ランスが女の世界で魔人アイゼルに転生〜洗脳能力と原作知識で魔王を目指す〜 作:斧池 数馬
「香姫様!メカバボラの破壊並びにパイアールの封印が成功しました!」
「アイゼル様、ランス姉様……。信じておりました。門を開きなさい!!敵は強大な戦力を失い動揺しています!打って出ます!!」
ランス城司令部、アイゼルとランスたちが前線に出ているため、浮力の杖の起動を含む全ての判断はここに委ねられていた。
魔軍の苛烈な攻撃を受けながらも、アイゼルたちの勝利を信じて温存していた切り札を切ることを、香姫はここに宣言した。
ランス城の城門およびにアイゼル城の転移門が開く。
それは堰を切って強大な力の濁流を解放するものであった。
こちらとあちらを隔てていたものが無くなり、魔軍たちは熱狂するがそれは次の瞬間に恐怖の悪寒へと変わった。
最初に現れたのは巨大な牙だった。
それを備えた巨獣は雄叫びをあげてその腕を振るい、その餌食になった魔物兵は食い散らかされた後のような無惨な姿を晒した。
次に轟いたのは雷鳴だった。
魔人レイが魔軍を裏切った。その雷の恐ろしさを知る魔物兵たちはレイがパイアールと交戦していたことで安堵していたが、肉の焼き焦げる匂いによって戦慄を味わうことになった。
そして、妖しく輝く刀が現れた。黄昏の闇の中では、遠くの魔物兵たちには刀だけが一人でに動き出して前方の仲間を切り捨てて行ったように見えたかもしれない。
そして切り捨てられた魔物兵の中で僅かに息があったものたちは、巨大な目玉の凝視に射すくめられたまま、死を待つ羽目になった。
唸り声を上げるタヌキたちがいた。美しさと恐ろしさを兼ね備えた異形の妖女たちがいた。命無きはずの生き生きと闊歩する器物や骸骨たちがいた。
鬨の声と悲鳴を伴奏に突き進む彼らは、魔軍に凄まじい恐怖をもたらしていた。
「はっ、はははっ!魔物と殺り合うのも久しぶりだなぁ!」
「面倒ではあるが帝の命だ。せいぜい楽しませてもらうとしよう」
「独眼流見参!!」
彼らは妖怪。初代妖怪王、黒部。二代妖怪王、お町。そして三代妖怪王、独眼流政宗。
彼らに率いられた妖怪たちは、山津波の如く魔軍を押し流すように駆け下りて行った。
千切られ、焼かれ、切り裂かれ。噛まれ、刺され、踏みつけられ。
百鬼夜行が通った後に生き残りは無く、運良く免れたものはその恐怖の運び手となって魔軍の士気を挫いて行った。
これは、戦略的にはいわばイタチの最後っ屁のようなものだった。
闘神都市の起動のために、兵たちを回収するための時間稼ぎ。
彼らの目的は敵将の首ではなく、魔軍を撹乱した後は戦場を離脱して自由都市の領地へと向かうのであった。
◆ ◆ ◆
「ちっ!美味そうに太ったぶたばんばらかと思ったら、クソみてえな匂いがしてやがる。だが、月餅のやつに似てるか?ははっ、懐かしいなぁ!」
「ぐべっ!ぐええっ!!」
AL教と導く者の混成部隊およびミラクルと交戦していたウィリアム・Gは高度な魔法戦を行う中で突如として現れた単純にして強力な暴力の餌食になった。
その爪で串刺しになったウィリアム・Gの身体を顔に近づけて、匂いを嗅いだ黒部はその悪臭に顔を顰めるが、かつての仲間であった月餅のことを思い出し、上機嫌そうにウィリアム・Gの身体に更なる攻撃を加える。
投げ捨てられたウィリアム・G悪魔の不死性ゆえに死んではいなかったが、やんちゃなわんわんに与えられた玩具のように、全身をズタズタにされていた。
「時間切れか……、口惜しいな」
「そうね。でも、あそこまでボロボロなら、あと少しでトドメを刺さるんんじゃないかしら?」
「それをやるならあなた一人で行ってください。彼らの奇襲によって敵陣は混乱していますが、この場に残れば魔軍に再度包囲されるのは必至です」
「余とアム・イスエルだけであれば、瞬間移動での逃走も叶うかもしれんが……、深追いはするべきではないな」
妖怪たちの襲撃、それは予め決められていた撤収の合図だ。
闘神都市を浮上させ、勝ち逃げをする一手は実のところ純粋な戦力のぶつけ合いで勝利を掴むのは難しいという苦肉の策でもある。
勇者の覚醒を遅らせるため、犠牲を抑える戦い方をしていれば尚更だった。
ミラクルたちはウィリアム・Gを仕留め損なったことに苦い思いをしながらも、ランス城へと戻って行った。
他の戦場でも妖怪たちの参戦によって場に混乱が生まれ、それに乗じて人類軍の兵士は城へと撤収を開始していく。
