ランスが女の世界で魔人アイゼルに転生〜洗脳能力と原作知識で魔王を目指す〜 作:斧池 数馬
推薦ももちろん大歓迎です。
「くっ、うううぅぅぅぅぅぅ♡せ、世界の王たる余に侍女の格好をさせようとは……♡」
偉大なる魔女ミラクルは、彼女にしては珍しく背を丸めるようにして、両腕で乳房と股を隠しながら唸っていた。
無理もないだろう。彼女が今着ているのは上半身は丈の短いチューブトップ、下半身は極めてミニのスカート。そこにふんだんにフリルをあしらったデザインのニーソックスや手袋を付け、エプロンを腰に巻いてホワイトブリムを頭に乗せている。
同じ少女趣味の衣装でも、普段着のゴシックドレスとは異なる、男の欲望に合わせた露出の多い格好だった。
ただ露出が多いだけなら自身の肉体美にも絶対の自身を持つ彼女は、むしろ誇らしげに見せつけてきたかもしれない。
しかし、それが仕えるものが纏うべきメイド服であったため、彼女は恥じらいながら憤慨していた。
「おー、すごい格好」
「ミラクル、似合ってる」
そんな彼女を囃し立てるのが、分裂能力を有する少女、ピグだった。ただでさえ小柄な体をさらに二つに分けた彼女もまた、同じように露出過多のメイド服を纏っている。
しかし普段から動きやすさを重視した露出の多い軽装を着ている彼女は、平気な顔をしていた。
本来、彼女の持つ分裂能力は文字通り自身の肉体を切り分けるため、その都度体が半分になるのだが、洗脳したオアマ・モトヒーデにピグ自身や彼女の改造に使用されたぷりょについて研究させたところ、自身の肉体の大きさを自在に調整することが可能になっていた。そのため、現在彼女は通常のサイズより少し小さいくらいのサイズで二人になっている。
「ピグ、誇り高き余にこのような格好が似合うはずがなかろう。ま、まあ、どんな姿であれ、溢れ出る偉大さだけは隠せぬからな、お前がそう思うのは無理もないがな」
「目的のためならば恥辱をも厭わない度量、王者の素質と言っていいでしょう」
「そうであろう。ふふっ、やはり貴様は我が配下に相応しい眼がある」
「ミラクルって、煽てられるのに弱いよね」
半ば本心ではあるものの、わたしの取ってつけたような賛美を受けてミラクルは胸を張っていた。
短すぎるスカートは、その動作だけで黒いショーツを覗かせてしまっている。
「では、確認しましょう。アム・イスエルの残した悪魔殺しの魔導書、アル・アジフ。その所有権をあなたに譲渡すると共にそれを御する方法を授ける」
「そして余はその代償として、メイドに身をやつして奉仕するという訳だ。ふん、この偉大なる余にこんな真似をさせるとは酔狂にも程があるぞ」
「ふふっ、それはそれはお褒めに預かり光栄の至り」
「褒めておらんわっ」
悪魔の叡智そのものであるアル・アジフは極めて強力な魔導書だ。
しかし、悪魔を殺してその死体を一滴残らず染み込ませたという製造の経緯から、触れたもの、読んだものに深刻な魂の汚染をもたらす存在でもある。
それはかつてゼスの元四天王、パパイヤ・サーバーを狂気に陥らせた魔導書ノミコンにも増して強烈な呪いだった。
ノミコンの写本、イニッチを武器として使い熟すミラクルをして、手に余っていた。
そこでわたしからその制御法について伝授する代わりに、正気のままこうして辱めを受けることを了承させたという次第だ。
「さて、今日のメイドとしての仕事内容について教えておきましょうか。と言っても、簡単な仕事です。わたしが合図をしたら、思念波でやることを伝えますから、その通りにするだけです。この程度ならメイドナールを飲まずとも熟せるでしょう」
「当然だ。このミラクル・トーに不可能はない。例えそれが従者の務めであってもだ」
◆ ◆ ◆
