※この作品はR-18です。

鳥取 明日香は誇り高きセックスクソ強サキュバスである   作:デイジー亭

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鳥取 明日香はセックスクソ強サキュバスである

 ――初めて味わった、甘やかな感情。それはもしかしたら……私を壊してしまう、毒……なのかもしれない。

 

 

「おい! 鳥取!」

 

「……何かしら」

 

 放課後の教室。夕焼けに赤く染まる長い黒髪が、ゆっくりと振り返る。その表情は固くも柔らかくもない……完全なる平静。ぼんやりとこちらをつまらなそうに見つめる瞳が、俺の脳を沸騰させる。マジふざけやがって。こいつには、俺の本気をわからせてやらねばならない……!

 

「俺と……」

 

「……告白かしら? 飽き飽きだわそんなの」

 

「セックスしろ!」

 

「ちょっと待って? 今、頭を整理するから」

 

「うん」

 

「意外に素直……」

 

 ざわざわとざわめく教室の中。机の上に置いたやたらとデカい乳。それをわざわざ持ち上げるように腕を組み、うんうんと唸り始める。誘ってやがるぜこの女。絶対揉みまくって、俺専用にしてやるからな。そのデカパイをよォ……! 思いながら待つことしばらく。

 

「……田中くん。まず、まずなんだけども」

 

「おう」

 

「何でセックス?」

 

「お前がいい女だから」

 

 立ち上がって、こちらに正対して立つ彼女に本音で告げる。ぶっちゃけ好みなのである。長いさらさらとした黒髪、怜悧な美貌。組んだ腕の上でワイシャツの上の赤いリボンを押し上げるおっぱいは、やたらと柔らかそうにふるふると揺れる。俺はおっぱいが大好きである。大きければ、大きいほどすき。

 

「……まぁ確かに、私は完璧なる美少女だけども」

 

「自分で言っちゃうのかよ」

 

「厳然たる事実よ」

 

 腕を組んだままふんぞり返り、反らした腰は折れそうなほどに細い。だというのにその下。スカートは、他の同級生の女どもとは……後ろの持ち上がり具合が違う。安産型という言葉を体現し尽くした、ぽんぽんガキを埋めそうなデカいケツ。そこから伸びる脚はむちむちと、ニーソックスに段差を作っている。

 ……鳥取(とっとり) 明日香(あすか)。このクラスに咲く、高嶺すぎてチョモランマとも言われる女は……清楚と称される美貌とは裏腹に。実るべきところは徹底的に実り。絞るべきところは病的にまで絞り尽くした、理想的に過ぎて逆に非現実的な肉体を傲然と反らして。自らの雌としての魅力を、そこかしこに振りまきまくっていた。

 

「というわけで、この後どうだ?」

 

「どうもこうも、いきなり過ぎるわよ。そういうのはもうちょっと、手順を踏むべきじゃないかしら」

 

「手順……? 女とセックスするのに、何か手順があるのか……?」

 

「田中くん、童貞でしょ」

 

 呆れたようにこちらを見下ろして告げる、馬鹿女。何もわかっちゃいない。俺はやれやれと首を振ると、こちらも腕を組み。彼女を見上げて、真実を告げてやる。俺よりも背が高いだけで生意気なのに、人様を童貞呼ばわりするとは。親に一体どのような教育を受けていたというのか。

 

「9歳の頃には卒業したわ、馬鹿が!」

 

「……一応聞いておくけど、相手は同年代?」

 

「いや? 近所のおねーさん。すげぇ息が荒くって何言ってるかわからんかったけど。超気持ち良かった」

 

「性犯罪の被害者が、ここに……! 頭が悪いことだけが救いだわ! 田中くん、ちょっとお話を聞かせてもらえるかしら」

 

 愕然とした表情で告げる彼女に腕を引かれ、俺は教室を後にした。こやつは脚もクソ長いので、ずんずんと大股を開いて歩む彼女に合わせて歩くのは……わりと疲れた。あとこいつ、腕は細いわりにやたらと力が強い。四つの靴音が響く廊下に、猫の声がにゃんと響いた。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「その……それで田中くん。その性犯罪者とは、今は?」

