凌辱系二次創作短編集 作:凛輪
パレスの深部、無機質な金庫が開き『何か』が飛び出した
「危ない」
杏を突き飛ばした瞬間、視界は『赤黒い触手』が埋め尽くされた
私の腕よりも太い触手がスーツの上を滑り、何匹も、幾重にも
足元から背中まで、熱を帯びたブヨブヨに包まれる不快感
太ももや臀部、胸、股が、愛でられるように触られ、怒りが沸き上がる
ぶにゅ───
私の拳が通じない
肘鉄も、正拳も、分厚い表面に吸収され、奥の筋肉質に絡め捕られる
焦る、嫌な予感が背筋を昇っていく
「真先輩!!!」
仲間が反応する間もなく、私の身体は軽々と持ち上げられた
無力感と敗北感の中、金庫の機構扉が閉まり、パレスと完全に断絶される
危機感に身を捩る暇すらなく、私は薄暗い空間に捕食された
・・・
「っかは……この……ヨハンナっ!」
引き延ばされた”一瞬”を切り裂くように、私はペルソナを召喚した
フレイを放ち、その熱が効いたのか、触手は奇声を上げて私を投げ飛ばす
肉床に放られ、粘液にべちゃりと叩きつけられながら体勢を整える
不快なねばねばが髪や脚、スーツに絡み、不快な糸が仮面にも張り付く
「っぐ……ぁっ……っぐ……何とか……しないと……」
私は起き上がりながら体勢を整えるが、粘液の膜は分厚く絡みついていた
強引に払い、顔を上げるとが、視界に絶望が映っていた……
周囲を埋め尽くす”触手の群れ”だ
蠢く無数の気配、ミミズを10mに巨大化させたような触手が数百匹
煮え滾った粘液と共に全方位から湧き出す、肉床から、肉壁から、天井から
「ヨハンナっ!」
咄嗟にペルソナを召喚した
フレイの青い閃光が肉窟を照らし、触手が奥からうぞうぞと押し寄せる姿が見える
いや、見えてしまう、鎌首をもたげ、私を絡め捕ろうとする群れがとまらない
ヤツらの口から粘液が飛ばされ、生ぬるい体液が顔を掠める
不快な生臭さに眉を顰める暇もなく触手のベロを蹴り飛ばす
蹴り上げた脚に返り血のように粘液がかかり、バレーボールほどの塊が絡む
I字バランスのような状態の脚には「べど~っ」と分厚い膜が張り付く
「まずい……」
俊敏性を奪われた危機感に、弱音が漏れてしまう
二度と掴まりたくないと思うほどに、ヤツらの思うつぼだ
急いで距離を取ろうとするが、粘液が絡み、深雪を進むように脚が重い
───ギヂッッッ
「っぐぁ゛っっっ!」
「細い」「弱い」と突きつけられるように、私の脚よりも太い触手が纏わりつく
一匹、二匹と四肢を触手が昇ってくる
足首、脛、膝、太もも、鼠径部へ一瞬で
歓喜に満ちた甲高い声を鳴らしながら
私のスーツを粘液でどろどろにしながら
「調子に…乗るなっ!!」
身体を撫でる不快感に、感情的な声が溢れた
昇ってくる熱、粘液の摩擦、身体の芯がゾワつく感触
太ももを昇ってくる触手の口に拳銃をねじ込み、感情のままに放つ
───ドシュ
鈍い銃声と共に触手が飛び散り、痛快な悲鳴をあげて吹き飛んだ
一匹は仕留めたが、残りの弾は5発
腕に巻き付いた個体に2発使い、残りは3発
絡みつく触手を振り解いたが、代償はスライムを頭から被ったような白濁粘液のドレスだった
粘液を振り解く瞬間、意識が緩んだ一瞬
ぬるりとスーツの上を滑り、腹部から臀部までを絡め捕られる
蹴り上げた私の脚、大きく開いた股に「ぶぢゅり」と巻き付き……
───ギヂュみ゛ぢッ!!!
