※この作品はR-18です。

ランスが女の世界で魔人アイゼルに転生〜洗脳能力と原作知識で魔王を目指す〜   作:斧池 数馬

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魔王即位の大典⑨

「アイゼル様っ」

 

「おっと」

 

 黒い植物からなる鎮守の森に、居並ぶ赤と黒の鳥居。賑やかな囃子と境内に立ち並ぶ屋台の数々。境内の道の先には、まだ真新しい木組の屋代が構えていた。

 その光景と身につけた浴衣の感触に郷愁のような思いを抱き、立ち尽くしていると、不意打ちのように少女に抱きつかれた。

 

「来ていただいて、嬉しいです……」

 

「ふふっ、よく似合っていますよ。香姫」

 

 浴衣を纏った香姫は、頭を撫でるわたしの言葉に顔を赤らめる。

 今まさに花開こうとしている少女の顔(かんばせ)と、体の線をはっきりと浮かび上がらせる薄い着物に欲情を覚えたわたしは手を、香姫の頭から細い首、なだらかな肩、起伏のない胸から腹を通って尻へと滑らせる。

 

「おや、下着は付けていないのですか?」

 

「はい……、いつでも、どこでも、この身体をお捧げ出来るように準備しております」

 

 掌に伝わる感触はどこまでもなだらかで、浴衣と柔肌の間に何もないことが分かる。

 そのことについて尋ねると予想通りの答えが恥ずかしがる可愛らしい所作と共に返ってきた。

 ひとしきり香姫の体の柔らかさと敏感な反応を楽しんだわたしは、彼女の手を取って祭りの中へと歩き出した。

 

「アイゼル様、香姫様。こんばんは」

 

「あ、アイゼルっ。約束を守ってもらいますわよ!」

 

 知己たる阿樹姫と雪姫を見つけて、再会の挨拶交わしていると抗議するように香姫に手を引かれる。

 

「アイゼル様、今はわたしのことだけを可愛がってください」

 

「香姫様、アイゼル様のご寵愛はあくまでアイゼル様のご意志でいただくものです。そうやって無理にねだるのは端ないですよ」

 

「そうですわ。いくら織田の姫とはいえ、許されることではありませんわよ」

 

 大人びた香姫には珍しい子供っぽい反応に、雪姫と阿樹姫が静かにそれでいて強い口調で嗜める。

 温厚な雪姫と我儘な阿樹姫が、揃って同じ反応しているのはなかなか珍しく感じる。

 そしてその内容がわたしにとって都合の良いルールの絶対遵守なのだから、とても優越感を抱かされた。

 一見JAPANでもよくある男尊女卑の因習に見えるが、帝が女性の謙信である以上その手の気風はほぼ霧散している。

 だからこれは純粋にわたしだけに向けられたものだと思うと思わず笑みが溢れてしまう。

 

「くすくす、こういう香姫も可愛いですね。今夜は一対一の逢瀬を楽しむことにしましょう」

 

 そう言ってわたしは香姫の頭を撫でると二体の分身を呼び出す。

 

「雪姫、わたしの供回りをしなさい」

 

「も、もちろんでございます。喜んで付き添わせていただきます!」

 

「阿樹姫、わたしと夜店を回ってもらえませんか?」

 

「ふ、ふんっ。いつもはあんな端女を相手にするような振る舞いをしておいて、こんな時だけ……!あ、あなたはやはり最低の男です!」

 

 分身たちが乳や尻を弄びながらデートを提案すると、二人の姫は満面に喜色を浮かべて快諾した。

 高貴な身分の女性が見せるどこまでも都合の良い振る舞いに気分を良くしながら、わたしは香姫とともに祭りの雑踏に消えていく二組の男女を見送るのだった。

 

「ありがとうございます。アイゼル様……」

 

「ふふ、あなたがわがままを言うだなんて珍しいものを見せてもらいました。どういう心境の変化ですか?」

 

 香姫の見せた嫉妬や独占欲は紛れもなく本当のものだったが、帝の命令やわたしの魔力の影響下にあっては容易に呑み込んでしまえるものだ。

 つまりこれはあくまでわたしへの忠誠が前提となった振る舞いであるはずだった。

 それに至った心の経緯が気になり、問いただすと香姫は真剣な顔で口を開いた。

 

「はい、以前、アイゼル様に淫らなおんなになるとお約束しました。ですが、ただ秘すべきところをお見せするだけでは不足だと考えました。もっともっと、アイゼル様に相応しい恥ずかしい行いとは何か?そう考えた末に先程の自儘な振る舞いに思い至ったのです」

