※この作品はR-18です。

高級娼館のシスター   作:Scorcher

24 / 39
前半が剃毛。後半はお悩み相談の皮を被ったハートフルボッコ展開です。

本作のヒロインが壊れていることを改めて強調する内容となっております。とはいっても好きなことを出来てはいますので、精神状態は意外と安定していたりも。

次回は典也のお父さんが再登場。ヒロインに求婚する回となります。過去パートさえなければ、次回でグッドエンドを迎えられたのになぁ。


第13話 -忘却- Part2

「本当に……したいんですか?」

「もちろんよ。ほら……早く足を開いてちょうだい。」

「ううっ……!」

 

浴槽の縁に腰を掛けている真希が恥じらいながら足を開き、レイカの眼前に自身の全てを露にする。

 

「こんなボーボーになっちゃって……確か、前に付き合っていた人の好みでお手入れをしていたのよね。それを忘れるくらいに思い詰めていたのかしら?」

「そう……かもしれないです。誰かの事を考えることよりも、自分の事を考えることも忘れていました。」

 

羞恥に顔を染めている真希であったが、レイカの問いに胸の内を明かそうとし始める。それでも女として恥ずべき場所を見られる続けることには抵抗があり、彼女は速やかに事を済ますように促す。

 

「あの……剃るんだったら早くしてください。この格好のままでいるの……恥ずかしいんですから……!」

「あら、ごめんね。それじゃあ……」

 

加虐的な笑みを浮かべながら、レイカは用意していたソーイングセットのハサミを手に取り、真希の伸びた陰毛にその刃を当てる。

 

「刺さったりはしないけど、下手に動かないでね。」

「は、はい……」

 

そして軽く注意をした後、複数の縮れた毛を指で伸ばしてハサミで端から切り始めるのであった。

 

「………」

「………」

 

剃毛が始まるとしばらくの沈黙が続き、真希の陰毛を切るハサミの音だけが浴室に響く。その空気に堪えることの出来なくなった真希が口を開く。

 

「他人の陰毛を剃るなんて……レイカさん、よくやっていたりするんですか?」

「うーん……女の子にするのは初めてかな。男の毛を剃ることなら何度もやっているわよ。」

「お、男の人にって……どうしてそんな……」

 

斜め上の答えに真希は戸惑う。その間にもレイカはハサミを進め、彼女の股間で無造作に生えていた毛を切っていく。

 

「やってほしいって頼まれたからよ。そういうことが好きな男だって世の中にはいたりするの。あ、もちろん仕事とプライベートの両方でね。」

「どんな男性と付き合っていたんですか……」

 

呆れた声を放つ真希を尻目に、レイカは淡々と手を動かして毛を剃り続ける。

 

「でもやっぱり、自分でも剃るから分かるけど、男の毛を剃るよりも楽でいいわね。男だとチンポとキンタマが邪魔で剃りづらいけど、女は何もついていなくて処理が簡単だわ。」

「そ、そんな下品な言い方しなくても……」

 

真希の羞恥を煽るような物言いに、彼女は顔を赤らめて難色を示す。それに対してレイカはさらに加虐的となっていく。

 

「あら……本当のことを言っているだけよ。こんなに伸びたマン毛だって……簡単に剃れちゃうんだから。」

「痛っ……!そ、そんな……引っ張らないでくださいっ!」

「ふふっ……真希ちゃんって、やっぱり可愛いわ。」

 

まだ残っていた長い陰毛をレイカは冗談半分に引っ張り、真希の股間から乱暴に引き抜く。その行為に憤る彼女を見て、レイカは楽しんでいるのであった。

 

「さてと……あとはカミソリで形を整えるだけね。」

「……全部、剃らないでくださいね。」

「大丈夫、ちゃんと気を付けるわよ。」

 

彼女の言葉を疑いつつ、真希はシェーバーを手に取ったレイカを見守る。もう一方の手にシェービングクリームを持ち、レイカはそれを真希の股間へと噴き出させていく。

 

