※この作品はR-18です。

蟲惑魔の森で   作:一生ホームアローンマン

3 / 10
ちょっと長めになりました。蟲惑魔全体で一番好きなのセラちゃんで下級で一番はトリオンちゃんで、その前座くらいの気持ちだったんですがシチュ思いついちゃうと止まらないですね。その点トリオンちゃんは何したらいいかわからんので難航しそうかも。


ティオの蟲惑魔に食べられる(正常位・だいしゅきホールド圧搾臨死ASMR)

 翌朝。俺はログハウスに一人残され、一夜を明かしていた。乱痴気騒ぎからの大乱交に突入しようとしていた少女団子は良識派(だと信じたい)のメンツによって解体され、俺と彼女たちの関わりについてルールが定められることとなった。

 

 精霊世界になれていないうちは複数プレイや超長時間の行為は干からびるため禁止。原則として1日1人ずつ、じゃんけんで勝った蟲惑魔から順番に一緒に過ごす。公平を期すために案内役としてブリガンダインの蟲惑魔、もとい幻影騎士団(ファントムナイツ)シェード・ブリガンダインがつく、ということになった。

 

 蟲惑魔デッキととんでもなく相性がいいので愛用していたからだろうか、彼(?)もまたこの森の住人の1人(?)であるようだ。青白いオーラを纏ってふわふわ浮いてる鉄仮面である。なんとなく某世界一かっこいい1頭身に似ている気がする。無言でオーラを放っている姿からでは彼の人格は何もわからないが。

 

 まあともかく、このブリガンダインくんについていけば蟲惑魔の誰かのもとへたどり着き……恐らくエッチなことをすることになるわけだ。男の夢と言うべきか、生かさず殺さずの凶悪な罠と言うべきか。

 

 とっかえひっかえみたいなことに気がとがめないわけではないが、あちらが全員すげえ乗り気だし、蟲惑魔じゃんけん大会の結果は教えてもらえなかったが、楽しみに待ってると勝ったらしい何人かにひどく魅惑的なアピールをされたし、行かないという選択肢はもはやない。俺はここに残ると決めた時、既に悪魔に魂を売り渡したのだ。

 

 というわけでブリガンダインくんに最初の蟲惑魔のもとへ案内を頼む。頷くように仮面を傾けた彼はふわふわとログハウスを出て、少し離れた木陰で止まる。

 

 来たときとは違う場所の深黒の落とし穴。これに入ればまたパッと移動できるという寸法か。最初の穴がセラの住む湿原につながっていたように、ここからじゃんけん大会優勝者の棲家に行けるのだろう。

 

 異次元の落とし穴で異世界に干渉できるわ電網の落とし穴でネット環境利用できるわ、蟲惑魔社会というのは原始的な見た目に反して妙に便利である。悪いことではないからなんでも構わないけど。さて、と息を整えてから底の見えない穴に飛び込む俺を、ブリガンダインくんが見送った。

 

 

 

 

 

 ▽▽▽

 

 

 

 

 

 落とし穴を抜けて放り出されたのは、最初に落ちてきたのと同じく森の中の湿地帯。だが、宝石のような雫が浮かぶ神秘的な光景ではなく、捕食者丸出しの超巨大なハエトリグサの葉が所狭しと繁茂する地獄のような景色だった。

 

 ちょうどよく落ちた先の、柔らかい平らな地面だと思った場所も、全開まで口を広げた大きな葉の上だった。フチに並ぶ棘は肉食獣の牙のよう。それが俺に襲いかかることは今のところないようだが、心臓に悪い。

 

 はんぱに閉じて半月型になった葉は複雑に連なり壁のように行く手を阻むが、その合間に平たく開いて足場になった葉が続いており道を作っている。これを進んでいけばいいのだろうか。

 

 アクションゲームなんかでは、ぼんやり突っ立っていると葉がバシンと閉じてダメージ受けるから急いでジャンプしながら渡ってく、みたいなのがわりと定番だが、あいにく俺にそんな身体能力はない。一応デュエリストだし、この精霊世界で過ごす内にとんでもないデュエルマッスルを身に着けたりするのかもしれないが、とにかく今のところは貧弱一般人だ。おっかなびっくり普通に歩いて進む。

 

