ランスが女の世界で魔人アイゼルに転生〜洗脳能力と原作知識で魔王を目指す〜 作:斧池 数馬
魔法使いの国ゼス。この国の歴史はこの世界の魔法使いと非魔法使いの争いの縮図ともいえる。
かつて賢者ジルが不当な嫉妬から酷い扱いを受け最悪の魔王となったように。
虐げられる魔法使いを憂いたルーカ=ルーンが聖魔教団を結成し、魔法使いの国を作ったものの最後は非魔法使いの殲滅という狂気の命令を発したように。
虐げる側と虐げられる側は順繰りに入れ替わり、魔法使いパセリが築いたこの国も今は魔法使いが非魔法使いを虐げる国となっていた。
生まれもって持てるものと持たざるものを分ける魔法の力、この差別と弾圧の交代劇も神の思召しなのかもしれない。
それはともかく来るケイブリスとの決戦に備えてこの国の改革は不可欠だ。
そう、魔人四天王のカミーラ率いる魔軍という、魔法使いと非魔法使いが協力しなければ太刀打ちできない脅威によってもたらされる改革が。
原作においてその引き金を引いたのは何を隠そう主人公であるランスの軽率な行動だ。
だがこの世界の善良なランスにそれを期待するのは酷というものだろう。だからわたしがそれを後押しする。
直接わたしが手を出す必要はない。魔軍の工作員として遣わされた使徒オーロラは有能だ。ランスの力がなくとも魔軍をゼスへと導くだろう。
だからわたしがするのは僅かな細工でいい。むしろ重要なのは魔軍の被害を減らす算段だろう。
とはいえ多くの命を見捨てる非道には変わりない。それに葛藤を覚えない魔人の身であることを最悪の魔王に感謝した。
◆ ◆ ◆
「こんにちは、わたしのことはご存知でしょうが名乗らせていただきます。わたしは魔人アイゼルといいます」
「え……、魔人ってあの?確かアイゼルってリーザスに侵攻した魔人の中にいたよね?」
わたしが最初に選んだのはゼスの上層部やペンタゴンやアイスフレームのようなレジスタンスとの接触ではなく、安全な拠点の確保だった。
場所はもう決まっている。持ち主が封印されていることをいいことに我が物にした玄武城。異界にあるあそこならばいかなる追跡も及ぶことはない。
迷宮の魔法に長けた番人がいれば尚更だ。そして白羽の矢が刺さったのがこの迷宮に閉じこもる魔法使いの少女アテン・ヌーだった。
「今日はあなたに提案があってやってきました。何もしなくても生きていける城に、住みたいと思いませんか?」
手入れのされていない黒髪をジャージの上に隠し漫画を読む姿は怠惰そのものだったが、かつては将来を嘱望された優秀な魔法使いだった。
かつてリーザスへのヘルマン侵攻で暗躍する魔軍の脅威を目の当たりにした彼女だったが、ゼスはそれを信じることをしなかった。
そのことへの不満や飛び級先での人間関係に疲れた彼女は自ら迷宮を作り出し引きこもった。
長い隠棲で恐怖心すらも枯れたのか、かつての恐怖の一部であるわたしへの反応は薄い。
代わりに玄武城の存在に俯いていた目を見開いた。
「そんなものがあるなら住みたいね……。条件は何かな」
「その城の管理を任せたいのです。不当な侵入者を撃退し、わたしたちが訪れたときはもてなす。ご覧ください。JAPAN風で快適な住み心地ですよ。異界とはいえ時空を繋げればハニゾンの配達も届きます」
水晶に玄武城の光景を投影し、アテンに見せる。
いくつかの光景を順繰りに切り替えると住み着いてるモンスターや妖怪の姿も映った。
「……もてなすのはめんどい」
それは暗にこの城の管理は面倒ではないと言っていた。今彼女が住んでいる迷宮も彼女自身の魔力で作られている。
彼女は引きこもることに関しては無類の才能を発揮する。
特に通信販売の利用のために好きな場所と場所を繋げることがわたしの目的に合致している。