「んっ、んんっ……!」

「冷たくて気持ちいいかしら。それとも……泡を噴きかけられただけで、オマンコが感じちゃったのかしら?」

「そ、そんなことありません……!ただクリームが冷たくて、声が出ちゃっただけです!」

 

必死に否定をする真希の姿にレイカは妖しく微笑むだけであり、泡立った股間にシェーバーの刃を当てる。

 

「もう少しで綺麗なオマンコになるから、じっとしていてね。」

「も、もう……好きにしてください。」

 

諦めを含んだ声を上げて、真希はさらに大きく足を開いてレイカに全てを見せる。そしてそれを見た彼女は満足気にシェーバーを使い、泡と共に真希の陰毛を整えていくのであった。

 

「うーん……やっぱり毛を剃ってツルツルにしていくのは癖になるわね。私もこのためにオマンコの手入れをしないこともあるのよ。」

「レイカさんは……本当に変態です。女性にこんなことをされるなんて、思ってもいませんでした。」

 

真希の罵る言葉も意に介さず、レイカは彼女の陰毛を剃り続ける。浴室内にはシェーバーで下の毛を処理する音だけが聞こえ、真希のそれに羞恥を高める。

 

「はぁ、はぁ……私、本当にオマンコの毛をレイカさんに……マンコの毛、マン毛を剃られて、わたし……んんっ!」

 

場合によっては屈辱を感じるような行為に、彼女ははっきりと陰部を湿らせる。

 

「あら、オマンコがヒクヒクして、お汁が垂れてきたわよ。やっぱり、オマンコが感じていたのね。」

「んっ、ふぅ……は、早く……終わりにしてくだ……さい。」

 

処理を楽しむレイカに対して、真希は速やかに済ませるよう促す。やがて広く伸び生えていた陰毛が、淫裂の上で人差し指一本程度の形となり、泡と毛が洗い流されて処理は終わる。

 

「はい、これで綺麗なオマンコになったわ。うん、我ながら中々の出来になったわね。」

「ありがとう……ございます。次からは自分で、こまめにお手入れをします。」

「あら……私はちょっと楽しみにしていたのに。恥ずかしそうにする真希ちゃんって、とってもエッチなことをしてあげたくなっちゃうのよね。」

「そういうことがしたいのでしたら、もっと普通に気持ちよくして頂ければ……」

 

羞恥に塗れ疲労の色を見せる真希。彼女が言葉を続ける間もレイカは処理を終えた股間を見つめており、身体は羞恥以外の感覚に支配されていく。

 

「レイカさん、もう終わったんですから……そんなに見ないでください。」

「本当に……綺麗なオマンコ。こんなに可愛いオマンコがぶっといチンポを欲しがって、毎日のようにオチンポを入れられているのね。」

「そ、そんな言い方……しないで……!」

 

謗るような言葉を使い、真希を昂らせていくレイカ。全てを洗い流したばかりでありながら、再び湿り気を帯びていたそこへ彼女はさらに顔を近付けていく。そして

 

「……んっ、ちゅっ。」

「んんっ……れ、レイカさんっ……!?」

 

淫裂へ口付けをされたことに、真希は驚きと微かな快感の声を上げる。

 

「真希ちゃんのオマンコ、いっぱい気持ちよくしてあげる。せっかく綺麗になったマンコ穴なんだから、オマンコ汁が出てこなくなるように、私がしっかりとイかせてあげるわ。」

「ああぁ……レイカさん、わたし……わたし……!」

 

目に涙を浮かべて抗う意思を示す真希。しかし彼女の淫裂はその態度に反して、止めどなく愛液を流し続けているのであった。

 

 

◇

 

 

「んっ……あぁっ!やぁんっ!そこ……激しいの……ダメェッ!」

膣奥へ3本の指をレイカに挿入され、真希は浴室の床に横たわって喘ぎ声を上げていた。

 

「ふふっ……またイきそうになっているのね。いいわよ……思いっきりイって。オマンコ、もっと気持ちよくしてあげるから……!」

「はい……お願いします、レイカさん。私の淫乱マンコ、レイカさんの指チンポでもっと……もっと犯してください……!ああっ……いいっ、指チンポいいっ……!い、イクッ……イクイクイクっ……マンコ、マンコまたイっちゃうっ……あっ、あぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」