 グネグネと曲がる道を辿るが、進む内に葉が開いたり閉じたりしてどんどん地形が変わっていく。一本道を進むように誘導されているが、これ無事に帰れるのだろうか。独占禁止、みたいな取り決めがされたはずだが、まさか1人目からルールは破るためにあるみたいなムーブをかましていくのだろうか。

 

 だとしたらそれは正直なところ意外だった。このハエトリグサの迷宮の主、彼女はどうも、他の子と比べたら俺に対する興味が薄い、一歩退いた立ち位置にいる落ち着いた少女、というイメージだったからだ。

 

「やほー、お兄さん。いらっしゃーい」

 

 湿原の最奥、一際巨大な巨大な二枚貝のような捕虫葉の中、木漏れ日を反射して幻想的にきらめく粘液のウォータークッションにだらんともたれ、ふりふりと小さく手を振るティオの蟲惑魔。

 

 つややかな黒髪をゆるく三つ編みにして左右に垂らし、さらに後方ではポニーテールのようにしている。トライテールとでも言えばいいのか。ツインテール部分をまとめる小さな白い花の髪飾りも控えめな印象で、そこだけ見れば旧家のお嬢様といった雰囲気だ。

 

 とはいえウサギの耳のように伸びた半月の捕虫葉の耳飾り、肩と脇、背中丸出しのぴっちりしたレオタードのような服、それが透けるような薄手のミニスカート、どれも清純さとは程遠い。少女の幼さが成熟した女性に変わっていく、その狭間にある妖しい魅力を存分にさらけ出していた。

 

 迷宮の奥で俺を待ち構えていたのは、そんな少女だった。

 

 

 

 

 

 ▽▽▽

 

 

 

 

 

「ええと……」

「ま、適当なとこ座ってよ」

 

 一応靴を脱いで、彼女がくつろいでいる巨大ハエトリグサの葉の上に乗る。半分閉じた上側は日差しを遮る屋根になり、下側はクッションフロアのような感触だ。ほんのり温かく踏み心地が良い。

 

 カードのイラストでは、彼女の側には犠牲者のものらしき頭蓋骨がゴロゴロ転がっていたりしたが、クッション代わりの大小の水滴以外に余計なものはなかった。ひとまずティオから少し離れた位置に座り込む。

 

「普段使ってるとこはもっとゴチャゴチャしてるんだけどね。今日は大事なお客様を迎えるのに、新しいの用意したんだ」

 

 俺がきょろきょろと辺りを見回していたのを見て、その意図を察したらしい。

 

「それは……ありがとう?」

 

 万事にやる気なさげな彼女だが、案外それは表面だけのことなのかもしれない。クッションにもたれているだるっとした姿と眠たげな半目は変わらないが、口元にはうっすらと歓迎の笑みが浮かんでいる。

 

「それとも女の子の部屋、見たかった?」

「あー……いや、その」

 

 興味が無いと言えば嘘になるが、年頃の女の子の部屋に大の男が入り込むというのはどうなのか。事案という単語しか浮かばない。彼女はモンスターだし、この世界に警察がいるかは知らないが。いや、深黒の落とし穴のイラストにはゴヨウガーディアンがいたか、いやどうでもいいわ。

 

 しかしなんとも気恥ずかしい。セラの時もその後も色々と突然だったから、こうして落ち着いた状態で女の子と二人きりで過ごすなんてほとんど無かったことで、情けない話どうしたものかわからない。

 

 からかうようにくふくふと含み笑いをもらすティオから目をそらし、手慰みに転がっていた手頃なサイズのクッションを手に取る。ぬるりと重めの感触の液体が詰まった、半透明なビニールボールと言えばいいか、例えようのない不思議な感触だ。

 

 恐らくティオの本体の、この巨大なハエトリグサの捕虫葉から分泌された粘液を固めたものだと思われるが、なめらかなようでもちもちと柔らかくもあり、ひんやりとして触っていてとても心地が良い。力をかけるとふわりとへこみ、力を抜けばゆっくりと形を戻す。

 

 この感じだと、ティオがもたれている大きなやつはまさに人を駄目にするソファといった風情で、少しあれに寝てみたくなった。1個お土産に持ち帰れないだろうか。

 

「気に入った?」

「ああ、なんかいいな、これ」

 

