「ふいー、つっかれたー」
謁見が終わるなり、ハジメは王宮に用意された自室に戻ってきた。
前世のあれこれのお陰で多少は慣れたものの、彼の貴族技能は辛うじてゼロではない程度。
元々、マイナスだったことを考えると、これでもマシになった方ではあるのだが。
それでも、【オルクス大迷宮】を攻略するよりも、よほど大変だったことに違いはない。
「お疲れ様です、ハジメ様」
ぐてー、と疲れ果てた様子の彼を迎え入れたのはヘリーナ。年上の、お淑やかなメイドさんだ。
万事控えめで、健気な彼女は、他の誰よりも一緒にいて安心感のある相手だった。
100%の善意と好意を行動原理とするヘリーナは、その表情に疲労を滲ませるハジメの姿に一つの勘違いをしていた。
即ち、「【オルクス大迷宮】の攻略はそれほど大変だったのですね」と、純粋に信じていた。
(私が、慰めて差し上げなくては……)
古今東西、弱った男に身を任せ、慰めるのは女の務め。
露出の少ないメイド服を着ている彼女だが、その服装を彼が好んでいるのは知っている。
忠誠心が突き抜けた彼女は、その事実を光栄としか思っていない。
全身の力を抜き、ベッドに腰を下ろす元勇者に、一人の侍女がそっと寄り添った。
「【オルクス大迷宮】を攻略されたとお聞きしました」
耳元で囁かれ、ハジメはビクンと飛び跳ねた。甘い吐息が、耳朶を擽っている!
「あ、あはは、そんな大したもんじゃなかったって」
「……でも、折角邪神を討伐されて、平和な日々を過ごされていたのに。また、こんな争いだらけの世界に召喚されて、戦いを強制されることになるなんて……」
柔らかな腕が、胸板の前で交差する。
男女二人きりの個室、その豪華なベッドの上で、麗しの清楚メイドに抱きつかれるのだ。
勇者の胸は早鐘を打ち、頭の中も下半身も大昂奮であった。
「うーん……でも、この世界に召喚されたお陰でクレア達とまた会えたからなー。別に、悪いことばかりじゃないって。まー、皆を元の世界に帰す方法は探さないといけないけどさ」
「ハジメ様……」
その言葉に、ヘリーナもまた自分の胸が高鳴るのを感じていた。
自分の如き端女との再会。それを、勇者様は――ハジメ様は心の底から喜んで下さっていた。
その事実だけで、彼女の心と体は昂奮してしまう。
白魚のような指を下半身に伸ばすと、ズボンの膨らみを優しく撫で上げる。
「私、クレアは、ずっと貴方にお仕えしてきました」
「う、うん」
「世界の脅威と戦われる貴方様をずっと見てきました。そしてずっと、思っていました……戦う勇者様を、お慰めする、そんな女でありたい、と」
「……うん」
「……正直、前世の私がそんな女になれたのかは自分でもわかりません。ですが……今度こそ、今生こそ、そんな女になってみせます。クレアとして、ヘリーナとして、貴方様のための女に」
包容力に満ちたメイドさんの、ひどく妖艶な笑み。
彼女にこれから本気のお夜伽ですよ、と告げられて、ハジメの顔は真っ赤になった。そして、つい、ニヤけてしまう。もう笑顔が止まらない。
「そんな風に思ってくれてたなんて、嬉しいなあ……あ、んんっ!?」
「はむ、むちゅ、んんっ……♡ ハジメ様、お慕いしています、ハジメ様っ……♡」
後ろを振り向いたところに、不意打ち気味の大胆なキス。
はち切れそうな好意をぶつけられて、一緒にはち切れそうなおっぱいも押し当てられて。
元勇者に抵抗など出来るわけもなかった。
「ハジメ様は、女性の胸がお好きでしたよね……?」
「う、うんっ! おっぱいが嫌いな男は、いない!」
「それでは、失礼致します」
胸元に手を伸ばし、するするとリボンを解いて、流れるような所作で脱衣に入る。
ブラウスのボタンを一つ一つ、男の目の前で外していき、露わになるのは黒のブラジャー。
レースに縁取られた、大人の下着が包むのは、Gカップはある豊満なバストだ。
元勇者の視線は、その深い谷間に釘付けになる。
「わあっ、凄い大人っぽい」
「ふふっ、ありがとうございます」