大勢の魔軍を大規模な呪いを以て押し留めるカラーとリーザス親衛隊たちの下にはお町が大雷撃で戦場を蹂躙し、パイアールのロボを含む魔軍と対峙する北条早雲率いるJAPAN軍とサテラが使役するガーディアンたちの下には政宗が切り込んで脱出の機を生み出した。
パイアールの暗殺を成し遂げたランスたちも、アイゼルたちと合流し、アイゼルとその使徒たちが洗脳で魔軍の混乱と恐怖を助長させながら、ランス城への帰還を果たすのであった。
◆ ◆ ◆
「出撃していた全部隊の帰還が完了しました!」
「妖怪軍も、戦場を離脱したとの報告が来ました。追撃の軍は来ていないとのことです!」
「分かりました。では、浮力の杖を起動します!!」
「ほ、本当に浮かぶのね……。昔の魔法使いたちの力はすごいわ」
「ねー、デコちゃんのところもこのくらい出来ればいいのに」
司令部に全部隊の収容が完了した報告が入り、シーラは聖魔教団の遺産を起動させた。
ランス城の横に建造された浮力の杖と呼ばれる塔が浮上を開始し、地盤に強く固定されたそれに持ち上げられて大地が空へと浮かんでいく。
「ふう、なんとか犠牲は最小限に抑えられたでしょうか。いえ、亡くなった兵士のご遺族のことを思えば、そんなことは言えませんね」
「ですが、この戦いの成果は非常に大きいです。魔人を含む多くの戦力を撃破出来たこと、そしてここに大軍を引きつけられたことで他の戦場に余裕が生まれたこと。事実、多くの戦力を引き抜かれた形になる自由都市方面の魔軍を相手に、多くの戦果を上げたとの報告が入っています」
「兵たちも、故郷や家族を守るために命を落としたのならば本望でしょう」
地の利や太い兵站に支えられていたとはいえ、兵たちの疲労は色濃く、傷を負っていないものなど一人もいない。
逃げ遅れた者はいないものの、亡骸を放置して来た戦友のことを思い涙するものもいた。
ウルザ、アールコート、クリーム。ランス城にて、すべての戦線について把握して采配を奮っていた軍師たちは、自らの指揮のもと命を落とした兵たちのことを思い瞑目した。
それでも彼女たちは、冷静にこの戦いで得たものと失ったものを秤にかけ、その勝利の意味と価値の評価を始めていた。
それは、戦いが終わったという判断を彼女たちが下したということであった。
「ほ、報告します!け、ケイブリスが単騎で攻め込んでいます!げ、現在は闘神Ζが取り押さえていますが、メカバボラとの戦闘での消耗が激しく、予断を許さない状況です!」
「何ですって!?ケイブリスは、分身体の可能性が高いという話では無かったのですか!」
「クリーム、その話は後です!今は迎撃案を講じなければ……」
「そ、それより先に女王陛下たちの安全の確保です!アイゼル城への転移魔法陣に向かいましょう!兵のほとんどはすでに向こうに送っています!迎撃をするにしてもあそこの方が……!」
犠牲を悼むことも、勝利を祝う暇もなく、司令部は再びの鉄火場へと放り込まれていた。
◆ ◆ ◆
「クソクソクソクソォォォォ!!おい!どうにかしろ!」
「む、無理です!ケイブリス様、あのような高度に対してはもうなす術がありません!」
「パイアールの兵器はどうしたぁ!!」
「パ、パイアール様が撃破された今、あれらを我々だけで動かすのは不可能です!!」
「うるせえんだよォォォォ!!ぐちぐちつまらないことを言ってる暇があるなら、あいつらをぶち殺す方法を考えろ!!無理とか言うやつはぶち殺すぞ!!」
「ひぃぃぃぃぃ!か、かしこまりました!!」
ケイブリスの分身体の爪が、魔物将軍の首を刎ねる。
恐怖のままに残った魔物将軍たちは命を受託するが、だからといって何とかする方法が思い浮かぶ訳が無かった。
もはや彼らが知恵を振り絞るのは、なんとかケイブリスを宥める方法のみであったが、捕虜の確保も略奪も叶わず得るものがほとんど何も無かった今回の戦においては、それすらも無理難題に等しかった。
「み、ミスターケイブリス……、け、献上品でございます……!こ、この美しい金貨の輝きを以てまずはその怒りをお鎮めください……!」
「金が何だって言うんだよぉぉぉ!!馬鹿野郎がぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぐえぇぇぇぇ!!」
その怒りは、ウィリアム・Gの甘言すらも通じないほどであった。