「くすっ、メイドさんを含むモンスターの配下を付けましょう。人間のあなたが従わさせるためにこれを付けてもらいます」
「黒い宝石……、何のマジックアイテム?」
そう言って取り出したのは漆黒の宝石オニキスの指輪だ。魔想志津香に渡した物と同様、使徒相応の力が込められている。
一度で魔力切れにならないよう改良した物だった。
「わたしの委任を受けた管理者であることを証明するものです。魔物は魔人に従うものですから」
「ふーん、まあいいよ。なるなる」
そういって彼女はあっさりと黒い指輪を人差し指に嵌めた。
わたしの洗脳の能力を付与した、呪われた指輪を。
「……♡えっと、アイゼルさん、だっけ?アイゼル様って呼んだ方がいいかな?」
「お好きなように」
「じゃあアイゼル様、早速お宅訪問させてもらってもいい?引越しの前に部屋の間取りとか見ておきたい。あと……お布団も♡」
あからさまにアテンの目の色が変わる。現実の物事に感情の変化を向けなくなって久しい顔に緊張と興奮が浮かぶ。
今回の指輪は精神だけを使徒のものにする。性欲や恋慕といった感情がわたしに向けられる。
転送のための魔法陣を描き、あらかじめ玄武城に描いておいたものと繋げる。
魔法陣で移動するためにアテンを抱き寄せると彼女はぴくんと体を震わせながらも絡みつくようにわたしにしがみついた。
その姿が可愛らしくつい尻に手を伸ばして撫でまわすと、彼女は顔を見られまいと俯いた。
だが目で見えなくても掠れた息が漏れ出る音で彼女の反応は丸分かりだった。
「着きましたよ」
「わっ、思ってたより大きい……。ここはちょっと引き篭もるには向かないかも」
弄ばれる感覚を目を瞑って耐えていた彼女に到着を告げる。
アテンは逃げ出すように駆け出し、天守閣からの光景を見て感嘆の息を漏らした。
「他にも部屋はたくさんありますから好きな場所を使うといいでしょう。それにここはわたしが使うことが多くなるでしょうし」
「お布団……。もしかしてここでしたりする?……だったら直ぐ下の部屋もやめた方がいいかな?」
アテンは城下町から天守閣の中に視線を移し、部屋の中央に敷かれた布団に息を飲んだ。その用途は一人で引きこもり生活を始めて久しい彼女にもすぐに理解できたようだった。
「気になることはないと思いますよ。ここでするときはあなたも呼ぶことになるでしょうから」
「きゃっ」
そういって彼女の体を抱き上げる。俗に言うお姫様抱っこの体勢で布団の上まで運ぶ。
「ここでしちゃうんだ……♡えっと、よろしくお願いします?お尻舐める?」
「それは後のお楽しみにしましょう。まずはあなたにわたしのものであるという証を刻んで差し上げます」
「わたし……こんな簡単にいただかれちゃうんだ……♡過激な少女漫画のヒロインだってもうちょっと貞淑なのに♡会ったばかりの魔人に自分から処女を捧げちゃうなんて……♡」
「くすっ、下僕扱いが気に障りますか?」
「ううん、最高♡わたしみたいな引きこもりの社会不適合者で良ければもらって好きに使ってください、アイゼル様♡……んっ♡ちゅ♡れるっ♡れるれろっ♡んっ♡んんっ♡」
お言葉に甘えて、まずは唇を奪う。少女漫画の知識なのか恐る恐る差し出してきた舌を吸い上げ、舐め回して蹂躙する。
「はぁ♡はぁ♡すごいキス♡というか顔近いあんまりじろじろ見ないで……♡」
「それは残念。もっと可愛い顔を見たかったのに」
「うう〜♡じゃ、じゃあいいよ♡わたしのこと好きに見て♡」
呼吸を荒げ、もじもじとしながらわたしの視線をアテンは受け止めていた。そのいじらしい姿に笑みが浮かぶ。
「くすっ、素直なものですね」
「ちょろい女の子は嫌い?」
「いいえ?わたしの所有物となるものがわたしに対してどれだけ容易く体を開いたとて可愛いと思っても嫌いになることはありませんよ」
「……じゃあ、わたし♡もっともっとちょろくなる♡」
