※この作品はR-18です。

ランスが女の世界で魔人アイゼルに転生〜洗脳能力と原作知識で魔王を目指す〜   作:斧池 数馬

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魔軍編
長かったJAPAN編もいよいよ次でラストになります
どうか最後までお楽しみください
そしてどうか感想を!!


JAPAN戦勝記念大乱交祭〜その五〜

 巫女たちが舞踊り、姫たちが自慰を披露したことで舞殿で芸を披露する流れが生まれていた。

 わたしを楽しませるため、または衆目をもって自身を喜ばせるため、服を脱いでいくもの、分身体に犯される様を見せつけるもの。あるいは純粋に武芸や隠し芸的なものを披露するもの。

 わたしはそれを見ながら、酒を飲み、果実を齧り、また別の女を犯していた。

 

「レディース、アンド、ジェントルマン。極東の美しき寵姫たちと敬愛する我が主。数々の演目、楽しませていただきました。わたし自身も、アイゼル様に仕えるものとしてこの場に花を添えさせていただきます。変幻自在の魔人が繰り広げる奇術、どうぞお楽しみください」

 

 そして現在、意外な人物が舞殿に立っていた。ジーク。ぬへというヒトガタの檻に押し込められ、わたしの手に囚われた魔人だった。

 仕立ての良い燕尾服に今日はステッキとシルクハットまで身につけている。古風な片眼鏡まで付けた姿はなるほど、口上の通り奇術師のイメージなのだろう。

 

「ジーク様の見せるマジックショー。瞬き厳禁です。マジックと言っても魔法は使いませんよ」

 

 傍らには使徒のオーロラが、同様に上品な燕尾服風の装いにミニスカートを組み合わせて着ていた。

 

 魔人ジークは使徒オーロラの姿に似せたぬへの素体で復活を果たした。双子のように似た二人がそれぞれ、マニッシュな装いとフェミニンな装いをしているのはなかなか面白い取り合わせだった。

 

「今日の演目はショーツの消失」

 

「おっと、駄洒落じゃありませんからね。ジーク様のあられもない姿を人間如きに見せるわけにはいきませんので。この!オーロラちゃんが!身を挺して!奇術の対象になりたいと思います!」

 

 優美に微笑んで流れるように演目を語ると、オーロラは大袈裟に身振り手振りを交えて感情を顕にする。

 一言一言を区切って声を上げて、周囲の注目を集める。自分で自分を辱めていく道化っぷりは彼女の忠誠心あってのものだろう。

 

「では皆さま、ご覧あれ!この上品な白のパンティ!これが今からジーク様の奇術によって消えてしまいます!」

 

 オーロラがミニスカートの裾を思い切り持ち上げてその中身を披露する。まるで痴女のようにスカートの中身を見せつけたまま、舞殿のを周回していく。

 

 わたしの目にも白いショーツが黒いスカートの背景に映えてよく見えた。

 

「種も仕掛けもございません。皆さまどうぞよく見てお確かめあれ、なんでしたら手で触っていただいても構いません」

 

「ちょっ!ジーク様!?わたし、そんなの聞いていませんよ!台本と違うじゃないですか!」

 

「オーロラ、奇術とは舞台に合わせて細かなアドリブを入れていくものですよ。お客様の要望を読み取り、雰囲気を作っていくことで、お客様を楽しませることが出来るのです」

 

「それって要するにアイゼルのやつのスケベ心じゃないですか!」

 

 そんな掛け合いにどこからともなく笑い声が漏れる。わたし自身、口角が釣り上がっているのが分かった。この掛け合い自体もわたしを楽しませるためのものだというのが伝わってきたからだ。

 オーロラの怒る様子もいかにもわざとらしい。わたしがこんな風に生意気な素振りをされるとむしろ嬉しくなるということが見抜かれていた。そのことが少し気恥ずかしく、どこか嬉しい。

 

「三人!三人までです!ではまずはそこのお姫様A」

 

「誰がお姫様Aですの!この阿樹姫に向かってなんて無礼な!やはり魔物は野蛮ですわ!触ればいいんですの?わたしにそのような趣味はありませんが、なるほど、野蛮な魔の者だろうと付けているものだけ(・・)は高級品のようですわね」