 

「く、くくっ。わたしのために敢えて破廉恥な振る舞いをしたと言うのですか?」

 

「……約束があったとはいえ、アイゼル様への不敬を働いてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。どのような罰も覚悟しております」

 

 香姫は、最後まで真面目な声色でそう言い終えた。

 先程の子供っぽい振る舞いと今の大人びた振る舞い。そのどちらもが真実である二面性とそれを使い分ける思慮は、傾国といってなんら不足がないほどに魅惑的だった。

 

「くすくす、いい子なあなたも悪い子なあなたも、どちらもとても可愛いですよ。このまま、わたしを楽しませてください」

 

「は、はいっ、アイゼル様っ」

 

 わたしは香姫の手を取ると雪姫や阿樹姫と同じように相引きへと向かうのだった。

 

「団子ですか」

 

「はい、兄が作ったものです」

 

「ふふ、なかなかの美味です」

 

「はい、美味しいです」

 

 屋台の一つの前で香姫が立ち止まる。彼女の兄、信長の作った団子を売り子から受け取り、食す。

 柔らかくも弾力のある食感と甘い味わいが口に広がる。

 同時に香姫も団子を食べて笑みを浮かべる。桜の模様の浴衣を身に着けた彼女を見ながら食べる団子は、とても絵になる光景だった。

 

「あなたの作った団子もなかなかのものでしたよ」

 

「本当ですか!?」

 

「ええ、ガルディアの懐柔に、魔王になる儀式における気付け。とても役立ってくれました。礼を言います」

 

「うう……。あまり嬉しくないです」

 

 そんな会話を交わしながら団子を食べ終わるとまた二人で歩く。

 祭りの賑わいは的屋も参加者も皆選りすぐったJAPANの美女や美少女ばかり。品定めをするように視線を彷徨わせてるとそれぞれが仰ぎ見るような媚びた視線を向けてくる。

 その度に香姫の可愛らしい嫉妬を楽しみながら、賑やかな祭りの中を歩くのはとても心地踊る時間だった。

 

「ご両人。ちょっと寄ってってくれよ」

 

「異人……、っていうかアイゼル様って呼んだ方がいいか」

 

 そんなわたしたちに声がかけられる。

 寄ってみるとタクガの女性陣、川之江美禰と坂本龍馬の二人が何やら店を広げていた。

 二人はサラシとふんどしの上から法被を羽織っただけの格好をしており、法被の裾の下から覗く太ももが眩しい。

 

「美禰さん、龍馬さん。お久しぶりです」

 

「本当に久しぶりだね。お互い、生きて再会出来て嬉しいよ」

 

「戦のせいで香ちゃんとは全然会えなかったもんな。仕方ないけどよ」

 

 香姫が旧知の相手、特に年が近い龍馬と再会を喜び合うのは微笑ましい光景だった。

 そんな二人に慈しむように見ている美禰が、わたしの視線に気づくと少し照れたような顔で微笑みを返す。

 

「二人とも、わたしとはJAPANでのあの宴以来でしたね」

 

「ああ、今日もたくさん可愛がってくれよ。アイゼル様」

 

「へへっ、今回はちゃんと女の体だぜ」

 

 美禰がサラシを少しずらして谷間を見せつける。

 龍馬は大股を開いて股ぐらを顕にする。そこには僅かな膨らみもなく、龍馬の体が完全に女のものであることを示していた。

 

「もう、龍馬さん。そんなに脚を開いたら、端ないですよ」

 

「ごめんごめん。つい、呪いが解けたのを見せられるのが嬉しくってさぁ。へへっ、どうよアイゼル様。俺って女だったみたいだぜ。ま、もし男だったらモロッコに行って女になるつもりだったけどよ」

 

 香姫に嗜められて、龍馬は脚を閉じた。

 龍馬の方が年上だが、こうしていると香姫の方が姉のように見える。

 

 妖怪なめなめの呪いにより、生まれたときから両性具有の状態だった龍は、本来の性別がどちらなのか分からなかったが、どうやら女だったらしい。

 その所作もとても自然で、女らしい嫋やかさを感じさせる。それでいて、少年のような快活さも健在で、中性的な魅力があった。

 

「くすくす、二人ともとても魅力的ですが、今は香姫とのデートの最中なので遠慮させてもらいます。やきもちを焼かれてしまいますから」

 

