凌辱系二次創作短編集 作:凛輪
「っがっ……く……」
大型海魔の捕食が始まった。
半透明の胃袋を口から出し、ジャンヌを包み込んでいく。
極上の獲物である彼女を体内に取り込むつもりだ。
(なっ……なんだ……指すら動かせない……)
胃袋がジャンヌにぴったりと張り付き、彼女は半真空状態の膜に包まれた。
ブニブニとした分厚い膜が折り重なり、内部に圧を加えながら隙間なく空気を抜く。
柔らかく厳重な拘束具となった胃袋は、軍用の拘束具のように彼女をギチギチと圧迫しながら更に戒めていく。
ぎゅちゅ……ギチギリ゛っ……
必死に抗うジャンヌが何とか動く隙間を見つけるが、限られたスペースはネズミ一匹潜り込めないほどだ。
「っが……ぐ……」
魔力を搾るように包み、触腕と管足で圧搾する。
繊細な愛撫と強引な圧搾の中でジャンヌは悶えるしかない。
(やばい……今度こそ……こいつ……私を喰う気だ……!!)
ジャンヌは何枚にも重ねたガムのような胃袋の膜を千切ろうとする。
引っ張り、伸ばし、押し、どれだけ爪を立てようと肉膜は破れない。
強く握った膜に指の隙間に粘液が沁み込み、動きが更に鈍くなってしまう。
少しでも動きを止めれば、粘液が沁み込むように彼女を包み込んでいく。
ジャンヌは『止まったら完全に詰む』と理解しているからこそ、効果が薄くとも粘液を必死に振り解くしかなかった。
外から見れば、大型海魔が地面を蠢いているだけ
だが、内部ではジャンヌが必死にもがいていた
彼女の四肢が膜を押し、伸びては縮みを繰り返す
絡みつく粘液と触手に抗うも限界は近い
ぎゅちゅっ……
「っぐ……!?」
海魔が触腕に圧を加えた瞬間、胃袋の膜がジャンヌの身体に張り付いた。
空気の層が瞬間的に密着し、スカートやブーツの隙間へ吸い付いていく。
柔軟な粘液の膜が肌に染み込み、オーダーメイドの拘束具のように彼女を戒める。
整った胸と背中の曲線を、ヒップラインから脚線美へかかる関節を、胃袋の膜が隙間なく絡みつき、獲物を逃がさない。
胃袋の膜はゴムのように伸び縮みするが、海魔が力を込めるとブロックのように硬くなった……
包み込まれたジャンヌが胃袋の膜を必死に足掻く。
大型海魔は抵抗を止めない獲物をしとめる為、身体を丸めながら震え始めた。
ワニが狩りをするときに行うデスロールのように回転し、触腕と胃袋の膜を幾重にも巻き付ける。
ぎちゅぎりぎちぎりっっ────
海魔に捕らわれたジャンヌが激しく回転すると、全身に纏わりついていた膜が強固に絡みつく。
水飴を巻く要領で分厚い粘液の拘束具が完成してしまう。
柔軟性と硬さを兼ねた膜が何週にも絡みつき、彼女は『大』の字で縛られたまま動けなくなってしまった。
ミチ……ギチギリギリギリッッ!!!
海魔が雑巾を搾るように触腕を回転させた
ジャンヌを固定したまま搾り尽くすように
徹底した狩りの中で行われる締め付け
獲物の完全な無力化に成功した海魔は、ジャンヌの潤沢な魔力に手を付け始める。
大型海魔にとって彼女は潤沢な魔力タンクだ。
みぢっ────
細い触手の愛撫で弛緩したジャンヌの身体に、触腕の締め付けが降り注いだ。
脱力した筋肉が一気に収縮すると、細胞から魔力が搾り出されてしまう。
「────ぁっ!?」
魔力を吸収した海魔は、全身にみなぎる高揚感と万能感のままにジャンヌを嬲り尽くす。
圧と愛撫がヒートアップさせ、彼女を捕食しながら凌辱していく。
(逃げないと……這ってでも……!)