「くううぅぅぅぅぅぅぅ♡アイゼル……、来てやったぞっ♡」
「くすっ、ミラクル。主に対してその呼び方は、メイドとしてどうでしょうね?」
「くっ♡ご主人様、命令のものを持って来てやったぞ……♡」
憎々しげな視線を向けられながら、恭しく畏まられるというのは倒錯的で、面白い感覚だった。
それをしているのが、あのミラクル・トーで、しかも欲情した様子すらも見て取れるのだから尚更だ。
「ふふっ、良く言えました。ではスイッチを止めてあげましょう。これはメイドを呼ぶためのものなのですから、メイドとしてちゃんと仕事が出来ていない限り止められないのは当然ですよね?」
「う、うむ……♡そ、それは当然よな……♡今の余は、ご主人様のメイドなのだから、そう振る舞わなければ♡」
ミラクルのスカートの下から、ピンク色のコードが太ももに取り付けられたホルスターまで伸びている。
それは、わたしの意思によって振動を開始するマジックアイテムで、ミラクルは呼び出されてからここに来るまでの間、前と後ろの穴をこれの振動によって責め立てられていた。
そんな状態で、そこかしこで繰り広げられている乱交は、さぞかし目に毒なことだろう。
「へへ、ミラクル、すまねぇ……♡気持ち良過ぎて、へばっちまった♡」
つい先ほどまでわたしと性交していたアルカネーゼは、とても疲弊した様子で身を横たえている。
大柄な体躯に見合った体力を持つ彼女だったが、幼児の様に何度も潮を吹かされ、軽い脱水症状を起こしていた。
「二人分の飲み物、持ってきてやったぞ。ご主人様、アルカネーゼ・ライズ」
「へへっ、サンキュー」
「ふむ、わたしには口移しで飲ませてもらいましょうか」
「なっ!?くぅぅぅぅっ、仕方あるまい。いくぞ」
ミラクルと口付けを交わす。果実水の爽やかな風味は一瞬で喉の奥へ滑り落ち、すぐさま生々しい体温と粘膜の味わいが口に広がる。
片手で乳首を弄びながら彼女の舌を味わっていると、彼女は悩ましげに眉を顰めていた。
「な、なあ、アイゼル様、まあアタイとシてくれよ。さっきまでは持ち上げて貰って下からガンガン突いて貰ってたから、今度は正面からちゅーしながらゆったりイチャイチャえっちがいい♡」
その光景を見ていたアルカネーゼは、その身を擦り寄せながら可愛らしくねだった。
背が高く、スタイルもいい男勝りな印象の強いアルカネーゼだが、一方で女性らしさへのコンプレックスも持ち合わせていた。
そんな彼女の内心を、原作知識で暴き、洗脳でほじくり返した結果、こうして素直に媚びを売るようになっていた。
「むっ、また始めるのか。ならば余は失礼させてもらうぞ」
「待ちなさいミラクル。メイドとしてこの場に控えていなさい」
「そうだぜ、ミラクル。イチャイチャえっちは、みんなでシた方が気持ちいーんだぜ?アタイがアイゼル様に女の子みたいに可愛がってもらってるところ見てくれよ♡」
ローターの振動は、情欲の炎を煽りはするものの絶頂に至らしめることはしてくれない。
そんな状態で性行為を見せつけられ、セクハラをされれば、きっと彼女は湧き上がる欲情に苛まれることだろう。
そんな嗜虐の好機を逃すはずが無かった。
「みたい、じゃなくてあなたは女の子でしょう?」
「えへへ、そうだった。アタイ、アイゼル様の前だと可愛い女の子なんだよな♡」
調教済みのアルカネーゼは、自分の痴態を見られることにすら喜びを覚えるようになっている。
どれほど弄んでも、少し甘い言葉をかけてやるだけで様相を崩す彼女は、本当に
その後、わたしは、片手間にミラクルを弄びながら、アルカネーゼと口付けをしたまままぐわった。
いやらしく尻を揉みしだかれながら、アルカネーゼが普段の様子からは想像も出来ない甘い声で喘いでいるミラクルは、狙い通り欲求不満を溜めていくのだった。
