小説書くのが好きになったので文章力を上げられるようかんばります。
暗闇
月光が鈍く差し込む。
霧の立ち込めるせいで視界の先は1メートルほどしか見えない海の上。
周りには血液や艤装、異形の形をした生物の死骸が散乱し、
空には航空機の音が鳴り響いていた。
最前線ー
1年生き残れれば奇跡と言われるほど多くの死者が出ている。
海戦直後から生き残っている艦娘も居るそうだが多くは語られない。
配属されるまでは誰も噂しか聞いたことのない、謎に包まれた場所だった。
資材はあるはずもなく、満足に補給や入渠もできないまま再出撃のサイレン
どれだけ強い人でも明日には消えているかもしれない
まさに地獄のような場所に私はいた。
砲声が鳴り響く中、必死に前に駆け音から場所を察知して魚雷や砲弾を放つ。
隊列なんてとうの昔に崩壊した。
誰が生き残っているのかもわからない。
最初は旗艦や上官からの命令を受信し続けていた無線もいつの間にか静かになっていた。
無線が壊れたのかそれとも命令を下す者がもういないのかも知れない。
霧をかき分け進んでいくと、
目の前に瀕死の深海棲艦が横たわっていた。
まるで命乞いをするかのような態度を取る深海棲艦へと私は無情にも砲を向ける。
乾いた砲声が辺りに響く。
いつの間にか気がつくと霧が晴れていた。
そこには数人の艦娘がいるだけだった。
勝った。という気持ちより
また生き残ってしまった。
という気持ちのほうが大きかった。
生き残りはこれだけか…
また【補充】をしてもらわなければならない。
と私は思った。
生存確認後、階級は大尉の私が一番上だった為報告には私が向かった。
旗艦、大佐、少佐辺りは全滅か…
顔すらも覚えていない。
誰が指揮を取っていた?
いつ死んだ?
まぁそんなことはどうでもよい…
少し…休みたい…
重い足を引きずりながら廊下を歩く。
誰もいないかのように不気味なほど静かだ。
私の足音だけが辺りに響き渡る。
「先程帰投したもの達で全員です。」
そう言って報告書を渡す。
提督は静かに「分かった。」と言っただけだった。
「失礼しました…」と言って出ようとする私に声がかかった。
「艦隊の奴らに伝えておけ。
鎮守府近海の警備と再出撃に備えろとな。
再出撃時はお前が旗艦をやれ。
それと…お前、転属の手配が来ている。
今回の戦いが終わったらの移動だ。
まぁ生き残れたらだがな。」
別に死のうと転属になろうと今の私にはどうでも良かった。
だが、形式として返事はしなければならない
「了解しました。」と一言返し私はその場を今度こそ執務室を去る。
部屋に戻ったその直後。
警報がなった。
また休めなかった。
私はそう思いながら艤装を背負い、出撃ドックへと向かう。
既に全員が揃っていた。
皆私の方を向いている。
命令を待っているのだろう。
「報告します。敵数不明、規模不明、艦種不明、です。
今より出撃をし、これを迎撃します。
それで貴方は私とともに正面を叩きます。
そちらの3名は左翼側を担当してください。
そちらの3名は右翼側。残りは対空、対潜、及び艦隊の支援を担当してください。
時間はありません。
あと2分後に旗艦を先頭に出撃します。
良いですね?」
「は!」
鎮守府へと攻めてきた敵はさほど多くなかった。
しかし姫級を含む艦隊だったため、こちらも少なくからず被害を受けてしまった。
しかし、こちらの被害状況を見誤ったのか、敵の親玉が向こうから攻めてきてくれたおかげで海域を制圧することができたのは私としては好都合だった。
帰投中、艦隊では誰一人として口を開くものはいなかった。
帰投後、私はすぐに移動を命じられた。
広島の方に転属らしい。
随分と内地に送られたものだ。
私は少し驚いた。
まぁ、少しゆっくり出来るのは悪いことではないな…
内地に行けるのがほんの少し楽しみになった。
ここからどうなっていくのか。
それはそうとイベどんな感じですか?もう前段は終わりましたか?
自分は沼ってます。