とはいっても酔わせて無理矢理処女を奪うという、いわゆる酔姦に該当する描写ですので、後味はすっきりしているかもしれません。盛大に殴ってもいますし。
唯一の反省点は男があまりにも早漏だったこと。ハメてから数行で射精しているんですよ。せっかくのイケメン巨根が台無しですよ。本当にすまん。
「ねぇ真希、今度の日曜日空いているかな?」
「え?ええ、何も予定はないけど……」
「それじゃあさ、ちょっと一緒に飲み会に参加してほしいだけど……ダメかな?」
「でも、私はまだ……」
講義が終わり、友人の1人が声を掛けてくる。彼女にとってこうした誘いは喜ばしいものである反面、そういった場所は得意ではなかった。
「もぉー……またそんなこと気にしてる。もう少しでハタチなんだから別にいいじゃない。」
「……どうせまた人数合わせでしょ?他に誰かいなかったの?」
「まぁ……数合わせと言っちゃそうなんだけど、今度は1人出れないって子がいてさ。急な話だから他にアテもいない感じなのよ。」
「……はぁ。」
案の定か、という溜息をつきながらも彼女は返事をする。
「いいわよ。その代わり、少しは持ってよ。」
「あ、それは大丈夫。今回は全部向こう持ちになっているから。」
「……もう、それを先に言ってよね。」
断りきることが出来ずに、彼女は友人の誘いを受けてしまう。些か妥協が含まれてはいるものの、人に頼られることは悪い気がしなかった。それに加えて
「いいじゃないの。タダでご飯が食べられるついでに男の品定めが出来るのよ。それに……あなたって意外と相手方から評判が良かったりするのよ。」
それほど目立たないというのに、相手の男たちからは連絡を取りたい、次はいつ来るのか、といった声が来るのであった。彼女にとっては、それも決して悪いと思うことはなかった。
「でも、私は……そんなに興味がないから。」
「なーによ……こんなにイイもんを持っているのに、もったいないったらありゃしない。」
「きゃっ……も、もう……!」
冗談を言いながら友人が彼女の豊満な乳房を揉みしだいてくる。頬を赤らめ、微かに怒りを滲ませながら双丘に触れてくる手を振り払う。
「こんなの……男の人たちからは無駄に見られるし、邪魔なだけなんだから……!」
「そいつぁ、あんまり無い人の前で言っちゃたらいかんですよ。いらぬ反感を買っちゃうわよ?」
「はぁ……いつか、良いと思える日なんて来るのかしら……」
溜息を吐きつつ自らの胸元に目を向けながら、真希は憂鬱そうにつぶやくのであった。
◇
「やだぁー!もうありえないわーっ!」
「いいじゃんいいじゃん!ねぇちょっとだけ、ちょっとだけだからさ?ねっ、ねっ?」
けたたましい男女の声が鳴り響く店内。複数の大学の学生が集まっているその場所で、彼女が参加した催しは行われていた。
「………」
特に声を出すこともなく、黙々と料理を口に運ぶ真希。彼女を連れてきた友人はすでに喧騒の輪の中におり、1人取り残されているという状態であった。
「毎回毎回……よく飽きないわね。あんなにはしゃいで翌日死にかけているのに、毎週のように飲んでいるんだから……」
初対面であろう他校の男たちと共に騒ぎ立てる友人を、真希は呆れながら眺めていた。
「あっ……飲み物がない。あの、すいませーん……」
ドリンクを注文しようと店員を呼ぼうする彼女の前に、1つのグラスが差し出される。
「僕のでよかったら、飲んでくれていいよ。」
「あ、ありがとうざいます。でも、私まだ二十歳になっていなくて……」
「大丈夫だよ。それ、ソフトドリンクだから。」
「……本当ですか?」
グラスを差し出した男へ訝し気な視線を向けながら真希は言葉を返す。
「本当だって。騙して飲ませたところで、ただ嫌われるだけだって分かっているからさ。」
「………」
苦笑いを浮かべる男を尻目に、彼女はグラスの中身に口をつける。
「ね?大丈夫だったでしょ?」
「……はい。あ、でもこれ……!」
言われるがままにグラスに口を付けた真希であったが、それが男の飲みかけ、あるいは口を付けたグラスであると思い、焦りの色を見せる。
「大丈夫だよ、ついさっき注文をしたやつだから。」
「そ、そうですか。すいません、なんだか気を使わせてしまったみたいで……」
自らの横に座った男へ申し訳なさそうにしながらドリンクに口を付ける真希。先程までのような焦り方はなかったものの、異性に思わぬ形で声を掛けられたことに鼓動を速めているのであった。
「未成年だから飲まないだなんて、今時珍しい子だね。真面目というか、変わっているというか……」