 

「ん? 今はご近所さんじゃねーな」

 

「良かった……!」

 

 ぱたぱたと、保健室のベッドに座り脚を揺らす……哀れなるショタコン被害者。彼の性行為に対する認識。それを盛大に歪めたであろう主犯は、どうやら現在は彼の近くには居ないらしい。それに胸を撫でおろしながらも、そっと同級生の様子をうかがう。

 ……田中 レオン。ハーフみたいな名前をしているが……その輝く金髪の根本は黒く。明らかに染めた形跡がある、裏返したプリンのような配色。だらしなく開いた胸元に輝くシルバーのアクセサリーと、五指のほとんどに嵌まる指輪。一般的に、不良とかヤンキーと呼ばれる風体である。

 

「かわいそうに……きっと、幼い頃受けた凄惨な性暴力が今の貴方を作ったんだわ……いきなりセックスとか。常人の発想じゃないもの」

 

「人生はハードロックだぜ。俺は型にハマらず、自分の好きなように生きることを誓ったんだ」

 

「そうね……抑圧された少年期を過ごしてきたんだものね。反動でこうなっても仕方がないわ」

 

「俺、もしかして馬鹿にされてる?」

 

 首を傾げる彼の表情に、いささかの翳りも無い。きっと、陰惨な経験を……その持ち前のパリピっぽい性格で明るい思い出に変えたのだろう。これで根暗だったら、とても悲しいことになっていたに違いない。きっと愛情豊かな親御さんの元で、その傷を優しく癒されたのだろう。

 

「馬鹿になんかしてないわ。むしろ、尊敬してる……よくぞここまで明るく育ったわね。親御さんに感謝ね」

 

「物心ついた頃には、両方居なかったけど。まぁ大学まで行けるぐらいの金はあるから、そこらへんは感謝だよな」

 

「ンンンンンンンンンっ!!! ごめんなさいッ!!!」

 

 クラスメートの生い立ちは、想像以上に重すぎた。これ以上掘り下げると、ガン泣きする恐れがある……私が。動物ドキュメンタリーとか見ると、不覚にも泣いちゃいそうになるのだ。生まれ持った明晰な頭脳と、完璧なボディバランス。おまけに優しい親も健在な私には、頭を下げることしかできない。

 

「いんや? 別に気にしてねぇし……それよりセックスしようぜ」

 

「罪の意識に思わず、頷いちゃいそうになるけど……駄目よ」

 

「なんだよ、怖いのか? ……ははーん。さてはお前こそ、処女だな?」

 

「……そうよ、悪い? でも貴方だって、ほぼ童貞みたいなものでしょ。クラスの子と付き合っている様子もないし」

 

 いつも授業中は寝ていて、休み時間はぎゃははと同じクラスの男子と笑い合い。放課後になると掃除をサボって街に繰り出すという、彼。田中くんがクラスの女子と付き合っているという噂は、とんと聞かない。それに学校でそんな香りは、嗅いだ覚えがない。私(・)た(・)ち(・)は、そういう匂いには敏感なのだ。

 

「あんなガキ臭いやつらと、付き合ってられるかよ。俺はデカい女が大好きなんだ」

 

「やはり、傷跡は残っているのね……! でも私だって、同い年だけれど?」

 

「ケツとタッパと乳がデカすぎて、同級生に見えねえ。年誤魔化してない?」

 

「人が気にしていることを……!」

 

 彼が見上げる私の身体は、この身に流れる血のお陰で。確かに黄金律を保っているが……同年代よりも……女性の平均値よりも、大分背が高い。女子バレー部のエースは、伊達では無いのだ……身長178cmの長身は、ヒールを履いてしまうと釣り合う男なんてめったに居ない。私が告白されても答えないのは、そこらへんの事情も(・)ある。

 

「と、いうわけでセックスだ。俺のテクニックを魅せてやるよ……それとも、怖いのか?」

 

「は? 私がセックスを怖がる……? 冗談じゃないわ。その侮辱は許せない」

 

「なら、勝負しようぜ? 先に参ったと言った方が負け。そのお高く止まった美人さんな顔を、えっちに歪ませてやるぜ」

 