◆ ◆ ◆
「んっ♡んんっ♡スプーンが冷たくて……♡くすぐったいですわ♡」
「ご主人様、どうぞ、あーん」
次にミラクルが呼び出されたのは、厨房だった。
そこで
そのまま彼女は
「くすっ、如何です?わたくし特性の生クリームスポンジケーキ、ちょっぴり媚薬も混ぜておりますの」
全身に生クリームを纏わせたチルディがそう言った。
なるほど起伏の乏しい彼女の身体は、皿にするのにちょうどいい。
全身を生クリームで飾り立てた彼女は、クリームに含まれる媚薬の作用でその体を上気させており、二重の意味で美味しそうだった。
それを可愛いメイドに食べさせてもらうのだから、その喜びはより一層大きいものになっている。
「ふふっ、なるほど媚薬の影響で滾っているようです。この欲望も、満たしてもらえるのですよね、パティシエ?」
「ええ、もちろんですわ♡そもそもこのケーキは、セックスしながら食べるというのがテーマになっておりますの♡」
「それは楽しみだ」
屹立した肉棒を陰唇に擦り付けると、その部分のクリームが溶けて潤滑剤になっていく。
媚薬の作用も相まって溢れ出た愛液で、チルディのそこはクリームが流れ落ちて顕になっている。
フリルのようなクリームで全身を飾り立てられているため、股間の部分だけが顕になっていると、そういう趣向の衣装にも見えてくる。
「どうぞ召し上がれ♡ああんっ♡もう、がっつき過ぎですわよ♡でも、こんなふうにわたくしの身体に溺れてしまうなんて、悪い気はしませんわね……♡ふふっ、これはご褒美の頭撫で撫でも期待できそうですわっ♡」
人形のような、という表現が似合う愛らしくも整った容姿のチルディの、両脚を掴んで開かせてその間に肉棒をねじ込んでいく。
奥まで突き入れてかき混ぜるたびに、クリームと愛液が混ざった液体が、いやらしい水音を立てて楽しませてくれる。
「あっ♡あっ♡あっ♡んんっ♡わたくしの♡身体っ♡アイゼル様だからっ♡使わせて差し上げているのですっ♡感謝してくださいましっ♡」
「ええ、あなたのような女性を、こうして抱けるのはこの上ない喜びです」
「ふふっ、口ではどうとでも言えますわっ♡ちゃんと、行動で示してくださいね♡」
こんな快楽を、安すぎる報酬で得られる洗脳の力に、全能感を強く覚えて腰の振りが激しくなる。
そしてそのまま、湧き上がる欲望を彼女の胎の中で吐き出した。
「おっ♡おおっ♡お腹、たぷたぷですわ……♡」
「ふう、そうだ、ミラクル。あなたにこれの後始末を頼みます」
「……かしこまりました。チルディ・シャープ、すごい有様だな……、まずは湯を浴びさせて……」
「ああ、それはこちらでやっておくので問題ありません。あなたにやって欲しいのは、彼女のそこから溢れてしまっているのを口で綺麗にすることです」
「なっ!流石にそれは……、ええい、分かった!このミラクル・トー、一度した約定を違えるような真似はせぬ!」
股を閉じる余力もないほどに脱力したチルディのそこからは、精液と愛液と生クリームが混ざりあったものがこんこんと溢れ出ている。
一般的に変態的で、躊躇われるそれを拒否する選択肢は彼女にはない。
それほどまでに、彼女にとって魔導書であるアル・アジフが自らの手に余るというのは受け入れ難い事態であった。
「ぺろ♡ちゅっ♡じゅるるっ♡ええい、ひどい味だ……♡なまじ、生クリームの質が良いだけあって冒涜的な味がするぞ……♡媚薬のせいで、身体が熱ってくる……♡」
契約のためというのを除いても、これまで積み重ねてきた淫蕩の時間は、洗脳の魔力抜きで彼女の常識をねじ曲げ、正気のまま倒錯的な淫蕩に酔いしれさせていた。
「あっ♡んん……♡アイゼルさまぁ♡ごほうび……♡」
