ランスが女の世界で魔人アイゼルに転生〜洗脳能力と原作知識で魔王を目指す〜 作:斧池 数馬
これはアイゼルが魔王になった後にあった一幕。
「し、失礼します……」
「何かしら、ええと、ニミッツだったかしら。レキシントンではないのよね?」
ワーグの部屋のドアを叩く音がする。
ワーグが扉を開くとそこにいたのは黒髪の小柄な少女、ニミッツだった。
第二次魔人戦争では、同じくリーザスの侵攻を担当していた魔人、レキシントン。
その魔血魂を特殊な形で取り込んだ半魔人とでも言うべき存在だった。
「は、はい。レキシントンさんは、わたしの中で眠ってます、アイゼル様に封印してもらいました。ええと、それで、ですね……」
緊張のためかニミッツの言葉が詰まってしまう。
魔人として孤独を味わってきたワーグは、他者との触れ合いに飢えている。
ゆえに彼女は、急かしたり、苛立ったりすることなくニミッツの言葉を待っていた。
「わ、わたしと一緒にえっちな写真を撮ってもらえないでしょうか!?」
「えっ……」
「へ、変態さんだー!!」
しかし、ようやく出てきた言葉は、世間知らずの彼女をして驚愕せざるを得ないものだった。
驚きのあまり口の利けないワーグに代わって、ラッシーが叫ぶ。
「あ、ああああ!ち、違うんです!いえ、違わないんですけど、これには事情が……」
「えっちな写真を撮らないといけない事情って何?」
「あ、あ、あ、あ……」
自らの失敗に気づいたニミッツは激しく狼狽して弁解しようとする。
だが、自分でも先ほどの言葉が変態じみていることは十分すぎるほどに理解しているため、うまく言葉が出てこなかった。
目の前でニミッツがパニックに陥った分、むしろ冷静になったワーグの端的な、だからこそ鋭い質問にニミッツは涙すら浮かべて言葉にならない嗚咽を漏らす。
「あ、あ、アイゼル様!!」
「アイゼルが、どうかしたの?」
しかし、混乱の極みにあったニミッツは、ワーグを絶対に納得させられる言葉に思い至る。
その効果は覿面で、わずかに呆れの色さえ浮かんでいたワーグの顔が一気に真剣なものになる。
「アイゼル様が、そ、そういうえっちな写真が欲しいって、言われて……。わ、わたしだけじゃなくて誰か他の魔人の人にも頼んで撮って来なさいって!」
「そういうこと……」
「もう、そういう理由があるなら最初に言ってくれよなー!びっくりしちゃったじゃんか」
「ご、ごめんなさい……」
自らの恥ずかしい姿を、写真に撮る。
それは人並みの羞恥心を持つワーグにとっては理解不能な変態的行為だったが、自らの主であり、恩人であり、親愛と友愛の対象であるアイゼルのためであれば至極当然の行為といえた。
「アイゼルがそ、そういう……、えっちな写真が欲しいっていうなら喜んで協力するわ。でも、どうしてわたしに?」
「うう……」
(他の魔人の人は怖くて消去法なんて言えない!)