 

「こんな大陸の端っこの姫とか知ったこっちゃないです。続きまして、そこの偉そうにしてる魔女の人」

 

「偉そうなのではない。実際に偉大なのだ使徒よ。この世界を統べる暗黒魔女はな。ふむ、魔法による仕掛けはないようだな。この我が断言してやろう」

 

「最後に、名目上、一応の、ご主人様アイゼル!」

 

「ふふ、では遠慮なく」

 

 阿樹姫とミラクルは同性ゆえか、軽く指先でなぞっただけだったようだった。ならばわたしがその分まで弄り倒してやるべきだろう。

 指先で布地の上から陰唇をなぞる。上下に、何度も何度も。

 こちらを恨めしげに睨みつけながらも、誤ってスカートを落としてしまわないように、両手でしっかりと押さえている姿が嗜虐を唆る。

 くりくりと陰核をいじって絶頂の間際まで快感が高まったところで解放してやった。

 

「この、変態め〜。どうです!種も仕掛けもありませんでしょう!」

 

 弄ってみて分かったが、ただの布であることは間違いないようである。これをどうやって消すのか、楽しみになってくる。

 

「ふふ、オーロラ。お客様にお礼を」

 

「ううー、奇術へのご協力、まことに感謝いたします。オーロラのショーツを触って確かめていただきありがとうございました」

 

「ではいよいよ始めましょう。オーロラ」

 

「はいはい、これにてこのショーツは見納めです。ではでは、スカートでこのショーツを隠しまして〜」

 

「3、2、1、消えよ!」

 

「ひゃんっ。うう〜、いきなり履いてるショーツが消えるとか変な感じです」

 

 オーロラがスカートを下ろして、ジークがステッキを振りながら、三つ数える。ジークの消えよ、の言葉と同時にオーロラは少しくすぐったそうな素振りをした。

 

「さてはて、本当にショーツは消えているのか」

 

「皆さまどうぞご覧あれ!これがジーク様の奇術!」

 

 再びオーロラがスカートの裾を思い切りまくり上げるとそこには生々しいピンク色の中身を覗かせた女性器が丸出しになっていた。

 

「というわけで、奇術は大成功!皆さまジーク様に拍手ー!」

 

「ではこれにて終わりとなります。我が奇術、お楽しみいただけたのならば幸いです」

 

 舞台を降りる二人に拍手が送られた。痴態を晒して称賛される。実にモラルの破壊を感じさせてわたし好みの光景だった。

 

「アイゼル様、我が奇術はいかがでしたか?」

 

「ええ、とても楽しかったですよ。二人には褒美を上げましょう」

 

 ジークとオーロラの二人を手招きして呼ぶ。楽しませてもらったお礼に、褒美をやるべきだろう。わたし自身も欲情が高まって肉棒が硬くなっていた。

 

「だったら休ませてくださいよ!わたし、大勢の前で恥ずかしいところ見られたんですよ!」

 

「褒美は主従の順がいいでしょう。おいで、ジーク」

 

「ありがとうございます。アイゼル様」

 

 オーロラの抗議は無視した。

 燕尾服のズボンを脱いで、ジークの下半身が顕らになる。柔らかな曲線を描く脚、肌の白さ、オーロラと揃いの下着。

 男装した姿から女性らしい肉体が現れるギャップはそれこそ魔法のように興奮と欲情を誘った。

 

「あっ、あっ、ああっ♡」

 

「ふふ、もう気をやってしまったのですか?」

 

「え、ええ。何せあなたの作った肉体ですから、主に触れられるだけで、気持ちよくなってしまうのです」

 

 上半身を燕尾服に包んだ女体が下半身をむき出しにして腰を上下させる。毅然とした紳士的な態度が崩れて、雌の表情でしがみついてくる様がなんとも唆る。

 

「んっ♡んんっ♡れりゅ♡れりゅりゅ♡ぷはぁ♡接吻をするならばそう言ってからにしてください」

 

「ふふ、つい。あまりにもあなたが可愛らしかったもので。オーロラ(・・・・)

 

「どこで気づいたんですか?」

 

「ふふ、心配なさらずともあなたたちの変装は完璧でしたよ。こうして抱いていても区別が付かないほどです」

 

