凌辱系二次創作短編集 作:凛輪
ぢゅぶ……ちぢゅぶぼんっっ!!!
「……っぐぶはっっっ!!!」
クレアが肉壁をかき分け、広い空間にたどり着く。
彼女は黒衣を粘液塗れにし、関節の隙間に濁った膜をつくりながら顔を上げる。
「うそ……まさか……」
──────そこに居たのは、粘塊と触手に身体中を絡め捕られた女性の姿……
クレアはそれがネルだと信じたくなかった。
半透明の粘塊と触手によって、サナギのように絡め捕られた親友の姿。
ぎゅちゅブチュぐちゅッッ!!!
ネルの長身のすらりとした体躯が異形に蹂躙されていた。
見覚えのあるシーハーツの黒い衣服は当時のまま、開かれた秘所には触手が潜り込んでいる。
異形に絡みつかれているが、僅かに見える赤いショートヘアは間違いなくネルのものだ。
「ッぐぶぅぅ~~~~っっ!!」
ネルは膣内をえぐられ、電流を打たれたように足をバタつかせた。
太ももから鼠径部に巻き付いた触手が高速でスライドすると、ネルの反応が更に艶を増し、低音の嬌声が溢れ出す。
「ネルなの……?」
「んんン゛ッ~~~~っっ!!んんっ!!っぶむっっ!?!!」
無慈悲な愛撫に乱れるネル。
粘液の潤滑とぬめりによって、神経の密集した箇所が容赦なく摩擦されていく。
クレアの声も届かず、彼女は身を捩らせながら何度も絶頂した。
ぢゅっぶ!!ぢゅっぶ!!ぢゅっぶ!!ぢゅっぶ!!
異形のおぞましい行為にクレアは茫然としてしまう
ひたすら敏感なスポットを刺激するだけの無機質な愛撫だ
そこに感情はなく、ただ人体の生理反応を引き出すだけの攻撃
捕らわれた対象の事など一切顧みない、一定のリズムで繰り返されるストローク
怒りが沸き上がる……
「このっ……離れなさいっっ!!!」
クレアは素手でネルの顔に張り付いた触手を引きちぎる。
ネルに何層にも纏わりついた粘液の膜を強引にかき分けながら。
ぶぢっっ!!ぐじゅぶぢゅっっ!!
「~~~っぷはっっ!!ごぼっっ!!……ごぶっっ!?クレア……?」
白濁液を吐き出しながら、ネルは光を失った瞳でクレアを見つめた。
「クレア……今ならまだ間に合う……すぐに……ここから逃げろ……!」
「ネル……!そうはいかないわ…あなたを助ける為に来たのよ……」
「いいから逃げろ……!私にかまうな!!まだ間にあ……うう゛っっ!!!」
ネルの口腔から触手のような生命体が溢れ出す。
血色の良いピンク色のそれは異形の‘‘幼体‘‘に見えた。
「クレア……こいつらは……人間の女を……‘‘道具‘‘としか思ってない……あんただけは……逃げて……ぐぶっっ!?」
触手がネルの頭部を掴み、唇をかきわけ口腔に潜り込んだ。
彼女の口腔で卑猥なピストンを繰り返し数秒後‘‘何か‘‘を喉奥に注いでいく。
「っぐっぶ……むっぶ……」
ネルの喉元が歪に膨らみ、クレアは触手を掴んで引き抜いた。
「ごぼっぐぶっっ!!!」
触手の先端から溢れた白濁液がネルの顔にかかる。
「クレア……あんただけは……にげて……っぐぶっっ!?!?」
ブチュぶぢゅ~~~~ッ!!!
ネルが再び粘塊と触手に包まれ、彼らは獲物を離さぬようより強固にホールドしていく。
あわよくばクレアまでも吸収しようと、無数の触手と粘塊が巻き付いた。
「む゛ゥ゛っ~~~~~っっ!!!?」
ネルを包み込んだ粘膜の繭から、彼女のくぐもった悲鳴が溢れ出す。
分厚いスライム状の液体が幾重にも密集し、ネルを抱擁し雑巾のように搾る。
「ネルから!!このっ……!っくっ……離れなさい…!」
クレアがネルを包み込む粘塊を掴むが、何層にも折り重なった拘束は解けない。
重く、凝縮された密度の粘液は金属のように頑強でありながら、ブヨブヨとした柔軟性に満ちていた。
人為的な拘束具の方がまだ打つ手はあっただろう、硬さや重さの異なる粘液に攻撃が奥まで届かない。
それどころか、クレアの腕から肩まで呑み込まれそうだった……
「ぐっ……あああぁっっ!!」
粘塊が収縮すると、腕を入れていたクレアから魔力が奪われていく。
クレアは慌てて腕を引き抜いたが、かなりのエネルギーを吸収されてしまう。
(腕を掴まれただけでこの脱力感……)
全身を包まれた吸収など想像したくもない……
ぐぢゅちゅぐブチュぶっっ──────
「~~~~~~~~っっっむ゛ぐぶっっ!!!」
ネルを包み込んだ粘塊繭がグラグラと揺れる。
半透明の塊からうっすらと彼女の苦しむ姿が見え、暴れるネルに触手が幾重にも巻き付いた。
「そんな……」
クレアが動揺した瞬間──────
びゅちゅっっ!!!
