あの日青姦された後ずっと、部屋に閉じ込められて苛烈な調教を受けた。
危うく精神が押し流されそうになったものの、必死に媚びて無様に許しを乞う姿がフローラのお気に召したらしく、それからはしょっちゅう、正気を失うギリギリまで何かと理由をつけてネチネチと責められるようになった。
逆らうと過酷な凌辱が待っていることを体に刻み込まれたため、もう表立って反抗することなどないというのに、酷い話である。
「ふっ………っあ………」
「ほうら、気持ちいいでしょ?」
「は、あっ……」
ところが、である。今日のように、何を思ったのか普段とは打って変わって優しい時もあったりする。こういう時は多少反抗的なことを言ってもお咎めなしになることが多い。
……これは、かねてからの作戦を実行に移す時かもしれない。一か八かの賭けではあるが、これが成功すればこのクソみたいな生活からはおさらばできるのだ!
なんせ結局のところ、ほとんどの時間は性奴隷顔負けの酷い扱いを受けているのだからな。
心を決めると、ピンク色に染まりつつあった頭を覚醒させ、荒い息を整える。
「あのぉ」
「ん?どうしたのシズク」
甘えた声を出してフローラに話しかける。自己嫌悪で胸がムカムカするが、今は忍耐の時なのだ。
「そとに、でたいの……」
「あ、そう?じゃあ一緒に出掛けようか!」
あの日以来、一生部屋に閉じ込められて、もう太陽を拝むことができないのではないかと危惧していたが、こんな風にフローラの機嫌がいい時は一緒に出掛けることもある。
横に俺をいたぶる張本人がいるのが気に食わないが、外の空気を吸ううちに、すり減った俺の心が回復していくのだ。
まあとにもかくにも、外出自体はさして珍しいことではない。しかし、である。ごくりと唾を飲み、心を整えて口を開く。
「えと、そうじゃなくて」
「ん?」
「一人で、でかけたい……」
「…………あ?」
急に空気が冷える。さっきまでのにこやかな表情が嘘のようだ。般若のような顔が近づき、がしりと頭を掴まれる。
「何?逃げようっていうわけ?」
「ひっ、ちがいます……」
「はー、気分悪。絶対許さないから。おい、こっち来い!」
「まって、まって」
どうやら地雷を踏んでしまったようだ。ものすごい力で、あの悪夢の部屋に引きずられていく。まずいぞこれは。取り返しがつかなくなる前に、必死に言葉を紡ぐ。
「新しいおもちゃが、ほしいんです……」
ピタリと動きが止まり、ゆっくりとフローラがこちらを振り向く。……早く続きを言え、という目だ。
「このまえのじゃ、満足できなくなったんです」
「ふ~~ん、で?」
「だから、お店に買いにいこうとおもって……。でも、選んでるとこ見られるのがはずかしいの……」
「…………」
フローラが思案気な表情をする。これはいけるぞ!あと一押しだ!