「ええ、チルディ。とても楽しかったですよ。いい子、いい子」
「えへへへ……♡こうえいですわぁ♡」
頭を撫でられたチルディが条件反射のように潮を吹く。
それを顔で受け止める羽目になったミラクルは、屈辱に顔を歪めながらも、確かに被虐の喜びを滲ませていた。
◆ ◆ ◆
「持って来てやったぞご主人様……♡まったく主を焦らすとは本当にしょうがないやつだなお前は……♡」
ローションのボトルと拘束具、そして明らかにアナルを責め立てる用途の玩具。
それらを持って来させられたミラクルは、明らかに期待している表情をしていた。
彼女をそこまで堕とせていることに強い悦びを覚えつつも、更に弄んでやろうと暗い嗜虐の念が湧き上がってくる。
「ああ、すまないな。アイゼル様には、わたしの穴を使ってもらうんだ」
「徳川千か……」
「ふふ、アイゼル様はわたしに、ランスの子を孕ませてくれるそうでね。妊娠したらしばらくの間、激しい奉仕は出来なくなるだろう?そうなる前に、たっぷりと犯してくださるそうなんだ♡」
「ほう、ランスと貴様の子か。よし、全能たる余が予言してやろう。貴様は、良い母親になるよ」
それは、魔女らしからぬ心優しさを持った彼女らしい予言だった。
原作知識を持つわたしをして、戦闘狂の気を持つ千姫が良い母親になるのは意外だったが、彼女の慧眼をもってすれば、そのようなことは簡単に見通せるのかもしれない。
そんなふうに改めて彼女への評価を上方修正したところで、彼女への最後の焦らしあげの続きをしよう。
「さて、ミラクル。主人にこれらの使い方を教えてくれませんか?」
「くっ、わたしに仕込んだのは貴様だろうに……。まあいい、ここまで来たら貴様の余興に乗ってやろうではないか」
そう言って彼女は、持ってきた道具の一つをわたしの手に握らせた。
「人が周囲を把握するのに、一番に頼るのは目だ。だから、それを絶ってやることでより一層、肉体の悦びを感じ取ることが出来る。そして、手も人の感覚器官として大きな部分を占めている。この二つを奪われると、人はろくに身動きも取れなくなってしまう。つまりは、抵抗の余地が一切無くなってしまうということだな」
「ふふっ、確かに。視界が闇に閉じて、手を繋がれてしまうと歩くことも難儀しそうだ……♡もっとも逃げるつもりなど、毛頭ないがな♡くすっ、アイゼル様、興奮されている気配が伝わってくるぞ♡むき出しの肌に、熱い視線が刺さるようだ♡」
目隠しと手錠で自由を奪われた千姫は、淫靡な笑みを浮かべながらその豊満な身体を羞恥に悶えさせた。
その肌は熱っぽく上気し、むしゃぶりつきたくなるような色香を放っている。
「肛門を使って快感を得るためには、いかにして身体への負担を減らすかが肝要だ。ゆえに、回復魔法を併用し、魔法薬も用いて少しずつほぐしていくわけだな。もっとも、その辺りについてはすでに魔道具のスライムによって済んでいる。つまり、すでに徳川千の肛門と直腸は、スライムによって汚物を吸収され、ほぐされ、ついでに媚薬効果によって感度が上昇し、すでに準備が出来ている状態だ……♡」
自身の知識を他者に開帳することを好む、説明好きなミラクルだったが、今つらつらと語られる言葉には彼女自身の淫らな欲望が滲んでいる。
今夜の宴の参加者の全員に、件のスライムによる準備を施してある。
当然、ミラクルもその例に漏れず、千姫の状態についての説明は、そっくりそのまま彼女の状態についての説明でもあった。
「この上で更に、このローションを注入されれば、粘膜へのダメージは一切無くなり、純粋な快感だけを味わえるという訳だ♡ふふっ♡この凄まじいとろみと粘りを誇るこれを、注入され、粘膜にべったりとへばりついてしまう感覚だけでともすると気持ち良くなってしまうだろうな♡しかし、覚悟しておくことだ。これはまだまだこれから味わう快感の序の口でしか無いのだからな♡」