 主人の魔人を従僕の使徒の名で呼ぶと、媚びるようだった蕩けた表情が一瞬で豹変する。恨めしげに睨め付けてくるその目は間違いなくオーロラのものだった。

 

「ではどうして気づかれたのですか?」

 

「奇術の種を推理しただけのことです。オーロラには履いている下着を消すような真似はできない。ならば話は簡単であれはオーロラではなくジークだった」

 

 極めて単純なトリックだ。ジークが自分の変身能力で下着を消す。ジークが変身する際は鎧や服もそのまま変身している。実際にジークは服を着た魔人の姿から全裸の魔王ジルに変身するのだから、変身時には衣装も変えられるということだ。

 あるいはもっと単純に服を一瞬で溶かすような強力な薬品を使ってもいい。無敵結界で守られた魔人ならば傷つくことはない。女の子モンスターのように衣服を自分の一部として用意すれば下着だけを溶かして消すことができる。

 

 だから重要なのは下着を消したトリックではなく、ジークとオーロラの入れ替わりのトリックだ。

 

「オーロラにはわたしの仕草を徹底的に仕込みました。肉体自体はアイゼル様専用の性奴隷である点も含めて同じなのだから、振る舞いさえ変えてしまえば見抜かれることはないと考えました」

 

「ええ、わたしが気づいたのも奇術の種からの連想です。それが無ければ気づくことはできなかったでしょうね」

 

 オーロラ、もといオーロラの真似をしていたジークもまた豹変している。先ほどまでの羞恥と怒りに満ちた表情はどこへやら、冷静なまま、騙しの手管について語っている。

 入れ替わりをわざわざ奇術として披露したのだから、わたしを楽しませるという言葉に偽りはない。

 

「であれば及第点としましょう。アイゼル様、この仕掛け、きっとアイゼル様のお役に立つかと存じます。魔人と思い込ませれば恐れる魔物も多く、使徒と思わせれば油断する魔人もいるかと」

 

 この手管を思いついた理由はわたしの役に立つためだった。その忠誠心の現れに素直に嬉しくなる。それと同時に誇り高いジークにこのような真似をさせたという事実に罪悪感にも似た感情を覚える。それはそれで興奮材料になってしまうのだが。

 

「ふふ、こうしてわたしに媚びるオーロラが見られたこともなかなかの成果です」

 

「光栄にございます、アイゼル様」

 

「んんっ♡ま、また動いて♡ううっ、腰が勝手に動いて♡ああっ♡おチンポ、パンパンって♡するの止まんないぃぃぃ♡♡♡」

 

 一度だけ、腰を突き上げて奥に亀頭を叩きつけてやるとそれだけでオーロラは腰をくねらせて男根への奉仕を開始した。

 

「ジーク、あなたもわたしに唇を捧げなさい」

 

「かしこまりました。んんっ♡れりゅ♡れりゅりゅ♡れりゅううう♡」

 

「ああもう!ジーク様と、べろちゅーとか羨ましい、じゃなくてなんて身の程知らずな真似を!あんたなんかわたしとだけちゅーしてればいいんです!ちゅ♡じゅ♡れりゅ♡」

 

「ふふ、キスの味だけはほんの少し違うでしょうか」

 

 それは戦場での騙しや不意打ちに使う分には全く問題にならない違いだった。

 順番が逆になってしまったが、使徒と魔人を順番に抱く。そしてオーロラへの褒美を兼ねて、二人を抱き合わせた体勢のまま二人がかりで犯してやった。

 

「ジーク様♡ジーク様♡はぁ、可愛すぎます♡ちゅ♡ちゅっ♡」

 

「んっ、んんっ♡オーロラ、落ち着きなさい。アイゼル様のご許可があるとはいえ、わたしの使徒なのですから気品ある振る舞いをしなさい」

 

「はーい♡ジークさまー♡」

 

 後ろから肉棒に貫かれているのがまるで眼中に無いような姿に嗜虐心を覚える。オーロラの腰をがっしりと掴んで、思い切り突き出す。

 

