十分に潤っていた膣穴は、節くれだった男根をズリュッと迎え入れた。瘤の隆起と表皮のざらつきを十分に感じながら。
「ぃくうっ━━ッ!」
膣壁を瘤が擦っていく刺激が、あけびを夢中にさせた。また尻を上げ、ストンと落とす。
「またっ、ダメっ! いくっ! いぐぅっ! ああぁぁぁ……っ。イクッ、イクッ、イグイグイグイグイグ━━ッ!」
潮が夥しく噴き出した。膣壁を瘤が抉るたびに感度は高まり、尻を上げ、下げる動きが止まらなくなる。
「おおうっ!」
尻の上下に合わせるように、触手が声を上げた。そこには悦楽の響きが潜んでいるようだった。
「まだまだ満足すまい━━。」
触手の言葉に、あけびの尻が持ち上がる。
「おおぉっ! こちら側の悦楽を、もっと━━」
言葉が終わらぬうちに、尻を打ち下ろす。
「お゛っ━━!」
グリグリと押し付け擦り付ける。噴き出す潮が止まらない。
「━━もっと、味わうが、良いっ。」
心なしか、触手の声に余裕がないようにも聞こえたが、快楽に夢中なあけびは頓着していない。両手を動かして、快楽が最大値になるように尻の位置を調整する。触手が何も言わない事実を、あけびは意識の端に引っ掛けておいた。それよりも目の前の快楽をとことん味わいたかった。夢中で尻を上下させる度に、触手の動きがせわしなくなった。
「なんとっ、良い具合だ!」
尻が、上下動の合間に、円を描くようにくねる。膣肉が男根に絡みつく。触手の悦楽に呻く声が、地下神殿に低く響いた。。
瘤からの分泌物はあけびの愛液と混じり、激しい動きに泡立ち白濁が濃くなっていた。白濁は膣口から溢れ出、内腿を濡らし、そこに触れる触手もまた白く染まった。
「これがっ、混血の肉か━━。」
切羽詰まったような声があけびの耳を震わせる。その身体の下で、触手同士のうねりが一層激しくなった。膣奥を穿つ男根の動きも激しくなっている。合わせるように夢中で動かす尻も、震えながら激しさを増した。
「なんとッ。このまま、屠る━━のは、惜しいっ」
自身に言い聞かせるような触手のもの言いに、あけびは大きな愉悦の叫びを上げた。
「あけび!」
触手の鋭い声が地下神殿に響く。あけびは気づかない。いや、気づけないのか。
「あけびっ!」
再び呼ばれて、あけびは顎を少しだけ上げた。
目は虚で焦点が定まらず、頬は緩み切っている。半開きの口からは涎が幾筋も流れ、舌が唇を舐めた。
にやりと口角が上がり、目が細まる。
だらしない表情とは裏腹に、腰の動きは止まることを知らない。ビチャビチャと下品な音が辺りに響く。
ああぁ、とあけびの口が開いた。
「もっと!」
と、言葉がついて出た。さらなる快楽を求める声は、掠れはじめていた。
「おうっ。この、ままっ、我の、玩具、と、なれ!」
歪な男根の律動に合わせるように、触手が答える。
粘液を纏いつかせ、ざらついたその触手の表皮は、あけびの内腿を擦り、クリトリスを弄り倒していた。首にも、乳房にも、乳首にも、触手は絡みつき、舐り続けている。あけびの尻を、もう何度目かもわからない痙攣が激しく襲う。悦びの潮が膣口とざらついた表皮の間からしぶきを上げる。膣肉が男根を締め付ける。当初の凛とした表情はどこにいったのか、あけびは快楽に堕ちた肉体で、さらなる愉悦を貪っていた。
尻の窄まりの下に、二本目の突起が伸びた。白濁した粘液を纏いつかせ、それは明らかに尻の窄まりの底を目指していた。ヒクヒクと蠢く菊座に、先端がその滑りを擦り付ける。
これまでと異なる感触に、あけびは、
「ひぁっ!」
と艶のある声を上げた。拒否の色はない。
触手の先端が細くなり、菊座を割る。シワがめり込み、触手の侵入を易々と許した尻は、震えながらその動きを止めていた。
「お゛お゛お゛ぉぉ━━っ!」
あけびは、喉奥から声を上げた。
排泄する器官へ逆に侵入する感触に、あけびの尻がわなないた。腸内の排泄物が、触手の餌となってぞぶりぞぶりと吸収されているようだった。腹腔内の軽さと腸の内圧の高まりを下腹部に感じた。同時に、邪魔物のいなくなった腸壁が抉られる。肛門から大腸まで触手に蹂躙される感覚に、目の焦点が合った。とたん、
「いやああぁ━━っ!」
と叫び声を上げた。それは、嬌声にも聞こえた。
あけびは、肛門から強い快感を覚えていることに、驚いた。肛門だけではない。直腸を、大腸を抉る触手の感触に、腸壁が悦び震えているのだ。両手を突いて身体を支え、イヤイヤと尻を振った。その瞬間、指先までが快感の痺れに染まっていることに気がついた。
「いやぁぁ——!」
惚けていた意識が新たな快楽によって戻され、無意識に両腕で自分を抱いた。とたんに、掌も、掴んだ二の腕も、ビリビリと新たな快感の波に攫われた。腕が触れた乳房も乳首も、快感の鋭い波が襲う。
「なにっ? なんでっ——?」
思わず、両手を目の前の触手の表皮に再び突いた。掌に感じる、粘液にまみれたざらつく表皮の感触に、またもや鋭い快感の波が襲う。絶えず触手に触れている内腿は、もういけなかった。際限なく続く快感の痺れに、細かい痙攣が止まらない。
「んんんっ!」
おさまらない悦楽の鋭い波に晒され、膣肉は爛れんばかりに熱を持ち、男根を貪った。尻肉は、その悦楽の激しさに、痙攣を何度となく繰り返した。