「上等よ……! 後悔なんて、する暇もなく情けなく喘がせてあげるわ!」

 

 彼が口にした言葉。セックスを怖がるという、普通の処女ならば当然のこと。……だが、この鳥取 明日香。私はとある事情により、その言葉を看過することは出来ない。私の激情に反応して、スカートをもぞもぞと持ち上げて……臀部から伸びるそれを、愚かなニンゲンに突きつける。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「この由緒正しき『サキュバス』たる、鳥取 明日香がセックスで負けるとでも!? その不明を、種族の誇りたるこの角に誓い……! 処女卒業セックスで糺(ただ)してやるわっ!!」

 

「チョッロ……」

 

 紅潮した美貌の上で、一際目立つ黒い角。ハート型のしっぽを俺に突きつける……彼女の煽り耐性の低さ。狙い通りである。八百万の神が宿る、この神国・二ホン。あらゆる全てを受け入れるこの国は、その内に抱える種だって豊富である。……ニンゲンと似て非なる形をした、近くて遠い隣人たち。サキュバス(淫魔)もその一種である。

 

「委員長とか、女子バレー部とか……! めんどくさいことを率先して引き受けて、ちゃんと優等生やってたのに! 言っておくけど、合法よ……?」

 

「ああ、知ってるよ……サキュバスを、挑発した方に完全に非がある。吸い尽くされたって文句は言えねぇ……!」

 

 サキュバスの生態。それは、この二ホン以外ではとても受け入れられない物である……彼女たちは、雄の精気を吸うのだ。この世界と異なる世界から渡って来た、彼女たちがニンゲンと初めて出会った時は……犠牲者は、数百人を超えたと聞く。長い時を経てこの二ホンに定着するまでは、様々な苦難の歴史があったらしい。

 その歴史を乗り越えて、この地に生きることを決めた彼女たち。学校に通うことが許されているということは、目の前の彼女は『純正』の中でもエリートである。魅了の魔眼も、眼鏡無しで抑えられているし……誘引フェロモンも、垂れ流していない。ねじれた黒い角にハマった金色のリングだけが、彼女が身に着ける制御装置である。それを撫でつつ、彼女が告げる。

 

「……わかっているのに、挑発したの? 確かに私たちは、こ(・)れ(・)があれば殺すほどには吸えないけども……入院ぐらいはさせられるのよ? 気は確かかしら」

 

「言っただろ、俺は型にハマった生き方はしねぇ……! 入院上等! セックスには自信もあるしなァ!」

 

「9歳の時の、ショタコン被害経験だけじゃないってことね……? いいでしょう。先手は譲ってあげるわ」

 

 リボンに手を掛け、しゅるりと抜き取り。ワイシャツのボタンをゆっくりとした手つきで外すと、ぶるんっ! と溢れ出る乳。黒いブラに窮屈そうに詰め込まれた乳肉。その北半球の白い輝きが、俺の目を捉えて離さない。ぱさりと上着を地に堕とし、俺の座るシーツの横にゆっくりとデカいケツを降ろして……こちらを縦に割れた瞳孔で見下ろす。

 

「……揉みなさい。前戯は大事だわ……下手糞なら、この話は無しよ」

 

 サキュバスは、性的行為に対し並々ならぬこだわりを持つ。例え処女であろうとも……というか、彼女たちにとって処女というニンゲンの価値観。その扱いとは、如何なる物なのだろう。彼女以外のサキュバスとは、とんと絡んだことが無い。この年齢で自分を制御できるサキュバスは、貴重なのだ……

 わりと知的好奇心を刺激されながらも、俺は目の前の巨峰に挑むことにした。巨砲の如く、どーんと突き出すロケットおっぱい。恐らくサイズが合っていないであろうブラに包まれたそれは、恐ろしいほど魅力的で。その下着から零れそうなそれを目の前に、男の子が欲望を我慢できるはずが無い。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「任せろ。乳揉みは得意なんだ……!」

 

「ほんとかしら……? んっ……」

 