その強大な力から近寄り難い雰囲気を纏うホーネットとカミーラは論外として、多くの使徒を率いる風華とケッセルリンクもコミュ障なニミッツには別の意味で恐ろしい。
シルキィは陽の気配が強すぎるし、ハウゼルは温厚そうだが鋭い目つきのサイゼルが常にそばにいる。
そしてジークやサテラは第二次魔人戦争前からアイゼルに仕えていることから引け目を感じる。
そんな訳で自分と同じく孤独な気配を纏い、戦争中にアイゼルのものとなったワーグを選んだのだが、それを言うのは良くないことはニミッツの乏しいコミュニケーション能力でも理解出来た。
「と、友達になりたくて」
(ああもう!わたしのバカ!わたしなんかがこんな可愛い子の友達になれる訳ないじゃん!こ、こんなの嫌がられるに決まって──。)
逡巡の果てに出た言葉は紛れもない本心だったが、同時に猛烈な後悔が溢れ出す。
アイゼルの洗脳を受けてなお、強烈な劣等感をニミッツはまだ拭いきれていなかった。
「そ、分かったわ。そうよね、同じ魔人同士、仲良くしたってなにもおかしなことなんてないわ……。改めて、自己紹介をするわ。わたしは魔人ワーグ。そしてこっちがラッシー」
「よろしくねー!」
「あ、え?いいの?本当!?」
「え、ええ。そんな驚くようなことかしら?」
「あ、ありがとう。ワーグさん、よ、よろしくお願いしますっ」
拒絶を予想して、恐怖で身を縮こませたニミッツに返って来たのは承諾の言葉だった。
そこに嫌悪の気配はなく、喜んでいる様子すらある。
嬉しくて堪らないけども、それを正直に表に出すのは恥ずかしいし、変なふうに見られてしまうかもしれない。
そんな躊躇も、孤独な者同士のシンパシーで感じ取ったニミッツは喜びのあまり叫ぶように感謝の言葉を発した。
「よろしくお願いするわ。そ、それでえっちな写真ってどういうのがいいのかしら……?」
「ええと、そこはわたしも、あんまり詳しくないんだけども……」
そのようなやり取りの末、二人は友誼を結び、アイゼルに献上するための写真を撮るための挑戦を始めた。
「さ、最初は普通に写真を撮ってみない?練習にもなるし」
「お友達と写真……。ふふっ、それってとっても素敵だわ」
(可愛い……!天使かな?)
いきなり性的な写真を撮影するというのは、二人にとって些かハードルが高かった。
マジックアイテムの操作の練習も兼ねて、二人はまずは普通に写真を撮ることにした。
二人同時に映るために身を寄せてくるワーグに、ニミッツは激しい緊張と興奮を覚えた。
「そ、それじゃ、撮るね……」
パシャリ、と少し大袈裟な音と光をカメラは放った。
無敵結界のおかげか、眩しくて目を瞑ってしまうという失敗もなく、二人の少女が仲良く並んでいる写真がカメラから吐き出された。
「これ、宝物にするわ」
「わ、わたしの分も撮っていいかな?」
「ええ、もちろん。ふふっ、お友達の証ね」
(可愛いすぎる……!こんなの、もう女神でしょ!こんな可愛い子のえっちな写真を渡したら、きっとアイゼル様も喜んでくれるはず!そしたらワーグさんをもっと可愛がってもらえるから、ワーグさんにも喜んでもらえるよね?)
続けて吐き出された同じ構図の写真を、ニミッツは大事に仕舞い込んだ。普段なら目を背けたくなるような自分は、写真の中で引き攣りながらも確かな笑みを浮かべている。
本来、ニミッツは優れた相手に対して嫉妬や僻みといった暗い感情を持ちやすい気質だ。
しかし、ワーグに対しては純粋に好感を覚えていた。
それはニミッツをして嘘が一切ないと信じられるほどに、ワーグが無邪気なためだった。
そこにアイゼルへの忠誠というベクトルが加わり、ニミッツはアイゼルとワーグ自身のために、ワーグの卑猥な写真を撮ることに熱意を燃え上がらせていた。
「それじゃ、ワーグさん!つ、次はおぱんつ見せてるところを撮りましょう!」
「う、うん……」
「ワーグさん?や、やっぱりわたしなんかに見られるのは嫌ですか?だ、だったらわたしは目隠しでもして……」
「ち、違うの!ニミッツは、同じ魔人で、同じ男の人のおんなで、お友達だもの。見られるのは、恥ずかしいけど嫌ではないわ。ただ、わたしの能力は、肌を露出すると発動してしまうから……。アイゼルが、調整してくれたけども、まだ他の方に試したことがなかったから、躊躇ってしまったの。念の為、ベッドに横たわってもらっていいかしら?」
「え、ええと?そういうことなら、分かりました」
ワーグの躊躇が、肌を晒すことを拒絶している訳ではなかったことにニミッツは胸を撫で下ろした。
そのまま言われるがままにワーグのベッドに横になってはたと気づく。
(よ、よく考えたら、すごいことしちゃってる!ここでワーグさんがいつも寝てるんだよね?な、なんだかいい匂いがするような……ってダメ!ここで変なことしたら、ワーグさん余計に恥ずかしがっちゃう!アイゼル様には、可愛くて、えっちなワーグさんをお見せしなきゃ!)