「っかはっっっ!??!」
腹部と胸への圧で、肺の空気がすべて抜けた
さらに背中と脚への重みにバランスを崩れる
「いや……だ……」
巨人の手に掴まれたような圧迫感に脳が警笛を鳴らす
振り解く間もなく触手が収縮し、同時に愛撫が押し寄せた
ギチ、ギチ、とスーツの表面と擦れ合う不快な音
ヤツが私を愛でるようなに顔や股、胸を擦り上げていく
気持ち悪い、どろりと、正中線を抜けていく疼きとむず痒さ
あらゆる刺激や不快感を脳に注がれ、一瞬が永遠に引き延ばされていく
触られる度に怒りの奥に『火照り』が灯る、そんな自分への怒り
意志がとけてしまうような感覚を払うために、磨いて生きた『正拳突き』を放った
一匹は倒せたが、白い手袋にべっとりと粘液が絡み、拳銃の引き金すら引けなくなる
残った右脚でハイキックは、やけっぱちで威力なんてない
ぶぢゅ
分厚い粘液膜でキックは威力を失い足が上がらない
不完全な蹴りを嘲笑うように触手が巻きつき
開いた脚に蛇腹の表面が密着し、擦れた
「っ……!!」
ぐぢゅ───ニヂュニヂュニヂュニヂュニヂュニヂュっ♥♥♥
秘部を守るスーツに粘液と摩擦が沁み込む
ずろっ!と素早いストロークが鼠径部と股に突き抜ける
人体の感度が詰まった股、股間、下腹部、膣口への刺激
最悪の、不可抗力の”性的刺激“に、私の背は大きく反り返った
「っぐぁ゛───」
その短い悲鳴をヤツらは見逃さない
私が女性らしい反応を見せた股と鼠径部を念入りに擦り始める
太ももに巻き付き、腰と股にたすき掛けをするような角度で
粘液を垂らす口を歪めながら、私の顔を見つめ、ストロークする
ぬ゛りゅ……ぬ゛りゅ……ぬ゛ぢゅりゅ゛っ────
「っ────!ぁ゛───っぐ────ぅ゛っっ────」
片足を上げた状態で、股に降り注ぐ“不可抗力”
散々意識させられた秘所を押し込み、擦り上げるような愛撫
石鹸をたっぷり纏った指に擦られているような刺激がくる
スーツのフィットした生地に張り付き、圧を加えながら往復する
高速で、磨くように、私の顔を舐めながら、何度も……
にゅ゛ぢゅにゅ゛りゅ゛にゅ゛りゅ゛ぬ゛りゅ゛
「っ~~~~~~~!ぁっ……っか……」
薄暗い肉窟に、幻視のような白い閃光が散る
摩擦が強まり、身体がとろけ、バランスを保てなくなる
私の脚よりも太い巨体が、ぐいぐいと体重を乗せてくる
無理だ、耐えきれない、粘液と触手に塗れた床に倒れてしまう
「こ……の……!」
拳銃を取り出し、触手の頭を射抜こうとした
だが、粘液が指と銃に絡みつき引き金が引けない
───にゅ゛りゅ゛
私が銃を使えない隙に、背後から別の個体が巻き付いた
呆気にとられていると、3匹目、4匹目がくる
べちゃっ、べちゃっ、とアメフト選手のタックルのように左右から
次々と触手がぶつかり、腕や首、胸元、腰、と触れていない場所がないほどに巻き付かれていく
ベヂャッッッ───ぬ゛ぢゃっ───ね゛ぢょっ───
身体の機能が”限界“を告げる拘束が幾重にも絡む
そんな中、股に張り付いた個体はストロークを止めない
むしろ加速させ、私を嘲笑うように責め立てた
ぬ゛りゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ───
「っひぁ゛っっっ!?」
びく、びくっ、と股への刺激に腰が跳ね、踏ん張っていた両足が脱力する
認めたくない、“気持ち良い”と少しでも感じたなんて
純粋で、濃縮された“性刺激”が、無防備な頭にどろりと
思考できない無防備な脳に、オーガズムという形で降り注ぐ
股の痙攣が足先に広がり、腰が跳ね、今度は背中を揺らし、脳に甘い電流が駆け抜けた
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
秒間に何度も瞬く”性”
抜け出そうと辛うじて動く背筋が、快楽に跳ねた
脳内が快楽物質でびちゃびちゃに濡れる
脱力、緊張、絶頂、そして床に倒れ落ちる
べぢゃっ───
倒れた私に群がる触手たち