 バスケットボール大のそれをもちもちと遊んでいると、ティオはクッションから降りて四つん這いでこちらにずりずりと近づいてきた。なんとも横着な姿であるが、動くたびに長い黒髪がさらさらと流れ、うなじや肩、脇腹の白い肌を見え隠れさせる様はなんとも扇情的だった。

 

「それ、わたしのおっぱいと同じ柔らかさなんだ。嬉しいなー、お兄さんわたしのおっぱい好きになっちゃったんだ」

「ぶふっ!?」

 

 体を起こし、身を寄せ、ぐっと両手でその胸を持ち上げてアピールしながら、ティオは耳元でそんなことをささやいた。細く甘い声にぞわぞわと背筋を撫でられるような感覚が走り、身震いする。それにより再び手に持っていたクッションを思わず握りしめてしまう。

 

 柔らかく手のひらを押し返してくる感触に、思わず真横にある黒いレオタードに包まれた双丘を凝視してしまう。セラは言うに及ばず、薄めの子が多い蟲惑魔たちの中にあって、ティオはお椀型で大きめの、いかにも女性らしい体型をしている。それを寄せあげて強調しているのだからたまらない。

 

 その感触を想像し、手の中でそれを疑似体験し、甘い声で脳髄から体中を撫で回される。未だ触れてすらいないのに、既に俺と少女の性交は始まっていた。

 

「なーんて、うそうそ。寝やすいようにこだわって作ったけど、わたしのおっぱいとはぜんぜん違うよ」

 

 と、思ったら甘やかな空気から一転、胸から手を離し、ケラケラと笑うティオ。興奮していたのは俺だけだったのか。

 

「なんだ、変な冗談はやめてくれ。心臓バクバクしたよ」

「うんうん、冗談冗談」

 

 そう、誰彼構わずエッチなことができるなんて、そんなうまい話はないものだ。当然、俺のことを気に入ってもらわなければそういうことにはならないだろう。セラが特別なだけで、やはり彼女たちにからかわれていたのだ。物事には順序というものがある。見下げられないようにしゃんとしなければ。

 

「わたしのおっぱいはもっと気持ちいいからね」

 

 油断。息をつき、笑っていた俺の手を掴んだティオは後ろ向きに倒れ、当然俺は彼女を押し倒すような形で引き倒される。なんとか手をつき、体を支えるが、逆の掴まれた手が温かいものに触れる。

 

 ピッチリした黒い布地に包まれた胸に押し付けられた手のひらは、クッションとは全く違う生物的な、沈み込みながらも跳ね返すような感触と、ゆったりした少女の鼓動を伝えてくる。

 

「うぉ……」

「もっと、直接触って?」

 

 ティオは片手で布地と胸の隙間を開けると、そこに俺の手を突っ込んだ。ぱちんと離された生地が素肌のおっぱいに手を押し付ける。服越しとは全く違う熱と柔らかさ。そして指の間に挟まれた突起がむくむくと大きくなっていくのがわかる。

 

「ん、はぁ……」

 

 すぐ下から感じる彼女の吐く息は熱く湿り、頬にも薄っすらと朱が差しはじめている。感情を弄ばれ、頭がふらふらするほどだが、流石にこれはこちらの勘違いなどではありえないだろう。

 

「脱がして、お兄さん」

 

 少女の豊かな胸の感触に夢中になっていた俺の腕から、いつの間にか離していた手を広げ、幼子のような要求。しかしそれは無邪気さなどまるで感じることのできない、雌としての誘いだった。

 

「……いいのか?」

「もうその気のくせに。いいよ、好きにして」

 

 一応の確認は、拒絶を恐れる臆病さだったが、それを見透かすようにティオはふにゃりと笑いすべてを許した。背中のホックを外すとレオタードの上半身部はぺろりとめくれ、色素は薄いが大きめの乳輪と桜色の乳首が、ピッチリとした布地に輪郭だけを浮かばせていた形の良いへそが、あっという間に陽の下にさらされた。

 

 続けてスカートにも手を出す。ティオは上の時と同じように体を浮かせ、こちらが脱がすのをサポートする。スカートのホックを外し、レオタードとまとめて乱雑にずりおろすと、少女のすべてがさらけ出された。

 