柔らかなベッドの感触と、そこに感じる少女の体温にニミッツは脳が蕩けるような心地を覚えていた。
そんな彼女を跨ぐようにしてベッドの上にワーグが立つ。
「では、お見せするわ……。んんっ……♡」
(うわ……。め、目の前にワーグさんのおぱんつが……)
長いスカートの裾が躊躇いがちに持ち上げられ、繊細な刺繍が施された上品なショーツがニミッツの眼前にさらけ出された。
ニミッツも同じ魔人として、同じくらい高級品の家具や衣類を与えられている。
だというのにワーグという可愛いらしい少女のものというだけで特別なものをニミッツは感じていた。
実際それは、ワーグの特殊能力によるものでもあった。
ワーグの放つ体臭は強制的な眠りをもたらすが、眠りとはそもそも心地のいいものだ。
アイゼルの調整によってその効果が弱められた結果、嗅いだ相手をリラックスさせる、そのような性質にワーグの体質は変化していた。
「うう、は、早く撮ってもらえないかしら?」
「は、はいぃぃ!」
ぱしゃり。
顕になったワーグの下半身に見惚れてしまっていたニミッツは、恥ずかしそうなワーグの呼びかけで正気に戻ってシャッターを押した。
下からのアングルだが、強烈なフラッシュによって影は消え、余すことなくワーグの秘すべき場所が写真に映し出された。
「やっぱり、大丈夫そうね。流石はアイゼルだわ」
「ワーグは心配し過ぎなんだよ。アイゼルがワーグに嘘を言う訳ないだろ?」
「そうね、ラッシー」
「な、なんだかよく分からないけど、上手くいったみたいなら良かったです」
「ええ!これで好きなだけお友達といっしょにいられるわ!」
(う……、こんなわたしを……、お、お友達だなんて、やっぱり恐れ多すぎる……。あ、アイゼル様の奴隷ってだけで身に余る光栄なのに。こんな幸せだと、いつかバチが降りそうで怖い……!)
「なあワーグ。友達なら、恥ずかしいことも、いっしょにやるべきだよなー?」
「そうね、ラッシー。ニミッツ、わたしだけに恥ずかしい思いはさせないわよね?」
「うっ、うう……。わ、わたしなんかよりもワーグさんの写真の方がアイゼル様も喜んでくれるんじゃ……」
「そんなことないわ。ニミッツのことも、きっとアイゼルは褒めてくれるわよ」
「わ、分かりました。わ、わたしの恥ずかしいところ、じゃんじゃん撮ってください!!」
そんなこんなで二人はお互いの写真を撮り続けた。
ニミッツのショーツの写真から始まり、下着姿のツーショット。
ワーグの私服とニミッツの制服を交換しての写真など卑猥がない写真やラッシーの写真も撮った。
だが二人のアイゼルを慕う気持ちによってどんどん写真は過激なものになっていき、ラッシーで隠した姿を皮切りに、ヌードの写真を何枚も取って、最後には掌で目元だけを隠した全裸の写真をラッシーがシャッターを押して撮影した。
◆ ◆ ◆
「いらっしゃいませ、アイゼル……。あら、ニミッツもいっしょなの?」
「ワーグさん、ごめんなさい……。アイゼル様が、わたしといっしょにって……」
「あのように麗しい友誼を結ぶ姿を見せて貰えば、それをこの目で直接見たいと思うのは当然でしょう?」
「ふふっ、お友達にアイゼルまで遊びに来てくれるなんて、とっても嬉しいわ」
ニミッツを連れてワーグの部屋を訪ねる。
それは複数人での淫らな行為をすることを意味していたが、ワーグの反応はそんな事実を忘れさせるほど無垢で無邪気なものだった。
「お茶を用意するわ。
