※この作品はR-18です。

euphoria   作:nozomi

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都子side

私は、何故か今気持ち悪いくらいの

真っ白な部屋に真中さんや先生や他

含めて5人居る

 

 

(確か‥帰ってたはず‥‥友達の家

にも寄ってないし‥‥此処は一体

何処なのよ!?)

 

 

辺りを、キョロキョロ見渡してい

ると真中さんは冷めた目つきで私

の事をただ見つめてくるばかりだった

 

 

(何よ、よくこんな所でそんな目

して見ていられるわね!!)

 

 

「もう少し、落ち着いたら?」

 

「どう落ち着けっていうのよ!!!」

 

「生徒会長さんらしくないのよ」

 

「貴女、さっきからなんなのよ!?」

 

 

私の問に、真中さんは目線を外しそっ

ぽを向いて溜息をついた

 

 

「まっ、まぁまぁ‥とりあえずその子

の言う通り落ち着きましょ、ねっ?」

 

 

(何で、そんな事言ってられるのよ!!)

 

 

「そうねぇ‥軽い自己紹介でもしまし

ょうか!まずは、あたしからねっ!

あたしは、葵 菜月(あおい なつき)

3年生を担当してて英語を教えてい

るわっ!貴女は??」

 

「私は、安藤 都子(あんどう みやこ)

2年生、クラスの生徒会長を務めて

います‥。」

 

「貴女が、安藤さんなのねっ!」

 

「い、いきなりどうかしたんで

すか?」

 

 

葵と名乗る、先生は突然声を高ら

かに出し私に近寄ってきた

 

 

「な、何ですか‥?」

 

「貴女の事、担任の先生から色々

とお話聞いてたのよ〜!」

 

「わ、私のお話??」

 

「ええ、とっても真面目で熱心で

生徒思いの良い子だって!貴女の

事だったのねっ!」

 

「先生が、そんな事を‥」

 

 

(し、知らなかった‥‥)

 

 

「どんな子か、気になってたの

よ〜!会えて嬉しいわっ!」

 

 

そう言うと、スッと手を差し出し

握手を求めニコりと微笑んだ

 

 

「え、こんな私で‥‥?」

 

「もちろんよっ!」

 

 

(冷たい‥‥寒かったのかな‥‥)

 

 

「くだらないわ」

 

「あら、何を言うのっ!」

 

「担任の先生は、そう思うかもしれ

ないけど単にうっとおしいだけよ」

 

「そうかしら?」

 

 

(真中さんって、嫌な人ね)

 

 

「クラスの皆も、うっとおしく思っ

ているわよ」

 

「担任の先生は、ベタ褒めなのよ?

そんなはずないわよっ!」

 

 

(そうよ、そんなはずないじゃ

ない)

 

 

「まっ、別にどうでもいいけど」

 

 

(なんなのよ、だから友達1人や2人

この人には出来ないんだわ)

 

 

フッと、左端の口角を上げてみせた

 

 

「馬鹿にしてる」

 

 

そう言うと、また真中さんは目線

を外してそっぽを向いた

 

 

(それは、真中さんの方よ)

 

 

すると、あの機械音みたいな声は

淡々と勝ってに喋り出した

 

 

【今、此処に居る5人の皆さんに

お伝えします 次の鍵穴は私が1

人ランダムで選びますので指定

された方は、あちらの右側の扉

の前へと移動して下さい】

 

 

「あら、何をするのかしら?」

 

 

(高遠君が決めるんじゃなくて?)

 

 

【では、決めさせていただきます

次の鍵穴は───】

 

 

(誰よ‥‥まさか、私‥嫌そんな

はずないわ!)

 

 

【次の鍵穴は、安藤 都子さんで

決まりました さっそく右側の扉

の前へと移動して下さい】

 

 

(な、何で私‥‥‥??)

 

 

根拠の無い、余裕が無駄になっ

てしまった

 

 

「何で、私なのよ!!?」

 

 

【ランダムで選んだので】

 

 

「だいたい、何で私達何処かも

分からない場所に居るわけ??」

 

 

【早く移動を、時間がもったい

ないので】

 

 

「知らないわよそんなの!!

帰って勉強しなくちゃいけな

いのに!!!」

 

 

【では、お聞き致します 安藤

都子さん】

 

 

「何よ、早く言って!!」

 

 

【このゲームの参加を辞退す

るということでよろしいですね?】

 

 

「そうするわ!!」

 

 

【了解しました ではしばしお待

ちを】

 

 

「ゲームだなんてそんな事する暇

私にはないのよ!!子供じゃない

んだから!!!」

 

 

そうこう、言っていると何かの

物音と共に目の前が真っ暗にな

り何も、見えない状態になって

しまった

 

 

「ちょっと!!これじゃ見えな

いし帰れないじゃない!!!」

 

 

【帰れるなんて一言も言ってな

いですよ】

 

 

「だって、辞退ってことは帰れる

んじゃないの?!──だ、誰よ??!

」

 

 

誰かが、私の腕を掴み強引に

何処かへ連れていこうとした

 

 

「静かにしろ 楽になれる」

 

 

はっきりとは、分からないけどた

ぶん男の人の声でそう言い出した

 

 

(楽になれるって何がよ!!)

 

 

「もうすぐで天国にイケるぜっ!」

 

 

(天国って‥あの世に逝くわけでも

ないのに縁起でもない)

 

 

「可哀想だが これが俺達の役目

だからな」

 

 

(え、どういうこと??)

 

 

「なぁ、一発ヤッてからにし」

 

「それは 駄目だ」

 

 

(え?何の話??)

 

 

「この部屋だな」

 

 

(外じゃないの???)

 

 

「じゃ、その椅子に座ってくれ!」

 

 

(何で、座らなくちゃいけないの

?!私は、さっさと帰りたいの!!)

 

 

「ほら、早く座れったら!」

 

 

その人は、無理矢理私を椅子に

座らせようと力ずくで肩を押し

たり、腕を下に引っ張ったりと

していた

 

 

「嫌よ!!帰るんだから!!!」

 

「聞き分けの悪い餓鬼だなぁ!!」

 

 

その人は、どこからかずるずる

と音を立てて、何か重たい物を

引きずってきた

 

 

「しょうがねぇコレで動けない

ようにするしかねぇな!」

 

「な、何をするつもり?!」

 

「安心しな、ちょっとばかし

痛いかもしんねぇけど!」

 

「これじゃ、帰る所じゃない

じゃない!!」

 

「すまんな、お嬢ちゃん」

 

「私、何されるのよ!!!」

 

 

2人の男の人は、重りのついた物

で私の腕や脚を椅子に縛りつける

と何処かに去ってしまった

 

 

「何で、私だけこんな事されなく

ちゃいけないのよ!!?」

 

 

【安藤 都子さんは私に反抗した

為ゲームの参加を失格とさせて

いただきます】

 

 

「何で、帰してくれないのよ!!

?」

 

 

【それは、ゲームの為にならない

からです】

 

 

「意味が分からないわよ!!それ

よりこの重いの何とかしてよ!!!」

 

 

【無理です、今から貴女は逝くの

ですから】

 

 

「こんな状態で何処に行くって

言うのよ!!!」

 

 

【“楽園”ですよ、それではそろそ

ろさよならと致しましょう】

 

 

「私、どうなるのよ!!?」

 

 

【もう、貴女は必要ありません】

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