「興味がないわけじゃないんです。ただ、こういう場で騒ぎながら勢いで飲むことには抵抗があるだけで……」
誰にも話したことのない自らの胸の内を男に明かす真希。清潔感のある彼に対して、彼女は自らの言葉を聞かせようとしていた。
「そういえば、まだ名前を聞いていなかったね。僕は―――」
礼を弁えるように自らの名前をいう男に対して、真希も改めて言葉を放つ。
「坂下です。坂下真希です。お気遣いを頂いて、ありがとうございます。」
これが彼女、坂下真希の運命を変える出会いとなるのであった。
◇
「あの……本当に大丈夫だったんでしょうか?」
「心配いらないよ。代金は僕とキミの分を払っておいたし、キミの連れの子だって僕と一緒なのを見て納得していたじゃないか。」
「そう……ですね。」
騒がしかった宴席の店を抜け出し、真希と男は別の店で2人きりとなっていた。
「こうして男と2人になる機会は、これまであまりなかったのかな?」
「は、はい……私その……こういうお店に入るのも初めてで……」
先程までいた店とは打って変わり、2人が向かい合って座る店内は静粛な雰囲気に包まれていた。
「こういう感じの店も……苦手、かな?」
「いえ……落ち着くことが出来て、ご飯もおいしく頂けそうです。」
その言葉に反して彼女の視線は泳ぎ気味であり、男の顔を真っ直ぐ見ることをしないのであった。
「何か頼もうか?こうして向かい合っているだけだと、坂下さんも本当に落ち着けなさそうだからさ。好きなものを頼んでいいよ。もちろん……お金は僕がすべて持つからさ。」
「はい……あ、いえ、すいません。それじゃあ、お言葉に甘えて。」
自らに気配りを見せる男の言葉に、真希は安心感を持つようになる。清潔感があるだけでなく、顔立ちがはっきりとして容姿に優れており、先刻の催しに同席していた他校の女子学生からも視線を集めていた。その男と彼女は今、2人きりで向かい合っていた。
◇
「それじゃあ……いつも数合わせで呼ばれては、食事代を浮かせるだけって感じだったんだ?」
「はい……私はそれで十分でしたし、彼女たちもそれを分かって私を誘っていましたから。」
食事が進み、真希は自らの身の上を男に対して積極的に話すようになっていた。
「確かに、キミのような可愛い子がいれば、場の雰囲気を明るくなっただろうね。」
「そんな……私なんて、地味で目立たない女ですから。男の人に声を掛けられても、会話なんてほとんど出来ないですし……」
「僕とはこうして、楽しそうに話せているのにかい?」
「そ、それは……!」
核心を突かれたように動揺する真希。彼女が男に対して好意を抱いていることに、彼が気付いていないわけはなかった。
「きっとその大人しくて控えめな性格を、キミの友人たちは利用しているのだろう。男に興味を持たないのに、男を惹きつけるキミを……ね。」
「……っ!彼女たちのことを……悪く言わないでください……!」
「………」
自らを貶められたことよりも、友人たちを貶めた男に怒りを滲ませる真希。その姿を見た男は、彼女が気付かない程度に口元を歪ませているのであった。
「すまない……別にそこまで悪く言ったつもりはなかったんだ。ダメだな……酒が入ると言葉を選べなくなってしまって……」
そう言いながらも、男はグラスに注がれたワインに口を付ける。彼に窘められた真希は溜飲を下げながら言葉を口にする。
「お酒……飲めたんですね。」
「ああ……騒ぎながら飲むのが嫌いなだけでね。こうして静かな場所で飲むのが好みなだけだよ。」
「そう……ですか。」
男の言葉に口を閉ざす真希。それを見た彼が彼女に思わぬ提案をしてくる。
「良かったら、少し飲んでみないかい?」
「えっ……!?」
「興味がないわけじゃないって言ってたし、嫌いなわけでもないんだよね?」
「確かに言いましたし、嫌いでもないですけど……」
男の言葉に対して躊躇いを見せる真希。元来の真面目な性格が自身の一線を越えることへ歯止めをかけているのであった。
「いずれは飲む時が来るんだから、ちょっとした練習だと思って少しだけでも……強くないやつでいいからさ。」
「で、でも……」
それでも躊躇をする彼女に対して、男は殺し文句ともいえる一言を口にする。
「もしかして……僕と一緒に飲むが嫌だったりするのかな?」
「い、いえ、そんなことは……!分かりました、少しだけでしたら……いただきます。」
「よかった、嬉しいよ。それじゃあ……」
