※この作品はR-18です。

龍玄と黄泉の町   作:かかむりょう

4 / 7
約三ヶ月ぶりの投稿です。

今回も小猫のエロ回となっております。

リクエストの方もまだまだ受け付けておりますので、活動報告(またはメッセージでも可)の方まで送っていただければと思います!


未知との邂逅(小猫)

 昨晩小猫と激しく愛し合った後、俺は戦闘によるダメージも重なってすぐに眠りについた。どうやら思っていた以上に体を酷使してしまったらしい。次に目が覚めた時は夜明け前ぐらいだった。

 

「少し早く起きちまったな……」

 

 俺は隣で寝ているであろう小猫の方を見ると、小猫は俺の腕を枕にして幸せそうな顔で眠っていた。

 

「改めて近くで見ると、本当にかわいいな」

 

 そんなことをつぶやきながら俺は小猫の頭をなでると、小猫は身じろぎをしながら目を覚ました。

 

「ん……光弘さん?」

「悪い。起こしてしまったか?」

「いえ、大丈夫です……」

 

 小猫は眠そうな目をこすりながら、俺の方を見る。小猫は俺と自身の裸を見て昨日の情事を思い出したのか、顔を赤くしていった。

 

「その……昨日はすごく気持ちよかったです♡」

「そっか。俺も気持ちよかったぞ。と言っても俺、初めてだったから小猫を満足させられるかわからなかったけど」

「えっ、光弘さん、初めてだったんですか?」

「びっくりしたか?」

「はい……とても初めてだとは思えませんでした」

 

 実際昨日まで俺にはアダルトビデオで見た知識しかなかったから、本番で小猫を満足させられて本当に良かった。なんてことを考えながら俺は小猫としばらく会話した後、体を洗い流すために小猫と風呂場へ向かった。

 

「さて、さっさと洗い流すか。朝の支度もしないとだし」

「はい……あっ」

 

 小猫は顔を赤らめて、じっと俺のイチモツを凝視している。

 

「光弘さんのおちんちん……昨日からずっと大きいままですね」

「…………」

 

 小猫に指摘された俺は、自分のイチモツを見る。小猫が言っている通り、俺のイチモツは昨日から一切萎えていなかった。昨日は色々あって一回したらすぐに眠ってしまったが、しっかりと休息を取ったうえで改めて小猫の可愛らしい裸体を見ると、ムラムラが一気に押し寄せてきた。

 

「……悪い小猫。洗い流す前に一発付き合ってくれ」

「……わかりました♡」

 

 俺は小猫の肩を掴むと、小猫の唇に自分の唇を重ねる。

 

「んちゅ♡……じゅる♡……んぅ♡」

 

 小猫は昨日より積極的に舌を絡ませてくる。俺もそれに応えるように小猫の舌に自分の舌を絡ませる。

 

「ぷはっ……なんか昨日より積極的だな小猫?」

「…………光弘さんこそ」

 

 俺は小猫の胸に手を伸ばして乳首を指で弄ると、小猫は身をよじらせながら切なげな声を出す。

 

 コリッ♡コリッ♡

 

「ん……♡あっ♡光弘さん……そこ…………だめぇ♡」

「乳首を弄られて感じてるのか?」

「はいぃ……♡そこを弄られると、すごく感じちゃいます♡」

 

 小猫は俺の方に体を預けながら、俺から与えられる刺激に身を委ねる。俺はさらに追い打ちをかけるように、小猫の秘所に手を伸ばす。

 

 クチュ♡クチュ♡

 

「ふぁぁぁぁ♡指、だめぇ♡」

「小猫のマンコの中、すっげぇ締め付けてくるぞ」

「だって……光弘さんの指使いがエッチなのがいけないんですよ……」

 

 小猫は俺の肉棒に顔を近付けると、肉棒の匂いを直に嗅ぐ。匂いを嗅いでいる小猫は、まるでマタタビでも嗅いでいるかのように顔を蕩けさせていた。

 

「光弘さんのおちんちん……すごく濃くてエッチな匂いがします♡」

「小猫、そのままお前の口でチンポをしゃぶってくれないか?」

「お口で、ですか?」

「ああ、小猫の舌を使って、チンポを気持ちよくしてほしい」

「……はい、わかりました♡」

 