 

激しい指による愛撫によって、声を上げて数度目の絶頂を迎える真希。股間からは大量の愛液と共に、黄色のアンモニア臭を発する液体が垂れ流れてくる。

 

「あっ、ああっ……わ、わらひ……おしっこ……おひっこしちゃったぁ……」

「あらあら……気持ち良すぎておもらししちゃうなんて、お客様のだったら怒られちゃうかもしれないわよ。」

「ごめんなさい……レイカさん。でも……レイカさんの前だから、我慢しなくてもいいって思ったんです。」

「っ……も、もう……そんなお世辞なんて言わなくてもいいのっ!」

 

幼さが残る声で素直な言葉を口した真希に、レイカは顔を赤くして恥ずかし気に言い返す。

 

「お世辞なんかじゃありません。わたし、レイカさんにだったら全部話したいと思っていますから……」

「真希ちゃん……」

「レイカさん……んっ……ちゅっ、んんっ……んぷっ……ちゅっ……」

 

真希の告白を受け、添うように横となっていたレイカは彼女と唇を重ねる。舌を絡ませて、快楽を貪る口付けではなく、愛を確かめ合うような柔らかな口付けを続けていく。

 

「んちゅ……ちゅっ、んぷっ……ぷはっ……まったく、私が男だったら本気になっていたかもしれないわ。」

「レイカさんって……意外と女の子っぽいところもあるんですね。恥ずかしがるレイカさんも……可愛いですよ。」

「ま、真希ちゃん……!」

 

小悪魔的な笑みを浮かべてレイカをからかう真希。普段から好き放題に言われていた分を返している彼女に、レイカは顔を赤くするのであった。

 

「もっと……もっと私をいじめてください。男の人では出来ないような攻め方で、女しか出来ない、女しか知らないような気持ちよさを……私に教えてください。」

「ええ……いいわよ、教えてあげる。あなたみたいな淫乱な女の子に、大人の怖さと気持ちよさを教えてあげるわ……!」

 

真希の挑発的な態度にレイカは怒気を含んだ声で言葉を返し、自らの身体を彼女へ移すと、再び膣内へ中指を挿入する。

 

「んんっ……レイカさんの指、長くて……自分でするよりも気持ちいいです。んっ……はぁ……はぁ……!」

「そう……でも、今度は気持ちいいだけじゃ終わらないわよ……!」

「えっ……それって、どういうこと……」

 

レイカの言葉に反応した真希が言葉を言い終える前に、真希の膣内にある一部分にレイカの中指が擦り当たる。

 

「んんんっ……ふぅんんんんんっ!!!!!!!!」

「ふふっ……やっぱり、ここはあまり弄ってはいなかったようね。それでも……」

「れ、レイカさん……今のって、一体何を……?」

 

苦痛が入り混じった未知の快楽に真希は困惑する。その姿にレイカは満足そうな声を上げ、さらに真希を攻めようとする。

 

「普段オマンコでイくのよりも、ずぅーっと気持ちいいことをしてあげるわ。」

「い、いや……ダメです、そんなことされたら私、もう……本当に……!」

 

再び襲い来るであろう快感の波に、真希は恐怖を覚えて言葉を放つ。しかし、それをレイカが聞く耳を持つことはなく、再度膣内の一部分、淫裂の入口上側を中指で刺激する。

 

「ふぅぅぅんんんんっっっ!!!!!!!い、いやぁっ!これイヤぁっ!マンコが……マンコが苦しいのに……気持ちいいのが来るのイヤぁぁっ!!!!!」

「あらあら……怖くなるとこんな声もあげちゃうのね。でも……これはこれで可愛くていやらしいわね。」

「そんな……レイカさん、私……本当にイヤなんです……!怖いのイヤぁっ……怖いのに気持ちいいの……ダメなんですからぁっ……!」

 

目から大粒の涙を零し始めて、レイカに膣壁への愛撫を止めるよう懇願をする真希。必死の形相とは裏腹に、彼女の淫裂からは悦びの表す愛液が溢れ続ける。

 