その言葉に愛しさが込み上げてきてもう一度唇を重ねる。舌を絡めながらジャージのファスナーを下ろそうとショーツの下に手を滑り込ませて直接尻を撫で回しても抵抗せずに受け入れる姿に興奮が高まる。
「はぁ♡はぁ♡もう入れちゃう?」
「ええ、せっかくだから使徒としての姿で処女を奪ってあげます」
「んっ♡分かった♡……変身♡うわっ♡すごい恥ずかしい格好♡どう、アイゼル様。興奮する?」
少女の黒髪に合わせた黒い宝石が巨大化して宙に浮くと同時にわたしの使徒に相応しい装いに変身する。
胸や腰周りが完全に露出した燕尾服とでも言うべきその衣装はわたしの使徒であることの何よりの証だ。
あらわになった乳房を掌で包むようにしてゆらゆらと揺らすと柔らかい乳房の感触と硬くなった乳首の感触が伝わってくる。
「うわー♡完全に身動き取れなくされちゃった♡アイゼル様、こんな風に抵抗出来ない女の子を犯しちゃうんだ♡流石魔人、変態っぽい♡」
ちょっと悪戯心を起こしてわたしの使徒のオプションの一つである宝石と共に巨大化し浮遊するリングに魔力を込めて数と形状を操作する。
アテンの足首と手首を束ねて固定し、身動きを封じる。
罵るようなことを言っているが拘束しやすいように自分から脚を閉じ、手首を合わせたのは彼女だ。
嗜虐欲と被虐欲を満足させ合う共犯関係にお互い笑みを浮かべる。
漫画からの知識で耳年増なせいかわたしの前世の知識から来る特殊な嗜好にも理解が得られるのはなかなか嬉しい。
「さていよいよ始めますか」
「あっ♡後からなんだ……♡この姿勢わんわんみたいに犯されちゃうやつじゃん♡……あっ♡あっ♡ああっ♡んんんっ♡一気に奥までぇ……♡ぶちっ♡って処女を貫かれて♡ずんっ♡ってポルチオを突かれちゃった♡」
うつ伏せにした彼女に覆い被さって性器に亀頭をあてがう。そのまま腰を突き出すとまるで吸い付くように男根を飲み込んでいった。
「初めてなのに♡おチンポ入れられてっ♡気持ちよくなってる♡こ、これが使徒なんだっ♡ご主人様にだったら何をされても気持ちよくなっちゃう変態っ♡さっき会ったばかりなのに好きになっちゃって♡何をされても嬉しくてっ♡おかしいって♡分かってるのに♡嬉しい気持ちの方が勝ってる♡」
「ええ、それが使徒の喜びです。ですが今回の使徒化は擬似的なもの。指輪を外せば元に戻るのでご安心を」
「やだっ♡やだやだっ♡やだやだやだっ♡絶対外さないっ♡わたしっ♡一生アイゼル様の使徒がいいっ♡そんな意地悪言わないでっ♡」
アテンは全身を大きく揺さぶって拒絶の意思を見せる。まるで駄々をこねる子供のような姿が嗜虐心と庇護欲を同時に掻き立てる。
「そうですか。わたしはここを別荘にしようと思うのですが……。他の女を連れ込んでも構いませんね?」
「うんっ♡うんっ♡」
「もしかすると敵がやってくることもあるかもしれませんが排除してくれますか?」
「分かった♡分かった♡アイゼル様の女の子たちにはっ♡指一本触れさせないっ♡」
「気まぐれで嬲ったり辱めたりしますがよいですか?」
「なぶって♡はずかしめてっ♡痛いのも恥ずかしいのもっ♡全部気持ちよくなっちゃうからっ♡たくさん、してっ♡」
リズムよく肉棒を抽送させながら屈服の言葉を口にさせる。
それはまるで金属を熱して、柔らかくして、叩いて鍛造するように少女をわたしにとって都合の良い存在に作り変えていく。
華奢な体の前に腕を回して固定し、さらに強く肉棒を叩きつける。
「あっ♡あっ♡あっ♡わたしのなかでっ♡アイゼル様のおちんぽっ♡ごりごり♡っていってる♡わたしのおまんこ♡アイゼル様のおちんぽの形にっ♡作り変えられてるっ♡」
今度は腰を浮かせて膣の浅いところを何度も何度も擦り上げる。
「んっ♡んんっ♡ぞりぞりって♡浅いところぞりぞり♡って擦るのだめっ♡だめにぃ♡おまんこだめになっちゃうから♡らめぇ♡」