「あっ♡くううぅぅぅ♡わたしの、中に、ろーしょんとやらが入ってくる……♡はぁ♡はぁ♡ふふ、腹が重い……♡まったくどれだけ入れてくれたのやら♡」
そういってミラクルは千姫の体内に濃い粘液を注ぎ込んでいく。
最初に注ぎ口を尻の谷間に挟んだ状態で容器を押し込み、ローションを尻の谷間全体に振りかけていく。
そしてそこに人差し指と中指を差し込み、左右に大きく広げて口を開いた肛門に注ぎ口を差し込み、溢れるほどにその中身を注いでいった。
肉感的な千姫の尻の谷間が、ぬるりとした粘液に塗れている。
その光景はとても淫靡で、わたしの期待感も高まっていく。
「くくっ♡さぁ、アイゼルよ。この玩具を使って彼女を責め立てるがいい……♡目の見えぬ徳川千のために説明してしやろう。これは小さな球体を連ねたスティックだ♡先端の方が小さく、手元の方ほど大きくなっている。これをゆっくりと挿入され、そして一気に引き抜かれれば排泄にも似た快感をもって容易に絶頂に登り詰めることだろうよ♡」
「うう……♡あ、あまり音を立てないでくれ……♡にちゃにちゃとした音がわたしのそこからしていると思うと、恥ずかしい……♡」
ミラクルに手渡されたスティックの先端を千姫の肛門にあてがう。
振りかけられたローションを纏わせるように手首を捻って先端を動かすと、それだけで千姫のそこは淫らな水音を奏でた。
千姫はそれに対して羞恥を覚え、やめるように懇願してきているが、わたしにそれを聞く理由はない。
むしろ普段から高貴な気品と余裕を漂わせている彼女の貴重な姿を堪能すべく、スティックを小刻みに動かしてわざと音を立てながら挿入していく。
「あっ♡やっ♡まったく♡女を辱めるのが、好きだなっ♡こんなのが、そんなにっ♡た、楽しいかっ♡」
「ええ、とても楽しいですよ」
そう言って、スティックをまっすぐに一気に引き抜く。ローションによって摩擦は軽減され、快感だけが彼女の肛門で弾ける。
「あっ♡ああぁぁぁぁっ♡」
溢れたローションが作った水たまりに、彼女のイキ潮が混じる。
視線を落として覗き込むと、ぽっかりと口を開いた肛門から健康的な粘膜が見えていた。
「ふふっ♡分かるか、徳川千よ、アイゼルのものが、お前のアナルに触れているぞ……♡先ほどのスティックとは違う、肉の弾力と熱さを持った太いものが、これからお前に出たり入ったりを繰り返すのだ……♡」
「ああ……♡分かるとも……♡一番の隠すべき場所を、暴かれ、責められ、あまつさえそれに快感さえ、覚えさせられる……♡女として、いいや、人間としてこれ以上の敗北は無いだろうな♡……さあ、アイゼル、早くわたしにとびきりの敗北を与えてくれっ♡」
元より千姫は、本人が持っていた負け戦にこそ興奮するという性癖を、なす術もなく一方的に犯されることでも満たされるように洗脳されている。
そんな彼女が、ミラクル自身が最も屈辱と快感を覚えるであろう手順で責められてしまえば、その興奮はとてつもないことになっている。
それを嬲る快感を味わうべく、わたしはそそり立った自身のものを彼女のアナルに挿入した。
「あっ♡あああっ♡は、挿入ってくる……♡あ、ああ……♡腹の中で、ろーしょんがかき混ぜられている……♡」
「くくっ♡そんなに気持ちいいか♡そうであろうなぁ♡執拗なまでの責めで、性行為のための穴として仕上げられたアナルを、太く、固く、熱いチンポで抉られるのは、それはそれは気持ちいいだろうな♡」
溢れるほどに満ちたローションが、ペニスにまとわりつく感触は、なかなか新鮮だった。
男根を出入りさせるごとに粘つく液体が下品な音を立てて、それがまたわたしと千姫の興奮をかき立てる。