 セラは完全に無毛の一本筋であったが、ティオの秘唇は薄っすらと黒い茂みに覆われ、ほのかにほころび、花開く瞬間を今かと待っているようだった。

 

「んぅ……」

 

 そんな彼女の姿を見て、無意識に手を差し伸べ、指で入り口を押し開いていた。小さな穴からは粘性の液体が一筋とろりと流れ、落ち着いた態度に反して少女の体が既に興奮に身を焦がしていることを明らかにしていた。

 

「いきなり」

「あ、ごめん」

 

 順序も何もなく本丸に攻め込んだことを非難されるが、不機嫌な様子はない。むしろ俺が我を失うさまに喜んでいるようだ。

 

「好きにしていいって言ったから」

 

 それを証明するかのようににやりと笑った少女は、両手を頭の上にだらんとおろし脱力した。言葉の通り、なんの抵抗もする気がないようだ。とはいえ見た目か細い少女にあまり無茶なことをしようとは思えない。

 

 興奮したら、彼女たち蟲惑魔の魔性の魅力にやられて何をするかわからない、というようなところはあるが、なんとか丁寧にやっていくべきだろう。ティオの細い体をまたいで膝立ちになり、まずは呼吸に合わせゆっくりと上下する胸に手を出す。

 

 重力に負けない張りのある乳房をほぐすように揉み込んでいく。ほんのりと汗ばみ、湿った肌の感触を楽しんでいると、性感よりもくすぐったさが勝るのか、彼女は子供のような笑みを浮かべ体を震わせた。

 

 なんとなく癪に障り、ふっくらとした乳輪と、既に硬くしこり自己主張をしている、先程より淡桃を濃くした乳首に責める対象を移す。指で乳輪のフチを弾くようになぞりながら、もう片方の乳首に吸い付き、舌で転がし、押しつぶし、少女の果実を堪能する。

 

「んっ、んぅ…ふっ、うぅ……♡」

 

 薄い汗の味に昂ぶり、股間のモノがさらに硬く持ち上がるのを感じていると、ティオの方も明らかに声音が変わり、興奮しているのがわかる。吸い付きを強めるたびに走るブルリという震えは、むずがゆさではなく性感によるものに違いない。

 

 少女の下半身に目をやれば、もじもじと太ももをこすり合わせ、何かをこらえるように力が込められている。その中心からたらりたらりと溢れる愛液が内ももに塗りつけられて、怪しく光を反射していた。

 

 今すぐにもそこに突撃せよと本能が命じるが、流石にそれでは勢い任せにすぎる。ティオの蜜壺も十分に湿っていることをアピールしているが、俺はまだ、すべてを好きにしていいと言ったこの少女を味わい尽くしていないのだ。

 

 頬に口づけ、首筋を舐めあげる。味は胸と変わらない汗の塩味のはずだが、ふわふわと鼻先に触れる黒髪から香る甘い少女の匂いが味までも甘く錯覚させる。軽く力をいれ横を向かせると、横髪に顔を突っ込み、深く呼吸しその香りを楽しむ。ついでとばかりに耳の裏を舐り、その濃い味を楽しむ。

 

 ふと思いつき、さらけ出されていた白い脇もべろべろと舐めてみる。思った通りに濃い汗の香り、強いティオ自身の匂い。

 

「んっ、やぁ……♡」

 

 動物的な悪臭はなく、花の香りのような甘さを感じるばかりなのだが、流石に恥ずかしかったらしくティオが身悶えする。思わず閉じられた腕に挟まれ、鼻は脇に押し付けられ、顔は腕と胸にサンドされる。

 

 衝撃で吐き出された酸素を補充せんと深く息を吸い込めば、汗ばみ湿度を増した、少女の肌に囲まれた空間の濃厚な雌臭に押しつぶされるような感覚。そして二の腕の柔らかさと胸の柔らかさを同時に感じ、これまでにないほどの興奮。じわりと先走りでパンツが湿るのがわかる。

 

「お兄さん、なんかすごいマニアックだね……びっくりしたよ」

「ごめん、嫌だったか?」

 

 ティオに囲まれた状態から解放されると、ふぅふぅと荒い息をつく少女が真っ赤な顔でこちらを見つめている。自分でもなぜこんな事をしてしまったのか、いや、先日やられたことが衝撃すぎて体に刻まれていたのだろうか。