ワーグの部屋は、彼女のセンスで選ばれた家具や壁紙で設られ、たくさんのぬいぐるみが飾られている。
そんな少女趣味を感じる空間に、メイド服のニミッツとワーグを侍らせるというのはまるでメイド喫茶に来たような気分だった。
「アルバムって、前に撮ったやつですよね……。それをこんなに嬉しそうに見せるなんて、ワーグさんはやっぱりそういう暗示を?」
「ええ、少しばかり羞恥心を抑えてみました。ほら、ニミッツ、ワーグにとってそれは楽しい思い出の記録なのです。あなたも楽しまなくては、ワーグは悲しんでしまいますよ?」
「は、はいっ」
手渡されたアルバムの表紙にはワーグとニミッツが並んでいた。
ページをめくっていくとぎこちなかった二人の表情は自然な笑顔に変わっていくが、更に読み進めるとそれは羞恥に染まったものに変わっていった。
隣でそれをチラチラと横目で見ていたニミッツはわたしの言葉に身を乗り出して真剣な様子で自分とワーグの痴態を見つめていた。
「お茶が出来たわ。前にアイゼルが淹れてくれたみたいに、美味しく出来てないかもしれないけれど……」
「感謝します。ふふ、美味しいですよ」
「良かった……」
茶葉の品質と、要点を守って抽出したことで、ワーグの淹れたお茶はそれなりの味に仕上がっていた。
もちろんビスケッタのような本職のメイドが淹れたものには劣るかもしれないが、このように楽しい場所で飲めばそのような差はまるで気にならなかった。
「ニミッツもどうぞ」
「う、うわぁっ。あ、お茶……。あ、ありがとうございますっ。……あちっ」
「そんなにアルバムに夢中だったの?変なの」
自分たちの恥ずかしい姿、特にワーグの写真に強く視線を注いでいたニミッツはワーグがお茶を持って来たことに気づいていなかったのか、奇妙な声を上げて驚いていた。
その様子は、ポルノに夢中になっていたところに声をかけられた少年のようで、見ていて微笑ましかった。
「いただいた写真はわたしも見せてもらいましたが、とても楽しめました。このように、二人がラッシーに隠しているものなどは、あなたの処女をいただいたときのことを思い出しましたよ」
「本当?それは良かったわ。くすっ、確かにあのときはラッシーに隠してもらいながら服を脱いでいたものね」
ニミッツに命じて作らせた写真集だったが、少女たちの裸体を余す所なく映し取ったものを所有するのは、なかなか支配欲が満たされるものがあった。
中でも肌の多くが露出した写真を指差して見せると、ワーグは照れたような微笑みを浮かべた。
「でも最後には見てもらいながら脱いだんだよな。あの時は気持ちよかったよなー」
「黙りなさい、ラッシー。……そうね、裸になるのを見られるのは、すごくドキドキしたわ」
あの時はラッシーの口を借りて、ワーグに喜びの感情を暗示として仕込んだが、時を経てそれはワーグにとっての本心として醸成されていた。
ワーグのような純粋無垢な少女に、露出願望を抱かせた。
その事実に愉快な気持ちが込み上がって来て、頬が吊り上がっているのを隠すように紅茶を口に含んだ。
「また見せてもらいたいですが、今日はせっかくわたしのためにめかし込んでくれているのですから、このまま楽しませてもらいます」
「そう。それは少し残念だわ。でも、着たままでもこのくらいは見せてあげられるわ……♡」
「うわ……。わ、ワーグさんがこんなえっちなことを……♡え、ええと、わたしなんかのものではお目汚しかもしれませんが、どうぞ……♡」