男に惹かれていたこともあり、真希は彼の誘いを受け入れる。普段の彼女では拒みきる提案であったはずが、それが出来ないほどに彼は特別な存在へと変わりつつあった。
◇
「んじゃ、坂下さんの最初の一口に……」
「はい、ありがとうございます。」
果実酒の注がれたグラスを手に持ち、真希はそれを男の持つグラスと合わせて音を鳴らす。そして中身を少し確認しながら、グラスに口を付けて味を確かめるように飲み始める。
「どうかな?飲めそう?」
「……はい、とてもおいしいです。ただ、少し甘いような感じもします。」
「あれ、もしかして意外といけそうな感じかな。」
「そうですね。抵抗があれば、友人の誘いでもああいった集まりには参加していないですよ。」
男との会話を続けながら、真希はグラスを進める。次にその中身を確認すると、そこには一滴の酒も残ってはいなかった。
「やだ、私……」
「甘すぎてジュース感覚で飲んでしまったのかもね。もう少し強い酒のほうが楽しく飲めるかもしれないよ。」
「ええ……でも、さすがにこれ以上は……」
自身の飲酒に対する抵抗感の無さに戸惑いながら、真希は男の言葉に抗おうとする。しかし、彼と共に過ごす時間を少しでも続かせたいとも思う彼女は、はっきりとそれを口に出すことが出来ないのであった。
「もう少しだけでいいから、付き合ってくれないかな?それに甘い酒だけだと、キミもまだ飲み足りなかったりするんじゃない?」
「それじゃあ……もう少しだけ、ですよ。」
「うん。果実酒が甘すぎるなら、次はスパークリングでもいってみようか。」
「は、はい……!」
アルコールが回った影響なのか、あるいは男に惹かれていたからなのか、真希は彼の言葉に躊躇うことがなくなり始めていた。
「ああ……お酒、とてもおいしいですね……」
「楽しめるような子でよかったよ。でも……大丈夫かい?」
「大丈夫です……。ちょっと……酔っちゃったかもしれませんけど、おいしくいただけましたから。」
程よく酔っている真希を男は気遣う。彼女が酒を飲み始めてからしばしの時間が経っており、テーブルには複数の空いたグラスが置かれていた。
「今日は……ありがとうございました。私、こんなに楽しく食事を出来たのは久しぶり……いえ、初めてかもしれません。」
「僕も楽しかったよ。キミのような可愛い女の子と時間を過ごすことが出来てね。」
「も、もう……ダメですよ。私はそんなこと言われるような子じゃないですから……」
目が虚ろとなった笑みを浮かべながら、真希は男の言葉に謙遜をする。店に入った時よりも饒舌となる一方で、瞼は重たくなり始め、両腕をテーブルに乗せて上半身を突っ伏す格好となっていく。
「ご、ごめんなさい……私、なんだか疲れちゃったみたいで。少し、休ませていただきます……」
「大丈夫だよ。時間はまだあるからね。」
「はい……すぐに起きますから……心配しないで、くだ……さい……」
その言葉を最後に真希はテーブルに腕を敷き、顔を埋めて眠りに就くのであった。
「おやすみ、坂下さん……いや、真希ちゃん。」
酔い潰れた真希の姿を見る男の顔には、彼女には見せなかった不敵な笑みが浮かぶのであった。
◇
「ん……んっ、んん……あ、あれ?私、いつの間に……」
束の間の眠りから解放をされる真希。深い眠りではなかったためか、彼女が意識をはっきりさせるのに時間は掛からなかった。
「ここ……どこ?私、確かお酒を飲んでたら眠くなって……」
ベッドから起き上がると、部屋を見渡しながら曖昧ではない記憶を辿り、自らの置かれた状況を確認しようする。そして、それと同時に先程までともにいた1人の男の存在を思い出す。
「あの人は……!?私、まさか彼に……」
「目覚めたようだね。おはよう、坂下さん。いや……本当はまだ夜なんだけどね。」
「あなたは……!」
真希が声のするほうを振り向くと、そこにはバスローブを羽織った男が笑いを浮かべて立っていた。その姿に彼女はこれまで見せなかった警戒心を露にする。
「怒っている顔も中々に素敵だ。でも……僕が見たいのはそういう顔よりも……」
「くっ……!」
状況を理解した真希は、すぐさまその場から逃げ去るためにベッドから降りようと立ち上がる。
「あっ……」
しかし身体には思うように力を入れることが出来ず、へたり込むようにベッドへと座ってしまう。
「あれだけ飲んでいるのだから、身体を満足に動かすことは出来ないだろう。それに……その格好のまま帰ることが出来るのかな?」
「……え?」
男の言葉を聞き、自らの身体へと目を移す真希。そこには衣服を脱がされ、白のブラジャーとショーツだけを身に纏った自らの姿があった。