「あの、すっごいのいっぱい買ってくるから、帰ったら、いっぱいいじめてください……」
「………ふひっ」
気持ちの悪い笑い声が漏れる。どうやら急場を凌ぎきったようだ。先ほどまで頭を締め付けていた手が、今度は優しく俺の頭を撫でまわす。
「うん、そういうことなら家で待ってるね。好きなだけ買ってきていいよ~」
そう言ってフローラは俺の頭から手を離し、机の上に置いてあった財布を手渡す。
「はい、いってらっしゃい」
「……うん」
こうして俺は、束の間の自由を手にしたのである。
もちろん本当に淫具を買うわけなどない。……それにしても、こうもあっさり作戦が成功するとは思わなかった。
そもそも今まで俺は、反抗的な態度をとった後に力でねじ伏せられるのが常だった。当然、望んで犯されたわけではない。
しかし、進んで従順さを示し、犯してくださいアピールをするとどうだろう。絶対にフローラは驚く。そしてあの変態のことだ、興奮して頭が回らなくなるに違いない。
それを見越して、あのようなこっぱずかしいことを言ったのだ。一緒についてくるとか言い出されたら終わっていたが、結構あっさりと単独外出が許されて、少し拍子抜けした気分だ。
ま、案外ちょろかったな、などと思いながら通りを歩いていると、ようやく目的地が近づいてきた。薄暗い裏通りである。
先日フローラと共に外出した際、この通りの奥から、よく覚えのある気配がしたのだ。その時は怪しまれてはいけないと思い、詳しく調べることはしなかったのだが……。
周囲に怪しまれないよう、何事もないかように路地に足を踏み入れ、人気のない道をずんずん進む。
気配を辿って右へ左へと曲がると、周りの幾分か朽ちた家とは様子が少し異なった家に辿り着いた。外壁は煤けているものの、明らかに手入れがされている。
だが、誰かがいる様子がない。確かに残り香はあるのだが……。
「ねえ、そこで何してるの?」
じーっとその家を眺めていると、後ろから幼げな覚えのある声がした。振り向くと、そこにはその声に似つかわしい幼女体形のサキュバスがいた。
魔界で俺の家の隣に住んでいた貧乳のリリスである。
「リリス、会いたかったぞ!」
「……え?あんた誰?見たことないんだけど。どこかで会ったっけ?」
「俺だよ俺!お前の隣に住んでたルドルフだ!」
「は?ルドルフは男でしょうが。……もしかして新手の詐欺?」
そうだったよ!今俺は女にされてるんじゃないか!さて、どう事情を説明したものか……
「あーー、悪いがまずは話を聞いてくれないか?」
「いや、私忙しいから。じゃあね」
「ちょ」
冷たい目で、にべもなく断られてしまい、思わずその場で固まってしまう。その隙にリリスは家の中に入ってしまったようで、気づいた時にはもう扉が閉じてしまっていた。
「おい、入れてくれよ~」
応答はない。何度呼び掛けても何の返事も帰ってこない。扉を開けようにも、ご丁寧にしっかりと鍵がかけてあり、押しても引いてもびくともしない。
……熱意が足りないのか?
「入れて入れて入れて入れて入れ」
扉をガンガン叩いて存在をアピールする。届け、俺の思い!
「うるさーーーーーい!!!」
しばらくすると、俺の訴えに根負けしたのか、バーンと扉が勢いよく開かれた。顔が怒りで赤く染まっている。
「あんた、私が家に入れなかったらずっとそうしているつもり!?」
「うん」
「ぐっ、うーーー」
「なあ、入っていいか」
「あー、もう!勝手にしなさいよ!」
「おお、すまんな」
どうやら受け入れてくれたようだ。お言葉に甘え、家に入ることにした。
魔界で何だかんだ交流はあったので、俺がルドルフであることは少し話せば分かってもらえた。
その後、召喚されてからのあれやこれやを説明したのだが……
「で、ルドr……じゃない、シズクちゃんは、毎日ご主人様に気持ち良くしてもらってるんだね~」
「シズクちゃん言うな!あと何だその言い方は!」
「きゃ~、怒ってもか~わいい」
「うがあぁぁぁ!!!」
ニヤニヤと見下すような目で煽ってくる。日頃の鬱憤を語れる相手がいなかったので、ついついあれもこれもと話してしまったが、伝えなくていいことまで伝えてしまった。
魔界ではリリスのことを散々馬鹿にしてきたので、そのお返しとばかりにさっきからこれでもかというほど煽られている。
「ん~……にしても、よくそのフローラさんって人が私に会うことを許してくれたね。話聞く限りでは、独占欲強めだし、ずっと監禁されてもおかしくないと思うけど」