 意外や意外。いきなり鷲掴みにされ、乱暴に揉まれるものと覚悟していたが……その指遣いは、故郷に伝わるおちち愛撫の作法。それに則った、素晴らしい物であった。まずはさわさわと、下乳を撫でるように。続いてたぷたぷと掬い上げ、おちちの重さをテイスティング。ちなみに貧乳サキュバスにやると殺される。負け犬どもが。

 

「んー……この重さは……Eはあると見たね」

 

「んふっ。不正解よ……F♡ でも私は優しいから、許してあげるわ……」

 

 そして紡ぐ言葉も高得点。おちちの大きさは、1カップ少な目に言うのが正解である……何故ならば、過大に言えば雌の自尊心を傷つけ。正しく当てると、今度は自己申告して雄の欲情を煽る楽しみが無くなる。サキュバスというのは、とにかく……セックスについては、こだわりのある生き物なのだ。ご褒美に、少しだけ声を蕩かせて告げてやる。

 

「マジかよ。当たったと思ったんだがなぁ……でもデカい方が嬉しいし、いいや別に」

 

「ふふっ。正直者ね……? 嫌いじゃないわ。んっ……上手、ね」

 

 ……サキュバスの作法に詳しいわけではなく、素だったらしい。つまり……とても好ましいということだ。本能的に私を悦ばせる選択肢を選んだ。とても、相性がいい。私のおちちの根本のあたりを、ブラ越しにさする指。それがその予感を補強する。スペンス乳腺とは……通なところを突く。

 

「当然だろ? これで乳揉みが下手だったらピエロじゃん……ブラが、邪魔だな」

 

「ふふっ、外していいわよ? うまく、できるかしら……?」

 

「舐めんなよ。ほら……」

 

「んっ……」

 

 おちちが、ぐいと歪まされる。みしみしと金具が鳴って、上下にずれて……敢えてみちみちに詰めていた乳肉が、彼の手によりだっぽんっ! と解放される。適正サイズのブラだと、同級生の青い性を刺激しすぎてしまうのだ……目の前の彼が、今まさに圧倒されているように。

 

「うお、でっけ……」

 

「ふふ、どうかしら? 私のおっぱい……気に入った?」

 

「控え目に言って最高だな……乳輪がデカい上にパフィーニップルかよ。サキュバスっていうのは、どこもかしこもエロく出来てやがる」

 

「ふくっ……んっ。乳首、触らないのね……?」

 

「ケーキの苺は、最後に食べる派だよ俺は」

 

 さわさわと、指の腹でぷくりと膨らんだ乳輪を撫ぜられる。この年頃の男ならば、自慢の桃色にしゃぶりつかずには居られない。そう思っていたが……どうやら勘違いだったらしい。ゆっくり、ゆっくりと周回する指がたまらない。おちちの扱いは、及第点なようだ。褒美を与えるべきだろう。

 

「触って……もらえるかしら? あまり焦らされるのは好きじゃないの」

 

「ん。じゃあ……ほい」

 

「んんっ……い、いぢわるね……どこで覚えてきたのかしら……」

 

 舌で舐められるか、指で摘ままれるか。おちちの大きいサキュバスの嗜みとして、毎夜のおちちオナニーは欠かしていなかった。淫声を上げてあげようと思ったのに、つれない指先は……期待に震える乳頭を掠めるだけ。肩透かしを食らった気分と、主導権を握ろうとする男の見栄に複雑な感情を得る。……少し、かわいい。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「乳首、カリカリされると……たまらないだろう? 得意なんだよ」

 

「んくっ……ふぅーっ、ふぅーっ……」

 

 爪先で掠るように。ぴんぴんと自己主張する、桃色を弾き続けてやる。大きな乳の先端が不服そうに揺れて。口から蒸気みたいに噴き零されるのは、切羽詰まった吐息。……やけに立派な乳首をしていると思ったら、自分で相当開発しているらしい。弾くたびに、長いまつ毛がぴくぴくと揺れる。

 

「どんな風に触られたい? ちょっとかたっぽで、見本みせてくんない?」

 

「ま、まだあなたの実力、全部見てないもの……つべこべ言わずに、触りなさい……? んっ……ひゃうんっ♡」

 