「きゃっ……!」
下着姿をさらしていたことで咄嗟に声を上げ、身体を抱くようにしてうずくまる。そのまま彼女は羞恥に塗れた表情で男を睨む。
「ずいぶんと可愛い反応だ。その慌てぶりを見る限りだと……」
「こ、来ないでください……!」
拒む言葉に耳を貸さず、男はベッドにうずくまったままの真希に迫っていく。そして、身体を震わせ怯える彼女を仰向けで押し倒す。
「いやっ……触らないで……!」
「とても綺麗な身体をしている。一目見た時から悪くないとは思っていたが……素晴らしいよ。」
「あなたは……最初からこうするつもりで……!」
男の言葉に怒りを滲ませる真希。飲酒の影響と迫る男に対しての恐怖心で抵抗することは出来ず、ただひたすらに自身を押し倒した男を睨むだけであった。
「んんっ……!」
「良い揉み心地だよ。弾力もあって、形も良さそうだ。」
「いやぁっ……やめて、ください……!」
下着の上から乳房を触り、揉まれ始める真希。下品な手付きでありながら、男は的確に彼女の双丘に快楽を与え、その巧みな愛撫に吐息を漏らす。
「んっ……ふぅ……はぁ、はぁ……」
「もう感じてきたようだね。ずっとこのまま触っていたいけど……」
「んんっ……あっ、ダメ……外すのは……!」
弱々しい声で制止をしようすることも空しく、乳房を覆い隠す純白の下着は取り払われる。豊かに膨らんだ乳房が先端まで露となり、外気と男の視線に晒されるのであった。
「いやぁぁ……!も、もうやめてください……!わ、わたしまだ……!」
「こんなに大きいのに形も美しいだなんて……こんなに素晴らしい身体を目にするのは初めだよ……!」
「そんなこと……どうでもいい……!お願いです……もう、やめてくださいっ!」
小さな声ながら強く拒絶する言葉を男にぶつける真希。彼を見つめるその目には涙が浮かんでおり、顔は羞恥で赤く染まる。
「それは出来ない相談だね。僕ももう……抑えが効かなくなっているのだから。」
「くっ……!こんなことをして、私は絶対にあなたを……あぁんっ!」
憎む言葉を口にするのを遮るかのように、彼は真希の乳房を直に揉み、乳頭を強く挟み上げる。彼女の口からは嬌声が漏れ、声を漏らさんと口をつぐむ。
「ふふっ……可愛い声を上げるんだね。でもこれからはもっと可愛くて、女らしい声を上げるようにしてあげようか。」
「んっ、ふぅ……ふぅ、ふぅ……」
乳房を愛撫していた両手の片方を彼女の下半身へと伸ばし、ショーツの上から股間を指で擦り始める。
「んんっ……そ、そこは……」
「しっかりと濡らしてあげないと、痛いだけで終わってしまうのも僕としては寂しいからさ。」
「だ、だめぇ……もう、許して……ください……」
怒りも抑え込まれ、真希はただ行為を止めるよう懇願するだけとなる。当然ながらその言葉を男が受け入れることもなく、彼女は乳房と股間を弄られ続ける。
「はぁ、はぁ……あっ……んっ、んんっ……」
「いい感じにほぐれてきた……それじゃあ、そろそろ……」
「い、いやぁ……それだけは……絶対にだめぇ……!」
「さぁ、坂下さんの一番大切なところを……僕に見せてくれ。」
「いやっ……わたし、わたし……!」
真希の小さな叫びが空しく響く中、彼は彼女のショーツに手を掛けて足元へと降ろす。仄かに汗を含んだ布地がねじれながら脱がされていき、愛撫によって湿り気を帯びた茂みが部屋の光に照らされる。
「いっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ……んぶっ、んんっ……んちゅ、んっ、ちゅっ……!」
声を振り絞り大声を叫ぼうとする真希の口を、男が自らの唇で遮る。そのまま舌を滑り込ませ、彼は彼女の咥内を犯していく。
「んっ……ふぅ。だめじゃないか、いま声を上げてしまえば、キミの恥ずかしい姿が僕以外の男に見られてしまうんだよ、坂下さん……いや、真希ちゃん。」
「あっ、あっ……ああ、あああっ……!」
裸体を晒された上で激しく唇を奪われた真希は、心神を失ったかのように呻きを上げつつ瞳を開く。絶望の色に染まり始めたその目からは、大粒の涙が目尻を伝って流れ落ちるのであった。
「生まれたままの姿を見ると……ますます魅力的に思えてくるよ。」
「こんな……うぐっ、こんなの……ひどい……えぐっ……」
唇を奪われ、一糸纏わぬ姿を男にさらけ出している真希。彼の言葉を聞く様子もなく、ただただ目から涙を零して泣きじゃくる。
「大丈夫だよ、怖いことも、痛いことも、辛いことも……僕が気持ちいいことをして、全て忘れさせてあげるから。」