黒部にズタボロにされた彼は、這う這うの体で魔軍に帰還して、ケイブリスに取り入ろうとしたが、その目論見は儚くも崩れ去った。
そもそもケイブリスは物欲よりも、自身の安全を確保したいという欲が強い。元々望み薄な企みであった。
「ふん、役立たずめが。まあいい、あいつらが逃げ込んだのが神共の管理の外である異界であったのは僥倖よ。あそこであれば我が力を存分に振るえるというもの……。転移魔法陣までの道を切り開くための隠れ蓑に、貴様の身体を使わせてもらおう」
ネプラカスほどの大物の悪魔にとって、地上で大っぴらにその力を振るうのは、天使たちに見つかるリスクが大きかった。
ゆえにウィリアム・Gに命じ、魔軍を使ってその目的を果たそうとしていたが、今回の失敗を経て彼らのことは無価値であると見下げ果てていた。
ネプラカスは自身の力を以てアイゼルを殺す他ないと決断し、そのために下賤な輩の姿に身をやつす屈辱に耐えることを選んだ。
魔人とは神の眷属であり、そんな彼らに悪魔が手を出すのはそれなりのリスクが伴う。
しかし、目の前にいるケイブリスは、まねしたがケイブリスの変異に伴って生じた肉片を取り込んだ分身体であり、神の介入を招くことはない。
ネプラカスはそう判断して、ケイブリスの肉体を文字通り身に纏っていった。
◆ ◆ ◆
「ケイブリス……、ではありませんね。彼の皮を被ったところで、その醜い本性を隠せはしませんよ」
「ふん……、醜態を晒しているのはどちらだ?そのような灰色の、半端な魂など見るに堪えん。すぐに美しき黒に染め上げてやろう」
アイゼル城が存在する異空間。そこに侵入してきた外敵とわたしは対峙していた。
場所は負傷兵が多くいる城門の前ではなく、余興で作ったダンジョンの広場だった。
ここに誘導するべくアテンやミラクルといった空間魔法の使い手に手を打ってもらったのだが、拍子抜けするほどにあっさり成功していた。
その理由は一目で分かった。ケイブリスの皮を貫通して感じ取れる邪悪な気配。
魔人とも異なる黒い魂が醸し出す凶悪さは悪魔のものであり、そしてその度合いはジェイコプスやラブクラフトン、ウィリアム・Gと比べても格が違った。
「一応、礼儀として名乗っておきましょう。我が名はアイゼル。法王にして魔人」
「抜かせ、人間如きに名乗る名など無いわ!!」
「そうですか。ではあなたのことはネプラカスではなく、ただの外敵として駆除することにしましょう」
「くくくっ。今度こそ、収穫、いえ屠殺の時です。家畜は家畜らしく、その魂を我々に捧げなさい!!」
ネプラカスと、ついでにウィリアム・Gとの、CITY決戦最後の戦いが始まった。
「ふんっ!」
「くっ!」
ケイブリスの皮を被ったネプラカスが、その爪を振るう。
それを猿の手で逸らし、躱してやり過ごす。
分身体とはいえ戦闘のために特化したケイブリスの異形の肉体はほぼ再現されている。
そこに壱級魔神の力が宿ったとなれば、その一撃一撃が途轍もない殺傷能力を宿していた。
対してわたしの方は体力こそレベル3の神魔法で回復しているが、魔力の残量が心許ない。
ゆえに剣による戦闘でそれに抗わなければならなかった。ネプラカスの重く鋭い一撃は、今のやり取りだけでも背筋が凍るような恐怖と緊張をわたしにもたらしていた。
「死になさぃぃぃぃ!」
「捕えろ」
続いてウィリアム・Gがわたしの首をへし折らんと拳をハンマーのように握りしめて迫り来る。
以前持っていた槍はどうかしたのか無手ではあるが、分厚い脂肪と筋肉を纏った肉体による攻撃は侮れるものではない。
しかし、彼は足元から突如として生えた黒い植物ムシに足を取られて転び、顔面を地面にぶつけていた。
悪魔を燃やした灰から生まれた黒い植物たちは、新たな苗床を求めてウィリアム・Gに殺到する。
更にゲンジや血達磨包丁も現れて、ウィリアム・Gを取り囲む。
「ふんっ、目障りな白い魂と混ざり合っているが、深い絶望を宿した魂が見えるぞ!!異世界の魂……、我ら悪魔に捧げよ!!」
「くすくす、あなたといい、あのぶたといいずいぶんと執着するのですね。上位存在を気取るには少々浅まし過ぎるのではありませんか?」
もちろんネプラカスにも黒い植物やゲンジたちは取り囲むが、六本の腕を振り回して一瞬で蹴散らしてしまう。
それでもその一瞬で切り込み、魔剣の力を解放した一撃により僅かに手傷を負わせる。
猿の手を使うには魂を黒くする必要があるが、完全に汚染してしまえば容易く魂を刈り取られてしまう。