ひどく”女”を感じさせる顔で微笑むと、ホックを外し、ブラを脱ぐクレア。
ぷるんと弾む乳房が、元勇者の目の前でダイナミックに揺れていた。
本当に、何処までも自分の欲望に正直な男である。瞬きすら惜しいとその光景に見入っていた。
「はむ、ちゅ、むちゅっ」
「んんっ! ハジメ様は、本当に、おっぱいが大好きなのですねっ……あ、ひゃうっ! そこを、噛まれてはぁ……ダメになってしまいますっ……!」
そんな欲望に正直な男が見ているだけで満足など出来るはずもなく。
目の前のおっぱいに手を伸ばす。ピンクの乳首を口に食み、甘噛みして、丹念に味わう。
前世、童貞を卒業してから何十年も続けてきた技はもはや淫魔の域である。
これには、淫魔の神も「……あれ? アタシよりエロくないかしら?」と困惑することだろう。
「はぁ、ふくっ、んっ……凄い、気持ちいい、です、ハジメ様ぁ……」
恋する男の指が、胸の膨らみを鷲掴みにして、ワキワキと忙しなく動き続ける。
情熱的な愛撫に、ヘリーナの体温はたちまち上昇。肌は赤く上気して、されるがままに肢体をくねらせ、悩ましい声を上げる。
「ん……」
うっとりした顔のハジメが、胸からゆっくりと離れて、なだらかなお腹に舌を這わせていく。
ゾクゾクと震えるヘリーナの反応を楽しみつつ、目指すのは、とっても甘くて気持ちのいいところ。
スカートを着せたままショーツを抜き取ると、下半身を持ち上げて男性器を押し当てる。
「どうぞ、ハジメ様。それでは、どうか私のカラダを、心ゆくまで好きにして下さい……♡」
「そ、それじゃ、遠慮なくっ!」
ずぶずぶ、と。女の子の一番気持ちのいい部分に、男性器を一気に挿入する。
メイドさんのオマンコに入り込み、ハジメはもう幸せいっぱいだ。
トロトロに蕩けていて、スムーズに入るけれど。膣内では、きゅうきゅうと締め付けてきて、驚くほど気持ちがいい。
「うふふっ、いっぱい気持ちよくなってください、ハジメ様……♡」
「うあっ、もう、挿れているだけで気持ちいいよっ!」
女体に覆い被さり、カクカクと腰を振り、生殖活動に勤しむハジメ。
そこにヘリーナの手足が蔦のように絡みつき、男の背中を撫で、より親密な雰囲気を作り出す。
「あ、んんっ、私、私も、気持ちよくなってしまいます……!」
喜色満面だったヘリーナの顔から余裕が無くなり、熱っぽい吐息がほうと漏れた。
釘打ち機のように打ち下ろす男性器が、子宮口付近、彼女のとても弱い部分を打ち付ける。
女の全身に、甘ったるい痺れが駆け巡り、思わず力が抜けそうになるが、そこはメイドの奉仕精神。どうにか自己を保ち、言葉と体で、自らを求める男を愉しませる。
「ヘリーナも気持ちよくなってよ! 俺はもう、最高に気持ちいいから!」
「ひゃんっ♡ ハジメ様、そんな風に言われたら、私は……もう……♡」
愛する男の力強いピストンに、ヘリーナは骨身を震わせる。
あられもない声を迸らせ、快感に肢体をくねらせて、大きな乳房がダイナミックに揺れ動く。
ハジメは、目の前のスペクタクルに釘付けだ。
踊り狂うおっぱいを。目を皿のようにして、メイドさんの痴態を記憶領域に焼き付ける。
「へ、ヘリーナ! 出すよ、ヘリーナの中に、いっぱい……!」
「はいっ♪ このまま、ぴゅっぴゅって、気持ちよくなって下さいね♡」
耳元でそんなことを囁かれ、元勇者のタガは完全に吹き飛んだ。
力強く腰を打ち下ろし、奥の奥まで密着すると、そのままビュルビュルと膣内射精。
「んんっ……♡」
男の腰が、繋がったままバタバタと跳ね回る。
それに合わせるように、ペニスが内部で動き回り、びゅくびゅくと子種汁を撒き散らした。
大人びたお姉さんに吐き出す、遺伝子たっぷりの白濁スープ。
女の腰を抑えつけたまま、最後の一滴まで余さずに、浅ましくも射精を続ける。
「はぁ……凄い、最高だったよ、ヘリーナ」
「ハジメ様も……とても、素敵でした……♡」
行為が終わった後も、互いに抱き締め合い、余韻に浸る二人。
献身的な肉体奉仕は、結局、夜通し続くことになった。