「う、ううっ……ひっく……気持ち、いい……こと?」
「まぁ、もしかすると……少し痛いかもしれないけど、ね。」
男の言葉に耳を傾けた真希から一度離れ立ち上がると、男は自らが身に着けていたバスローブを床へと脱ぎ捨てる。
「……っ!!!?」
「ほら、真希ちゃん……キミの裸を見ていたら、僕だってもうこんなになっているんだ……!」
バスローブを取り払い、真希と同様に全裸となった男。その下腹部には彼女が言葉を失うほどに屹立した男根が、己を主張するかのように反り返っているのであった。
「な、なんですか……それは……!?」
「驚くのも無理はないか。僕が抱いてきた他の女性たちも、最初に見た時は目を丸くしていたよ。」
「そんなもので……わ、わたしを……わたしを……!」
一般的な成人男性の男性器を上回るであろう巨大な肉棒を目にした真希。顔は青ざめ恐怖で歪み、身体を小さく震わせながら、迫りくる男から遠ざかろうとする。
「い、いや……やめて……こないで……!」
彼女の言葉と抵抗も空しく、男は真希の足元へと跪く格好となり、閉じられた足を大きく開かせる。
「うっ、ううっ……」
「マンコもとても綺麗だ。ただ……もう少し毛の手入れをしたほうがいいかもしれないね。」
「っ……!そんなに恥ずかしいこと、言わないでっ……!」
「ごめんごめん。僕も多少酒が残っているようで、ついデリカシーのないことを言ってしまって。」
男の下品な言葉にこれまでとは異なる羞恥に襲われる真希。その言葉は彼に対する憎悪や嫌悪感以外に、女としての恥じらいが彼女の中で僅かに芽生えたようであった。
「それじゃあ……入れるよ。あまり緊張をしないで、リラックスをしてね。」
「お願いです……もう、許して……お、犯さないでください……!」
「犯すだなんて心外だな。犯すんじゃなくて、抱いてあげるんだから……大丈夫、出来るだけ優しくするよ。」
再び目に涙を浮かべ、拒絶の言葉を口にしながら男の顔を見る真希。それに対して男は何かを察しているかのように笑みを浮かべ、自らの巨根を彼女の茂みに隠れた淫裂にあてがう。
「くぅっ……うっ……っ!」
観念したかのように強く目を瞑り、肉棒の挿入に備えて身体を強張らせる真希。亀頭が緩やかに彼女の膣口を押し広げ、体内へ収まっていく。そして
「うぐっ……あっ、あ゛……あ゛、あ゛ぁぁっ……!」
「これが、真希ちゃんの……少し痛むかもしれないけど、我慢をしてくれよ。」
「いっ……だめっ……こんなの……こんなのでわたし……!」
消え入りそうな声で言葉を紡ぐ真希。しかし、それを言い終えることは出来ずに、彼の男根が彼女を貫く。
「あがぁっ……あっ、あっ……!いっ……くっ、うぅっ……!」
「んんっ……一気に……いくからね……!」
「うっ、うぅぅっ……ん、んんっ……!あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」
再び目を強く瞑りながら、悲鳴を上げて身体を激しく揺さぶる真希。男の肉棒が膣奥へと挿入され、痛みを堪え切れずに声を漏らしたのであった。
「はぁ、はぁ……何なの……これ。こんなに苦しいの……私……む、無理……!」
目を見開き、浮かべていた涙を零しつつ、男根で貫かれた自らの股間を見やる。想像を越えるような大きさであった肉棒を挿入されたことを、彼女はにわかに信じることが出来ずにいた。
「うくっ……やっぱり、かなりキツかったね。無理もないか……だってキミはまだ……」
そう言いつつ男が目にする、自身の肉棒で貫かれている真希の淫裂。そこからは決して少量ではない、彼女自身から流れ出た鮮血が、肉棒を伝って滴り落ちていた。
「そんな……!わたし、本当に……初めてを……!」
「分かってはいたけど、やっぱり……処女だったんだね。とても分かりやすい反応だったよ。特に自分の裸を見られたり、僕のチンポを見た時なんかはね。」
「っ……ううっ……!」
笑みを浮かべた男から顔を背け、小さく声を上げて咽び泣く真希。望まぬ形で純潔を散らされたことを、彼女はまだ受け入れることが出来ないのであった。
「どうして……どうしてこんなことを……!ひどい……最低ですっ……!」
「悪いとは思っている。でもキミがあまりにも魅力的で、こうせずにはいられなかったんだ。幸い、僕に対して好意を抱いてくれていたようだからね。」
「くっ……!」
身勝手な言葉を口にする男に対して、真希は歯を食いしばって睨みつける。憎しみだけが心を支配し、彼を決して許しはしないという意思が表す。