ワーグが胸元のボタンを外して谷間を覗かせながら、スカートをたくし上げてタイツに包まれた生足とショーツを見せつける。
それに続いてニミッツも同じように柔肌を見せつけた。
ワーグは露出に喜びを感じていることが明白な淫靡な笑みを浮かべ、ニミッツは恥ずかしさと怯えの入り混じった媚びた表情をしている。
そのどちらもが、わたしを昂らせるのだった。
「ええと、ワーグさん。きょ、今日も撮影をさせてもらっていいでしょうか?アイゼル様がご所望でして」
「あ、アイゼルの前で……?あ、うう……。そ、そんなの恥ずかしすぎるわっ!」
あらかじめ言い含めておいた通りにニミッツに更なる写真撮影を提案させる。
先程メイド喫茶のようだという感想を抱いたが、メイドとの写真撮影はそこに相応しい行いだろう。
だと言うのに、ワーグは先程まで妖しく微笑んでいた顔を一変させて狼狽した。
テーブルの上には広げられたままの写真集。
その中でワーグはニミッツと並んで全裸のままピースサインを披露している。
目こそ手のひらで隠しているが、口元には笑みが浮かび、恥ずかしがりながらも楽しんでいることが伝わってくる。
そんな彼女が、耳まで真っ赤にして顔を背けている姿には、滑稽さを感じてとても愉快だった。
「え、ええ……?前はあんなにえっちな写真を撮ったのに?あっ、さてはアイゼル様……、これも、ですか?」
「ええ、やはり恥じらいは大事でしょう?ワーグ、魔王として命令します。わたしにその身を見せなさい」
「そ、そうね。わたしは魔人。魔王様の言うことには逆らえないわ……。それに、お友達のニミッツもいるのだもの……。わ、わたしの恥ずかしいところ、好きなだけ、撮ってください」
魔王の強権を振り翳すと、ワーグは観念したようにわたしに向き直った。
「はい、ワーグさん、撮りますね……。はい、チーズ」
「うう……」
少し少女趣味が強いが、愛らしいメイド服。
男ならば誰もが、ものにしたいと願い、その能力と無敵結界によって阻まられる美少女が、ピースサインを浮かべている。
胸元も、スカートも取り繕ったにも関わらず、ワーグは恥ずかしげに振る舞い、それがまたわたしの劣情を煽っていた。
「恥ずかしがってる姿も可愛い……!」
「本当に可愛いー!」
「い、言わないで……。だ、黙りなさいラッシー」
カメラマンを務めるニミッツは、心からの賛美でワーグの反応を引き出しながら、次々にフラッシュを焚いていった。
ニミッツの思念にラッシーが反応して、その思いを口にし、それがさらにワーグを羞恥を煽った。
「アイゼル様、ワーグさん、すっごく可愛いですけど、このままだと倒れちゃうんじゃないでしょうか?」
「ふふっ、ならばあなたが代わって上げなさい。せっかくあなたも可愛らしい格好をしているのだからそれも残しておかなければ」
「わたしなんかを可愛いだなんて……♡は、はいっ♡わたしの写真、いっぱい撮ってくださいっ♡」
カメラをニミッツから受け取り、彼女のメイド服姿を写真に納めていく。
ニミッツは羞恥と承認欲求の充実の両方を感じて、笑みを浮かべていた。
その笑うことに慣れていない引きつった笑みは、なんとも唆られるものがある。
「う、うう……。に、ニミッツばっかり、ずるいわ」
「ごめんなさい、ワーグさん。ではいっしょに撮りましょう♡」
「ええ、お友達といっしょなら、少しは恥ずかしいのも耐えられそう……」
羞恥から回復したワーグが可愛らしい嫉妬を見せる。
そんな彼女を、歓迎するニミッツの笑顔に悪戯心が覗いていることにワーグは気づかない。