 

「お兄さんが楽しかったならいいよ。でも、そろそろ欲しいな……♡」

「ああ、俺ももう我慢できそうにない」

 

 誘う言葉とともに、閉じられていた太ももがゆるく広げられ、ティオの花芯が露わになる。慎ましく閉じられていた花弁はすっかり開ききり、滾々と溢れる蜜を湛えた泉は俺のモノを待ちかねるようにひくひくとうごめいていた。

 

 一瞬でも時間が惜しいとばかりにすべての服を脱ぎ捨て、湿った下着も放り捨て、全裸になって横たわる少女の両足を掴み、腰を進める。

 

「わぁ……♡」

 

 突きつけられた肉槍に、いつもの眠たげな半目は残滓すらない。欲情一色のハートに染まった目を見開き、自らを貫かんとする剛直を一心に見つめている。

 

 好きにしていいと言われたのはまだまだ有効だろうと、もはやここに至って一切の遠慮を捨て、雄の本能に身を任せ容赦なくティオの中心を貫いた。

 

「んぅっ、あぁあぁぁぁんっっっ♡♡♡」

 

 ぶちゅりと激しい水音とともに一気に最奥まで突き進む。全体にしびれるほどのきつい締め付けがはしり、肉棒全体が押しつぶされそうなほどだが、過剰なほどの少女の花蜜で濡れそぼっているためか抽挿はひどくスムーズだ。

 

 激しく連続で腰を叩きつけるそのたびに飛沫がはじけ、大きな水音が響く。最初のピストンで既に絶頂しているらしい少女の膣粘膜はブルブルと震え、しかしきつい締め付けは全く失わずペニスを責め立ててくる。

 

「んっ♡んぁっ♡あんっ♡あっあっあっああっ……♡」

 

 ティオのイき膣を無理矢理に耕すように味わうが、抽挿のたびに絶頂を深め、責めを激しくする少女膣に俺のモノも長くはもたず、何度目かの叩きつけの後、こらえきれず精を放つ。

 

「ティオ! 射精(で)る……!」

「ふっ♡うぅっ♡あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」

 

 少女の最奥にびゅるびゅると己の遺伝子を叩きつける感覚は筆舌に尽くしがたい。溜め込んだ体液が水鉄砲のように放射されているのがわかる。ティオの細腰を掴み、張りのいい臀部の感触を下腹で感じながらバカのように射精の快感に浸った。数度の震えののち、出し切った感覚にすっかり脱力する。

 

 前回とは違い、自らの主導で性交を行い、少女を絶頂させながらの射精。男として、雄としての本懐を遂げたという思いが強い。焦点のあわぬ目でこちらを見つめ、にへらと笑うティオへの愛おしさがこみ上げてきた。

 

 セラが可愛くないというわけでは全くないが、どうにもトラウマを植え付けられたような感触が強い。だがティオはそうではなく、こいつは俺の雌だ、という思いを抱かせてくれたからだろうか。

 

 乱れた黒髪を軽く整え、繋がったままキスをする。ティオも、力なく垂らしていた腕をゆっくりと俺の首に絡ませ、小さく舌を伸ばして唇をノックする。それに応えて、舌を絡ませ、唾液を垂らす。

 

「んくっ、んくっ、んっ……♡」

 

 どれほどそうしていただろうか。顔を上げ、口を離すと二人の間に名残惜しげに唾液の糸が垂れ、だいぶ傾いた日差しを受けてキラリと輝いた。

 

「お兄さん……まんぞく、してくれた?」

「ああ、すごくよかったよ、ティオとのエッチ」

「そっかぁ……えへへ♡うれしい♡」

 

 にへらと笑うティオに、こちらも自然と笑みが溢れる。もっとずっとこの少女と一緒にいたいという気持ちが溢れるが、しかし流石にそろそろ帰るべきだろう。午前中について、いつの間にやらもうすぐ夕方という感じ。時計がないから正確には分からないが、暗くなってからでは危ない。

 

「それじゃあ、そろそろ……」

 

 ずりと、腰を引き、少女の中からペニスを抜こうとする。きつい締め付けは相変わらずで、竿内に残っていた残穢が絞り出されるようだ。そして抜け出す直前。

 