「あ、あっ、あぁぁぁぁっ……ほ、ほんろうにらめれすかりゃあ……!マンコがおかひくなっれぇ……わらひ……わらひ壊れひゃうのぉっ……!ああ、あ、あ、あぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!」

 

呂律が回らないまま喘ぎ狂い、恐怖と苦痛を伴った快楽に襲われ、彼女はレイカに辱められていく。

 

「いやぁ……いや、いやぁ、いやぁっ!レイカさんっ!わらひ……変になってる……!マンコが……おにゃかがおかひくなっひゃまふぅぅっ!」

「出そう……なのね。気持ちいいのが、出ちゃいそうなのね……真希ちゃん。」

「はい……はいっ!れまふ……きもひいいのでひゃう……おにゃかぁ……マンコからきもちいいの……でひゃいますかりゃぁっ!」

 

さらに激しくなる膣壁上部への攻めに、真希は尿意に似た感覚を得てそれを訴える。それを見たレイカは彼女に対して楽になるよう促す。

 

「いいわよ……出しちゃっていいから……真希ちゃんが壊れるところを……私に見せて……!」

「あ、あぁ……ら、らめぇ……も、もうわらひ……だめ、だえぇ……ダメェっ……あ、あひっ……あひぃっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

 

甲高い悲鳴を上げながら身体を小刻みに震えさせて、真希は股間から盛大に透明な液体を吹き出す。粘り気のないその液はレイカの顔へと降り注ぎ、彼女を濡らしていくのであった。

 

「あはっ……本当に吹いちゃったわね。こんなにいっぱい潮を吹いちゃう女の子なんて、初めてだわ。」

「あっ、あぁっ……れ、レイカさん……わ、わらひ……おかひくなっれぇ……えへっ、えへへっ……」

「ごめんなさい、真希ちゃん。私も、少しやり過ぎちゃったみたいね。でも……こんなに燃えたのも久しぶりな気がするわ。」

「そう……れすかぁ。だったら私も……嬉しい……です。私も気持ちよくなって……もう……死んでも……いいかも……」

 

激し過ぎる絶頂を迎えた真希は、レイカに薄い笑みを浮かべて言葉を紡ぐ。意識が薄れながらも、彼女の顔に満ち足りているのであった。

 

「ちょ、ちょっと真希ちゃんっ!しっかりしてっ、ねぇっ、真希ちゃんっ。真希ちゃんってば!」

 

レイカの声に応じることなく、彼女はゆっくりと瞼を閉じるのであった。

 

 

 

◇

 

 

 

「気分は……どうかしら?」

「良い感じですよ。たくさん大きな声を出して、たくさん気持ちよくなれましたから。」

 

ばつが悪そうに問いかけるレイカに対して、真希は何食わぬ顔で言葉を返す。手に持っている水を口にしながら、彼女はレイカの言葉を聞く。

 

「本当にごめんなさい。一歩間違えれば大変なことになっていたかもしないのに、私ってば……真希ちゃんにあんな無茶をしちゃって……」

「大丈夫です。激しくされるのには慣れていますから。それに……気持ちのいいことをして、壊れながら死ぬのもいいかな、って思っていますから。」

「っ……!だ、ダメよ……そんなことを言うなんて……!」

 

真希の突拍子のない発言に、レイカは思わず窘める言葉を言い放つ。それでも彼女は笑みを浮かべながら続ける。

 

「本当に思っているんですよ。あんなに気持ちよくしてもらえるなんて……レイカさんにだったら、殺されてもいいって。本当にそう思っていますから。」

「真希ちゃん……あなた……」

「あの人のように私を満たしてくれるのであれば、私は何をされて平気ですから。怖いことだって、苦しいことだって……初めてを奪われたことだって気持ちいいことだったんですから。」

 

真希の言葉に訝しさを感じ始めるレイカ。彼女は恐る恐る1つの質問を真希へとする。

 

「ねぇ真希ちゃん。真希ちゃんの初めてって……どういう感じだったの?」

「………」

 

