「……そ、それ」
「えへっ! ハジメ様、こういうのが好きなんでしょ?」
アニメから飛び出てきたようなお姫様がフリフリの改造メイド服を見せつける。
両手でスカートの裾を摘んでの優雅で気品に満ちたカーテシー。高貴な身分であると一目で分かるような優雅な仕草を見せる最高の美少女が、「どう?」とアイドルのように微笑んでくれる。
「あ、ああ」
美しい黄金の髪。十人が十人振り返るのは間違いない、美少女フェイス。ハリのあるバストは、胸元の開いたドレスも存分に着こなせる。丁度、今彼女が着ているような改造メイド服も。
聖教教会にいたメイド達が着ていたような本格的なものではない。それこそ、メイド喫茶とかにいそうなコスプレそのものの、胸元が開いた、あざといメイド服が似合ってしまう。
ハジメはリリアーナから目が離せない。そして、その豊満な胸の谷間に目が行ってしまう。
「ね、入っていい?」
「お、おう」
もうハジメは、「ああ」とか「おお」としか言えない状態になっている。そうしてまんまと部屋に入り込んだリリアーナは、こっそり部屋に鍵をかけた。これでよし。
「前言ってたよね? メイドさんが好きなんだよなー、って」
「それ、覚えててくれたんだ……」
「もちろん。あなたの言ったことは大体覚えてるわ。それで、どう? ハジメ様だけのメイドさんだよ? ムラムラしちゃったり、しない?」
ゴクリ、と思わず喉が鳴る。
元の世界なら、どんなアイドルグループでもセンターになれただろう、驚くほど綺麗な顔立ち。
まるで宝石のように碧い瞳は、いつまでも見つめていたくなる。
キラキラと輝く黄金の髪の上には、フリフリのカチューシャが乗っている。
勿論、彼女はメイドではない。やんごとなき王族の血を引いた、正真正銘のお姫様だ。
それが、わざわざメイド服を用意して、深夜にひっそりと押しかけてくる。
どう見てもハニートラップだった。
勇者とパイプを作るというか、パイプを結合させる気満々なのである。
そこまでするか、と以前のハジメならば引いたかもしれないが。この行為の意味を理解している彼は、欲望の赴くままに下半身の聖剣を勃起させる。
何故なら、これはハニートラップではなくお互いの愛を確かめる聖なる儀式なのだから。
「ね、一緒に気持ちいいこと、しましょ?」
いつの間にか、息のかかるほど顔を寄せてきたリリアーナが。
後ろに手を組み、ぐいっとバストを強調するようにして、妖艶に微笑んでいる。
綺麗な形をした唇。それが、ゆっくりと近付いてきて。
「んむっ……!? んっ、はむ、むちゅっ……」
唇を、乙女の艶やかなそれが塞いでいる。
至近距離だ。アイドルも目じゃない、二次元から飛び出してきたような綺麗な顔。
いい匂いがする。体に触れる、彼女の全てが心地よい柔らかさだ。
わざとらしく胸板に押し付けられた豊かなバストは、ブラによって抑えられているとは思えない自由さで形を変える。
「んあ……リリアーナっ……」
「はむ、ふぅ、ふぁあ……」
徐々に口付けは濃厚なものに移り変わる。
舌と舌、粘膜と粘膜を絡みつかせ、結び付け合い、生々しい繋がりに酔い痴れる。
互いの舌を絡み合わせ、唾液を交換しながら、少しの違和感を覚える
「この匂い……もしかして?」
「うん……友達が再現してくれたナルクを飲んできたの。私は、その、これが初めてだから」
頬を赤く染めるリリアーナ。その原因は羞恥か、それとも興奮か。
ナルクとは、恋人達の花という赤い花を原材料に作られるワインの一種。女の子が旦那様と結ばれる夜に飲むことで、破瓜の痛みを和らげてくれる。
そんなお酒を飲んできたということは。つまりまあ、そういうことになるわけで。
リリアーナはその微笑みを深めると、メイド服の胸元をはだけさせる。
ぽろりとまろびでる、ぷるんとしたおっぱい。白くて、丸くて、大きい。完璧な形をしたお胸様。
「り、リリアーナっ!」
「きゃんっ!」
元々、それほどあるわけでもない理性が彼方へと吹き飛んでいく。
もう何も考えられず、リリアーナをベッドに押し倒し、目の前のおっぱいを鷲掴みにした。
リリアーナは十四歳、元の世界で言うところの女子中学生相当である。
まだまだ成長途中とはいえ、この年頃では信じられないサイズの立派なおっぱいだ。
そのたわわな実りに両の手を絡みつけ、肉欲のままにわきわきと揉みしだく。
これでもかと、ぐにぐに、むにむに、弾む柔肉を逃さずに揉みまくる。
「ハジメ様ぁっ、あんっ! おっぱい、気持ちいいっ……!」
その乱暴で強引な愛撫にもリリアーナの瑞々しい肢体は敏感に反応していた。それは、ナルクなる酒の効能によるものか。それとも、彼女の魂が与えられる快楽を覚えていたからか。
薄桃色の綺麗な乳首を口に含んでコリコリと転がせば、まるで嵐に翻弄されるかのようにお姫様は面白いくらい感じて、まな板の上の鯉のようにベッドを跳ね回る。
「こっちも、こっちもしてぇ……」
すっかり瞳にハートマークを浮かべたメイド少女が、トロトロの表情でスカートを捲り上げる。
その下には、ほっそりとした足と、レースに縁取られた純白のランジェリー。そっとショーツに手をかけたハジメは、宝物を扱うようにゆっくりと脱がしていく。
「わぁ……」
ねっとりと、愛の糸が引いていくのをその目に焼き付けた。
そして、その下にある、お姫様の大切な場所。つるつるの一本も毛が生えてない割れ目。
男を知らない純潔の地は、綺麗なピンク色をしていた。
「ああ……こんなの、たまんないよ」
砂漠で水を求める旅人のように、お姫様の脚の間へと顔を埋める。
それは貴族の馬車を襲う賊の狼藉そのもので。けれど、お姫様を気遣う王子様の優しさもあり。
くちゅり、と桃色の裂け目に口を付けた。
「あっ、んふっ、んんっ……!」
ほぐすように、舌を入れただけで蜜が蕩けるような少女の喘ぎ声。
たっぷり唾液をまぶした舌で、くちゅくちゅ音を立てながら、処女の柔穴を存分に味わう。
夢中になって舌を動かせば、次から次へと、愛の蜜が滴り落ちていく。
とろとろの愛液が止めどなく滴り落ち、少女の体が限界とばかりにビクンと跳ねる。
もう、前戯は十分。これ以上は自分自身も、目の前の少女も我慢できない。
「ねえ、もういいよ……」
切なげに懇願されて、最後の糸がちぎれた。