「さぁ真希ちゃん、もっと見せてくれ。キミの全てを。痛みに顔を歪ませ、僕にもっと魅力的な姿を見せてくれ……!」
「そんなこと……あなたなんかに絶対見せるもの……あっ……がっ!あぁぁぁっ!!!!!」
抵抗の言葉を述べようとする真希に対し、男は容赦なく自らの肉槍を突き立て始める。未経験の苦痛に悲鳴を上げ、彼女は激しく身体を暴れさせる。
「や、やめてっ……痛い……痛いですっ!こんなに痛いの……私、死んじゃう……死んじゃいます……!あがっ、ぐぅっ……ひぐぅっ!」
「死にはしないさ。確かに苦しいかもしれないけど、直に消える痛みだろうからね。」
「無責任なことを……あなたみたいな人なんかに私は……!あっ、いやぁんっ!」
真希の太股を掴んでいた男の片手が彼女の乳房を揉み始める。処女を喪失してからというもの、苦痛の声ばかりを上げていた彼女の口から初めて嬌声が漏れる。
「どんなに痛がっていても、胸はしっかりと感じるようだ。とても経験が無かった女の子の身体とは思えないな。」
「ち、違います……感じてなんか、胸で感じてなんか……いっ、いぎぃぃっ!!!!!」
男の言葉を否定しようする真希に対し、彼はさらに激しく男根を突き入れる。そして、冷たさの含んだ声で彼女に言う。
「嘘は良くないよ、真希ちゃん。マンコがさっきよりも濡れて、僕のチンポを欲しがり始めているのだから。」
「ふぅ、ふぅ……!そ、そんなこと……、こんなの……ただ、気持ち悪いだけです……!」
「中々に強情だね。大人しい子かとばかり思っていたけど、実は意外と……」
辱められても思いの外、毅然とした態度を崩さない真希に男は関心を示す。そうしているうちに、彼の抑え込んでいた欲求も限界を迎え始め、彼女にそれを伝える。
「うっ……そろそろ、出そうかな。処女マンコがこんなにキツいなんて……想像以上だよ。」
「で、出そうって……な、何が……出るんですか?」
ある程度は理解をしながらも、真希はそれを問わずにはいられなかった。激しく自らを犯す肉棒が与える痛みも忘れ、彼女は彼に答えを求める。
「決まってるじゃないか。精液が出るんだよ。僕のチンポから、真希ちゃんのマンコの中に……ね。」
分かっているであろう答えを、男は包み隠さず口にする。
「いっ……!」
言葉を失い顔が青ざめ、血の気が引いていく真希。そして、しばしの沈黙の後に彼女は声を上げる。
「いやぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!!!いやっ!やめてっ!やめてくださいっ!それだけは……それだけは絶対ダメですっ!中に出すのだけは……やめて、くだ……さいっ!」
狂ったような悲鳴を上げ、膣内へ精を注がれることを拒む。しかし、男がそれを受け入れることはなく、彼の肉棒は膣肉をさらに激しく犯していく。
「何をいまさら……チンポを入れられた時点で、分かっていたことだろう?」
「いやっ……!絶対にイヤぁ……!お願いします……も、もう……抜いてください……!」
「んっ……抜くって、何を抜けばいいの……かな?」
「くっ……ううっ……そ、それは……」
真希の言いたいことを理解しながら、彼は彼女に卑猥な言葉を言わせようとする。懸命に膣内へ射精を拒絶していた真希の口から言葉が途切れる。
「ほら……ちゃんと言わないと中に出しちゃうよ?」
「うっ……ううっ……!」
赤面して口にすることを躊躇う真希。しかし、僅かでも彼が行為を止めてくれることを願いながら、彼女は声を振り絞ってその言葉を放つ。
「お……お、オチン……チンです。」
「ん……?声が小さくて聞こえないよ。ほら、もっとはっきりと言って。」
「オチンチン……オチンチン、抜いてください……私の中から、あなたの大きいオチンチン……抜いて、ください……!」
羞恥を堪えて精一杯の淫語を口にする真希。それによって男が行為をやめることに期待していた。しかし
「……ダメだね。もっといやらしくお願いをしてくれないと。まぁ、子供っぽさがあるようで、こういうのも悪くないけどね。」
「そんな……も、もうこれ以上は恥ずかしくて……あぁぁんっ!」
答えを決めていたかのように、彼は彼女の願いを聞き入れようとはしなかった。落胆の声を漏らす真希に男はさらに激しく肉棒を突き入れる。
「いやっ……私の中でオチンチンが……オチンチンがまた大きくなって……!私、なんで……?苦しいのに……気持ち悪いのに……!あ、あぁぁっ……!」
