気持ちよく……オレ、もう……出ちゃう……!」

「いやぁ……いやぁっ!典也もダメェ!ケツ穴の中でチンポでっかくするのダメェ!こんなの子供チンポじゃないっ!大人チンポでケツマンコガバガバにされちゃってるのぉっ!だめぇ……いやぁぁんっ!だめぇ、ダメぇぇッ!」

 

完全に固さを取り戻してしまった2本の剛直で激しく二穴を犯され、真希は拒む言葉を繰り返し、狂ったように喘ぎ続ける。

 

「もう……イくっ……!私……イっちゃうっ!マンコもケツ穴もイく……!ぶっとい2本のチンポ、親子チンポでイかされちゃうっ!イかせて……マキをチンポで……イかせてぇぇぇぇ!!!!」

「あっ、くっ……イっ、イクっ……ううっ!」

「おねえちゃん……マキおねえちゃん……!あっ……で、出るっ!あああっ!」

「あっ、あああっ……!あぁぁぁっ!出てるぅ……!マンコにも……アナルにも……チンポ汁、いっぱい出てます……!わらひのおなかのにゃか……あついのれ……いっぱい……!あああああああっ!」

 

両穴に彼らの出せる全ての精を吐き出され、真希は身体を小刻み震わせ、それらを受け入れていく。そして

 

「いっ……イくっ……!わらひ……またイきます……!大人チンポと子供チンポでイくっ……!マンコイっちゃう、アナルもイっちゃうっ!全部イっちゃうっ!気持ちいいのぉっ!気持ちいいのでイキまくっちゃうのぉっ!イクッ……!イクッ、イクっ!イクイクイクっ……イっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ!!!!!!!!!!!!」

 

裸体を反り返るように硬直させ、二穴への快楽が限界を迎えた彼女は声を上げながら果てる。肉棒から吐き出される精は真希の膣内と肛内から溢れ、大量の白濁が注ぎ込まれたことを表していた。

 

「う、ううっ……な、何これ……オレのチンチン……おねえちゃんから抜けな……ぐっ……!」

「あっ……典也、ダメッ!私……今チンポ抜かれたら、また……!」

「だって……チンチンが苦しくて……んんんっ!」

 

苦しそうに真希の尻穴から自らの肉棒を力任せに引き抜く典也。それは真希に対してさらなる快楽を与えるのであった。

 

「ああっ……いやっ……!典也……ダメって言ったのにっ!私……だめぇ……もう……あ、ああ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!!!」

 

尻穴から肉棒を引き抜かれ、排泄するような感覚に襲われながら、真希は再び叫び果てる。肛門は締まりきらずに伸縮を続け、肛内からは破裂音を立てながら典也に注ぎ込まれた白濁の液が飛び出していた。

 

「はぁ、はぁ……おねえちゃんのお尻……気持ち良すぎ……て、もう、ダメ……」

「ふ、典也の……バカ。あんなに乱暴にされたら、私だって……うぅ……!もう……バカ……」

 

そう言いながら典也はベッドの上にへたり込み、真希は未だに肉棒を挿入されたままでいた男の身体に、自らの裸体を預けるのであった。

 

 

「本日も大変申し訳ございませんでした……!接客であることを忘れてしまい、多くの無礼を働いてしまい……もう、お客様に向ける顔がありません。」

 

私服を着てベッドに座る男と典也に対して、真希は全裸のまま土下座をしていた。

 

「いやマキちゃん……謝るにしたって、その格好のほうがどう考えても失礼だから。というか……私は全然怒ってなんかいないからね。」

「ですが……私はまたしても、あのように乱れて……いえ、先日よりもさらに醜態を晒してしまうようなことに……」

「まぁ、確かにこの前よりも凄かったことは確かだけど……。典也、マキちゃんとは仲良くなれたんだよね?」

「う、うん……」

 

男の言葉に頷く典也。彼は裸のある真希へ近づくと、彼女の肩に手を掛けて口を開く。

 

「マキおねえちゃん……オレ、おねえちゃんとエッチが出来て良かった。最初はあんなに悪いことを言って、その……ごめんなさい。」

「典也……」

「おねえちゃんは優しくて、キレイで……オレのお母さんになってほしいって思ったりもして、エッチをしていた時につい……そう呼んじゃって……」

「そんなこと……私はただ、私が気持ちよくなるためにあなたを……!言ったはずよ……優しくない、ヒドい大人を教えるって。」

 

気恥ずかしそうに典也は真希に対して自らの思いを伝えていく。彼の素直な告白に彼女は困惑して、彼を犯す前に言い放ったことを繰り返す。

 

「わかっているよ。どんなにヒドいなんて言っても、本当は優しいんだって。オレ、おねえちゃんみたいに素直な人に……怒られたり、優しくしてほしかったんだ……」

「違う……違うの……私は、私はそんなんじゃ……!うっ・・うぅぅ……」

 