海魔にジャンヌの美しい肢体の価値は分からない。
ただ感覚の集う場所を舐め回し、オーガズムに導き、魔力を吸うだけ。
指先から腕を昇り、血管の詰まった滑らかな腋をキャンディーのように啜る。
「っ~~~~~~~っ!!!?」
面白いほどに悶えるジャンヌを弄ぶように、開いた腕の隙間を触手で揉み擦っていく。
神経の詰まった場所へのシンプルな摩擦の連打は、感度の高まった彼女にとっては拷問だった。
ねっぢょ……ごぢゅぐっぢゅ!!!
外から見れば、巨大な海魔が肉床に張り付きながら蠢いているだけ。
触腕の先と端を畳むように肉肢を曲げ、粘液を撒き散らし、咀嚼するように揺れていた。
ぐっぢゅぐっちゅぐっぢゅぐっちゅ……
「……っ……ぅ……ぐ……!」
中では肉の腕に捕らわれたジャンヌが抵抗しているだけ。
触腕の隙間から僅かに彼女の声が聞こえ、健気な抵抗の色が窺える。
勇ましかった威勢も徐々に勢いを失い始めた。
そんな‘‘獲物‘‘が弱った瞬間────
「っくぅっ!?!」
ジャンヌのから漏れ出した甲高い声。
それは海魔が‘‘体温の高い場所‘‘を狙った影響だった。
彼女の胸、腋、下腹部、秘所、どれも血管が多く通り、人体にとって敏感なスポットだ。
ぢゅぐ……
「っ……ぁ……め……」
一切の抵抗を許されない状態で、大量の管足がジャンヌの身体を這いずり回る。
粘液の滑りを利用し、神経の通った場所を磨くように愛撫していく。
海魔は彼女の秘所から漏れ出る魔力を啜るように触手をスライドさせた。
執拗に、腋や胸、足や鼠径部など魔力が溢れる場所を平すら探すように。
ちゅくちゅくくちゅちゅくッ────
ジャンヌは下唇を噛み締め声を抑えるが、体温の上昇と吐息を抑えきれない。
彼女が「ビクン」と震える度に溢れる魔力を求め、海魔の触手がじゅくじゅくと這い回る。
肉の磔刑に捕らえた聖女への凌辱がエスカレートしていく。
「っ……はぁ……はあっ……!!ああっ……」
肉の柔毛がジャンヌの股を優しく撫でるだけ。
それだけで痙攣する割れ目に、触手が一本ずつ潜り込み、やがて肉の束に変化していく。
狭い牝穴を棒状の触手束でこじ開け、内部のヒダや溝、うねりを丹念に探り始めた。
異物を拒むような収縮と、刺激を浴びる度に火照るジャンヌの中は、海魔にとって極上の空間だった。
ぢゅぐむ゛ぶぢゅ────
管足の束が挿入された
海魔はジャンヌの膣内を攪拌し
容赦なく捕食をエスカレートさせる
「やめなさい……あっ……っく……」
ジャンヌの叫びなど海魔には届かない。
異形は捕食した極上を心行くまで味わうだけ。
その過程で効率的に魔力を吸い尽くす。
(こんな化け物も……やる事は一緒ね…)
海魔の腕と胃袋の中ではジャンヌが僅かに動く指で必死に抵抗している。
‘‘そうでもしないと‘‘彼女の理性と精神が保てないからだ。
耳まで真っ赤にしながら、杭を打つような抽送に意識を保つ。
丁寧に慣らされた女体は刺激を何倍にもキャッチし、脳細胞が灼けるような快感が押し寄せてしまう。
にゅぢゅ……っぷちゅ……にち……ぐぢゅっ!!!