先程まで経験がなかったにも関わらず、膣内を肉棒で蹂躙される真希の身体には苦痛以外の感覚が襲い始め、自らが望まぬ艶めかしい声が漏れ始める。
「だめぇ……ダメ、ダメェッ!私……こんなの……こんなので……!」
「出すよ真希ちゃん……初めてのセックスで、感じさせてあげるからね……!うっ、くっ……ああっ!」
「いやぁぁぁぁぁっ!!!!!!いやっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!抜いてっ!抜いてよっ!これイヤァッ!中に……中に熱いのが来て……お、おかしくなっちゃうからぁぁぁぁ!!!!!!!」
純潔を散らされたばかりの膣奥へ精を注ぎ込まれ、真希は激しく声を上げてそれに抵抗する。しかし、それと同時に自ら決して認めることが出来ない、快感が身体をしてもいた。
「だめぇ……私、いくっ……オチンチン、オチンチンでいっちゃう……男の人にオチンチンで犯されてイっちゃう……!いやっ……いやぁっ……・あっ、あっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!」
望まぬ形で処女を喪失し、男の激しい行為の末に膣内へ子種を吐き出された真希は、望まぬ絶頂を迎えたのであった。
「ふぅ、ふぅ……けっこう激しくしたんだけど……まさか、本当にイっちゃうだなんてね。処女だったとは思えない乱れっぷりだったよ。」
「はぁ、はぁ、はぁ……い、いやぁ……抜いて、抜いてぇ……」
彼の言葉を聞くこともなく、真希は息を切らしてうわ言のように肉棒を拒み続ける。目に力は宿っておらず、声は枯れて消え入りそうなつぶやきであった。
「んっ……ふぅ。僕はまだ大丈夫だけど、真希ちゃんはさすがに限界みたいだね。」
「あっ……オチンチン……オチンチン、抜け……た。」
真希の淫裂から男がおもむろに肉棒を引き抜き、それを彼女の口元に突き付ける。
「見てごらん、キミが処女だった証の付いたチンポだ。最初で最後の味……綺麗にしてくれるかな。」
「あぁ……んちゅ、ちゅっ……ぢゅるっ……ううっ!おえぇぇぇっ!!!!」
放心していた彼女は言われるがままに、破瓜の血に塗れた肉棒を口に含む。だがそのあまりの不味さに吐き気を催しながら、はっきりとした意識を取り戻すのであった。
「っ……はぁ、はぁ、はぁ……!くぅっ……!」
「ふふっ……怖い顔だ。でも、とても綺麗だ。女になって……さっきよりも美しく見えてくる。」
「……」
そう言葉を口にする男の前で、真希はゆっくりと身体を起こす。そして俯かせた顔を上げたと思った次の瞬間、自身の右手を大きく下へと振り下げ
「っ……!」
気を込めた小さな声と共に盛大な破裂音を立て、男の頬に強烈な平打ちが叩きこまれる。顔がのけ反るほどの一撃を受け、向き直った男の左頬には彼女の手形が残っていた。
「………」
「………」
頬を打たれても涼し気な顔をする男に対し、真希もまた言葉を放つことなく男を睨み続ける。目は真っ赤に腫れており、彼女の頬には零れ続けた涙の跡が残っていた。
「シャワー……浴びてくる?」
「……」
男の言葉に返事をすることなく、真希は足早にその場を離れ、一糸纏わぬ姿のままシャワールームへと向かうのであった。
「………」
シャワーから吹き出る温水が彼女の身体に打ち付けられる。顔を俯かせている真希が1人でいる室内には、水滴が床に叩きつかれる音だけが鳴り響いていた。
「………」
自らの裸体を抱くようにして立ち尽くし、その場から微動だにしないまま身体を洗い流す。
「……大丈夫、私は……大丈夫、だから。」
小さく震えた声で言葉を紡ぐ真希。自らに言い聞かせるよう口にするその言葉と共に、素肌を抱いていた手をゆっくりと動かし、身体を洗い始める。
「初めてなんて、いつかは失くしちゃうんだから。いま失くしちゃったって……全然、平気なんだから……!」
つぶやく言葉に反して、自らの身体を擦る手は激しさを増す。決して取れないであろう穢れを真希は無意識に、そして懸命に拭い去ろうとしていた。
「大丈夫だって言ってるでしょ……なのに、どうして……どうして……!」
爪を肌に立てて、引っ掻き傷が出来るほどの強さで、彼女は自ら身体を乱暴に洗う。口にする言葉とは裏腹に、両手はさらに穢れを落とそうと裸体を擦り続ける。
「いやっ……もういやっ……・!こんな、こんな身体……もう、いやぁっ……!」
枯れ果てていたはずの涙が再び溢れ、頬を伝って流れ落ちる。凌辱をされて純潔を散らされた現実を強く意識するほど、真希は自らの身体を呪うようになっていた。