「へぇ、あの香姫様にそんな子供っぽい一面がねぇ。ははっ、年相応で可愛いね」

 

「ちぇ、まあ香ちゃんのためなら仕方ねえ。我慢するぜ」

 

「う、うう……」

 

 労わるような二人の視線に香姫は赤面していた。

 わたしのちょっとした揶揄いにここまで覿面に反応してくれるともっといじめたくなってしまう。

 

「さて、何か面(・)白(・)い(・)ものはありますか?」

 

「ふふっ、じゃあこれなんかどうたい?」

 

 わたしの表情に浮かんだ嗜虐心を見てか、美禰はいやらしい顔をした。

 美禰が見せたのはピンク色の小さな卵型の物体だった。言わずとしれたピンクローターでなるほど、これを付けさせた香姫と歩くのはとても楽しそうだった。

 

「あっ、アイゼルたまだー!」

 

「おっ、アイゼル。寄ってけよ」

 

「我ら毛利三姉妹がもてなしてやろう。メイドとして、ではないのは少々業腹だがな」

 

 時折身悶えする香姫とゆっくり歩いて行くと芳しいソースの匂いが鼻を突いた。

 人混みをすれ違い様に尻や胸に手をやりながらかき分けると、てる、きく、ちぬの三姉妹が屋台を構え、鉄板からは熱気とソースの匂いが立ち昇っていた。

 普段はメイド服を身に付けている三人だったが、今日は祭らしい法被姿で、てるはそれが不満そうにしていたが、なかなか新鮮な光景だった。

 

「てる。出産、おめでとうございます」

 

「うむ、なかなか産まれてこなかったせいで戦場で難儀したが、まあ良い胎教になったわ」

 

 毛利てる。彼女も原作においてランスの子供を孕んだ一人だ。

 ゆえに、わたしは彼女にもランスの血から作り出した種を用いて孕ませたのだが、無事に出産を迎え、法被の緩い前から覗く腹は元の引き締まった姿を取り戻していた。

 

「くすくす。空になったあなたのここを、楽しませてもらいたいところですが……。今は香姫とのデート中でして」

 

「ふん、逢瀬の最中と言っている割に、好き放題に一人の体をまさぐりおって……。帝の命が無ければ、腕をひねってやるところだ」

 

「それは、わたしに返り討ちにあって組み伏せられたいというお誘いですか?」

 

「だ、誰がそんなことをするかっ!」

 

 サラシと乳房の隙間に揃えた指先をねじ込む。

 サラシにもたらされる柔肌との密着感を楽しみながら、ジリジリと指先を動かして乳首を刺激する。

 もう片方の手を股間にやると、固く締められたふんどしに阻まれるが、代わりに太ももや尻を撫でるとビクビクと身を震わせる反応が返ってくる。

 

 かつてJAPANで行った淫行が彼女にトラウマに近い形で刻み込まれている。

 歴戦の武将である彼女が、見た目通りの小柄な女として、身を竦ませている反応に、それを感じ取ると支配欲が満たされる思いがした。

 

「香姫たまもどう?きくおねーたま特性ソース焼きそば!」

 

「あっ、うう……。お気持ちは大変嬉しいのですが、今は食事は……。お茶だけ、いただけますか?」

 

「ちぬ、香姫の顔を見ろよ。辛そうだろうが」

 

 わたしがてるを可愛がっていると、香姫はちぬに話しかけられていた。

 香姫があからさまに身を竦ませている様子を見かねて、きくが助け舟を出す。

 

「あっ、本当だ。でもきくおねーたま、お顔真っ赤だけど、ご病気って訳じゃなさそうだよ?」

 

「だからだよ!どうせ、アイゼルのやつに変なことされてるんだから見て見ぬふりをしてやれよ!」

 

 しかし、そんな姉の配慮を無視して、ちぬは身を屈めて俯いている香姫の顔色を伺う。

 そんな妹の振る舞いをきくは叱りつけた。

 

「お気遣い、ありがとうございます。でもご心配いただかなくても大丈夫ですよ。これは、アイゼル様からのおしおきを兼ねたご褒美ですから……。わ、わたしが恥ずかしいところをお見せする代わりにこうして、独り占めさせていただいているのです」

 

 香姫が顔を上げ、わたしの腕を取る。股間と胸に取り付けられたローターに苛まれながらも、そこには笑みが浮かんでいた。

 

「ふふっ、かーわいー。はい、どうぞ、えっちなお薬入りのお茶だよ!いーっぱい可愛がってもらってね!」

 