 小猫はそう言って、俺のチンポの先を舌でチロチロと舐める。お世辞にも舌使いが良いとは言えないが、一生懸命気持ちよくしようとする小猫の健気な姿を見て、俺はますます興奮してきた。

 

「ぷぁ♡光弘さんのおちんちん……おっきくなってきました♡」

 

 小猫はそのままの勢いで、俺のチンポを亀頭の先から口の中に咥えていく。小猫の口の中はとても狭く、マンコの中とはまた違った感覚に次第に快楽を感じていった。

 

「じゅぶ、じゅぶ……ちゅぱ♡光弘さんのおちんちん……おっきすぎて全部咥えきれません……」

「無理しなくていいぞ小猫。先っぽだけでもすごく気持ちいいからな。ゆっくり慣らしていけばいい」

「ふぁい♡」

 

 小猫は口いっぱいにチンポを頬張りながら、舌を使ってチンポに奉仕する。口の中で小猫の舌がチンポの亀頭の先を舐めまわしてきて、俺はさらに興奮を強めていく。

 

「じゅぼ♡じゅぼ♡んぶっ♡んじゅるる……ひもひいいれふか? みふひろはん……♡」

「あぁ……これすごいぞ……マジで気持ちいい」

「えへへ……よはっられふ♡」

 

 小猫は嬉しそうな顔でチンポをしゃぶるスピードを上げていく。小猫の温かな舌でチンポをコーティングしていき、滑りをよくしていく。気づけば俺のチンポは、小猫の口の中に半分以上突っ込まれていた。

 

「小猫、きつくはないか?」

「ぐぶっ……じゅぶ……らいじょうぶれふ……♡」

「そっか……あぁ、そこいい!」

 

 先ほどよりも深くチンポを咥えている小猫を見て、俺はどこか支配欲にも似た感覚を覚える。初めてで苦しいはずなのに、むしろ嬉しそうな顔でチンポに奉仕する小猫の姿は、嗜虐心を目覚めさせるには十分すぎるものだった。

 

「小猫、今度は根元から先っぽに向かって舌で気持ちよくするんだ」

「ん……♡れろぉ♡」

 

 俺の指示を聞いた小猫は、チンポの根元を舐め始める。小猫の舌がチンポを根元から亀頭まで舐めまわしていき、その度に快楽が押し寄せてくる。

 

「ぐぷっ♡ぐぷっ♡……じゅるるる♡」

「くっ……! 小猫、そろそろイキそうだっ……」

「ずろろ♡じゅぼ♡……このままらしてくらはい♡ぐぷっ♡……光弘さんの濃厚ザーメン、私の口の中でたくさん出してください♡たくさん私に飲ませてください♡」

 

 小猫は射精寸前の俺のチンポにラストスパートをかけるかの如く激しく口を動かす。やがて限界まで射精感が高まると同時に、俺は小猫の口の中に欲望を解き放った。

 

 ぶびゅるるるるるる♡♡♡びゅくっ♡びゅくっ♡びゅるるるるるっ♡♡♡

 

「んぶ!? んぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」

 

 亀頭が膨らみ、そこから放たれた大量の精液が小猫の口内になだれ込む。小猫は必死に飲み込もうとしているが、あまりの射精量の多さに口の端から精液がこぼれ出ている。

 

「んぐっ! ごっきゅ♡ごっきゅ♡ぐぅぅぅ♡」

 

 小猫のフェラが気持ちよかったこともあり、射精がなかなか収まらない。小猫は瞳に涙を浮かべて懸命に飲み干そうとしている。そうしているうちにだんだんと射精が収まっていき、小猫が尿道に残った精液を最後まで吸い取り、名残惜しそうに口からチンポを抜いた。

 

「じゅるるるるる♡ぷはっ♡……すみません……全部飲めませんでした」

「いや、こっちこそ悪かったな……ところで、初めて精液を飲んだ感想はどうだ?」

「んぐっ……ごくっ♡……味はよくわからないです。でも、男の人の味というか、光弘さんの味がしてすごく癖になっちゃいそうな味でした」

 

 小猫は蕩けた表情で俺を見ながらそんな感想を口にする。

 

「光弘さん……私、もう我慢できません」

 