「えっ?」

 

 柔らかく首に回されていた腕がぎゅっとしめられる。少女の顔がぐっと近づき、鼻先が触れるほど。そして下半身にも足が回される感触。腰を両足で締め付けられ、抜けかけていたモノが勢いよく押し戻される。

 

「うぐっ!?」

「あぁんっ♡」

 

 不意の刺激にぴゅると小さく射精してしまう。もはや出し切ったと思ったのだが、休憩で少し柔らかくなっていたペニスが再び硬く勃ち上がる。それに反応し少女の膣がモノの全体をキツくキツく締め上げてくる。まるで絶対に逃さないとでも言うかのように。

 

「あの、ティオ? そろそろ帰らないと」

「お兄さんが好きにしたんだから、今度はわたしの番だよね♡」

 

 眼前に開かれた赤い瞳は、色欲と狂気に彩られぐるぐると渦巻いていた。あぁ、なぜ俺はこうも学習しないのか。彼女は蟲惑魔。ヒトを罠に堕とし、逃さず、喰らう怪物(モンスター)。

 

 まだ明るかったはずの周囲が急に薄暗くなる。背中を押され、少女の体に覆いかぶさり、胸に顔を埋める形になる。

 

「お兄さんのこと、食べちゃうね……♡」

 

 あぁ、そもそもここは彼女の捕虫葉の上。最初から少女の腹の中に居て、なんとマヌケなことを考えていたことか。少女の体と、トラバサミのように閉じられた巨大ハエトリグサの葉に挟まれ、身動き一つできない。

 

 周囲にあったクッションが潰れたのだろうか。ぶちゅりと鈍い水音がして、全身をぬるい粘液が濡らす。そして少女の甘い香りを何倍にも煮詰めたような甘ったるい匂いが周囲から、濡れた全身から、少女の身体から、脳髄を犯すほどの暴力的な芳香に襲われる。

 

「あぁ、お兄さんのおちんちんどんどん硬くなってるぅ♡きもちいよぉ♡」

 

 葉による押し潰しも、興奮した少女による抱きしめもどんどん強くなり、胸に埋まった鼻でなんとか呼吸するも濃厚な雌フェロモンで気が狂いそうになる。全身への圧迫が痛みではなく快楽へと変換され、自身そのものが性器になってしまったのではないかと思うほどだ。

 

「もっともーっと、ぎゅーっ♡ぎゅーっ♡てしてあげる♡体全部で、わたしを感じてぇ……♡」

 

 耳元でささやく声は、この奇怪な全身圧迫性感を煽り立てるように、耳ではなく全身に響くようだ。下半身や背中を濡らす粘液に触れた部分もさらに敏感になっていきもはやピリピリとした痛みに近いものすら感じる。そうだ、そもそも捕虫葉から分泌されるのは獲物を吸収するための消化液。

 

 今、まさに俺はティオの蟲惑魔に食べられているのだろうか。しかしその軽い痛みすら既に快楽に変わっている。圧迫と消化の快楽に垂れ流すような射精が連続する。

 

「あはぁ♡お兄さん、もっともっとぉっ♡♡♡」

「う……ぁあっ」

 

 興奮した少女の膣が生物のように蠢き、これまで以上の激しい締め付けで射精を強要する。全身から絞り出されるように精液を奪われ、睾丸が痛むほど射精を繰り返し、その痛みすらもまた快楽に変わっていく。

 

「いっぱいいっぱい出てる……♡わたしのおまんこの中、お兄さんでいっぱいだよぉ♡きっと赤ちゃんできちゃうね……♡」

 

 耳を撫でる甘声に、ゾクゾクと震える背筋は今も存在しているのだろうか。

 

「お兄さぁん……ティオと一緒に、とろけて♡わたしとひとつになろぉ♡♡♡」

 

 本当に、自分というものがなくなり、少女との境界が消え去り、一つとなり、快楽を感じるだけの一部分に変えられてしまったかのような感覚。彼女のすべてで全身を抱きしめられながら、蕩けるような甘い声でささやかれる。俺という存在の何もかもが破滅的な快楽で上書きされ、消え去っていくような、そんな絶望的で最高の幸福を感じながら俺は意識を失った。

 

 

 

 

 

 ▽▽▽

 

 

 