「んひぃ♡あ、アイゼル〜〜〜っ♡い、いきなり激しくしすぎぃ♡あっ♡あっ♡うう〜♡こ、こんなあっさり気持ちよくさせられるなんて屈辱ですっ♡い、イくっ♡」

 

「ふふ、今回の手管はあなたの努力によって実現した部分が大きいですからね、存分にアイゼル様に気持ち良くしていただきなさい。……しかし、アイゼル様、わたしにも先の戦功への褒美があって然るべきではありませんかな?」

 

 ジークのそのいじらしい姿に、興奮が抑えられなくなる。彼女もまたオーロラのように後ろから思い切り突く。主従を同時に犯すというシチュエーションもわたしを強く昂らせている。

 

「あっ♡あっ♡アイゼル、様っ♡ありがとう♡ございます♡下僕、魔人のわたしに♡身に余るっ♡光栄ですっ♡今後も、誠心誠意仕えることを誓いましょう♡」

 

 同じ顔立ちの二人の少女の姿をした魔人と使徒。片方は男装な上で少女らしく振る舞い、もう片方はガーリーなスカートを靡かせて紳士的な口調で喘ぐ。

 そしてどちらも同じように雌肉から淫らな音を奏でて、男を喜ばせている。そんな倒錯的な光景による喜悦のまま、わたしは二人に精を吐き出した。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 酒を飲み、果実を喰らっていれば、当然のこととして催すものを催す。ここまで長丁場の宴となれば尚更だ。そうなれば普通に廁を利用するのだが、今日は一箇所だけ、特別な()を用意していた。

 

「ま、また来たのね……。こんなことさせるなんて酷いわ、あんた」

 

「ふふ、あなたのやって来たことを思えば正当な罰の範疇だと思いますが?まあわたしの趣味が入っていることは否定しませんが」

 

 中庭の、宴の喧騒と眩い光から少し離れたところに、わたし専用の廁があった。

 廁の常としてそこには尿の匂いが染み付いている。だが、男の性臭はほとんどしない。強い女の匂いがそこには漂っていた。

 

「ほんと、つまらない男。魔人が来たって聞いたときはこの国を滅茶苦茶にしてくれるって楽しみにしてたのに。まさか真逆のことをするなんて」

 

 毒のある花を連想させる、甘ったるい色香を放つ女は傾国と呼ばれていた。情報収集のために放った使徒たちが捕えることに成功した、不老不死によって狂い、死と混乱を望む女だった。

 

 不老不死の肉体を彼女だが、今は疲弊の色が濃い。精神に異常を持つ彼女は、帝の命令やわたしの洗脳で縛るだけでは不安が残る。そのため物理的にも拘束されている。

 そんな状態で肉便器として使われているのだから、流石に不死身の肉体でも体力が尽きることだろう。

 

「ふふ、アイゼル様、またこの女をお使いになりますか?」

 

「精液……、欲シイ……」

 

 そして傾国を見張る役割を担うのもまた、彼女と同様に血と死に彩られた魔性の存在だった。

 燃え尽きた灰を連想させる銀色の髪、赤黒い刺青を入れた褐色の肌、そして火眼金睛の妖女、戯骸。

 青い髪を後ろに撫で付け、血を浴びるために白い肌を思い切り晒し、ガラス玉のような薄緑の瞳の鬼女、式部。

 魔人ザビエルの使徒である二人は、日本人の身体の中に封印されていた。

 それを帝の命令によって追い出させ、ぬへの肉体に入れたものだ。

 格上の魔人ですらも虜囚とした、魔法が幾重にも施された肉の檻から逃れる術を彼女たちは持たない。

 

「はあ、ほら、さっさと出しなさいよ」

 

「傾国、アイゼル様にそのような口を利くとは、また炙られたいのですか?」

 

「フフ……潮、また吹ク?」

 

 使徒の二人は、傾国を痛めつける獄卒でもあった。悲鳴を上げて、宴の興を削がないように、式部に口をキスで塞がれ、女陰を玩具で犯されながら、戯骸に火で苛まれる。

 何せ、不死身の肉体はやり過ぎるということがない。かつて魔人ザビエルの使徒として暴虐の限りを尽くしてきた二人には手加減という概念が薄い。一応、わたしが使うときに不快にならないように、すぐに再生する範囲の傷に留めるように命じてあるが、淫虐については何も制限していない。

