凌辱系二次創作短編集 作:凛輪
「この……まずい……っぐっっ!!」
大量の液体がのしかかる重量はメドゥーサでも動きが鈍らせていた。
無造作にコーティングされた腕や肩がもがく度、膜が伸び縮する。
彼女の抵抗を無数の手が押さえつけるように粘弾が重なっていく。
それでも抗うメドゥーサだが、斬撃は粘液によってキレを失い、太い触手の中腹で止まってしまう。
「っふ……っぐぅむ……この程度……」
メドゥーサの手数を蠢魔が上回った瞬間──────
ギヂギチぐちゅぐぶっ……むぢゅっッッ!!!
遠距離から粘弾を飛ばしていた蠢魔がメドゥーサの背中に飛びついた。
「っぐ……触るなっ!!」
彼女の身体を包み込むように触腕を巻き付け、直接粘液を摺り込んでいく……
蠢魔を振り解けず、触腕が品定めをするように巻き付いていく。
肩、腕、胸、腰、尻、全てを撫でながら下腹部をイボ塗れの表面で撫で回す。
触手が肌を滑る感触に、メドゥーサは身の毛もよだつ嫌悪感に襲われる。
「っく……このっ……どこ触って……!」
べちっ!!ぶちゅっっ!!に゛ゅぐちゅぐっっ!!
華奢な四肢に太い触腕が次々と群がり、そして過剰な物量でメドゥーサを締め上げていく。
左右に身を捩る彼女をホールドし、ラニメントが溢れる場所を探るために愛撫する。
じゅぐっ!!ぎちゅっっ!!ぐちゅちゅっっ!!!
冒涜的な触手がメドゥーサの細い手首を、黒いブーツに包まれた足首を、華奢な腰を、しなやかな脚線美を……
「っめ……やめろ!……」
蠢魔はメドゥーサに抱き着き、数分前は触れる事すら叶わなかった甘美なラニメントを吸収する。
キャンディーを舐め回すように顔や乳房を撫で回す。
無機質なAIを喰らってきた彼らにとって、メドゥーサの上質なラニメントはあまりに刺激的だった。
そして何より、彼女の肉体を構成する甘美な魅力が蠢魔を狂わせる……
ふわりと漂うシトラスの香り
もっちりと瑞々しい肌が織りなす美脚
揉むたびに跳ね返るような乳房
最上級の肉体を貪る快感は想像に容易い……
ぷぢゅぐちゅ……む゛にゅ゛ぐちゅ!!!
「っ!!~~~~っっ!!!っぐ!!いい加減に……」
「なんと……なんと甘美なラニメントだ……」
青髭は吸収した上質な力に歓喜し、肩を両手で掴みながら震えていた。
「っぷはっ……ただ貪るだけのバケモノのクセに……美食家気取り?っぐ……反吐が出るわ」
メドゥーサの挑発を覆い尽くすように蠢魔が次々と群がり、彼女の細腕や腰へ我先にと絡みついた。
生産部のAIたちとは異なる純粋なラニメントや肉体を前に、悪食だった異形が嬉々として触手を這わせ、メドゥーサの隅々まで啜る。
「ッギギィッッ~~~っっ!!」
蠢魔の目の色が変わっていく……
‘‘美食‘‘を覚えた異形が執着を露わにしている
メドゥーサの身体へ欲情を剥き出しにしながら……
「このっ……!」
メドゥーサに触れた蠢魔が歓喜で触手をビクビクと震わせ粘液を撒き散らす。
どれだけ切り刻まれようと群がり、物量で再び押し潰すつもりだ
ぢゅぐじゅぐちゅぐちゅぐちゅっっ!!!
「しつこい……」
触手と粘塊が獲物を絡め捕る
幾重にも、指一本動かせないほどに
蜘蛛が巣にかかった蝶を絡め捕るように
抵抗を‘‘数‘‘で捻じ伏せ、奪い合う……
「っぐ……このっ……しつこいっ!!」
何層にも折り重なった触手と粘液により、メドゥーサの身体はみるみるうちに異形の腕に覆われていく。
流麗な体躯に大蛇のような肉腕が次々に巻き付き、抵抗は分泌される粘液に絡め捕られる。
何度も拘束から脱出するが、上回る数で鎮圧させられてしまう。
嬲り、絡め捕り、締め付け、巻き付く……
単純な拘束だが、物量が実力差を押し潰す……
じゅぐギヂギチギチ……ごじゅぐちゅぐじゅ……じゅっぐぶっちゅぐっちゅ!!
「っ……っぐ……っむ……」
メドゥーサ‘‘だった‘‘身体が完全に蠢魔に包まれてしまう。
繭を形成するように彼女を捕食し、咀嚼するように上質なラニメントを吸い尽くす。
幾重にも巻き付いた触手の隙間からは濁った粘液が噴き出し、雑巾絞りじみた収縮で彼女を堪能する。
ごっぢゅぐっじゅぐっぢゅぐっちゅギッヂギッヂグチュグヂ……
蠢く肉繭
隙間から溢れる粘液
それを見つめ、声すら出せないサクラ
ほくそ笑むキャスターと青髭
──────勝負あった
勝利を確信したキャスターがサクラに近付いた瞬間……
ビキッッ……バキッッ!!!
メドゥーサを貪っていた触手の繭が粉々に砕けた
「っぐ……はぁ……はぁ……その子に指一本触れてみなさい……石にしてあげるから……」
粘液塗れのメドゥーサが石化した蠢魔の死骸を踏み潰す。
彼女の言葉は勇ましいが魔力を解放した代償は重い。
「その消耗で俺たちに勝てるとでも?」
キャスターと青髭は石化に一瞬怯みながらも、追加の蠢魔を大量に召喚していく。
地平線まで続く異形の大群……
「……余裕よ」
メドゥーサの状況は詰みに等しい。
サクラの精神は揺らぎ、二人とも魔力を大きく消費している。
「そうか……なら蠢魔の群れと遊んでな……」
「「「「「ッギッシャアアアァァ!!!」」」」
メドゥーサの‘‘味‘‘を覚えた蠢魔の攻撃は苛烈だった……
『もう一度あの味を』 『あの香りを』 『あの肉を』 『あの肌を』
蠢魔の粘液の洪水とともに、彼女へ向けられる欲情……
ぐぢゅっっ!
「このっ……!」
「しつこい……このっ!数だけで……私が……」
メドゥーサの黒衣にべっとりと膜が絡みつく。
濁った液体が腕や腰に巻き付き、彼女が抗う程に拘束が強固になる。
‘‘敗北‘‘は時間の問題だった……