「んんっ……♡ まだ中に入っているみたいだよ……♡」
「はぁっ、はぁっ……最高だったよ、リリー」
可憐な吸血姫の初めてを受け取り、そのまま抜かずの二発を決めたハジメは、ベッドの上で甘いインターバルを過ごしていた。
リリーは艶やかな色白のカラダを擦り寄せて、愛する人の逞しい胸板に縋り付いている。Dカップのおっぱいがむにゅうと押し潰され、三回戦へのモチベーションは高まる一方だ。
「愛しい人……やっぱり、君と一緒にいると心から安心するよ」
抱きついたまま、リリーはぽつりぽつりと語り出す。褒められて鼻の下を伸ばしていたハジメも、その内容に、少しだけ顔を引き締めた。
「ボクは、三百年前に吸血鬼の王族として生まれたんだ」
「三百年前……それって、確か……」
「ああ、戦争の時代さ」
記録では、三百年前の大規模な戦争の折に吸血鬼は滅亡したとされている。
この世界の歴史を学んでいる時に歴史書にはそう記載されていた。その激動の時代に生まれ落ちた王家の姫こそが、この世界に於けるリリー・クラインだった。
「もっとも、ボクらの故郷【アヴァタール】が滅びたのは戦争が原因じゃない。もっと、恐ろしい敵によって滅ぼされたのさ。パパ……叔父上も、ボク達を逃がすために目の前で犠牲になった」
「……」
「この三百年、ボク達は奴らを打ち倒そうと試行錯誤してきた。……けど、まだ足りない。奴らの物量はボク達の全身全霊を容易く受け止めてしまう……
だから、リリアーナ王女から君が召喚されたと聞かされた時は、暗翳とするこの世界に一筋の光が差し込んだと思ったよ。かつて、世界を滅ぼさんとした邪神を打ち倒した救世の勇者である君ならば、この世界の裏で暗躍する彼の存在を滅ぼせるかもしれない……とね」
「き、期待が重い……でも、まあ、うん。俺達、確かに大抵の相手はどうにかできるからなあ」
邪神を討伐した勇者が言うと説得力が段違いである。
「ボク達に、力を貸してくれるかい?」
「勿論! 俺の得意技は、ビッグな魔法! どんな敵でも大体一撃だからなっ!」
「ふふっ……ビッグなのは、魔法だけではないみたいだね?」
「おうふっ……」
天に向けて聳え立つ勇者の聖剣。その幹に、白魚のような指先が絡まり、さすさす愛撫をしてくれる。
ハジメは情けない声を上げながら、されるがままになっていた。
「もっと、たまさかの逢瀬を楽しもうじゃないか……ね、いいだろう、愛しい人?」
「リ、リリーっ!」
その答えは決まりきったもので。ハジメはリリーに抱きついて、そのまま三回戦に突入した。
「四つん這い、かい?」
「うん。今度は、後ろから繋がりたいなあ、って……」
「構わないさ……これでいいかい?」
『類は友を呼ぶ』という言葉が地球には存在している。これは、同じような考え方や趣味を持った者は自然に寄り集まって仲間を作るものである、という意味のことわざである。
トラブルメーカーズの四人が似た気質の持ち主であるように、リリーもまたトラブルメーカーズに程近い感性の持ち主であり、その中でも「愛する人」と恋い慕うハジメとは驚くほど息が合う。
そのため、割とノリノリで四つん這いになると、男を誘うようにぷりっとしたヒップを右に左にゆらりゆらゆら。誘蛾灯に誘われるように、ハジメの視線も右に左にと定まらない。
「どうかな? ボクのお尻は満足してもらえたかな?」
「も、勿論だよっ! 揉み心地が良さそうだし、真っ白で、その、とても綺麗だし!」
「ありがとう。ああ……もっとギラギラした目でボクを見て、愛しい人」