挿入された肉束が、ギターをかき鳴らすように動き回る。
結合部から透明な液体を撒き散らしながら、狭く筋肉質な粘膜をかき分ける。
触手の束をスライドさせる音色はジャンヌの理性をグズグズに蕩けさせた。
(まずい……脳細胞がチリチリと灼けるみたいに……)
火照った女の中を探るようにかき混ぜると、自ずと悶えるスポットに触れてしまう。
肉管が絡み合った棒がぞりンッ!!と敏感な内壁を擦り、過剰な刺激を容赦なく叩き込む。
身じろぎ一つ出来ないジャンヌは快楽を逸らす事も敵わず、ダイレクトに体内から脳髄を犯される。
ジャンヌの鼓膜に染み込む粘音
ピストンの度に大きくなる鼓動
漏れ出す魔力を止められない焦燥感
そして、否定できない絶頂……
「────っっ!!」
子宮と膣の境い目に肉束が触れた瞬間、ジャンヌの身体は飛び跳ねるように仰け反ってしまう。
ジャンヌの視界に飛び散る白い火花。
押さえ付けられた背中が弓のように反り、瞳孔が開き、溺れたように首を振った。
すぐに海魔に組み敷かれるが、その一瞬は彼女の中枢神経を灰色に焼き焦がす。
(……今のは……普通じゃない……)
一度の絶頂は、今までと比べ物にならないほど魔力が漏れてしまう。
ジャンヌの背筋に昇る悪寒は‘‘敗北‘‘によるものだ。
豪胆な性格の聖女は『何とかなる』と考えていた。
自分がこの程度の生物に負けるはずがない。
今までの戦闘と実力に裏付けされた前提が一度の絶頂で崩れ始める。
‘‘海魔に捕食され、犯され、絶頂させられ、そして敗北する事への恐怖‘‘
「やめ……やめなさ──いっっ!!?」
ジャンヌが悶えるが、海魔の胃袋が伸びるだけで何も変わらない。
腑抜けた四肢にかつての勇ましさはなく、触手一本すら振り解けないだろう。
「っくぁ……うぅ……!」
ジャンヌの過敏な痙攣は弱点を教えてしまい、抽送と行為が更に過熱していく。
彼女の脳髄に響く「ごりゅ」「どぢゅ」という生々しい音。
それに加え全身に絡みつく触手の愛撫が止まらない。
内からも外からも徹底的に嬲られる餌に、もはや抗う術はなかった。
(まずい……私が……私じゃなくなる前に……)
ジャンヌの理性と衝動がせめぎ合う。
屈辱が快楽に塗り潰される。
使命が、意志が、想いが灼けていく。
バチバチとドーパミンやアドレナリンが溢れ、幸福と身体と脳に刻まれる。
(ダメ……こんなやつに……)
プツンと切れて失神してしまいそうな絶頂の連続によって押し寄せる虚脱感。
触腕に抱かれながら緊張と痙攣を繰り返す肉体は、主導権が完全に奪われている。
胸や足や腋を無数の管足が駆け回るだけで、甘ったるい幸福で彼女の意識が殺されていくようだ
「っあ……や……」
ジャンヌは消え入るような声を漏らし、情けなく悶え狂った。
反応してはいけないと頭では理解していても、身体の芯から押し寄せる‘‘疼き‘‘に絶頂が隠せない。
一回二回と折り重なるアクメは女を堕とすには十分すぎるほど。
いっそのこと壊れてしまった方が、ジャンヌにとっては楽な道だったのかもしれない。
にゅ゛りゅちゅぐっっ────
神経の集中した牝穴に触手の束が往復する。
何度も、何度も、何度も、枝が伸びるようにヒダと奥底を舐め回す。
嫌悪感を幸福物質でぐしゃぐしゃに上書きし、彼女が拒むほどに脳細胞を煮沸し、死滅させていく。
密集した触手は太い肉棒となり、内部の元に戻ろうとする締め付けを楽しんでいるようだ。