 そう言うと小猫は、俺の方に背を向ける形で立ち上がる。そして俺の方へ尻を突き出すと、両手で股を開いて媚びるように小振りな尻を揺らす。

 

「来てください♡光弘さんのぶっといおちんちんで、私のおまんこたくさん突いてください♡」

「……あぁ、入れるぞ?」

 

 小猫のいやらしいおねだりに我慢できなくなった俺は、小猫の尻を掴んでチンポをマンコの入り口にこすりつける。そしてその勢いのまま、小猫のマンコにチンポの先をねじ込んだ。

 

「くぅぅぅぅ♡は、はいってきてる……光弘さんのおちんちんがぁ……」

「小猫、このまま奥まで入れるぞ!」

 

 俺はチンポに吸い付いてくる小猫の膣肉をかき分けて、子宮の奥まで一気に押し込んだ。

 

「ふぉぉぉぉぉぉ♡きたぁぁぁ♡いっきにぃぃぃぃ♡」

 

 小猫は歓喜のあまり倒れてしまいそうになり、あわてて壁に手をつける。

 

「大丈夫か小猫?」

「はい……それよりも……♡」

「あぁ。動くぞ」

 

 俺は小猫の腰を掴んでゆっくりと下半身を動かす。小猫のマンコは狭く、チンポを引き抜こうとすると亀頭の先でごっそり膣肉を抉る感触に襲われる。

 

 ぐちゅ♡ぐちゅ♡ズブブブブ♡

 

「あっ♡ひぃん♡光弘さんのおちんちんに……おまんこの中ぐちゅぐちゅにかき回されてるぅ♡」

 

 小猫はチンポで突かれる度に体を震わせる。やがて互いに興奮を抑えられなくなり、俺は腰を動かすスピードを速めていく。

 

 ズブズブ♡ずろろ♡ばちゅ♡ばちゅ♡パン♡パン♡パン♡パン♡

 

「ふぁぁぁ♡すごい! おちんちんすごいぃぃ! 子宮にコツコツってあたってるぅ♡」

「はぁ……はぁ……気持ちいいか小猫?」

「はい♡すごく気持ちいいです♡」

 

 小猫の小振りな尻と俺の下半身がぶつかり合い、肉と肉が卑猥な音を奏でながら風呂場に響き渡る。俺はさらに強まった興奮を抑えきれず、一度チンポを抜いてから、力が抜けて立っているのがやっとの小猫の体を持ち上げる。

 

「ふぇ? 光弘さん?」

「心配するな。すぐに入れてやるから……さ!」

 

 そして駅弁の体勢になった小猫のマンコに下から再びチンポをぶち込む。

 

 ずっぷぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡

 

「おぁぁぁぁぁぁ♡♡そんなっ……いきなりぃぃぃ♡♡」

 

 小猫はいきなり下からぶち込まれたチンポに子宮を思いっきり突き上げられ、それに耐えきれず甲高い悲鳴をあげる。俺はそのまま下から小猫の子宮を激しく攻める。

 

 ずろろろろ♡ぶちゅん♡ぶちゅん♡ぐぼっ♡ぐぼっ♡

 

「はへぇぇぇぇぇぇ♡み、みつひろさん……ひぃん♡それだめ、あひぃ♡下からガンガンつきまくっちゃらめれす……んにゃああ♡」

 

 小猫は快楽のあまり呂律の回らなくなった口で俺に抗議する。しかし今の俺にとって、その抗議は単なる快楽のスパイスでしかなかった。

 

「なに言ってんだ? こうしてほしかったんだろ? いやらしくチンポおねだりしておいていまさら文句か?」

「そ、それはぁ……♡昨日の光弘さんとのセックスが気持ちよくってぇ……また、あんな風に気持ちよくしてほしいと思って……♡」

「ならなんの不満もないだろ? それとももっと気持ちよくしてほしいのか? この雌猫が!」

 

 俺は高まる征服欲のままにチンポを子宮口目掛けて思いっきり突っ込む。そしてそのまま子宮口をチンポの先でぐりぐりと攻めたてる。

 

「おぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡だめだめぇぇ♡子宮つぶれちゃう♡光弘さんのデカチンでこわされちゃうぅぅぅ♡」