母性を求めたことを吐露する典也に対して、真希は嗚咽を漏らしながら言葉を紡ごうとする。しかし、すでに彼女が彼に対して言い返す言葉残されておらず、只々涙を流して典也を優しく抱き締めるだけであった。

 

 

「今日は本当にありがとう。これからは私も典也ともっと正直に向き合うとするよ。」

「そうですね……あのような場所を見られてしまった以上、取り繕うことなどする意味がありませんね。」

「うぐっ……意外とさりげなく棘を見せるんだよな……キミは。」

「そうですか……?私はそういうつもりはないのですが。」

 

衣服を整え、部屋の外で男と話しながら真希はその傍らにいた典也にも声を掛ける。

 

「それじゃあね、典也。また食べに来てもらえたら嬉しいわ。」

「うん、オレ……また来たい。それで……その……また、おねえちゃんと……」

 

娼婦として真希と再び会いたいと言おうとする典也。そんな彼の口を人差し指抑えながら、真希は言う。

 

「だったら、ちゃーんとお父さんの言うことは聞くのよ。お手伝いのおばさんにも迷惑をかけないこと。いい?」

「うん……わかった。オレ、がんばるよ。」

「うん……良い子ね、典也は。」

 

真希との約束に、典也はまっすぐ彼女の目を見て言葉を返す。そこには来店した時のつまらなそうな顔をした少年の姿はないのであった。

 

「それじゃあマキちゃん、またね。」

「……はい。」

 

別れを告げる男に名残惜しそうに返事をする真希。そんな彼女へ顔を近付け、彼は口付けを交わそうとする。

 

「い、いけません。接客の時間は終わりました。料金を頂けなければ、一切の行為へは及べません。」

「……フフッ、そうだね。私も節操がなかったよ。また、今度にするとしようか。」

「はい……申し訳ありません。」

「本当……キミは嘘を付くことが下手なんだね。」

「……」

 

娼婦としての建前を口にしながら、真希は男を拒む。そんな彼女を笑顔で見ながら、彼と典也は部屋を後にするのであった。

 

 

 

「真希ちゃん、今日もお疲れさま。本当に……お疲れさま。」

「はい……すいません、こんな時間まで。」

「いいのよ。あの2人は満足してもらえていたようだし。あなたも、とっても満足出来たのでしょ?」

「そ、そんなことは……!ええ、そうですね。」

 

スタッフルームへと戻った真希をコタロウが迎える。すでに1階の料理店は閉店しており、時刻は日を跨いでいるのであった。

 

「コタロウさんも、よくあんな無茶な要望に応えようと思いましたね。本当に最初はどうなるか思ったんですから。」

「なんでもそつなくこなせる真希ちゃんだから、大丈夫だと思っていたわよ。実際にその通りになったわけだし。」

「はぁ……もう、なんでもやるなんて下手に言わない方がいいと思い知らされました。」

「なーによ、結構楽しめたみたいなのに。もう……素直じゃないんだから。」

 

彼の座る向かいの椅子に座って頬杖をつき、真希は物思いに耽るように口を開く。

 

「彼らと身体を重ねていた時、色々と思い出したんです。良いことも、悪いことも……」

「どんなこと……かしら?」

「私が昔……どんなことをされていたか。それが悪いこと。そして思い出せて良かったことは……」

「なんだったの?」

「私にも大切なものがあるってことを……」

 

表情を変えることなく、真希は彼に応えるようにつぶやき続ける。

 

「良いことだけ聞いてあげる。何が大切だったのかしら?」

「……家族、ですね。」

 

そう言う彼女の表情はわずかに綻ぶ。その答えにコタロウはふいに尋ねる。

 

「でも、真希ちゃんのご両親って元気なはずよね。それに確か、妹さんがいたって聞いたけど。」

「はい。ですから、気付かされたんです。あの人と典也くんの関係が冷えていたのを目の当たりにして、それを私が少しでも暖められた時、私にも大切なのかなって。」

「ご両親や妹さんに迷惑じゃないか心配?」

「ええ。でも大丈夫です。一応、理解は得られて……います……から。」

 

そう言葉を続ける真希の目は睡魔に負け始め、瞼が降りているのであった。

 

「そんな状態で帰すことは出来ないわ。もう遅いのだし、今日は泊まっていきなさい。」

「はい……ありがとう……ございます……」

「ちょっとそこにあるソファーに寝られるようにするから。机でうたた寝するよりはだいぶマシでしょうからね。」

 

今にも眠りにつきそうな真希を心配して、彼は彼女のために寝るスペースを確保するべく席を外す。

 

「明日の朝……には帰るから……心配……しないでね。お母さんも、お父さんも……」

 

襲い来る睡魔と闘いながら、真希は家族に対して寝言のようにつぶやく。

 

「おねえちゃんは……大丈夫よ。絶対に帰るから……だいじょうぶよ……未希……」

 

その言葉を最後に、彼女はテーブルに突っ伏して睡魔に屈してしまうのであった。

 

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