「ごりゅっ」と慣れない場所へ突き立てられた瞬間────
「っくああっっ!!このっ!!!それ以上は……許さな……いぃっッ!!!!」
ジャンヌの中に‘‘女‘‘として抗えないアクメが下腹部に雪崩れ込んできた。
絶頂から降りられない彼女にとって、膣奥を抉られるだけで拷問に等しい快感が押し寄せる。
海魔の情け容赦ない抽送の連打から逃げられないまま、主従関係が否応なく叩きつけられていく。
ジャンヌは無駄だと分かっていても背中を反らせ身体を捩った……
諦めを刻み込むような杭打ちピストンが、捕食されたジャンヌの背中からドスドスと押し込まれる。
食欲と支配欲にしか興味がない海魔は、彼女の些細な抵抗すら許さない。
触腕を内側に曲げ、四肢を更に包み込む。
そのまま圧迫を強め、ギチギチと筋肉を収縮させながら圧搾する。
複数匹の大蛇に巻き付かれているようなジャンヌから溢れる魔力は、海魔の興奮を燃え上がらせた。
美しき聖女に独占欲を剥き出しにした海魔は、ゴリュゴリュと音を立て巨体を震わせる。
外から見れば不気味に蠢く肉の塊だ……
(まず……い……コイツ……私を……永遠に逃がさない気だ……)
海魔の拘束は常軌を逸していた。
ジャンヌを捕食したまま腕を折りたたみ、うつ伏せの彼女を抱きしめたまま全豪に動く。
束ねた管足を挿入したままピストンを打ち込み、魔力を吸いながら嬲り尽くすつもりだ。
本来は食欲だけだった欲求が徐々に変化し、ジャンヌへの独占欲と嗜虐欲が露わになる。
肉腕が蠢き
聖女を徹底的に蹂躙する
絶頂と苦痛で肉体と精神を焼き
肉の磔刑から逃がさない
「やめ────」
ジャンヌの声も虚しく、取り返しの無い絶頂が駆け抜けた。
下腹部から四肢の末端まで広がり、陶酔感に人格が蕩けていく。
どれだけ理性で拒んでも、脳の深い場所が快楽を数倍に跳ね上げる。
全身を愛撫されながら膣の奥底を突き潰される疑似交尾の快感。
性行為なら終わりがあっただろうが、海魔は生殖に興味がない。
(許さない……絶対に……意識だけは……)
ジャンヌは耐えるしかない。
血管がブチブチと切れ、鼻孔から溢れる血も気にせず、奥歯をギリギリと噛み締める。
理性だけは手放さないつもりだが、柔らかい膣奥を抉られ、深く気持ち良い場所をトントンとノックされてしまう。
絶頂の沼に引きずり込まれ、膣から子宮が燃えるような疼きに犯される。
(くる……耐えろ……これだけはだめだ……)
ジャンヌの奥からせり上がる強烈な絶頂の予感。
耐えなければ、そう思う程に風船のように膨らむ危機感。
目の奥がじゅっと灼け、肉体が悲鳴を上げているのが分かる。
それでも、気持ちだけは手放さない誇り高き英霊。
(私は!!!こんなヤツに!!!!)
耐える、理性だけは明け渡さない。
じゅくじゅくと泡立つ脳内が恐ろしくとも。
絶叫してしまいそうな甘い疼きを注がれ続けようと耐える。
────つもりだった
パンッ
ジャンヌの中で‘‘何か‘‘が弾けた
特別なきっかけはない
ただ肉体の限界が訪れただけ
抑え込んでいた絶頂が、堰き止めていた快感が一気に溢れだした……
「あぁ……ああああ▲あああああああああぁ゛ぁッ■ぁっっ!!」
叫び散らすジャンヌ
ピストンを止めない海魔
消えていく彼女の意識
ジャンヌの視界に広がるのは、閉じていく海魔の胃袋だった。
終わりの光景、もしくは始まりと言った方が近いかもしれない。