 ここに染みついた匂いは、そのほとんどが失禁した傾国の尿だった。ここまで嬲られておきながら、こうした態度を貫けるのは感嘆に値した。

 

「アイゼル様専用肉便器として、全部飲んであげる。……ん、んんっ、ご、ごきゅ、ごぎゅぎゅ、ごく、こく。ん、んん。精液と愛液が染み付いて、ほんとひどい味」

 

 だが洗脳自体は順調に進んでいた。傾国は一切の疑問を抱くことなく、わたしの肉棒を口に咥えて放尿を受け止め、そのすべてを飲み込んでいった。

 

 その結果に内心でほくそ笑む。まあ、血と死を望む災厄の化身の如き女から、血と死を望む災厄の化身の如き肉便器になっただけと考えると危険度は一切減じていないのだが。

 

「あ、アイゼル様、申し訳ありません。廁は現在混み合っておりまして……。よろしければわたしが……」

 

「フフ、アイゼル……」

 

 ぞろぞろとわたしの分身体たちが集ってくる。傾国の調教のひとまずの締めくくりとして犯してやるためだ。

 傾国は、その頭のおかしさに目を瞑れば、まさしく傾国の美姫と言っていい美貌をしている。

 そんな女を、肉便器に落とすというのは、なかなか興奮させられる。

 

 何より良心の呵責を覚えないのがいい。

 

「ふん、肉便器であるわたしがあんたたちなんかに負けるはずないわ。わたしが今日だけでどれだけ咥えさせられたと思ってるの?」

 

「傾国、肉便器を名乗るのでしたら、ご奉仕に専念しなさい。ではアイゼル様、失礼いたします。ちゅ、れる、れぇる、れろ」

 

「フーッ、フーッ、男、女、汁、タクサン、匂う♡匂う♡じゅる、れるっ、じゅるるっ」

 

 跪いて肉棒に奉仕する三人。技巧はやはり傾国が一番優れている。何人もの男を誑し込み破滅へと導いてきた手管で、執拗に肉棒の泣き所を責め立てる。

 尿道をほじるように尖らせた舌で突いたかと思えば、大きく舌先で円を描くようにして亀頭を舐る。

 こちらを翻弄するような所作は、彼女らしい悪意に満ちていた。

 

 戯骸は愛情のたっぷりと籠った情熱的なフェラチオだった。男の心理をよく知る彼女は、肉棒に口付けの雨を降らせ、勃起させるとやわやわと扱きながら、睾丸を丁寧に片方ずつ舌で舐め清める。

 鼻を鳴らして、自分の唾液の匂いしかしないことを確認すると男根を自身の喉奥へと迎え入れる。

 目じりに涙を浮かべながら、小柄な彼女の体躯相応の大きさの喉で必死に奉仕する姿がいじらしい。

 

 式部は貪るように男根を咥えて激しく首を振っている。殺戮欲求を性欲に変えられた上に、味覚も洗脳によって弄られている彼女は、まるで好物を口にした子供のようだった。

 見た目だけならばどこぞの姫と言われてもおかしくない美貌を無頓着に歪めて、肉棒に食らいついている姿は、技巧以上に雄の本能を刺激する。

 

「じゅぷっ♡じゅるるっ♡じゅっ♡れるるっ♡れるるるっ♡だせ、だせ、さっさと精液便所にくっさい精液射精しちゃいなさいっ♡」

 

「れるぅ♡れろぉ♡ん♡んんっ♡アイゼル様、どうぞお好きな時に精液を吐き出してください♡じゅる♡じゅるる♡」

 

「アイゼル♡じゅぷ♡じゅぷぷ♡じゅぶぶぶぶ♡せーえき♡せーえきぃぃ♡♡♡」

 

 ペニスの脈動に射精が近いことを悟って激しくなる口淫。傾国は肉便器としての屈辱への興奮と歓喜から、戯骸は純粋な恋慕から、式部は洗脳によって埋め込まれた条件反射の欲情から、股間に手をやり激しく動かしている。

 