 ……やはりサキュバスはプライドが高い。主導権をこちらに握らせる行い……つまり、おねだりについてはしないつもりらしい。処女の癖に生意気だが……その増上慢、嫌いではない。意地を張るのはヤンキーの基本。相手のペースに乗ることを決め、クソかわ乳首をきゅうと握る。

 

「おいおい、良い声が出たじゃねーか……まだ前戯だぜ?」

 

「な、なまいきぃ……私がちょっと弱点のセルフ開発済みクソ雑魚乳首をぎゅう♡ されたぐらいで負けるとか……童貞臭い思い込みね。分かったら、容赦なく責めなさい」

 

「お、おう」

 

 剥き出しの弱点を握られた上に、自らそこが弱点であると改めて念押ししていくスタイル。王者の風格すら感じる、潔すぎるノーガード戦法。もしやすると、サキュバスのセックスというのは……プロレスと、その起源を同一とするのかもしれない。思いつつ、そのこりこりとした弾力を楽しむことにする。

 

「んっ……はぁっ♡ あぅっ♡ んっきゅぅぅぅ……んぁ゛っ♡」

 

「マジかよ。初めてで乳イきキメた……? こりゃあ、俺の勝利は秒読みすんぜ……んむっ!?」

 

 しばし指の腹でコリコリと軽く弄び、不意打ちでぎゅうと握る。絞り出される嬌声は、あまりにも雄の情欲を掻き立てる。彼女の反らした喉に、勝利を確信していると……突然ベッドに押し倒されて。柔らかい感触がくちびるに。リップサービスを、処女リップをサービスされて中断させられた。

 

「ご、ご褒美よ……全く、初めての前戯でおちちアクメをキメさせてもらえるなんて……サキュバスにとって、最高の誉れじゃない♡」

 

「あ、それはアリなの!? サキュバスよくわからねぇ……」

 

「本番で勝ちゃあいいのよ、本番で……フェラは次回以降ね。だって私、我慢できないもの……んぁっ♡」

 

 彼女の大きな身体が、俺に全体重を掛けてのし掛かる。せめてもの抵抗に、引っ掴んだままの乳を握るが……指が沈み込む、柔らかな乳肉とは対照的に。彼女が強硬な逆レイプ態勢を崩すことはない。じぃぃ……と、俺のズボンのチャックが、彼女の浮かせた腰の下でゆっくりと降ろされる。

 

「初めては逆レイプ。ここだけは譲ることは出来ないわ、サキュバス的に……あら、意外に逞しい……顔に似合わず、狂暴ね?」

 

「じ、自慢の息子だからな……うっ」

 

 スカートに隠された、二人の股関。差し込まれた彼女の手の動きが見えず、不意打ちで急所をほっそりとした指で握られる。竿をなぞり亀頭を撫でる感触は、相手の申告によれば初めてのはずなのに……熟達した、男を最大限に悦ばせるプロの手捌き。

 

「びくびく、しちゃってるわよ……? 責めるのは得意でも、責められるのは苦手? ……ふふ、かわいい♡」

 

「お、男の中の男たる俺になんちゅーことを……こ、このっ! 乳弱サキュバスのくせにっ!」

 

「んっ、んっ……はぁっ♡ 腰、力抜けちゃう……♡ そんなにすぐに犯されたいのかしら? 呆れた欲しがりさんね……♡」

 

 二人の胸板の間で潰れる、彼女のやわちち。その中で二ヶ所だけ固い、彼女の弱点。ぎゅうぎゅうとすると、スカートの裾がどんどんとベッドに近づいていき……そして彼女の指使いで高ぶった、亀頭に当たる感触にぎょっとする。

 

「ノーパンかよっ!? スカートが長いからって、油断し過ぎだろっ!?」

 

「……? ショーツ丸出しか、ノーパンスカートかズボン。私たちの文化に、それ以外はあり得ないわ」

 

「おのれ、痴女種族め……! 脱がせる楽しみを、なんと心得る!」

 

「私にショーツを履かせたければ、セックスで堕とすことね……まぁ、無理でしょうけど♡」

 

 俺を押し倒したままに、がに股にした長い脚。膝の動きでかくかくと、愛液を俺のちんぽにまぶしてくる……パイパンまんこの感触。スカートの中で淫猥なぬちゅぬちゅと言う音を響かせ、セックス準備を整え続ける彼女。その余裕の表情が恨めしい。主導権を、完全に握られている……!

