ランスが女の世界で魔人アイゼルに転生〜洗脳能力と原作知識で魔王を目指す〜 作:斧池 数馬
「アイゼル様、朝です」
ラング・バウを逃げ出したわたしは何の因果か、奴隷の身へと堕ちました。
そんなわたしを救ってくださったのが、法王であるアイゼル様でした。
幸か不幸か、ペルエレがくれたマジックアイテムによって肌の色も、目の色も、髪の色も変わっていたおかげでわたしがヘルマンの皇帝であるということは気づかれませんでした。
奴隷を助けてくれるような心優しい方を疑うのはとても心苦しいのですが、ステッセルに世界を滅ぼす可能性のある危険物を渡したのはAL教の司教であることを思うと、彼がステッセルと繋がっている疑念を捨て切れず、正体を隠したまま奴隷としてお仕えしています。
「おはよう、ルシアン」
「アイゼル様、朝のご挨拶をさせていただきます」
そうしてわたしは少し躊躇ってから思い切ってスカートをたくし上げました。
今、わたしが履いているのはクロッチの部分が取り除かれた白のショーツでした。
【わたしが皇帝、シーラ・ヘルマンであることは絶対にバレてはいけません】。
生地の素材は、皇帝として身につけていたものと同じような高級品なのに、大事なところを隠してくれない下着は、わたしにとって好都合でした。
「ふふ、褐色の肌に白が映えて、とても良く似合っていますよ」
「あ、ありがとうございます……」
アイゼル様が、わたしのあそこに手を伸ばして、
その音と、言葉に自分が今とてもいやらしいことをされていることを実感させられて、顔から火が出そうなほどに恥ずかしいです。
「それにしても、支給した下着の中には普通のものもあったかと思いますが、あなたはこのようなものが好みなのでしょうか?」
「は、はい……。その通りです……」
ご主人様、それも法王であるアイゼル様に嘘をつく。そのあまりの罪深さに胸が痛みます。
「くすっ、きっと貴方には被虐の資質があるのですね」
「うう……、よく分かりませんが……。アイゼル様が、おっしゃるなら、その通りなのだと、思います……ッ♡」
【アイゼル様の言うことに間違いなどない】のですからきっとわたしは、こういうことが好きないやらしい子なのかもしれません。
それならば、先ほどの言葉も嘘ではなくなるので気が楽になります。
そう認めてしまうのと同時に、アイゼル様の指がわたしの中の浅いところを強く擦って、その強い刺激に絶頂を迎えてしまいました。
「ふむ、健康そのもので何よりです。今日も頑張ってくださいね」
「はい、ありがとうございました」
朝の挨拶と共に女性器を弄られるのは健康状態を確かめるためでもあります。
もし、体調が悪かったり病気の兆候があったならばお休みをもらえるそうです。
奴隷であってもこんなに大切に扱ってくれる人を、謀っていることにまた罪悪感を覚えました。
いつか恩返しがしたいです。
◆ ◆ ◆
「おはようございます、エレナさん」
アイゼル様を起こす仕事を終えたわたしは、朝食の準備のために厨房に向かいました。
エレナさんは奴隷の先輩で、お料理や庭のお手入れなどをよく教わっています。
「ルシアン、おはようございます。スープの味見と仕上げをお願いしていいかしら?わたしはこれからサラダを作るから」
「分かりました」
スープの味見をするともうほとんど完成していました。ほんの少し、塩と胡椒で味を整えて深皿に盛り付けて食卓に運びます。
「それでは皆さん、ALICE様に感謝して、朝ごはんに致しましょう。いただきます」
「いただきます」
お祈りを終えて、アイゼル様の言葉をもって朝ご飯になります。
今日のメニューは、スープ、サラダ、目玉焼きと塩漬け肉に白いパン。
奥の院にいた頃には劣りますが、奴隷が食べるにはとても上等な物でした。
奴隷として売られて、普通の人々がどんな食事をしているのかを知って始めはとても驚きました。同時に自分がどれほど無知でいたのかを思い知らされてとても恥ずかしく感じました。