 蹲踞の姿勢で性器を見せびらかし、陰唇をくぽくぽと開いて女の汁を垂れ流す。

 そんな下品な姿が、どうしようもなく興奮を誘う。

 三人の頭をがっしりと掴む。喉奥を亀頭で殴りつけるようにして腰を振ると、否応なしにえづく喉肉がまた堪らない快感をもたらす。

 それに逆らうことなく精液を吐き出した。

 

「ごぎゅ!?ごぐ!?」んぐぐ!?ぐぐ!?い、いきなり射精すんじゃないわよ!危うく溢すところだったじゃない!!肉便器が尿や精液を溢したらおしおきを受けなきゃならないって、そんなの常識でしょ!!」

 

「んぐっ!?んぐ!んっ♡んっ♡んっ♡アイゼル様の貴重な精液♡ご馳走様でした♡御身にも少しでもすっきりしていただけたのならば、この上ない喜びでございます♡」

 

「せーえき♡せーえき♡あむっ♡じゅぷ♡じゅる♡」

 

 常識と思いやりと欲望、三者三様の理由で一滴足りとも溢すことなく射精が受け止められ、精液が嚥下されていく。

 

「じゅっ♡じゅるっ♡じゅずずずっ♡ちゃんと全部出し切りなさいよ……。カウパーの味しかしなくなるまで吸ってあげるから」

 

 傾国は精液が溢れないように残り汁を吸い付くさんと口を窄めた。奉仕の精神ではなく純粋に自己のためにおしおきを避けるための行為だ。

 そのため吸い付く強さに手加減はなく、射精直後の肉棒には強すぎる快感が齎される。

 

 尿や精液を溢した罰と称して、幾度となく潮を吹くまで全身を愛撫されることを繰り返し、絶頂中の朦朧とした意識の中で再び洗脳を施される。

 洗脳による歪んだ常識は、実際に罰を受けてより強固になって刻み付けられていた。

 

「はむ♡あむ♡お射精、お疲れ様でした。また女の穴に入れる前に綺麗にしてあげますね♡ふふ、もしかするとわたしの匂いが付いてしまうかもしれませんが♡」

 

 フェニックスの使徒故か体温の高い口内で丹念に肉棒を清められる。

 その不死性が口淫を通じて伝染したかのように、男根に熱が宿り、再び勃起する。

 いたわるような丁寧な舌遣いと温もりがもたらす快感に、思わず息が漏れるほどにリラックスさせられた。

 

「れる♡れるる♡どこだ?どこだ?精液、全部、舐める♡」

 

 精液を極上の美味と感じるようにされている式部は執拗に肉棒に舌を這わせている。

 陰毛にこびり付いた精液を見つけると口内に毛が入り込むのも厭わずに舌を伸ばしていく。

 その行為は快感よりもくすぐったさの比率が高く、なかなかに新鮮だ。

 

「ふふ、あなたたちがあまりにも淫らなものだから、またこんなにも固くなってしまいました。これではいくらやっても終わりませんね。というわけで効率良く同時に奉仕してもらいましょうか」

 

 行儀良く順番待ちさせていた分身体が三人に群がっていく。

 

「はあ、今度はこっちの穴?いいけどちゃんと膣内射精(なかだし)してよね。ぶっかけだろうがなんだろうが、溢したらおしおきなんだから」

 

「あの、こちらの穴もお使いください♡前と後ろから、同時にアイゼル様に貫かれる……。ふふ、はしたないですが、想像しただけでイっちゃいました♡」

 

「もっと♡もっと♡……交尾、タノシイ♡」

 

 三人の精魂が尽き果て、ひとまずわたしが満足した頃には、三人の体は廁そのものに染みついているのに負けないくらいの淫臭を漂わせていた。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「アイゼル様、いらっしゃいませー。何人目のアイゼル様だろう。ふふっ、今日は大繁盛だね♡」

 

「ウェルカム!アイゼル様専用の、エターナルドールズの湯。マスターのボディ、綺麗にしてあげまーす♡」

 

「アイゼル様……、また、ご奉仕させていただきます」

 

 まぐあいのたびに肉体に染みつく、汗、愛液、あるいは香の匂い。そのままにして他の女も抱くのもまた、乱交の醍醐味といえるがそれにも限度がある。

 