 

「ま、待て。話せばわかる……ここはひとまず、落ち着いてだな」

 

「問答無用♡ ……んっ♡」

 

「うをわァッ!?」

 

 必死の交渉は、言葉と共に亀頭を包む感触に封じられた。処女特有の抵抗など何もなく、ぐっぽんっ♡ とハマる感触。途端に情熱的にむしゃぶりついてくる、初物のはずのサキュバスまんこ。まだ先端しか挿入(はい)ってないというのに。ざらざらとした猫の舌のような感触に、敏感な亀頭が舐めしゃぶられる。じ、Gスポットで愛撫されている……?

 

「あぁ……これが、雄を受け入れる悦び……ハマっちゃいそう。もうハメてるけど♡」 

 

「と、とんでもねぇ淫乱まんこだ……初めてとは思えねぇ。セックスで男を悦ばせるために産まれた種族っつーのも、あながち冗談じゃ……う、動くなァっ!」

 

「んー、ちょっと違うわね……私たちは、共に悦びを得るためにセックスするのよ? がんばって、私も悦ばせてみせなさいな。 んっ……あっ♡」

 

 俺の顔の横に両手を着いて、じぃぃと目を見つめてくる彼女。妖しく瞳を輝かせる淫魔が腰をくいっ♡ くいくいっ♡ と左右に振るたびに、長いスカートが揺れて。亀頭が咥え込まれたままのちんぽが、浅いストロークで彼女のまんこを往復する。俺が悦楽に息を吐くたびに、その瞳が嬉しそうに蕩ける。反応を、観察されている……?

 

「ふぅ……ん。単純な左右への往復より、少し円を描いてあげて……次はちょっと深めにしてみましょうか。……こうかしら?」

 

「う、うおっ……おう……あ、ああっ……!」

 

 スカートに包まれたデカいケツが、驚くほど精密に動く。セックス特化種族の名は伊達じゃなく、動くたびに莫大な快楽が押し付けられる。ぐりぐりと亀頭がいぢめられたかと思うと、ずぬるるる……と少しだけ奥に進み。竿がぎゅうと握り締められて、不意に腰を上げられちゅっぽんっ♡ と空気に触れて油断したのもつかの間。さらに奥までぐぽんとハマり、ちんぽ休憩させてもらえない。

 

「油断しちゃダメよ? 私をたくさん……おなかいっぱい味わいなさい。ほら♡ 欲張りなちんぽを、絶対満足させてあげるから」

 

「ま、待てッ! そんなに激しく動かれたら……あっ! あっ……あっあっ……」

 

「あら? んー、おいしい……私の勝ちね、次回以降に期待するわ……んっ♡」

 

 ついに俺の胸板に手を着いて、腰を降ろした彼女。当然の帰結として、どっちゅんっ♡ と二人の股間が情熱的なキスを交わす。俺のちんぽの竿ぜんぶが彼女の膣内に導かれ、滅茶苦茶に揉みしだかれる。そして……亀頭が最奥の子宮口に情熱的にフェラされてしまい、脳を灼く快感に俺は耐えることが出来なかった。

 びゅくっ……びゅくくっ! ぴゅくびゅくぴゅく……と、金玉の中身どころか、魂すらも引っこ抜かれるような射精。眼を見開いたかと思うと、嬉しそうに目を細める彼女。ぐぅり……ぐぅりとねちっこくケツを動かして。俺のちんぽから更なる精液を搾り取りながら、彼女のくちびるが優しく俺の喘ぎ声を封じた。……こうして、俺は完膚なきまでの敗北を喫した。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「ただいまー」

 

 人界で生活する際に、過ごす拠点。それを左右するのは、家柄とか血筋とかじゃなく……単純な実力。そして私はこの年齢にして、数少ない……『魅了の力』を制御出来る、エリート処女サキュバスであった。必然、学生の身にしてなんと……クソ狭い、ウサギ小屋みたいな部屋を与えられている。