クレアの背中に張り付く生暖かい感触。
右肩から腰を覆い尽くすスライムのような何かが絡みつく。
「なっっ!?……この魔物は!?」
クレアが振り返ると、天井からワームが睨みを効かせていた。
ワームは大蛇のような黒光りする胴体をうねらせ、4つに割れた口から粘液を滴らせている。
びゅぐっっ!!
ワームの口から無数の粘弾がクレアに発射された。
「この……うっっ!」
右半身を生暖かい粘塊に縛られた彼女は、手のひらサイズの粘弾を躱しきれなかった。
左の太ももにクリーンヒットし、黒衣がドロドロの白濁液に包まれてしまう。
「まずい……くっ……離れ……ろっっ!!」
クレアは右半身に張り付いた白濁液を剥がそうとする。
身を捩りながら粘塊を掴むが、指の隙間からぬるっと抜け出すだけ。
悪戦苦闘するクレアにワームは追撃の粘弾を飛ばし、更に身動きを封じようとした。
びちゃっ!! ぶちゅっっ!!! ぢゅぐっっ!!!
「くっ……うぐっっ!!」
クレアは辛うじてワームの攻撃を避けるが、機動力を奪われた状態で少しずつ被弾を許してしまう。
絡みつく分厚い粘液、そしてぬかるんだ床が彼女を絡め捕り、じっくりと追い詰められていく。
びゅっ!!ぶちゅっ!!びゅっっ!!びゅっっ!!
「このっ……っぐっっ!!」
クレアに着弾する大きさがバラバラな球体の粘塊
それが複数、胸、腰、膝、太ももに当たり、拡散する
びちゃっ!と飛び散り、蜘蛛の巣を張るようにスライムが纏わりつく
「くっ……どこから……うっっ!?」
ワームは肉床や粘液沼を縦横無尽に泳ぎ、クレアの死角から粘弾を飛ばし続けた。
ぬかるんだ地形がワームの味方をし、機動力の差が覆せないほど開いていく。
彼女が纏わりつくベトベトをどれだけ振り払おうと、被弾数が上回ってしまう
ぶちゅっ!!ぼちゅっっ!!
クレアに粘液が降り注ぐ。
最初に着弾した右半身は粘塊が固まり、身を捩る事すら難しくなっていた。
「っぐ……このままじゃ……!」
どろぉ~……
重く、生暖かい白濁液がクレアの身体を這いずる。
スライムは黒衣によって際立つボディラインへ無造作に絡みつき、太ももの施術紋からエネルギーを吸い取っていく。
「んんンン゛~~~~~ぅっっ!?!」
(まずい……)
吸収によって脱力するクレアめがけ、ワームが粘弾を大量に吐き出した。
ぼぢゅっっ!!
バケツをひっくり返したような量の粘液がクレアにかかった
気を付けの姿勢で両腕を胴体に固定される
今までの液体とは異なり、半固形のゼリーのようなモノがギッチリと巻き付く
「クレ……ア……」
ネルの伸ばした手が触手に引き戻される……
不定形な液体がクレアを雁字搦めにし、しなやかな四肢を覆い尽くす。
魔力を吸収したドロドロにエネルギーが満ち、更に締め付けの圧力が強くなる。
ギヂギチギチぢりぎちっっ
「っぐぅあぁあああ゛っッ!!?」
雑巾を絞るような圧搾と同時に、クレアの肉体から力が奪われる。
それを理解した粘液の塊が意志を持つように収縮し、更に状況が悪化する。
びちゃっ!!
「ぐっ……」
追加で当てられる粘弾。
クレアの状況は詰みに等しい。
ぶちゅっ!!!