 また、純粋に湯の温もりと按摩による性行為とは違う快感を求めて、この大浴場に何度となく分身体は訪れていた。

 

 湯女の仕事を買って出たのはガーネット、サファイア、トパーズの三人。彼女たちは薄手の白い着物と褌だけを身に纏って幾度となく、わたしたちの体を流してくれた。

 

「ふふ、そろそろ宴もおひらきとなりますから、あなたたちのことも抱いておこうと思いまして」

 

「本当!?嬉しい!」

 

「マイマスター、センキューベリーマッチです」

 

「ありがとうございます」

 

 わたしの言葉に満面の笑みを浮かべる三人。

 風呂の湯気で濡れた髪と薄い布地から透ける桃色の肌がなんとも欲情を誘う。何より、今日幾度となく肌を触れ合ったというのに一度も直截的な快感を与えられていない、生殺しにされ続けた肉体を貪るというシチュエーションに興奮が高まる。

 

「えへへ、それじゃあアイゼル様、イくまでご奉仕していいってことだよね」

 

「おや、褒美だというのに良いのですか?」

 

「うん、ぼく、アイゼル様の体を洗うの好きー」

 

「アイゼル様、ミーのおっぱいスポンジ、すぐにエクスタシーしてしまいますから、トゥデイはシールしていました。でもパーティもラストというのならば使ってもオーケーですよね?」

 

「アイゼル様、わたくしの全身で隅々まで綺麗にしてあげます」

 

 石鹸ではなく、プレイ用のローションを全身に振りかけて、三人の身体がわたしに絡みつく。ローションの花の香に混ざって女の甘い匂いに取り囲まれる。

 

 腰掛けたわたしの正面からガーネットがわたしを両腕で抱きしめて身体を密着させる。胸板で擦れる硬い乳首の感触とにゅるにゅると擦れ合う肌の感触が堪らない。

 

 背中にはサファイアがその豊満な胸の谷間にたっぷりとローションを貯めてから抱きついている。すぐに絶頂してしまうから封印していたという意味の言葉の通り、甘い吐息がうなじをくすぐった。

 

 そしてわたしの腕をトパーズは股の間に挟んで腰を前後に振っていた。わたしの腕で自慰をするような姿に反して、ローションを塗り広げようとする真剣な表情のギャップが支配欲を満たす。

 

 焦らすように、肝心の部分に触れられずに全身が洗われていく。それは清めるというよりも、自身の匂いを染みつけるマーキングめいて執拗で太ももに跨がって腰を前後させ、足指までも舌で丁寧に舐めしゃぶられた。

 

「アイゼル様、一度、ローションを流させていただきます」

 

 手桶に掬われた湯で全身を洗われる。水流が肌を叩かないように絶妙の加減でかけられる湯がローションと入り混じって流していく。

 

「ではでは、いよいよメインです」

 

「天然のローションでいっぱいのぼくらのおまんこでアイゼル様のおちんちんを洗っちゃいまーす♡」

 

 貞操帯めいて性器に触れることを戒めていた褌が脱ぎ捨てられる。湯ではない液体が大量に染み込んでいたそれはぐちゃりと音を立てて浴室の床に落ちた。

 

「んっ、んんっ♡ああんっ♡えへへ、おまんこ、とろとろだったから、アイゼル様のおちんちんすぐに入っちゃったね」

 

「アイゼル様♡フィンガーをマイプッシーでウォッシュしますね♡」

 

「俗に、壺洗いと言うそうですね♡」

 

 そそり立った肉棒にガーネットが腰を下ろし、サファイアとトパーズが手を取って股間へとあてがう。

 お預けにされ続けていた使徒たちの女陰は、ローションに負けない湿り気に満ちていた。男根を、指を、よくほぐれた膣が迎え入れ、それでいて強く締め付ける。

 

「あっ♡あっ♡あんっ♡おまんこっ♡ずっと我慢してたからっ♡すぐに♡イっちゃう♡」

 

「ガーネット、エクスタシーしたらチェンジですからねー♡」

 

「んっ♡んんっ♡早くイってください♡」

 

「やだよ♡もっとアイゼル様と繋がっていたいもん♡」

 