「あっ♡あっ♡あっ♡んんっ♡あ、あ゛っ♡あ゛あ゛あ゛っ♡」
「もはや獣よな♡言葉も話せぬか♡ならば余が代弁してやるとしよう♡気持ちいい♡気持ちいい♡もっとしてくれ♡どうだ?おおよそは外しておらぬだろう?」
なりふり構わず、喘ぎ声を上げる千姫。その彼女の内心を語るミラクルの言葉は、隠しきれないほどの嫉妬と羨望が入り混じっている。
その熱った身体を、擦り付けるようにしながら熱の籠った吐息で千姫の淫らさ、浅ましさを実況する。
耳朶を震わせるその響きは、千姫が悶える様を見下ろす優越感と興奮を増幅し、彼女の体内を抉る腰の動きを加速させる。
生々しいまでの肉の快感と、背筋を震わせる精神の愉悦。
その二つに際限なく獣欲を引き出されたわたしは、それが命じるままに千姫の体内で精を解き放った。
「あ゛あ゛あ゛あああぁぁぁぁぁっ!!!」
千姫の断末魔もかくやの絶頂の喘ぎは、乱交に耽る会場全体に響き渡っていた。
◆ ◆ ◆
「さて、ミラクル。メイドの仕事、ご苦労でした」
「ミラクル、おつかれ」
「おつかれー」
メイドの仕事を終えたミラクルを、再びメイドの衣装に着替えた部屋に呼び戻したわたしは、彼女に労いの言葉をかけた。
二人のピグがそれに続く。二人には、ここでずっとわたしに奉仕をしてもらっており、小さな身体から精液の匂いを漂わせている。
「ふん、この程度、造作もない。それよりもアイゼル、貴様、約定を忘れてはおらぬだろうな」
「ええ、もちろん」
疲労と発情を抱えながらも、堂々とした態度を崩さない彼女の精神力には素直に敬服させられる。
そんな彼女には、こちらも誠意を持って応えるべきだろう。
「悪魔の力を制御する方法。それは魂を汚染させることです」
「あっ、くうううううっ」
わたしから放たれた汚染の力が、ミラクルの魂に侵入していく。
完全汚染魂とは程遠い僅かな汚染だが、確かに彼女の精神の在り方を作り変えていく。
「さて、これをお渡ししますね。どうです?すべてを破壊したくなってきましたか?」
「いいや。まったくせぬな。身の破滅を求める欲求自体はあるのだが、それが物理的な破壊には結びついていない感覚だ。それよりもむしろ……。
──アイゼル、貴様に王としての威厳も尊厳もないほどにぐちゃぐちゃにされたくてたまらないっ♡」
アル・アジフをミラクルに渡すと、溢れ出た黒いオーラが彼女の身を包み込んだ。
繭のように彼女を包んでいたオーラがほどけると、そこにはメイド服から普段通りの黒いドレスに姿を変えた彼女が立っていた。
しかし、完全にいつもと同じという訳ではない。
ミラクルは、魂汚染人間特有の絶望と破滅への欲求をその瞳に宿していた。そして、その欲望が命じるまま、ドレスの裾を持ち上げると、太ももまで濡らすほどに愛液を溢れさせた女性器を見せつけてきた。
仕組みは単純だ。あえて魂の一部を汚染することで、それを被膜として更なる汚染の伝播を阻止する。
そして汚染によって生じる破滅願望の方向を洗脳によってねじ曲げる。
誇り高い彼女にとって、他者に屈服すること以上の破滅はないのだから、そうすることは極めて容易だった。
「くすくす、今日はあなたに散々奉仕して貰いましたからね。返礼に今度はわたしが奉仕させていただきます」
「許す。余の欲望を、満足させてみるがいい」
「はい。ではピグ、手伝いをお願いします」
「うん分かった」
「ミラクル、目隠しと、手錠を付けるよ」
ピグたちが手に持っているのは、先ほど千姫に使ったような拘束具だった。ピグたちは手早くそれをミラクルの身体に取り付けていく。
身の自由を奪われてもミラクルの余裕に満ちた笑みが消えることはなかった。