抵抗する気力すら奪われる愛撫
食いしばっていた唇がほどけてしまう
ブヂュ~~~~~♥♥♥
「っむぶ!?」
瞬間、私の視界が触手の顔に包まれる
強引にキスをされた、唇を奪われた
想い人のためのキスが、貪るように犯された
怒りで脳が沸騰する中、愛撫でその感情すら溶かされる
「ぶぢゅ」と火照ったクチビルがいくつも押し当てられ、奥から分厚いベロが何枚も前歯を押し切る
「っも゛っぼ……!っご……っぼも!!」
怒りで頭が沸騰しそうなのに
べっとりと纏わりつく触手たちのせいで逃げられない
身体の芯が火照り、怒りの感情がとろけさせられていく
対する触手はキスをしながら奇声を上げ、心地良さそうにストロークを加速させる
顔にキスをする複数匹が一斉に暴れ始めた瞬間、私は“察知”した
“何か”を出される───
本能的に顔を振った
考えたくもない、口内に注がれるであろう“液体”を
身を捩って、指先で絡みつく触手を掴んで引き剥がそうとした
だが、絡みつく個体も痙攣を始め、私を逃がすまいと締め上げる
ニュヂュニュヂュニュヂュニュヂュニュヂュニュヂュッッッッ
スーツに密着しストロークしていた複数匹も同じように震え始めた
私の太ももに抱きつき、生地の薄い部分に舌を押し当て加速する
膣口を押し退けるベロの硬さと太さが、敏感な場所を擦り合わせていく
ベロの表面が膨張し、赤黒い竿の先から粘液が溢れ、触手の太く長い肉体が奇怪に痙攣していく
保険体育の時間を思い出す”生殖”の機能、向けられた性器の先が震えが意味する絶頂……
───ドブビュリュッッブビュブビュぢゅ!!!!
最悪だった
白く、黄ばみ、濁った粘液
それが私のスーツにぶちまけられ
秘所から胸、顔にかけて歪んだ一直線を描いた
ドグドグドグどぶドグッッッ!!!!!
(うそ……これって……)
考えたくもなかった
オスが絶頂する時に溢れる精液だ
異形の生命体から、性器のような舌から溢れる粘液
(これが……口の中に出されたら……)
おぞましい考えがよぎった刹那、開いた股と乳房に複数匹の愛撫が降り注いだ
「ン゛っっ────」
私は”性”に弄ばれていた
彼らも絶頂する直前の脈動、蠢き、射精する寸前の動き
その振動とうねり、強い摩擦が、私をとろけさせる
スーツの伸縮生地を弾くように滑る愛撫の連打に
嫌だと心の底から思っているのに、声が溢れ、肉体が弛緩する
「んっむ───」
口が緩み、開いてしまった
そして、キスをしていた一匹が太いベロを押し込んでくる
嫌だ、口の中に入られたら、もう逃げられな……
「っも゛ッゴボっも゛ぉ゛っっっっ!?!?!」
喉奥に入り込む”性器“
交尾するような往復運転がカクカクと早まっていく
うそだ、逃げたい、助けて、離して、やめて
駄々っ子のように暴れる私に、発情した触手が幾重にも絡みついた
私の顔を舐め回す個体が増え、視界が触手に埋もれる
顔面に巻き付いたブヨブヨとした蛇腹が蠢き出す
射精前のピストンが加速していく恐怖に私は何もできない
「ッごっぼ!ッもっぼ!!ッごっも!!」
口腔内でで膨らむ性器が「ドク」「ドクッ!」「ドブッ!!!」と脈動しながら上下し……
ぬ゛ッゴぬ゛ッゴぬ゛ッゴぬ゛ッゴぬ゛ッゴぬ゛ッゴ───
そして喉奥で射精が起こった
ドブビュリュッッブビュブビュぢゅ!!!!
「ん゛ッグっも゛っぼ~~~~~~~~~~~~!!」
べっとりと、生臭い粘液が胃に直接
不快感と圧迫感の中、体内に”熱“が落ちていく
ぼと、ぼと、と胃の中を犯す粘液の感触
喉を往復するストロークの度に溢れる精液
「ン゛む゛━━━━」
そして、休む間もなく、触手たちは私の股に目をつけた
硬く、熱く、凹凸のある“性器”がグリグリと押し当てられる
膣口へ押し切ろうとする動作、生殖行為をするつもりなのだろう
私の腰が反射的にビクンッ!と跳ね、遅れて絶頂したと気づく
腰が反ったまま、ぴったりとしたスーツに浮きだす秘所を触られる
私の“股の中心”に“そこ”に“秘所”に、硬い性器がを押し当て、バターナイフを落とすように……