「っ……」
ぼぢゅっっ!!
「~~~~っっ!!」
クレアが粘弾に包まれ、やがて体勢を保つ事すら出来なくなる。
膝をつき、うずくまり、首を垂れ、それでも出来る限りスライムを引き剥がそうと足掻く。
ギチギチ……ぎゅちゅ……!
クレアの抵抗虚しく身体の芯から脱力し、粘液の沼に倒れてしまう。
堅牢な拘束具にはできない、潜り込み、浸透するような締め付けに包まれる。
かなりの重量になる粘塊を振り解こうともがく彼女だが、魔力と体力がみるみる奪われていく。
ぐぢゅっ!!
ぼぢょ……
(右手が動けば……まだ活路が……)
半透明の液体に雁字搦めにされたクレア。
必死に抵抗する度に、ブヨブヨとした表面が彼女の四肢によって歪に伸び、ばちんっ!とゴムのように縮んだ。
ぶぢゅっ……
白濁液で出来た楕円形の繭が揺れる
意志を持つような動きで内部に包むクレアを咀嚼し
上質なエネルギーを吸いあげていく
餌の身体を締め上げ、圧搾し、吸い尽くす
無慈悲で純粋な行動……
ぎちっ!!グヂギチヂギリリギリっっ!!!
「っっ!!!?ッグぅッ!!?!」
(まずい……力が……根こそぎ……吸われて…)
楕円形の繭が収縮し、クレアのエネルギーを奪っていく。
本能的な欲求に従う貪欲な行為に、彼女は身を委ねるしかない。
回収者のワームが鎌首をもたげ、獲物であるクレアをねっとりと眺める。
ぐちゅ……
肉と粘液の沼で悶えるクレアへ慎重に近付き、本格的に‘‘捕食‘‘するつもりだ……
シュルルシュルッッ──────
「なっっ!?」
ワームがクレアに素早く巻き付いた。
長く太い胴体で獲物に絡みつき、足先と頭部を残しとぐろに閉じ込める。
ギチギチギチッッ!!
粘液とワームの胴体、そしてクレアの身体が擦れる歪な音が鳴る……
「っぐおぉっっ!?!?……や゛め……このっ……離せ……」
クレアのスレンダーな肉体にワームの太い胴体が容赦なく絡みつく
彼女の右足から滑るように昇り、腰、胴、胸、肩を締め上げた
そのままとぐろが二週目入り、両足をがっちりと束ねる
ぎちぎりっ……ぐづぐちぎち……
スライムの包み込むような拘束と違い、ワームの胴体は筋肉の塊による圧迫だった。
柔軟で、硬く強靭な肉に絡みつかれ、まるで巨人の五指に握り潰されるような感覚だ。
黒衣に包まれたクレアの美肢が悲鳴を上げ身体が軋んでいく。
「はぁ……はぁっ……くっ……っぐぅ!!」
クレアは肺が潰されるように絡みつかれ呼吸がままならない。
左右に身を捩り拘束から抜け出そうとするが、更に強い締め上げで押さえ付けられるだけだ。
ワームの黒い胴体がクレアのスレンダーな肉体を圧搾し、ミチミチと万力のように押し込んでいく。
ごぢゅ……ぎち……ぐぢぎちぎち……
「っぐ……あぁっ……」
クレアの頭と爪先を残し、ワームは徹底的に彼女を締め上げる。
予想以上の抵抗と耐久力を芸のない圧迫で押し潰すだけ。
長い胴体を隙間なく密着させ、筋肉をギュっと収縮させていく。
ぐじゅぶちゅぐちゅぶっ……
「があぁああぁっっ!!!」
雑巾を絞るようにワームの胴体がうねり、拘束の隙間から粘液が溢れ出す。
クレアは華奢な身体をしているが、ワームとは根本的に身体の構造が違う。
せいぜい彼女の呼吸を狭め、精神的と肉体を拘束するだけだ。
人間の男なら、クレアのような美女を抱擁できるチャンスがあればヨダレを垂らして喜ぶだろう。
ワームは締め上げながらクレアのエネルギーを吸い取り、更に溢れる力で締め付けを強くしていく。
ぎちぎちぎち……
しかし、強靭なクレアの肉体と魔力の気配に反し、搾り取れる魔力量が少ない。
ワームはこの獲物にゴリ押しは通じないと悟る。
埒が明かない圧迫を続けるより‘‘搦め手‘‘の方が効果的だと理解したようだ。
──────彼女の受難は始まったばかりだった……