パットン兄様と再会を果たせたならば、自分に何が出来るのかをよく、最近は考えています。
「それじゃあ今日は、早く呪文を唱え終えるコツを教えるわ。要するに早口言葉ね。というかわたしは魔法が使えないから、それしか教えられないんだけどね」
「そんなことありません。とても感謝していますよ」
音楽の才能があるアナセルさんには、詠唱のコツなどを教えてもらっています。
わたしは神魔法が使えるということで、アイゼル様が師として付けてくださりました。
こうして覚えたことで、いつか誰かを助けることが出来るかもしれない。
そう思えば、練習にも熱が入りました。
「今日は古い言葉のお勉強じゃなくて、わたしの冒険譚をお話しますね。あの、空に浮かぶ謎の遺跡。闘神都市で繰り広げられた探検の物語です」
「メリムさん、あそこに足を踏み入れたことがあるのですか!?」
「はい、メリム、奴隷になる前は探検家だったのです。まあ、そのせいで借金が嵩んで奴隷になってしまったのですけれど……」
それは信じられない大冒険でした。聖魔教団の遺産、その恐ろしさを知って身が震えます。やはり、こんなものをステッセルの手にさせる訳にはいかないと決意を新たにします。
他にもパットン兄様の親友であるヒューバートさんのご無事を知ることが出来ました。
このように家事、魔法、考古学、様々なことを教わりながら日々を過ごしています。
アイゼル様は奴隷に自分で生きていくための教育を施してくれています。
そのおかげで何も出来ない皇帝であったわたしは様々なことが出来るようになりました。
その生活には充実感とともに、こんなことをしていていいのかという焦燥感を覚えます。
早くパットン兄様に、あの箱を託さないといけません。
◆ ◆ ◆
「アイゼル様、夜の勤めをさせてください」
「ふふ、別に無理はしなくてもいいのですよ?あなたは優秀ですから、綺麗な身体のまま生きていくことは十分に可能です。彼女たちがわたしとまぐわいたがるのは、純粋に寵愛を求めてのことです」
やはり、アイゼル様はとてもお優しいです。決してわたしに無理強いをしようとはしません。
しかし、わたしにはどうしてもそれをする理由がありました。
それは、パットン兄様に会いにいくための路銀です。いくら世間知らずのわたしでも、奴隷に身をやつせばその大切さを十分に思い知ることが出来ました。
だから、ここから逃げ出した後に使うためのお金をどうしても用意する必要がありました。
アイゼル様は奴隷にお給料を支払ってくださっています。それを貯めることで自分を買い戻して自由になることも許してくださいます。
ですが、それにはあまりにも時間がかかりすぎてしまいます。
「申し訳ありません。アイゼル様、わたしはどうしてもすぐに自由になりたいのです」
「分かりました。奴隷として不自由を強いている身ではこれ以上何も言えませんね」
「ありがとうございます。それではどうか、お楽しみください」
メイド服を脱いで、首輪と下着だけの姿になります。
あおいさんに教わった
今も、身につけている下着は露出が多いものですので、大事なところが丸見えになってしまっています。
「触りますよ」
「はい、好きなようになさってください」
アイゼル様の手がわたしの体に伸びてきます。胸を触られたり、お尻を撫でられたり、女性器に指を入れられたり。
「あっ♡…っ…んんっ♡あ、ぁぁ♡」
「ふふ、そろそろいいでしょうか。わたしの顔の上に跨りなさい」
「は、はい……♡」
仰向けになったアイゼル様のお顔の上に跨ります。
アイゼル様の目の前に、わたしのものが来て、隅々まで見られていると思うと心臓の鼓動がとても早くなりました。
「アイゼル様。……わ、わたしの処女を、どうかお確かめください……♡あなたにお捧げするのに相応しければ、受け取っていただければ……ど、奴隷として、この上ない喜びです……♡」