「あ、それは……」
「……もしかして、無断で出てきた?」
「いや、その、無断ってわけじゃないけど。ただ、お前に会うとは言っていないが……」
俺の言葉を聞いたリリスの顔がニタア、と歪む。
「あ~、いっけないんだ~。これはフローラさんに報告しないとな~」
「は?おいやめろ!」
「た~っぷりお仕置きされなさい!」
「ちょ、ばかばかばか」
扉に向かうリリスにしがみつき、必死にその歩みを止める。
「よく考えろよ!元々フローラはお前を召喚しようとしてたんだぞ!向こうに行ったらお前がヤられるぞ!」
ピタリ、とリリスの動きが止まった。そのまま畳みかけるように言葉を紡ぐ。
「そうだ、そうだよ!お前を差し出せば俺は解放されるんじゃないか!……よし、俄然やる気が湧いてきたぞ。さあ行こうか!」
リリスにしがみつく手を離し、今度は逆に俺がリリスの手を引く。しかし、その体はビクともしない。
そのままぐいぐいと手を引っ張っていると、リリスが俺の肩をちょんちょんとつついてきた。
「……いったん落ち着きましょ。これ以上はお互いのためにならないから」
先ほどとは打って変わって、しおらしい態度である。
自分の立場が悪くなるとすぐ態度を変える様は、前から気に食わないと思っていたが……。今はそれに乗ってやろう。いつまでもこうやってじゃれあっている訳にはいかないのだ。
いい加減本題に入らなければならない。
部屋の奥にある机に向かい合って座る。
「さて、俺は別にお前と雑談するためにここに来たわけじゃない」
「……じゃあ何しに来たの」
「俺を魔界に返してくれ」
そう聞くや否や、リリスの顔が意地悪そうに歪んだ。
「ははーん、な~るほど」
「おい、何考えてやがる」
「いや、別に私は構わないんだけどね。でも、頼む態度ってものがあるんじゃないかな~。土下座くらいはしてもらわないと」
以前までの俺なら、こんな妄言など一笑に付していたことだろう。だが悲しいかな、今はそれくらい容易くできるようになってしまった。
席を立ってリリスの隣に行き、跪いて頭を下げる。
「リリス様、お願いします。どうか魔界に返していただけないでしょうか」
「……え?ちょっとあんた、どうしたのよ!なんかキモいんだけど……」
「お願いします」
足で頭を地面に擦り付けられながら、『おちんちん舐めさせてください』って言うのを強要させられることに比べれば、全くどうということはない。
あの時は誠意が足りないとか何だか言われて何回もやり直しさせられて、情けなさで泣いてしまった……っていかんいかん、今はそんなことどうでもいいんだよ。
とにかく魔界に帰れさえすれば、あのような屈辱を味わうことも二度とないのだ。もっと気持ちを伝えなければならない。
「生意気な口を利いてしまい、申し訳ありませんでした」
「あ、うん……」
「何でもお申し付けください。掃除でも洗濯でもなんでもやります」
「あ、えー」
ちょい、と下げていた頭を上げると、リリスは何だか難しい顔をしていた。……満足してもらえないのか。媚びるような目でリリスを見る。
「あの、足お舐めしましょうか?」
パシッ、と背中をはたかれる。
「いたっ」
「ほら立って!あとその気色悪い口調をやめなさい!」
そう言われ、のろのろと立ち上がる。
「もう分かった、分かったから。魔界に返してあげるから」
「あ、ありがとうございます!」
「だからその卑屈な態度をやめなさい、調子狂うから!」
「すいませ……、じゃない、すまん」
「はぁ…………。少し準備するから、そこに座って待ってて」
お言葉に甘えて、机に座って待つ。
…………暇だ。
「なあ、そう言えばどうしてお前はここにいるんだ?」
「え~?ああ、あんたがいなくなった後すぐ、別の奴に召喚されてねー。それに応じてあげたらさ、新しい召喚術を試したかっただけだ、ロリには興味がないとか言われて放り出されちゃったんだよねー。だからしょうがなくその辺ぶらついてたんだけど、そろそろ飽きてきたから帰ろっかなー、って思ってたとこ」
「ふーん」
なるほど、あと数日遅れていればリリスはここを去ってしまい、俺は帰れなくなるところだったのか。タイミング的にはギリギリだったな。
「あー、せいせいするぜ。あのサイコパスからやっと離れられるんだからな」
…………。
「ふはは、ようやくアイツに一泡吹かせてやれる!魔界に帰ったら、何としてでも仕返ししてやるからな……。手始めにあの汚ねぇものをちょん切ってやるぜ、へへへ」
バキバキッ!