「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……」
身体を擦り洗うことに疲れ、手を止めて荒くなる息を整える。そして、彼女はおもむろに右手を下腹部に滑り沿わせて、股間の茂みに隠れた淫裂に指を入れる。
「んっ……ふぅ、ふぅ……んんっ……!」
吐息を漏らしつつ淫裂に指を挿入して、膣内に残っていた体液を掬い出す。その指に付いていたのは、自らを犯した男の子種と、自身の純潔が失われことを示す破瓜の血であった。
「あ……あっ、あぁぁぁぁぁぁっ……!」
白濁の精液と深紅の血液、そして女としての悦びを得て溢れ出た愛液の混ざり合った淫汁を目の当たりにして、真希は恐怖と嫌悪感に襲われ嗚咽を漏らす。
「わたし……もう、やだ……!なんでこんな……こんなに……うっ、うぅっ……えぐっ、ひぐぅっ……うぅぅっ……」
淫汁に塗れた手をシャワーで洗い流し、両手で顔を覆い隠す。そのまま彼女はしばらく間、シャワールームで一人泣き続けるのであった。
◇
「やぁ、気分は晴れたかな?」
バスタオルを身体に巻いて真希が男のいる部屋へと戻ると、彼は出会った時と同じような爽やかな顔で彼女を迎える。既に私服への着替えは済ませていて、彼女を待っているようであった。
「………」
「服はシワになっていたから、クリーニングに出しておいたから。もう出来上がっていて、クローゼットに掛けてあるよ。」
気配りをする言葉に真希は無言を貫く。その言葉は、とても先程まで彼女を凌辱した人間だったとは思えない、非常に紳士的なものであった。それを聞きながら、彼女はベッドに折りたたまれて置かれた自身の下着を乱暴な手付きで取り、クローゼットの前へと向かう。
「……これまでも、私のように女の人を抱いていたんですか?」
「……ん?」
男のほうを見ることなく言葉を口にしながら、真希はクローゼットに向かったままバスタオルを取り払い一糸纏わぬ姿となる。そして、おもむろに床に置いたショーツを拾い上げて両足へと通していく。
「そうだね……でも、ほとんどの女性はすぐに身体を許してくれたよ。自惚れていると思われるだろうけど、多少強引にしたとしても彼女たちの方から積極的に求めてきてくれたりする。」
「ホント……大した自惚れですね。」
ブラを身に着け、衣服に袖を通しながら毒を吐くように言葉を放つ真希。着替え終わった彼女のもとに、男が歩み寄ってくる。
「でも……君のように激しく抗ってきたを女性は初めてだった。もちろん、それすらも美しく思えたよ。」
「……っ!」
歪んだ言葉で真希の魅力を語る男。後ろを向いたままであった彼女の肩を持って振り向かせると、彼は睨むような顔をした真希の目を見ながら言葉を口にする。それらの言葉は、彼女にさらなる不快感を与えるのに十分なものであった。
「真希……僕は君が欲しい。僕が君の魅力を、君自身も知らない魅力を教えてあげよう。誰よりも美しい、最高の女に君を……」
端正な顔から聞こえる甘い囁き。肩を掴みながら彼は彼女へ顔を近づけ、二度目の唇を重ねようとする。しかし
「っ……!」
「おっと……」
それを拒むかのように、真希は右手を大きく振り下げ、再び男の顔に平手を打ち付けようとした。だがその手は男の左手によって遮られ、彼女の顔は苦いものとなっていく。
「……くっ!」
「ダメじゃないか。女の子がそんな乱暴な真似をしようするなんて……」
笑みを絶やさず、彼は真希に言葉を続ける。
「叩くのだったら……こっち。大丈夫、止めはしないから。さぁ……」
「……!!!!!」
煽り立てるかのように自らの右頬を右手人差し指で刺す男。その言動に真希の憎しみは頂点に達し、振り下げた左手を渾身の力を込めて払い上げる。
「っっ!!!!!」
部屋に響き渡るほどの破裂音が鳴り、男の顔が後ろ斜めを向く。真希は自身の手が痛むほどの強さで、『男の言葉に従うように』その右頬を全力で打ち抜いていた。
「女性に殴られたのは、これで2度目だ。この痛み、決して忘れはしないだろう。」
「こんなの……間違っています……!あなたは……あなたは、最低な人です……!」
掴まれていた右手を振り払うと、真希は足早に部屋から立ち去る。その光景を男は、彼女に叩かれた右頬を擦りながら、表情を変えぬまま見送っていた。
「私は……絶対、絶対あんな人になんて……!」
連れ込まれたホテルを出た真希は、自らへ言い聞かせるようにつぶやきながら帰路に着く。彼女の目からは途切れていた涙が、再び零れ落ちそうになっているのであった。