悪意を秘めた友人と仲良く並ぶワーグに、少しの憐れみと強い嗜虐を覚える。
「ではアイゼル様、どうぞっ♡」
「きゃあっ」
ワーグとニミッツのツーショットを何枚か撮った後に、ニミッツはワーグと自身のスカートをめくり上げた。
二人の細い太ももとショーツがフラッシュの光に晒されて、フレームの内側に収められる。
自分から恥ずかしい姿を露わにしたニミッツと、いきなりそれを露わにされたワーグの表情の違いを楽しめる一枚がわたしにもたらされる。
「も、もう!もう!」
「ご、ごめんなさい、ワーグさん……」
「ワーグ、次はまた、自分からわたしに見せてつけてもらいましょうか」
「う、うう……。わ、分かったわ……」
「ほら、ワーグさん、顔を上げて!アイゼル様に笑顔を見せて上げましょう♡」
続けて撮影された一枚には、ワーグとニミッツが、異なる割合で羞恥と歓喜が入り混じった笑みが写し出されていた。
「わたしのモノの前に跪きなさい」
「は、はいっ♡」
「ええと、こう、かしら?」
「ではアイゼル様、失礼します……」
「きゃっ、ど、どうしておちんぽを出すの……?」
ワーグとニミッツがわたしの前に跪く。
これから何をするのか、気づいていないワーグを置き去りに、ニミッツがわたしの肉棒を露出させる。
男根をいきなり見せつけられたワーグは、困惑していたが、その視線は男のモノに釘付けになっていた。
パシャリ。
「えっ、い、今、撮られて……?」
「アイゼル様といっしょに写真を撮れるなんてすっごく嬉しいです」
肉棒を見つめる、いやらしい顔を撮影する。
フラッシュ音によって、正気に戻り、自分が男根を見つめることに夢中になっていたことに気づいたワーグは激しい羞恥に襲われていた。
「そうですね。次は、わたしのモノに頬擦りをしなさい」
「はいっ。あっ……。アイゼル様の、おちんぽ様。すっごく、固い……♡」
「へ、変態みたいなことをさせるのね……♡こう、かしら。うう……、固いし、それに火傷しそうなくらい熱いわ♡」
パシャリ。
「口づけをしなさい」
「はい……♡わ、わたしなんかに、キスさせていただけるなんて、光栄です……♡ちゅ♡」
「おちんぽにキスするなんて、おかしいのに……♡め、命令とは無関係に、そうしたいって思ってしまっているの……♡ちゅうっ♡」
パシャリ。
欲望によって張り詰めた肉棒に、美少女の顔が並び、あまつさえその唇すら捧げる。
それを次々と写真に納めていくのは、それだけで絶頂してしまいそうなほどに強い興奮を覚えた。
「ニミッツ。またカメラを任せます。ワーグが犯されている様を、きちんと写真に残しなさい」
「は、はいっ♡ワーグさんのえっちしてるところっ、いっぱい写真に残してみせますっ♡」
「す、すっごく恥ずかしいけれど、わ、わたしは身も心も、魔王様のものだもの。す、好きにしていいわ。いいえ、違うわ。す、好きにしてください」
増幅された羞恥とわたしへの慕情。そのせめぎ合いは当然のこととして、後者が勝る。
ワーグはショーツを脱いでから、ベッドの上で仰向けになると、脚を大きく広げてその中身を見せつける。
ニミッツがその姿をあらゆる角度や構図から写真に収めていく。
ワーグは、まるでそのフラッシュに身を焼かれているかのように、ニミッツがシャッターを押すたびにその身を捩らせた。
「あっ、あっ、ああっ♡アイゼルのモノが、わたしの中に……っ♡」
「ワーグさん、すっごく幸せそう……♡そのとろんとしたお顔、ちゃーんと写真に残してあげますっ♡」