「ん?何の音だ?」
「あー、野良犬じゃない?結構この辺多いからね」
「なるほど……」
野良犬ねえ…………。なんか嫌な予感がするが、まあ気のせいだろう。
「これをこうして、と」
「お、できたか?」
「いや、目途が立ったってだけ」
「おまえ、ホントにこういう魔術苦手だよなー。時間かかりすぎじゃないか?」
「うるさいな!文句言うならやらないからね!」
「へいへい……。時間かかりそうなら、少し寝させてもらうぞ」
「ほら、起きて。準備できたから」
「ん、ああ……」
リリスが俺に背を向けて立っている。その背中からちらりと覗くと、床には大きな魔法陣が描かれていた。
「あとは魔力を流せば転移できるよ」
「おお……」
魔法陣が観察しやすいように、リリスの対面へ移動する。流れた魔力で魔法陣がキラキラ光っている。
そのうち光がだんだんと強くなってきた。もうじき術式が完成するのだろう。何だか気分も高まってきた。ついにあの地獄から逃れられるのか……!
「ははは、フローラ!見てるか!これからはせいぜい一人寂しくブツを慰めるんだな!あ、去勢されちゃうからもう無理か。まあ、クソロリコンにはお似合いの末路だろうよ!へへっ」
「うるさいなぁ、今集中して…………え?」
魔法陣から目を離し、俺のほうを見たリリスの顔色が変わる。
「ん?どうしたんだ?」
「あの、後ろ……」
「はあ?何だ…………?!!」
そこに、アイツがいた。
「あ、あ、あ…………」
「……」
めっちゃ俺のことを見てくる。そして分かってしまった。とんでもなく怒っていらっしゃる。今までのあれやこれやが可愛く思えてしまうほどの怒りっぷりだ。
まずい、まずいぞ…………あ、そうか!
「フローラ、聞いてくれ!」
「何かなシズク?」
「こいつはリリスっていうんだ。ほら、おまえがもともと召喚しようとしてた奴だよ」
「は、ちょっとあんた!?」
「俺みたいな紛い物よりも、本物のロリの方がいいだろ?今度から俺の代わりはこいつがやってくれるからさ!」
「ちょ、噓でしょ!」
すまんなリリス。お前はいい奴だったよ。抵抗するリリスを羽交い絞めにし、フローラに差し出す。
「へええ、そんなに私のことが嫌なんだ……」
再び部屋の空気がより一層重くなる。……どうやらリリスを生贄にする作戦は失敗したようだ。
と言うより、寧ろ状況はさらに悪化したようである。フローラの後ろから瘴気のようなものが立ち昇り始めてしまった。
「あの、ごめんなさい。お二人の邪魔をしてしまったみたいで。速やかに消えますので、はい」
あっけにとられる俺を尻目に、いつの間にかリリスは拘束を振りほどいていたようで、自分だけ魔界へ帰ろうと術式を発動していた。
「おい、待てリリス!俺も連れてけよ……うわっ!」
「私をどれだけ怒らせれば気が済むのかな~」
リリスに縋ろうとする俺を、フローラがぐいっと引き寄せる。
「離せ、離せよ!」
「ふふっ」
じたばたもがくが、全然拘束を振りほどくことができない。
しばらくそうこうしているうちに、リリスの影が薄くなり始めた。
「助けて、助けてくれ!」
「…………ごめん、無理」
リリスはそれっきり何も言わず、困ったような笑みを浮かべたまま姿を消した。
「リリス~!!!」
……行ってしまった。魔法陣の光は消え、最早向こうとのパスは繋がっていない。