ふりふり、ふりふり。お尻をふりふりと動かす姿は、まるでサキュバスのようですらあって。
それほどまでに淫靡な光景を見せられて、男の目はギラギラと血走っていた。
「ふふっ。見ているだけでいいのかな?」
「い、イタズラにもほどがあるだろ! こ、こうなったら、お仕置きしてやるーーー!」
もはや我慢ならず、リリーのお尻を鷲掴みにして、ずぶりと一息に男のモノを突き入れた。
男根がずっぽりと根本まで入り込み、美少女の下腹部に埋め込まれていく。
「はうううんっ♡ ああ、なんて逞しいんだろう! すごく太くて長いよ、この肉の棒は……んんっ♡」
男に串刺しにされながら、妖精のような美少女が妙なる喘ぎ声を漏らす。
その可愛らしくもいやらしい声音に男の劣情は燃え上がるばかり。オチンポをグリグリとねじ込んで、お姫様の一番深いところに情熱的なキスをする。
「んはぁっ……♡ ハジメのモノが子宮の入り口をグリグリと抉って、赤ちゃんの部屋がビックリしてる……こんなに情熱的に求められると、ボクも、すごくドキドキしてしまうよ」
少女の膣の奥深く。
鈴口と情熱的なキスを交わす子宮口が、ぷるぷる震えているのが伝わってくる。
繁殖のための行為をしていると、嫌でも思い知らされる生々しさ。
「リリー、もっとドキドキさせてあげるからねっ!」
「んんーっ!」
そこへ勇者が、後ろからケダモノのように襲いかかる。激しいリズムでパンパンして、美貌の吸血姫の高貴なカラダを欲望のままに踏み荒らす。
オマンコをズポズポと擦り上げ、おっぱいをモミモミと揉み上げ、雪のように白い背中をペロペロと舐め上げる。極上の料理を味わうように、少女の体を全身余す所なく堪能する。
「もっと、もっと来てっ! ハジメのモノ、全部搾り取って上げるからっ!」
ベッドをギシギシと軋ませて、我を忘れての激しい前後運動。
既に精液を二度受け入れた吸血姫の腟内では、たっぷりと溢れた愛液と精液がぐちゃぐちゃに掻き回されて、根本から溢れ始めている。
夜の静寂に、露骨で卑猥な音が響き渡る。
荒い息を吐くハジメは、行為の終着点、冒険のゴールに差し迫っていた。
熱い肉襞に挟まれた生殖器が、ビクビクと痙攣するように跳ね始める。
「おほっ、くうううっ……! リリー、リリー! 全部、一滴残らず中に出すからなっ!」
「うんっ♡ ハジメの、赤ちゃんの素、いっぱいちょうだいっ♡ 熱くてドロドロの精液、流し込んでっ♡」
溢れた分を補うように大量の精液を奥の奥に流し込む。射精しながらも腰をくねらせ、開いた穴にしっかりと蓋をして、どぴゅどぴゅと念入りに生中出しを決める。
熱に浮かされた二人は、汗だくになりながら、せっせと交尾に勤しむのだった。
「さて。名残惜しいけど……そろそろボクは失敬するよ。妹達が家で待っているからね」
十回戦を終えて、ようやく落ち着いたリリーは水魔法で体を洗い流すと、先程とは逆に虚空から滲み出た衣服を身に纏い、月の光を背後に愛する人に告げた。
「妹達……?」
「今生のボクには二人の妹がいてね……片方は、君も知っているはずだよ」
「俺も知ってる……? ……吸血鬼、吸血鬼……まさか! それって、もしかして……」
「ふふっ、答え合わせはボク達の住処に君達が来た時にしようか」
パチン、と指を鳴らすと同時にリリーの背後に光り輝く膜のようなものが現れる。
「”界穿”……愛しい人、【オルクス大迷宮】の最深部でボクは待っているよ」
そう言って、リリーは光の膜の中に入り込むと幻のようにその姿を消した。