この程度の拘束ならば簡単に破壊出来るとみくびっている訳ではない。
洗脳と魂の汚染によって引き出された破滅願望によって、この状況そのものに愉悦を感じているからこその笑みだった。
「ではミラクル。あなたの後ろの穴を、わたしのもので抉らせていただきます」
「ミラクル、前の方も気持ち良くしてあげる」
「おっぱいもね」
「ああ、好きにするがいい……♡余が他者に自身の生殺与奪を預るなど、滅多にあることではないぞ♡」
背後から覆い被されるように肉棒をミラクルのアナルに捩じ込む。
散々快感をお預けにされていた彼女のそこは、食いちぎらんばかりの締め付けを見せて、肛悦を貪っている。
女性器の方には、二人のピグの指先が入り込んでいた。
二人のピグはそれぞれミラクルの乳房を口に含んで舌先で乳首を転がしながら、膣内を掻き回している。
同一人物なのだから当然だが、その動きは一糸乱れることのない連携を見せている。
「あっ♡んんっ♡余のアナルに、アイゼルのものが挿入ってくる……♡おっ♡おおっ♡もっと、もっとだっ♡もっと余に、屈辱と快感を味あわせるがいいっ♡」
「かしこまりました」
メイド服を纏ったピグたちに奉仕させている姿は、上位者らしいと言えるかもしれない。
ならば裸体で彼女に言われるまま腰を振っているわたしは、彼女の情夫か。
魔王ジルの時代にもそんなこともしていたが、今のわたしを突き動かしているのは恐怖では無く、わたし自身の欲望だった。
「お゛っ♡お゛っ♡おお゛っ♡余の♡余のアナルが♡犯されているっ♡あってはならぬことなのに……♡それが堪らなく気持ちいいっ♡」
「む、ミラクルわたしたちのこと忘れてない?」
「もっともっと気持ち良くしてあげる」
「うむっ、貴様らも余のためにもっともっと励むが良いっ♡」
太い声で肛門性交の快感を叫ぶミラクルに自分たちの存在を叩きつけるべく、ピグたちの動きが激しくなる。
強く乳首を吸い上げながら、片方のピグがクリトリスを扱き上げ、もう片方のピグが膣内の急所を責め立てる。
「くっ、そろそろ射精します……。もっと締め付けくださいっ」
「い、いいだろうっ♡余の体内に、好きなだけ白濁をぶち撒けるが良いっ♡」
時間をかけて発情させた肉穴は、常時絶頂しているかのような予測不能なうなりと強い締め付けにより、肉棒をもてなしている。
その快感と、誇り高い彼女が屈服の快感に酔いしれている光景の前に、絶頂を堪えるのは難しかった。
最大の快感と共に射精を迎えるべく、腰の動きを加速させる。
「いいっ♡いいぞアイゼルっ♡さあ、余にとどめを刺すがいいっ♡あ、あっ、ああっ♡──お゛お゛お゛お゛おおおぉぉぉぉぉぉっ♡♡♡」
快感で彼女の精神を白く塗り潰す。そんな妄想を弄びながら、彼女の最奥で精を解き放った。
絶頂を迎えたミラクルをピグたちが手淫で責め立てる。
結果としてミラクルは深い絶頂に長くその身を浸すことになり、理性が消え失せた痴態を晒すことになった。
◆ ◆ ◆
「む、ううむ、頭が重い……」
「目覚めましたかミラクル」
「む、アイゼルか。確か余はアル・アジフを手に取って……」
「
「そうだったな。制御を誤れば、余という偉大な存在がそのまま同等の脅威になりかねん。王として、それあってはならんことだ。貴様の忠告、ありがたく聞き受けることにしよう」
「【わたしの命がなければ、アル・アジフは使わないように】」
「
アル・アジフを使用するための魂の汚染と、その浄化を為す性行為。
それによってもたらされる意識の空白に、新たな暗示を差し込むのは余りにも容易だった。
これでアル・アジフの強力な力を、わたしの思うがままに使用することができる。
魔人すら殺し得る強力なカードを確保したことに、わたしは笑みを浮かべるのだった。