「さて、と」
「あばばばば」
拙い。非常に拙い。逃げ出そうにも、全く身動きが取れないままだ。必死に抵抗する俺のことなど構わず、フローラが話し始める。
「私ね、シズクがあんまり帰ってこないから、心配になって店に様子を見に行ったの。そしたらさ、店には来てないって店員さんが言っててね」
「はひ……」
「ずーっと探し回って、やっとこの家に着いたの。そしたらさ、シズクが信じられないこと言ってるのが聞こえたの。思わず傍にあったボロ家に穴開けちゃった♪」
あのときのバキバキッ、とかいう破壊音はその時の音か!恐怖で体がガタガタと震えだす。
「すぐに乗り込んでやろうかと思ったけど、まだ時間ありそうだったから、一旦お店に戻って、たくさん物を買ってきたの」
「はっ……はっ……」
息が詰まる。
「それで戻ってきたらこの様。これは、どういう態度が相応しいか一から体に刻み付けないといけないよね」
「ひ…………」
「まあ、どうせ泣いても叫んでも許すつもりはないけど。今から私が言うことを聞けば、ちょっとはマシになるかもね…………返事は?」
「あっ、あっ」
「……そう。じゃあとりあえずコレで躾けようかな」
そう言ってフローラは俺の体から手を離し、そばに置いていた大きな木箱の中に手を入れた。そこから取り出したのは、所狭しと金属のトゲがついた鞭である。
それを手に取ったフローラが恍惚とした表情で俺の方を向く。
…………え?嘘だろ?まさか、あれを俺に使うつもりなのか?
「許してください……」
恥も外聞もなく土下座し、必死に許しを乞う。
「言うこと聞きますから……もう逆らいませんから……だから、それだけはどうか許してください……」
「う~~ん、どうしよっかな~」
「おねがいします……どうか……」
「…………服、脱いで」
「……はぃ」
嫌で嫌でたまらないが、宣言した手前、命令には従わざるを得ない。
簡素なつくりの服であったので、脱ぐのにそう時間はかからなかった。無防備な裸体がさらけ出される。
「こっちに尻を向けて、四つん這いになりなさい」
「……ぅ、ぐすっ、はぃ…………」
涙がボロボロこぼれる。あんなものでぶたれたらただでは済まないだろう。歯がガチガチと鳴る。
「これ」
「…………ぇ」
涙で歪む視界に、8個の丸い球が数珠つなぎになったものが揺れる。
「お尻に入れるから、手で穴を広げなさい」
「え……」
「それとも、これで叩かれたい?」
ひゅん、と例の鞭が音を立てる。
「ぃや……」
「じゃあ、分かるよね?」
事ここに至っては、最早選択肢など存在しない。肩と首を床につけてお尻を上げ、両手で穴を目一杯広げる。
「くっ……どうぞ…………」
「よろしい……。よっ、と」
「う、ぐっ……」
日々の凌辱の中で、お尻の穴も念入りに開発されていた。しかし、今回の玩具はフローラのイチモツよりも遥かに太く、そして長い。
「くっ……う“っ……」
徐々に圧迫感が増していく。メリメリと直腸が拡張される音が聞こえてきそうだ。
「よし、これで半分ね」
「え、うそ……」
正直もう限界が近い。こんなに苦しいのに半分って嘘だろう?
「ゃだ…………」
「は?なんか言った?」
「あ、あ………」
視界の端に金属がきらきらきらめく。下手なことを言えばすぐに地獄行きだ。何か、何か気を引くことを言わなくては…………!