あおいさんに教わって、何度も練習した口上はすらすらと出て来てくれました。
恥ずかしくて、恥ずかしくて、顔から火が出そうなのに、同時にそれが嫌じゃない気持ちもあるのに気づいてしまいました。
あぁ、良かった。わたしはアイゼル様に嘘をついた訳じゃないんだ。
本当にわたしは、アイゼル様に、見てもらいたくて、えっちな下着を好んで身につけるようないやらしい女の子だったんだ。
「では味見をさせてもらいますね」
「あっ♡やぁっ♡……んんっ♡」
アイゼル様が、わたしのあそこに舌を伸ばして来ました。自分の、最も恥ずかしいところが、文字通り味見されている。その感触を何とか堪えて、両足に力を込めます。
「し、失礼…っ♡…します、ね♡」
わたしもアイゼル様の男性器に舌を這わせます。先っぽを清めるように舐め回してから、口の中に唾液を貯めて一気に全体を咥えて、顔を激しく動かします。
口の中いっぱいに広がる味わいに、思わず吐き出してしまいそうになるのを堪えて、精一杯ご奉仕すると、アイゼル様がうめき声を漏らしたのが聞き取れました。
わたしのお口で、気持ちよくなってくれている。そのことがとても嬉しく感じます。
「
「んんっ♡んっ♡れりゅ♡れりゅりゅ♡れるれる〜♡んんん゛ん゛ん〜〜〜♡……ごくっ♡ごくっ♡こくこく♡」
口から溢れそうになるくらい大量の液体が口の中に溢れ出しました。
溢さないように上を向いて、唾液で溶かしながら、ゆっくりと飲み込んでいきます。
その間にもアイゼル様がわたしのあそこを舐め回していたせいで、最後の一滴を飲み込んだ瞬間に絶頂を迎えてしまいました。
「今日はここまでにしましょうか」
「そんなっ!アイゼル様、わたしが何か失礼をしてしまいましたか?」
この後は、自分からアイゼル様のものを自分のあそこに迎え入れて、処女を捧げる流れになっています。
それをしないということは、処女を受け取って貰えず、自由になることが叶わないということです。
「いいえ、とても良かったです。ここまでで十分に楽しませてもらったからこそ、ここで処女まで受け取るのは釣り合いが取れないと思ったのです。あなたの望むもの、自由と当面の路銀を保証しましょう」
「あっ、ありがとうございます」
こうしてわたしは自由を取り戻すことが出来ました。
わたしは、このお礼は必ずしようと、決意するのでした。
◆ ◆ ◆
「あっ♡あんっ♡アイゼル様、どうしてあの子の処女を受け取らなかったのですか?」
予定通りとはいえ、ルシアンの処女を奪えなかったことで欲求不満になっていたわたしは、あおいを呼び出して奉仕させていた。
清楚なメイド服と、その下に隠していた本性のギャップに催した劣情をそのまま叩きつける。
「勿体ない、と思ったからですよ。大陸に名高い美姫、シーラ・ヘルマンを犯すのならば、もっとも相応しい時と場所があるでしょう?」
「あんっ♡んんっ♡わたしは♡ちょっと残念です♡あの子といっしょにアイゼル様にご奉仕したかったのに♡出ていってしまわれて……♡」
「くすっ、その機会は必ずやってきますよ……。そもそも、彼女が向かっている先も、すでに我が掌中なのですから」
ヘルマンではすでに導く者が蠢く気配を見せている。
わたしはその対処を優先するべきだろう。よって革命をなすのはランスとパットンたちに任せることになる。
ヘルマン革命の犠牲者を減らす上で、神魔法の技能を上達させ、聖魔法の知識を携えたシーラ・ヘルマンは必ず役に立つことだろう。
そして革命が成った暁には、彼女の処女を奪う。
その瞬間を思い浮かべ恍惚としながら、わたしはあおいの
家事とか神魔法など実際に役に立つ技能の合間合間にエロいことも教わっているシチュエーションいいですよね……。
ヘルマン革命に導く者を絡めるという原作から大きく乖離する展開にしてしまったせいで筆が遅くなってしまっていますが、お待ちいただければ幸いです。