 目を強く瞑って、快感を堪えようとするガーネット。それでいて腰の動きは一切緩めずにいる姿がいじらしい。

 

「あっ♡あっ♡あっ♡イく♡イく♡イっちゃう〜っ♡」

 

「ふっふっふ、マイターン♡アイゼル様のスペルマ、ミーのプッシーでリリースさせてみせまーす♡」

 

「は、早く、指、だけで、イってしまいます♡」

 

 絶頂の収縮で肉棒がきつく締め付けられる。膣襞が絡みついてくる感触に強烈に射精の欲求が高まるが、やり過ごす。

 魔人の体力ですぐに復活するとはいえ、股から体液が溢れるほどに欲情した女体を前に萎えるのはもったいない。

 

「オーっ♡ノーっ♡ノーっ♡ミーも、インサートしただけで、え、エクスタシーが……♡」

 

 腰の抜けたガーネットを横たえ、今度はサファイアが男根の上に腰を下ろした。

 即落ち2コマばりの勢いで、勇ましいことを言っていたサファイアが喘ぐ。ばちゅんばちゅんと下品な音を立てるほど激しく、尻を叩きつけて肉棒を扱き、快感をもたらす。目の前で乳房が激しく揺れる様は目も楽しませた。

 

「あっ♡あっ♡おっ♡おっ♡おっ♡オ〜〜〜っ♡」

 

「あはは、サファイア、すっごいのけぞってる」

 

 サファイアは舌を突き出して、絞められる家畜のような悲鳴を上げて絶頂した。その無様な姿にむしろ使徒への愛おしさがあふれた。

 

「アイゼル様っ♡アイゼル様っ♡今度こそ、わたくしの番でございますっ♡」

 

「ふふ、トパーズ、よく待てましたね。褒めて上げましょう」

 

「あっ♡あっ♡アイゼルさま……♡」

 

 小柄なトパーズの身体はこれだけ濡れていても痛いほどにきつい。それがさらに頭を撫でて甘い言葉を囁いてやるだけで食いちぎらんばかりに締め付けて来るのだから堪らない。

 途中で力尽きてしまわないようにおまじないをかけてやる。わたしが射精するまで絶頂できなくなる暗示。正確には絶頂に気付けなくなっているだけで、解除された瞬間それまでの快感が一度に襲うことになるのだが、ご褒美なのだから仕方ない。

 

「アイゼル様っ♡アイゼル様っ♡腰が止まりませんっ♡」

 

「わたしのために頑張ってくれているのですね。気持ちいいですよ」

 

「そ、そうではなくっ♡……いえ、いえっ、わたしの身体はアイゼル様のものですから当然ですっ♡」

 

 自分の身体が意思と関係なく動くという恐怖を、わたしの意思のまま動いているという喜悦で塗りつぶす。カクカクと腰だけが別の生き物のように動き、トパーズに強烈な快感をもたらすが、涙を流し、涎を垂らす彼女がそれに気づくことはできない。

 

「あ、あ、あ、ああああっ♡ああぁぁぁぁぁ♡♡♡♡♡あー……あ……あ……あ……」

 

 トパーズの最奥で精を吐き出す。それをトリガーにして今までの絶頂が一度にトパーズの精神にもたらされた。

 一瞬の絶頂を積み重ねた長い絶頂が終わるとトパーズは正気を無くしたように不明瞭なうめき声を上げていた。

 

「いいな〜、トパーズ。アイゼル様、ぼくにも今度それやって欲しいです」

 

「ずるい、ガーネット。マスター、わたしのこともライクディスに愛してください」

 

「ふふ、今度と言わず、今からしてあげますよ」

 

「えっ、ちょっと待ってアイゼル様、今ぼく立てなくて……」

 

「ああ、あなたが動く必要はありませんよ。わたし自ら動いて気持ちよくしてあげます」

 

「う、うう……。ぼく、生きてられるかな……?」

 

「オー、マスター、ミーはやっぱりまたのタイムということには……」

 

「遠慮はいりませんよ。サファイア」

 

 絶望と、隠しきれない興奮が入り混じった使徒たち。横たわる使徒たちの身体を道具のように使ってわたしは自身の欲望を思う様吐き出した。

 

 当然、身体は洗い直しになった。

 

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