「はぁ、まあ、アイゼルを楽しませろっていうのは帝の命だし、本人も嫌がってなさそうだからいいけどよ。……頑張れよ」

 

「はいっ!」

 

 年に見合わぬ艶と振る舞いに、ちぬははしゃぎ、媚薬入りという茶の入ったティーカップを差し出した。

 きくは苦笑いを浮かべながらも、今度は妹の行いを咎めることはなかった。

 代わりにちぬと同じく励ましの言葉を送り、そんな二人に香姫は今度は年相応の笑みで応えた。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「はぁ♡はぁ♡……すみません、ずっと、わたしのわがままを聞いていただいて……♡これが、最後のお願いです、わたしといっしょに、ここで花火を見ていただけないでしょうか……?」

 

「喜んで」

 

 黒い植物からなる鎮守の森の中、空に浮かぶ作り物の月は闇を照らすには足りず、繋いだ手の温もりと情欲の色を帯びた息遣いだけが香姫の存在を感じさせていた。

 

 危うい夜遊びを続けた香姫は、危うい気配を纏っていて、その様子を目で楽しめないのが少し残念に思う。

 魔法を使うなり、肉体を変化させるなりすれば、このくらいの夜闇を見通すことも容易だが、それでは風情がない。

 

 代わりに香姫の体を抱きかかえて体を密着させ、その上気した体温を確かめた。

 

「わぁ……」

 

「綺麗ですね」

 

「はい、黒い天幕に色とりどりの光が映えて、とても美しいです」

 

 闇と静寂を打ち消すように光と音が炸裂する。

 空に大輪の花が咲き、一時その美しさに目を奪われる。

 香姫もまた、身を苛む劣情の炎を忘れたかのように空を眺めており、そんな無邪気な横顔もまた花火の光に照らされていた。

 

「アイゼル様……。今回の花火は戦争で使わなかった分の式神を使っているんです。余らせていても、ダメにしてしまうだけだろうって」

 

「なるほど、確かに。しばらくは用無しでしょう」

 

 第二次魔人戦争で多くの魔人は討ち取られた。

 JAPANは帝の名の元、一枚岩に固まっており、国々は復興に専念することだろう。

 ならばしばらくの間、少なくともJAPANが戦火に巻き込まれることはあるまい。

 量産性と引き換えに日持ちのしない数打ちの式神を、このように一夜の楽しみに費やすのはとても冴えた使い道だった。

 

「終わってしまいましたね」

 

「ええ」

 

 最後に一際大きな花火が上がり、夜の闇と静寂が返ってきた。

 鎮守の森の向こうではいまだ夜店の明かりが灯っているが、先程の花火の後だと寂しく感じられた。

 

「アイゼル様……♡」

 

 ちゅ、と柔らかな唇がわたしの頬に押し当てられる。熱く、濡れたそれは彼女の情熱の濃さを感じさせた。

 

「アイゼル様、今日は本当にありがとうございました。たくさんわがままを言って本当に申し訳ありません。こんな恥知らずなわたしを可愛いって仰ってくれてとっても嬉しかったです」

 

 申し訳なさと喜びと。それぞれが入り混じって震える声が耳朶を震わせる。

 男の前で幼稚な独占欲を見せつけてしまったことに身悶えするほどに羞恥の念を覚えているのに、それを許されて甘やかされていることに誇らしさも感じている。

 

「だからお礼をさせてください♡おしおきをしてください♡そして……よくやったと褒めてください♡」

 

 そう言って彼女はわたしの腕の中で器用に身を捩らせて互いの帯を解いた。

 その言葉を合図に、欲望のままに乱れまぐわう、狂宴の本祭か始まった。

 

「あっ♡あっ♡ああっ♡こうして抱っこされたまま繋がるのは、とても恥ずかしいです……♡」

 

「くすくす、そうやって自分で自分を辱める言霊を口にするのは、とてもいいですよ。昂ります」

 

「は、はいっ♡もっと、もっと教えてください♡どうすれば、アイゼル様に楽しんでいただける女になれるのでしょう♡」

 

 非礼を許したことへの返礼だと言わんばかりに、香姫はわたしを楽しませることに心を尽くしていた。

 年相応の少女らしい独占欲や嫉妬心を見せつけるような振る舞いは、男からしてみれば可愛らしさしか覚えないようなものなのに、それに申し訳無さを覚えて身を捧げるのは、ある種滑稽で、だからこそ興奮させられる。

 