ゆえに二つの魂をそれぞれ完全な白と黒の状態にして、それぞれの表に露出させる割合を細かく変動させながらわたしは戦っていた。
「行け!!死霊の騎士たちよ!!」
「コモ!!」
ミラクルやアテンからの援護もあり、無事にネプラカスの攻撃範囲を脱出して再び魂を白くしてネプラカスを挑発する。
後衛への攻撃を抑えるために、可能な限りわたしに意識を惹きつけておきたい。
「苦しめ、泣け、悶えて叫べ!そして絶望に染まれ!」
「ヒーリング9!!はぁぁぁぁぁっ!!」
嬲るようにネプラカスは腕を振るう。
魔剣の代わりに神魔法で身体能力を上昇させて、切り結ぶが防ぎきれずに幾つもの傷を刻まれていく。
それでも魔剣の力を解放しないわたしに、嗜虐心をそそられたのかネプラカスの連撃はその激しさを増していく。
それでもまだわたしが今生きているのは、ネプラカスが手を抜いているということに他ならない。
それはわたしを痛めつけようという悪意もあるが、魂を回収するのに必須の工程でもあった。
「放てぇぇぇ!!」
「白色破壊光線!!」
アテンの号令のもと、城の守衛のカラーたちが一斉に矢を放つ。
矢に塗られた毒にネプラカスが僅かに顔を顰めた瞬間、次いで放たれた光の奔流をネプラカスはわざわざバリアーを展開して防いでいた。
「くすっ、どうやらよほどわたしの魂が欲しいようで。悪魔が欲に駆られるとはあべこべですね」
「ふん、当然だ。そうでなければこのような煩わしい真似をするものか」
「おや、ジェイコプス、ラブクラフトンを降したことへの報復ではなかったのですか?」
「魔人如きに討たれる弱者に、どうしてわたしが手間を取らされなければならないというのだ。そもそもそのような無様を晒していようと、魂を回収する道具としては十分というもの」
「ではどうしてこのような真似を?いつものように人魔の争いのおこぼれを拾い集めていればいいものを」
やけにネプラカスは饒舌だった。そこに傲慢さ以外の嫌な予感を覚えながらも、時間稼ぎを兼ねて挑発混じりで問いかける。
ここはわたしの領土であり、わたしの城だ。CITY決戦に備えての後詰めはしっかりと用意してある。
援軍がやって来るまで会話を引き延ばすメリットはあまりにも大きい。
「確かに魂を集め、力を蓄え、蒙昧なる神に取って代わるのが我らの悲願だ。しかし、だ。いくら神が愚かであろうとも自らの半分以上がどこかに消えるまで何もしないと考えるのは目論見が甘いというもの。ならばこそ、必要なのだ。宇宙人、異世界人、あるいは、貴様のような異なる世界からの転生者……。この世ならざる者の魂がなぁ!」
創造神ルドラサウムは、自らの魂を切り分けて大陸に配置し、その悲喜交々を楽しんでいる。
その魂を掠め取っているのが悪魔たちだが、この箱庭での遊戯が終了してしまえば彼らが魂を盗む術は無くなってしまう。
これを危惧したネプラカスは、ルドラサウムに依らない魂の供給先を求めていた。
もはや、ランスシリーズの原作の知識以外を思い起こすことも少なくなったわたしの前世。
そこが悪魔の手にかかるという想像は、わたしを恐怖と戦慄の虜にした。
ルドラサウムの魂の総量は100億。仮に前世で魂を持つのが人間だけだとしても数十億の魂を刈り取ることが出来れば今の近郊は容易く崩しうることだろう。
「ふっ、いい顔だ……。いいぞ、もっと恐怖しろ!自分がこの世に生まれてしまったせいで、故郷の同胞を悪魔の餌食としてしまった大罪。その重責に絶望するがいい!!」
そんなわたしを見て、悪魔は心底愉快そうに笑っていた。
僅かなりとも黒が除いているのならば、そこに爪を突き立て、引きずり出してやると、その三日月のような笑みが物語っていた。
「仰っていることはよく分かりませんでしたが……。あなたはアイゼル様の敵、ということですね?許せません。その存在、我らが牙と毒と祈りにかけて、滅ぼして差し上げます」
しゃりん、しゃりんと清らかな鈴の音が魔の気配を打ち払う。
ちはやふる憤怒の念が大地を揺るがす。
聖獣オロチ、その力を簒奪した魔人風華の来臨であった。
CITY決戦エクストラステージ
vsネプラカス
原作でも宇宙人のジャハルッカスと悪魔が契約してたりするのでルドラサウムの魂カウントに含まれない魂は悪魔にとってかなり魅力的なのかもと考えました
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