「ぁの、奥まで、一気に、ぶち抜いてください…………」
「……へぇ、殊勝な心掛けね」
誤魔化せた。誤魔化せたのだが。悲しいかな、これもまた地獄である。もうどっちがマシなのか分からない。…………もう、やだよぉ。
「それじゃ、一気に行くとしますかね……、それっ」
「ぐ……あ“あ”あ“ぁ”ぁ“ぁ”!!!」
「そらそらそら」
「う“っっっ」
「ほら、もっと気張れ!」
「げ“え“ぇ”ぇ“ぇ”ぇ“」
一切の容赦もなく、ぐりぐりと穴の奥をえぐられる。苦しい。お尻が裂けてしまいそうだ。
「そーれ、全部入ったよ~」
「ふ……う“っ…………」
「よっ……と」
「う“ぅ”っ……」
やっと終わったと思ったら、今度は足で体を押され、仰向けにひっくり返ってしまう。
見上げると、フローラがその陰茎を曝け出していた。
「さて、お待ちかねのおちんちんだよ~」
「…………ぅ」
「……おい、もっと喜べよ!」
「うぇ………う“、う”れ“し”い“で”す“ぅ”」
「うん、そっかあ~。泣くほどうれしいかあ~」
「は“い”ぃ“」
がしりと腰を掴まれ、股に肉棒が宛がわれる。怖い。只でさえ後ろの穴が拡張されて膣口が狭くなっているのに、これでさらにフローラのモノを受け入れるなんて、できるわけがない。本当に壊れてしまう。
「うーーん、入らないなあ……」
「……ふうっ…………はあっ」
歯が合わない。叩かれてボロ雑巾になるくらいなら、と思って抵抗することなく命令を受け入れたが、果たしてこれで本当に良かったのか?頭がぐるぐるして訳が分からなくなる。
「クソ、ホントに入らん…………。おい!やる気あんのか!」
「ぐえっ……かはっ…………」
「っち、ご主人様のモノを拒絶するなんて、この無能が!」
「ご“め”ん“な”さ“い”!ご“め”ん“な”さ“い”!」
「おら!おら!おら!」
ボコォ!
「おっ……?入った入った」
「…………ぇ…………ぁ」
衝撃が伝わると同時に、視界が真っ白になり、意識が急速に遠のいた。陸に打ち上げられた魚のように口をパクパクさせ、必死に空気を求める。
しかしそれも束の間、肉棒がどんどんナカに侵入し、余りの痛みに強制的に覚醒させられる。あんまりにも痛いので、思わず声を上げてしまう。
「い“た”ぃ“「気持ちいいよね?」……う”え“っ?」
「気持ちいいよね?」
フローラが醜悪な笑みを浮かべて俺に話しかける。その間にも肉棒が奥へ奥へと侵入し、痛みはさらに激しさを増す。
「ねえ、気持ちいいよね?」
そんな訳、ないだろぉ…………。
「…………きもち、いいです…………うっ、ぐすっ……」
もう枯れたと思った涙が、また溢れてくる。
「うん、そっかそっか!泣くほど気持ちいいんだね!」
「はぃ…………、ぐすっ」
「わたしのおちんちんも気持ちいいって言ってるよ~。今、子宮に精液出してあげるからね!」
「…………はぃ」
「うんうん……あ、出るわ」
びゅるるっ!びゅるるるっっっ!
「いや~、やっぱロリまん最高だわ~。…………あれ?精液いただいたお礼はどうしたの?」
「…………ぃ」
「おい」
「ひっ…………あ、あああ!ご“め”ん“な”さ“い”!!!わたしのおまんこに、せーえきおめぐみくださって、あ“り”か“と”う”こ“さ“い“ま“す“!!!」
「うんうん!いーっぱい注いであげるからね!」
どうか、もう、ゆるしてください…………。
もう少し平和になる予定だったんですが……おかしいな……