深さや早さを変えるだけでまた違った音色で嬌声を上げるアテン。その様子を堪能していると射精欲が込み上がってくる。
再び寝技のように少女の体を布団に強く強く抑えつける。
「あっ♡ああっ♡んっ♡んんっ♡おっぱいが擦れてるぅ……♡んっ♡んんっ♡一番奥にぃ♡おちんぽくっつけたままぁ♡ぐりぐりってされたらぁ♡んんっ♡気持ちいいのがずっと続いちゃうからっ♡」
「止めです。受け止めなさい」
「ん♡んんっ♡んんんっ〜〜〜♡♡♡出てるっ♡出てるっ♡わたしのなか♡せーえきで溢れて破裂しちゃうっ♡」
快感を流そうと手脚をばたつかせようとする体を力づくで組み伏せる。もがく動きが精を吐き出す肉棒に予測出来ない快感を与える。
射精が終わり肉棒を引き抜くと大量の精液が溢れて布団を汚した。
絶倫の魔人であっても疲弊を覚えるような深く長い絶頂を使徒であるアテンは耐えきることも意識を失うことも出来ずにただただ快感に翻弄され息を切らしていた。
「さて約束通り今度はこちらを」
「ひゃあっ♡な、何っ♡なんか冷やってしたっ♡」
「体を浄化し軟化させる魔法薬です。もっと奥まで塗り込みますよ」
「こ、今度はぬるって♡え?え?ほ、本当にお尻舐めてるっ?」
魔法薬を少量口に含む。人体に害はないように調整してあるが異様な味が広がる。
それを無視して少女の尻たぶを割り開いて薬を塗り込む。
すでに薬の効果により浄化され味も匂いも異常はないが、愛撫をかねて菊座の周りを舌で按摩する。
未知の感触にアテンが混乱する。だが抵抗をしようにも体は疲弊している。脚を広げるために足首の拘束を外されてもろくな抵抗は出来ない。
混乱しているうちに尻穴の中に舌を捩じ込む。少しずつ拡張するため何度も何度も舌先を捩じ込み、引きずり出すことを繰り返す。
「さて、このくらいでいいでしょうか」
「むりっ、恥ずかしすぎるっ。こんなの毎回やられたら死んじゃうっ♡お願いだからっ♡次からは自分で準備させてっ」
「そうですか。では次からはそのように」
具合を確かめるため人差しを突き入れてみる。丁寧にほぐした尻穴はあっさりとそれを飲み込み出し入れも魔法薬と分泌液でスムーズだ。
指を二本に増やして入れたまま指を開いてみてもアテンから上がるのは甘い悲鳴だ。苦痛を覚えている素振りはない。
人間の、それも虚弱な引きこもりならばこんな連続性交には耐えられないだろうが強化された使徒の身ならば問題ない。
「本当にっお尻の中に入ってきたっ♡なんか変な感じっ♡んんっ♡ぬ、抜かれると今度は気持ち良い……♡」
今まで味わったことのない直腸に肉棒が入り込んでくる感触と慣れ親しんだ排泄快感。その繰り返しにアテンは翻弄される。
わたしにとっても肛門での性交は初めてだったが……。これは癖になりそうだった。
「おおっ♡おっ♡おおっ♡んんっ♡ふーっ♡ふーっ♡んあっ♡あっ♡」
男根の一番太い根本を咥えさせたまま腰を前後する。肉棒をほとんど抜いて傘を入り口に引っ掛ける。
緩急のある予測できない快感にアテンは突っ伏したまま獣のように嬌声を上げ続けた。
すでに目に正気はなく、口の端からは涎が溢れて布団を汚している。
怠惰だが理知的な少女の面影はもはやない。
「おっ♡おっ♡んんんん〜〜〜〜っ♡♡♡」
二度目の射精。直腸粘膜を精液の熱で焼かれたアテンは歯を食いしばってその快感に耐えようとし、耐え切れない快感に悲鳴を上げた。
「ムリ……。もうムリ、ほんとにムリ」
「そうですかでは今日はこれまでということで。ちゃんと役目を果たしてくれればまた抱いてあげましょう」
「………………………………………………………………………はい♡」
長い沈黙は後悔と葛藤を感じさせた。だが結局彼女はそう答え、人外の快楽に堕ち切った笑みを浮かべた。