 

「はよ男を捕まえろってことよね! ええ、分かってますとも!」

 

 サキュバスは実力主義。つまり良い雄を見つけて、そいつの家に巣食ったやつが勝ち。いくら淫魔の王女様だろうが、天才的な制御能力を持っていようが。処女である時点で負け組である。漏れなく全員、ウサギ小屋。私もその例外では、なかった。……そう、今日までは。

 

「くふっ、くふふっ。くふふふふっ……! そ、卒業、しちゃったぁ……!」

 

 思えば私はアホであった。自らの高貴なるドスケベ血統がもたらす、高い制御能力。他の娘よりずっと早く出来る、サキュ活に舞い上がり。中等部から人間界に来たはいいが……高等部卒業までは、合法的にセックスする機会が死ぬほど限定される。前例が無かったので気付かなかったのだ……その選択が、大間違いであることに。

 

「おいしそうなのが目の前にいっぱい居るのに、ちんちんむしゃむしゃ♡ 出来ないとか! ただの拷問じゃない! そりゃ誰もやらないわよ!」

 

 思春期の青臭い性の香り。我が自慢のムチムチボディをオカズに、トイレでシコってきたと思われる男子どものごっくんスメル。それを前に、自ら誘えば強制送還待った無し。泣く泣く無駄に高い(セックスにはまるで役に立たない)スペックを以て、優等生を演じて来たが……その苦労が、ようやく今日報われた。

 

「素晴らしいわ田中くん……! まさか自ら私を挑発してくれるなんて! セフレゲットよ!」

 

 そう……田中 レオン。本日合法的逆レイプをキメた彼こそが、我が救い主。我が鳥取恥丘にアホ面カマして自らドハマりしに来た、かわいいかわいい獲物である。私がようやく現れたセフレ候補を前に、軽率なる処女卒業をキメたのも……無理からぬことである。だってまんこ限界だったんだもの。

 

「ああ、田中くんっ! 田中くぅん……♡ つ、次はいつ挑発してくれるのかしらっ♡」

 

 だってしゅんごい良い匂い。おまけに強気に挑発してきて、サキュバスが合法的にセックス出来る口実。それを無防備に私にくれて、乳揉みがやたらとうまく……そして逆レイプをキメた時の、歪んだ顔のかわいらしいこと。百点満点どころか、一億点満点の花びら大回転。素晴らしき、サキュバス的スパダリムーブのセフレである。

 

「はぁ……はぁぁ……♡ 極めつけに、ちんぽやったらでっかいしぃ……♡ か、顔に似合わずちょうぶっとかった……♡」

 

 故郷で必死に学んだ、ニンゲンちんぽの基礎知識。普通は私の長く、しなやかな指ならば一周できる。長身な上サキュバスな私のまんこの奥、子宮口までド突けたりしない。みちみちと拡げられる感触が、私の処女雌穴に悦びを叩き込み。ちゅぱちゅぱと子宮口で吸いたてる、我慢汁の味ときたら……クスリみたいな中毒性。

 

「あっ……もう、吸精(た)べ終わっちゃった……」

 

 そして……低い唸り声のような、セクシーに過ぎる喘ぎ声。泣きそうに潤んだ、かわいらしい瞳。それを見下ろしながら己の実力で搾り取る、濃厚なる雄ザーメン。それがびゅくんびゅっくん♡ と私の欲しがり子宮を満たした時の充足感。……おなかが空になった虚無感が、私に決意を抱かせる。

 

「待ってなさい、レオンきゅん♡ 絶対に、堕としてあげる……♡」

 

 マジで絶対逃がさない。元々好みのタイプなのに、セックスあんなに気持ちいいとか。もうハメ倒すしか無い。私はそう思いつつ、ウサギ小屋の中で自慰に耽ろうとして……お隣さんのツンデレサキュバス(処女)のオナヴォイスに、眉を盛大にしかめた。早く卒業しなさいよ、ドン臭いわねカス。このうっすい壁、どうにかならないかしら。

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