「むしろこうしてほしかったんだろ! 嬉しそうな顔で喘ぎやがってこの変態が!」

「そんなぁ……わらし……へんたいなんかじゃ……」

「ケツ振ってチンポ媚びてたやつが何言ってんだ」

 

 ズブブブブ♡♡♡ぼちゅ♡ぼちゅ♡ごりゅ♡ごりゅ♡

 

「んひぃぃぃぃぃ♡これすごい♡下からおちんちんで突かれるのきもちよすぎるぅぅぅ♡」

「やっぱり気持ちいいんだな。自分がチンポ好きな変態だって自覚したか?」

 

 俺は耳元で小猫に囁くように問いかけると、小猫は蕩けた顔を向けながら応えた。

 

「はいぃぃ♡わたしは……光弘さんのぶっといおちんちんでおまんこいじめられるのが大好きな……エッチな雌猫ですぅ……♡」

「よく言えたじゃないか。ご褒美にキスしてやるよ」

 

 俺はそのまま小猫にキスすると、口の中に舌をねじ込んで小猫の口内を蹂躙する。小猫の舌を自らの舌で絡めとり、ざらざらとした舌の表面で互いに舐めあう。俺はキスしたまま小猫の小振りな尻を鷲掴みにする。まだまだ発展途上ながらも柔らかい尻を揉み解しながらのセックスはなかなかのものだ。それに加えて勃起した乳首が肌に擦れていることも快楽に拍車をかけている。

 

 そうして幸せな雰囲気を纏いながら腰を振っていると、再び射精感が高まってきた。それを感じとったのか、小猫も俺を抱きしめる力を強めていく。

 

「ああっ♡ひぃ♡光弘さん……もうだめ♡わたしイっちゃいます♡光弘さんのデカチンでイカされちゃいます♡」

「俺も……そろそろイキそうだっ!」

 

 俺は小猫の体を思いっきり抱きしめて激しく腰を振り、絶頂へと昇り詰めていく。それはもはやセックスと言うのも憚られるケダモノっぷりであった。

 

「でるっ……このまま膣内にだすぞ!」

「はいっ♡……きてください♡わたしのおまんこの中にいっぱい出してください♡」

 

 俺はケダモノ染みた本能のままにラストスパートをかける。激しく膣肉をかき分けられて、小猫は下手すると近所に聞こえるほどの大きな喘ぎ声をあげて俺にしがみつく。そして子宮口にとどめの一突きを見舞った瞬間、俺と小猫は同時に絶頂を迎えた。

 

 ぼびゅるるるるるるるる♡♡♡♡♡びゅくびゅく♡びゅるるるるる♡♡♡びゅうううううう♡♡♡

 

「んぉぉぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡きたぁ♡濃厚あつあつザーメン♡いっぱいはいってきたぁぁぁぁぁ♡♡♡」

 

 小猫は絶頂に身体を仰け反らせながら歓喜の声をあげる。先ほど口に出した時とは比べ物にならないほどの大量のザーメンが、怒涛の勢いで小猫の未成熟な子宮を蹂躙する。

 

「あついぃぃぃぃ♡ま、まだでてますぅ♡子宮がパンパンになっちゃうぅぅぅ♡」

「ぐぉぉ! すげぇ搾り取ってくるっ!」

 

 小猫は精液を残らず搾り取ろうとする勢いで膣肉でチンポを締め付ける。貪られるかのような感覚に襲われた俺は、何も考えられなくなるほどにただひたすら小猫の子宮に射精し続けた。

 

 そうして射精がしばらく続いた後、ムラムラが解消された俺と小猫は本来の目的である身体の洗浄を終えて風呂場を後にした。

 

 