 

 

「はっ」

 

 気怠い身体に浮遊感。酔っ払ってそのままベッドに突っ伏し、翌朝見事に落下し全身を床に打ち付けひどく惨めな思いをする。その直前の感覚だ。なんとか身体を支えようと伸ばした手は空を切る。

 

「ぉえ?」

 

 気づけば俺はブリガンダインくんの背(?)に乗せられふよふよと運搬されていた。周囲は暗く、既に月がのぼっている。しかし見覚えのある景色。ログハウスの側のようだ。入口近くまでゆっくりと飛ぶと、ブリガンダインくんは俺をそっとおろした。

 

「あ、ありがとう。ええと、何があったんだっけ」

 

 なんだか頭がくらくらして考えがまとまらない。しかし自分の手足を確かめるときちんとある。そんな当たり前なことになぜか大きな安堵を得てホッと息をつく。俺が落ち着くのを待っていたのだろうか、しばらくしてからブリガンダインくんは口(?)のような部分の隙間に挟んだメモ用紙を差し出してきた。

 

『ちょっとやりすぎちゃったかも。ごめんなさい。愛してるよー♡ちゅっ♡ ティオ』

 

 花柄の可愛らしいメモに、やや丸っこいが綺麗な字でそう書かれていた。臨死の恐怖を思い出し、身を震わす。だが、しかしこんなものを渡されてはどうにも嫌いになれない。そもそも、俺は彼女たちの行為を本当に嫌悪するようなことができるのか? 気持ちよかったのは、間違いないし。

 

 恐怖はある。まっとうな人間であれば今すぐにもダッシュで逃げ出すべき状況だ。しかし俺にそんな気は全く起きなかった。きっと本当に死んでしまうまでこの蟲惑の落とし穴の底に、自らを置き続けるのだろう。あるいは死に逃げることさえ、彼女たちは許さないかもしれないが。

 

 メモをじっと見つめながらぼんやりと立ち尽くす俺を見て、ブリガンダインくんは呆れたようにふよふよと身を揺すった。




ティオちゃんは本人カードとトラップトリック、フレシアの蟲惑魔のカードでビジュアル確認できるんですけど全部お腹隠れててシュレディンガーのおへそなんですよね。色んなファンアート見ても普通にビキニスタイルだったり脇背中丸出しだけどお腹ピッチリのレオタードっぽいのだったり観測に揺れがあるようです。本作では布越しに浮いたおへそのエッチさを鑑みてピッチリを採用しました。流れですぐ脱がしちゃったけど。

あと大きめ乳輪好きなんですが賛否分かれると思うので具体的なサイズは明記しませんでした。お好きなサイズをご想像ください。筆者も昔はそんなに好きではなかったんですがここ数年ピクシブでエッチなデカ乳輪を描く方を発見することが多く宗旨替えしました。巨乳でも貧乳でもぽっちよりは適度にデカぷっくり乳輪なほうが興奮することに気づきました。乳首もある程度存在感があったほうが嬉しい。長乳首とかまで行くとちょっとアレですが。蟲惑魔の娘たちも並べたら乳輪と乳首のサイズに個性があって欲しい、いやあります(独自設定)

それと陰毛について、イラストからダウナー怠惰、元ネタ生態からやるときはやる普段は省エネキャラやなとなってから、これは処理サボってボーボーやろと他の子との兼ね合いも考えて想定してましたが、書いてる最中に怠惰であっても乙女捨てていてほしくないなということで薄くなりました。剛毛ジャングル派の方には申し訳ありませんが薄め~無毛派です。

あとそのうちどっかで書くと思いますが全員処女です(魔轟神獣ユニコール)ロリビッチ派の方にも申し訳ない。それはそれでという気持ちもありますが本作では独占欲を優先したく思います。

ちょっとどうかと言うようなことをだらだら書いてしまいましたが、これを見た絵師の方が創作意欲を刺激されて蟲惑魔のエロエロなファンアートを量産するかもしれない、そんな集いし願いが新たに輝く星となり光さす道となることを夢見ています。

最後に感想、評価、お気に入りとても嬉しいです。ありがとうございます。もっと欲しいのだ。全部欲しいのだ(強欲な壺)いや本当に励みになるのでもしよろしければ……(謙虚な壺)
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