処女と紛うばかりの締め付けの肉壺に、分身をゆっくりと沈めていく。
人形のように美しく、愛らしい少女が、生身の存在であることを証明する快感と反応。
ワーグが痛みとそれを遥かに凌駕する多幸感に支配された様子を、ニミッツは逃すことなく写真に収めていた。
「あっ……♡んんっ……♡ゆ、ゆっくり、だと……♡アイゼルのおちんぽを、はっきり感じられるわ……♡わ、わたしの中を、おまんこを、かき分けて、出たり入ったりしてるのっ♡」
「可愛い……♡すっごく可愛いですよ、ワーグさんっ♡」
ワーグは洗脳によって、写真を撮られることに強い羞恥を覚えている。
だが、それによって露出願望が上書きされている訳ではなかった。
むしろそれは、羞恥が強いほどに強い喜びとなってワーグの心を乱れさせる。
ワーグはフラッシュが炊かれるたびに絶頂しているのだと感じさせるほどに、繰り返しその身を震わせていた。
「少し激しくいきますよ。ラッシー、体を固定しなさい」
「はーい!」
「ああんっ♡んんっ♡らめっ♡動かせないっ♡気持ちいいのっ♡逃がせないのっ♡」
「うわぁ♡ベッドに体を貼り付けられて、ギチギチに拘束されたまま、ぱんぱん!っておちんぽ様激しく出し入れされてちゃうの、すっごく気持ち良さそう……♡」
ワーグの体をラッシーの体を細長く変形させて拘束する。
首、手首、肩、腰。体の要所を抑え込まれた彼女は、もはや身を捩らせることもできない。
そんな状態で、わたしは溜まった衝動を一気に解放した。
撮影のためゆっくりと動いて柔らかくした膣内を、欲望のまま叩きつけられる男根が蹂躙する。
一切の抵抗ができない状態で強烈な快感を与えられる様を見て、ニミッツは身震いをしながらシャッターを押していた。
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡ああっ♡……んおおおおおぉぉぉぉぉっ♡」
「ワーグさんの、本気のイき顔……♡可愛らしいお顔がぐちゃぐちゃになっちゃってる……♡ちゃんと、写真に残してあげますからね……!」
絶頂を迎え、濁流のような勢いで精液がワーグの胎内を満たしていく。
同時に絶頂を迎えたワーグは、身も世もない様子で、涙を溢れさせながら叫んだ。
「んん……♡んあぁぁぁ♡」
「ワーグさんのおまんこから、アイゼル様の精液溢れてる……♡えっちすぎる……♡とろとろなワーグさんのお顔といっしょに撮って上げますねっ♡」
肉棒を引きずり出すと大きく口を開けた膣口から、白濁の塊が溢れ出た。
強制的に与えられた絶頂のほどを物語る下半身の惨状と、緩み切った表情をも、ニミッツは写真に収めた。
「ワーグ、起きなさい。今度はあなたがお友達の姿を、撮影する番です」
「う、うう……♡わ、分かったわ……♡ふふっ、ニミッツ、あなたの恥ずかしいところたくさん見せてちょうだい♡」
「あ、うう……♡」
魔人でありながら普通の少女とさして変わらない体力のワーグだったが、魔王の絶対命令権によってその身を無理やり起き上がらせる。
そしてニミッツを先程までワーグが拘束されていた場所に横たえさせた。
「うう……♡わ、ワーグさんがさっきまでここに……♡」
「もう、そんなふうに言われると恥ずかしいわ♡」
「ふふっ、ですがそのおかげでニミッツもリラックスしてわたしのモノを受け入れられそうです」
「本当?なら良かったわ。は、恥ずかしいけれど、わたしの匂い、好きなだけ嗅いでちょうだい♡」