 

 ~~~~~~~

 

 

 

 朝食を終えた後、俺は買い出しのために外へ出ていた。小猫は風呂場での情事で疲弊したため、家で留守番をしてもらっている。

 

「さて、あんまり小猫を待たせるのもあれだし、さっさと買い物済ませなきゃな」

 

 そうしてスーパーまでの道のりを歩いていると、横の裏路地に気になるものを見つけた。

 

「おい……これって」

 

 そこで見たものは、例のファスナーが現れた場所に生えていた植物だった。

 

(これが生えているってことは、もしかして!)

 

 俺は急いで例のファスナーを探す。もしあれが再び現れているのだとしたら、放っておくわけにはいかない。あんな化け物が街中に放たれでもしたらたちまち町は蹂躙されてしまうだろう。

 

「……あった!」

 

 しばらく辺りを探すと、例のファスナーを見つけた。幸いにもファスナーからはまだ化け物は出てきていないようだった。

 

(化け物は今いない。この隙に少しでも情報を集めとくべきか……)

 

 そう考えた俺は、念のために持ってきておいた戦極ドライバーをいつでも変身できるよう腰にセットする。腰にセットしたのを確認して、俺はファスナーの中に足を踏み入れる。ファスナーの中は昨日と変わらず幻想的な森の景色が広がっていた。

 

「よし……危なくなったらすぐに逃げよう。ファスナーが閉じたりしたらヤバいし」

 

 心の中でそう決めた俺は、慎重に森の奥へと足を進めていく。

 

「そういえばこの森の果実って、昨日錠前のようなもんに変わったんだよな……。あれってまた手に入るもんなのか?」

 

 俺は近くの果実を手に取ると、それは瞬く間に錠前に変わった。しかし昨日と違って、見た目はブドウではなくキウイのデザインが描かれていた。

 

「これって、手に入る錠前はランダムってことなのか?」

「その通りさ、少年」

「……っ!?」

 

 突然聞こえてきた声に驚いて、俺は反射的に背を向ける。するとそこには、先ほどまでいなかった男の姿があった。

 

「あんた、何者だ?」

「おっと、これは失礼。俺はサガラってんだ。よろしくな」

 

 サガラと名乗った男は、見定めるように俺を見る。俺はただそれをじっと見つめ返すことしかできなかった。少しでも目線をそらせば、何かされるかもしれないと言う恐怖が俺の体を縛り付けていた。

 

「お前さん、なかなか面白そうだな。これも何かの縁だ。くれてやるよ」

「えっ?」

 

 そう言うとサガラは、おもむろに空間に手を伸ばして一本の刀と一つの錠前を取り出す。そしてそれを俺の方へ投げつけてきた。

 

「これは?」

「そいつは無双セイバーって言ってな。お前さんが持ってるロックシードとそれを組み合わせれば、強力な武器になるぜ」

「ロックシード? もしかして俺が持ってる錠前の名前か?」

「あぁ。そんで、そっちの白い錠前がサクラハリケーンって名前のバイクだ。ロックシードと同じように起動したら、あっという間にバイクに早変わりさ。それを使えばこの森を自由に行き来できるようになる。移動手段として有効に使いな」

「ちょ、ちょっと待ってくれ。あんたこの森のことについてなんか知ってるのか?」

 

 俺がそう質問すると、サガラは俺に背を向けて答えてきた。

 

「あぁ。それなりには知ってるぜ。でも今は詳しく語ってる暇はないな」

「なんでだよ?」

「そりゃあ……お前のすぐ近くにインベスがいるからな」

「えっ!?」

 

 サガラの言葉を聞いて後ろを振り返ると、そこには昨日見た化け物……インベスがいた。よく見ると一体だけではなく、複数の群れを成している。

 

「嘘だろ……いつの間に!?」

「そう慌てんな。お前さん、そのベルトを持ってるってことは……変身できるんだろ?」

 

 サガラはそう言うと俺の腰にセットされている戦極ドライバーを指さす。この男はどうして戦極ドライバーのことを知っているのだろうか。そんな疑問が浮かんできたが、今は考えている暇はないと頭の隅に追いやった。

 

 俺はポケットからブドウロックシードを取り出して起動した。起動すると同時に俺の頭上にブドウが出現する。

 

【ブドウ!】

 

 俺は戦極ドライバーにブドウロックシードをセットすると、そのままカッティングブレードを倒した。

 

「変身!」

 

【ハイィー! ブドウアームズ! 龍・砲・ハッハッハッ!】

 

 変身すると同時に、俺はブドウ龍砲を構えてインベスに向かって撃ち放った。しかし数が多いせいか、撃っても撃ってもなかなか数が減らない。

 