「そうですね。やきもちを焼くあなたもとても可愛かったですよ。……今、分身たちが雪姫のことを前後から犯しているのですが、どう思いますか?」

 

「あっ……♡す、すごく、羨ましいです……♡わ、わたしももっと大きくなればあのように一度にたくさんのアイゼル様に愛して貰えるのでしょうか……?」

 

「ええ、もちろんです」

 

 香姫の目の周りに黒い魔力がまとわりつき、現実の視覚を奪い、幻覚をもたらす。

 境内で繰り広げられる淫靡なまぐわいの数々。本来なら嫌悪や恐怖を覚えて然るべき光景も、姫として大切に守られ、本当の意味での悪意や苦痛を知らないまま身を弄ばれた彼女にとっては憧れすら感じさせていた。

 

「あっ、阿樹姫様が、接吻をなさっています……♡お顔をとろんとさせて、すごく幸せそう……♡わ、わたしもこんな顔をしているのでしょうか……?なんだか、とても恥ずかしくなってきました……♡

 

 美禰さんに、龍馬さん♡お二人も、とても幸せそう……♡売り物のおもちゃを、おまんこに入れられて……♡ふふ、アイゼル様の逞しいものが入るのだから当然ですが、女の人のここってこんなに広がるものなのですね……♡

 

 毛利の方々が、ふんどしを脱いで、お尻を並べられてます……♡お三方共、おまんこからお汁を垂らして、待ち侘びていらっしゃるのですね……♡アイゼル様が、たくさんのお身体をお持ちしている理由が分かります。アイゼル様と、まぐわいたい女はたくさんいるのに、アイゼル様が一人では困ってしまいますものね♡」

 

 まるで魔法テレビをザッピングするように、次々に視界を切り替えていく。

 両穴を犯される輪姦、睦み合う恋人同士のような甘いキス、女性器への異物挿入、そしてハーレムセックス。

 倫理のタガが外れたプレイの数々を目撃させられ、その度に香姫は淫らな行いへの理解と憧憬を深めていく。

 

「もっともっと、いやらしい子になってもらいましょうか」

 

「あっ♡ああ……♡わたしとアイゼル様……♡う、うう……♡こんなに大きくわたしの穴が広がっているのですね……♡」

 

 魔力で火を灯して周囲を照らし出し、蛇の式を周囲の木々に這わせる。

 その状態で今度は蛇の視界を共有してやると香姫は自分が犯されている様を様々な角度から目の当たりにすることになる。

 特にローアングルからの男のものを咥え込む自身の姿は衝撃的だったようで、羞恥のあまり身が硬くなって肉棒への刺激に変化をもたらした。

 本体の視線を落とせば、可愛らしい顔を目隠しされた上で羞恥と快感で歪める光景が目に入る。

 それに嗜虐的な欲求が煽られ、小柄な体躯を抱きしめ、より深く、より強く、肉棒をねじ込んでいく。

 

「あっ♡あっ♡あっ♡ああっ♡んんっ♡イ、イきますっ♡アイゼル様のものでイきますっ♡」

 

「くくっ、精を注がれてイき狂う顔を、よく見せなさい」

 

「は、はいっ♡み、見てくださいっ♡わ、わたしがイくところっ♡あっ♡あっ♡あああああ!!!」

 

 視界共有を解き、目隠しの魔力を霧散させると大粒の涙を浮かべた瞳が顕になる。

 苦痛でもなく、屈辱でもなく、歓喜が溢れた泣き顔に欲情を覚えながら精液を注ぎ込んだ。

 

「あ、あ、あぁ……♡」

 

 香姫は絶頂の衝撃か、あるいは視覚共有で意識に負担がかかったのか、行為を終えた香姫は放心していた。

 その安らかな寝顔に悪戯心を覚え、一つ魔法をかけてやる。

 

 真面目な彼女のことだ。今夜の出来事を夢として見せてやれば、きちんと復習してくれることだろう。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「お待ちしておりました。アイゼル様……♡今夜は巫女として、メイドとして、ご奉仕させていただきます……♡もちろん、我らの他にも淫らな女どもを取り揃えておりますゆえ、どうか心ゆくまでご堪能ください……♡」

 

 本殿に赴くと、そこは旅館のように広々とした空間になっていた。

 改造した巫女服にエプロンやヘッドドレスを付けた、巫女メイドと言うべき格好をした魔人風華とその使徒たちは、よく出来た女将と中居のように整然と並んでわたしに頭を垂れていた。

 

 JAPANによるもてなしの夜は、まだまだこれからだった。




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