ワーグの汗と体温と、何よりフェロモンを感じてニミッツは顔を赤らめた。
弱体化したワーグの体質が、ニミッツの緊張を解きほぐしスカートをめくり上げて顕になったショーツに大きなシミを作っていた。
まるでまどろみの中にいるようなニミッツは、そのままショーツを脱がされる際にも抵抗を示さないでいる。
彼女に仕込んだわたしへの忠誠を思えばそれは当然だが、それ抜きでも同じことが可能だと確信出来る無防備さにはまた違った興奮を覚えた。
「では入れますよ」
「は、はいぃぃ♡わ、わたしの体、おまんこ♡アイゼル様のおもちゃにしてくださいっ♡」
ニミッツの卑屈な笑みと言葉を受けて、欲望を滾らせた肉棒を、ニミッツの身体に差し込んだ。
小柄な少女の体に、魔王の欲望を容赦なく注ぎ込んだことで、危険な予感を覚える反動が男根に伝わってくる。
「レキシントン、身体を治しなさい」
「あっ♡んんっ♡んんんっ♡おまんこ、痛いのがポカポカってなって、気持ちいいよぉ♡」
ニミッツの額から二本の突起が生える。
肌色の小さなそれは、紛れもなく鬼の角であった。
ニミッツの中に封じられた魔人レキシントンもまた、魔王の絶対命令権から逃れることは出来ない。
ゆえに、こうして少女の体を激しく犯す、そのためだけに使役することなど造作もなかった。
「ひうっ♡つ、角触るのらめっ♡す、すっごくくすぐったくて、変になるっ♡」
可愛らしい角をくすぐると、ニミッツは身を捩らせた。
敏感な神経の通った、性感帯なのだろう。指先で摘んで力を込めると、骨のような質感と押し潰される皮膚の感触が伝わって来て、膣が肉棒をキツく締め上げた。
「動くな」
「ぅぅぅ……♡」
「ふふっ、気持ち良くてたまらないのに、身動き出来ないのってとても辛いわよね♡でも、その分自分がアイゼルを所有物なんだって実感出来るわ♡」
角を摘んだまま腰を振る。その身に宿った鬼の力によって、全身を動かないように硬直させているニミッツはまるで人形のようだった。
真っ赤に染まった顔は、涙を溢れさせながらも、快感を叫び代わりに規則的な呼吸を繰り返している。
「ふっ♡ふっ♡ふっ♡ふっ♡ふっ♡ふっ♡」
「くくっ、射精しますよ。レキシントン、帰りなさい」
「あっ♡ああっ♡ああああああああっ!!!おおおおおおおおおぉぉぉぉぉ♡♡♡♡♡」
射精に合わせて自由にしてやると、目の前の小柄な少女が上げたとは信じがたいほどの大きな喘ぎを上げて、ニミッツは絶頂した。
バタバタと身を捩らせようとするが、鬼の力を失った彼女ではベッドを軋ませるだけだった。
「はーっ♡はーっ♡はーっ♡」
「ふふっ、鼻水と涙と涎でぐちゃぐちゃね。そのお顔もちゃーんと残しておいてあげるわ」
男根を抜くと、溢れた白濁がまたシーツを汚した。
絶頂の余韻に襲わながら、必死に酸素を取り込もうと呼吸を繰り返すニミッツを、ワーグは優しく微笑みながら写真に収めていた。
「ほらほら、ワーグさん♡ご主人様にお別れのご挨拶ですっ♡」
「うう……、やっぱり、すっごく恥ずかしいっ♡」
「では撮りますよ」
「ご主人様ありがとうございましたっ♡」
「……ありがとうございましたっ♡」
イキ潮と精液の染み込んだベッドの上で二人がその身を並べる。
仰向けで腰を浮かせて足を持ち上げた状態で、今なお愛液を溢れさせなる性器を見せつける。
そんな二人のツーショットを、わたしは写真に収めるのだった。
ワーグとミニッツ
本編では絡みの無かったキャラを絡ませられるのは二次創作の醍醐味ですね