「だったら……こいつでどうだ!」

 

 俺は先ほど手に入れたキウイロックシードを起動する。

 

【キウイ!】

 

 起動すると同時に、俺の頭上に巨大なキウイが出現した。俺はそれを確認すると、ブドウロックシードを外してキウイロックシードをドライバーにセットする。

 

【ロックオン!】

 

 ドライバーにセットしたロックシードを、カッティングブレードを倒して開放する。

 

【ハイィー! キウイアームズ! 撃・輪! セイヤッハッ!】

 

 ブドウの鎧が解除され、代わりにキウイが俺の頭を包み込んで鎧を形成していく。そしてキウイの鎧が展開されると同時に、両手に戦輪のような武器が出現した。

 

「なんじゃこりゃ……なんか変な武器だけど、投げて使えばいいのか?」

 

 とりあえず俺は離れた敵に向かってキウイ撃輪を投げつける。するとキウイ撃輪はブーメランのようにインベスを切り裂いて俺の手元に戻ってきた。

 

「グガァァァ!」

「おっと……へへっ! これならこの数でもなんとかなりそうだ!」

 

 俺はドライバーのカッティングブレードを倒してエネルギーをチャージする。

 

【ハイィー! キウイスカッシュ!】

 

 俺はエネルギーがチャージされたキウイ撃輪を構えると、回転しながらインベスの群れに向かって投擲する。回転の勢いをつけたキウイ撃輪は、インベスの群れを瞬く間に切り裂いて一体残らず全滅させた。

 

「すげぇ! ……でも一対一だと使いにくそうだな」

 

 そう言うと俺はロックシードをドライバーから外して変身を解除する。

 

「なかなかやるじゃないか」

 

 サガラは拍手しながら俺に近寄ってきた。それを見た俺は、先ほど聞きそびれたことについてサガラに問いかける。

 

「なぁサガラさん。あんたこの森のことについて知っていると言ってたな。教えてくれないか? この森が何なのかを」

「いいぞ……と言ってやりたいところだが、そろそろまずいんじゃないか?」

 

 サガラは俺の後ろの方を指さしながらそう言ってくる。まさかまたインベスが出現したのか。そんな俺の心情を読み取ったのかサガラは首を振ると、クラックが閉じかけていると言ってきた。

 

「クラック? 何だそれ?」

「お前がいた町とこの森を繋ぐ境界線みたいなものさ。あれは一定時間がたつと自然と閉じていく仕組みでね。ぐずぐずしてるとこの森に取り残されるぞ?」

 

 そう言われて俺は思い出した。そもそも俺は買い出しのために外に出ていたのだと。小猫も家で留守番しているし、あまり長居しすぎると小猫を心配させてしまう。俺は急いでもと来た道を戻ろうとするが、その前にどうしても聞きたいことを思い出して立ち止まった。

 

「なぁ、最後に一ついいか?」

「なんだ?」

「あんた……なんで俺にそこまでしてくれんだよ? いきなり現れたかと思ったら、アイテムくれるし、いろいろ教えてくれるし。一体何を企んでるんだ?」

 

 俺がサガラにそう問いかけると、サガラは只一言こう返してきた。

 

「なぁに……お前は面白そうだからな。こんなところで死なせたらもったいないと思ってな」

「はぁ?」

 

 俺が答えとも言えないようなサガラの言葉に困惑していると、サガラはもう話すことはないと言うかのように背を向ける。

 

「じゃあな、倉岡光弘。機会があればまた会おう」

 

 その言葉を最後に、サガラは姿を消した。結局森のついては聞けずじまいだったが、それなりに情報は集められたと思う。しかし俺の頭の中は得られた情報以上の疑問で埋め尽くされていた。

 

(あいつ……なんで俺の名前を知ってるんだ? まだ名乗ってなかったはずだよな?)

 

 それに戦極ドライバーについても何か知っているような素振りを見せていた。一体あの男はなにをどこまで知っているのだろうか。サガラの得体の知れなさに不気味なものを感じた俺は、逃げるようにクラックの元へと走っていった。




次回からリクエストを反映させていく予定です。

リクエストしたキャラのシチュエーションは変更される可能性がありますので、改めご了承いただけると幸いです。

また、これから先話が進むにつれて皆様がリクエストしたキャラ以外のキャラも書く予定です。もしかしたら皆様にリクエストしていただいたキャラと被る可能性もありますが、その場合は先ほど書いたようにシチュエーションが変更される場合がありますのでご注意ください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。