コップに入っていた水を一気に飲み干し、真希は笑みを浮かべたまま口を開く。

 

「とっても気持ち良かったですよ。激しくて、強引で……無理矢理犯されていたのに私、イかされてしまいました。」

「無理矢理って、もしかして……」

 

察しの付いたレイカは真希に対して、事実を簡潔に述べるように求める。その言葉に彼女は包み隠すことなく返す。

 

「ええ……私、レイプをされて処女を失ったんです。心も身体も汚されて……初めてのセックスで彼にイかされてしまいました。」

 

真希の告白に言葉を失うレイカ。彼女がコタロウに聞いていたこと以上のことを真希はレイカに伝え、さらに言葉を続ける。

 

「さっきのレイカさんの攻め、彼の……ご主人さまのチンポを思い出してしまいました。あんなに苦しくて気持ちいいのは、ご主人さまにレイプをされた時くらいだったと思います。」

 

自らを抱き続けていた男を引き合いに出して、真希はレイカを褒め称える。そのレイカは苦々しい顔で言葉に詰まりながらも、懸命に言葉を口にする。

 

「エッチをしている時、壊れちゃうって言っていたけど……あなたはもう……」

「はい、私はもう……とっくに壊れていたんです。マンコも、アナルも……いっぱいチンポを挿れられて、チンポとセックス無しでは生きられない身体になってしまったんです。」

「んっ……ふぅ……そんな、そんなこと……」

 

下品な言葉を織り交ぜた真希の告白を、レイカは身体をよがらせながら聞いていた。

 

「ふふふっ……レイカさん、私の話を聞いてマンコを濡らしちゃったんですか?」

「そ、そんなこと……!」

「よろしければ、私が鎮めるお手伝いをして差し上げますよ。ご主人様や男の人たちに、どのように犯されていたのかを言いながら……」

「だ、大丈夫よ……!じ、自分で何とかするから……んんっ、ふぅ、ふぅ……」

 

懸命にレイカは自らを律して、真希に対して言葉を返す。

 

「それじゃあ……あなたは、本当にうちの店に来てから仕事以外では……」

「はい。娼婦としてセックスをしている以外に、男の人に抱かれてはいません。でも、それでいいんです。いいえ……それがいいんです。心も身体も満たされて、お金も頂けるのですから。」

 

果てしなく淫らであり、それでいて純粋な心を真希はレイカに対して曝け出す。邪な思いを持たない彼女は、改めて言葉を口にする。

 

「レイカさん、私はセックスが本当に大好きなんです。この仕事が大好きなんです。だって……こんな私を求めてくださる人たちがいるのですから。」

 

素直な思いを言葉にする真希。そこには全てを受け容れるという思いがある一方で、自らを認めることが出来ない彼女の背反した心も表していた。

 

「真希ちゃん、もう一つだけ聞いてもいいかしら。」

「……なんですか?」

 

発情をしていたレイカが冷静さを取り戻し、真希に対して再び問いかける。

 

「あなたは……どうしてセックスをするのかしら?」

「……えっ?」

「お金のため、気持ちよくなるため……それ以外に、セックスをしたいと思う理由はあるのかしら。」

「そんなの……私は自分が気持ちよくなるためでも、お金を頂くためでもありますし、そのために相手の方にはたくさん喜んでいただければ……」

 

自らの考えに一点の迷いを持ってはいない真希。そんな彼女にレイカはさらに問いかけ続ける。

 

「そうじゃなくて、もっと……もっと大切なことよ。真希ちゃん、どうして私たちがセックスをするのか……あなたには分かるかしら。」

「私は……ただ、セックスがしたいから……それだけで、私……」

 

レイカの問いに対して、真希は答えることは出来なかった。彼女はその答えを忘れており、理解をすることが出来ないのであった。

 

「レイカさんは……本当に意地悪です。私がそんなこと……知っているわけないじゃないですか。だって私……本当に……本当にセックスが好きなだけなんですよ……?」

「………」

 

言葉を繰り返す彼女を前に沈黙するレイカ。苦笑いを浮かべている真希の目からは、彼女自身が気付かぬうちに涙が零れているのであった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。