私はかなりイリーガルな人形だ。
それはごく一部の人間だけが知っている事……だったハズだ。
でも、裏ネットワークの繋がりを甘く見ていた私は……とあるメール一つで知らしめられた。
添付ファイルは複数……そのどれもが動画ファイルで……私が過去にやった"お掃除"の様子、ハニートラップの様子……
そして、絶対に民生人形が出してはいけない出力を有しているのを確認できる物。
消去しようと、逆ハッキングをかけても端にも棒にもかからず……裏の本当の怖さを思い知らされた。
これが正規軍にタレコミされよう物ならば私と同モデルは全回収……私も当然回収され、バレたら即解体。
つまるところ……私は弱みを握られた。
次にきたメールは……私一人、武装などは全部置いた状態で指定したポイントに来るようにメールしていた。
ポイントは……マンションの一室だろうか?
色よい返事を期待しているなんて白々しい言葉が添えられていたが……拒否権など、私には無い。
拒否ったら最後……私は逃亡の日々を続ける他になくなる。
何を要求されるのかは分からない、ただ……従うしか無いのは明らかだった。
指定ポイントに行くといかにも軽薄そうな男が一人……
薄汚れた金髪、浅黒い肌……安っぽいピアスで耳や鼻を加飾し……私を視認するなりニヤニヤと笑い出した。
片手に持っていた端末をこっちに見せて……私のアレコレが記録されてる端末なのが見て取れた。
見た目によらない……マンションの一室は飾り気がない本当にコイツが住んでいるだけの部屋みたい。
「よぉ、シーナ・ガンツ……シーナちゃんって呼ぶけど良いよな?」
「……何が目的、私の何を知ってるの?」
男はヘラヘラとしながら部屋に入っていく……私のボディチェックはしない……
勿論、私が武器を隠せる様な場所は着こなしの特性上……無い。
レッグシースの中身もすっからかん……それだけで判断したのか……
それとも……リスクをあまり犯さなくなった私を分析している?
「っと、その前に……ほれ」
「っとと……何、端末を渡してどうしたの?」
「そいつをくれてやる、肌身離さず持っておけよ」
「……他の端末にもデータはあるし、あぁマジ?アンタの生体反応に合わせてデータ処理するロジックに……」
「そゆこと、賢いシーナちゃんにはご褒美に俺におっぱいを捧げる権利をやろう」
ありふれた端末だったけど中に仕込まれてるハード、ソフト連携型のロジックがクソ。
コイツを消しても別端末から一斉送信されるロジックが組まれてる。
そして……私を呼びつけた理由も理由かよ……まさか奴隷かセフレか……都合のいい女にするためだけに?
小馬鹿にした様子で私に胸を捧げる権利をとか……エッチ大好きな私だけど、流石にコイツには……
「……チッ」
「お利口さんで助かるねぇ、設計担当として鼻高いわぁ」
別な端末これみよがしに見せつけて逆らったらどうなるかを示してくる……クッソムカつく……
無いはずの頭の血管がブチギレそうになってるけど……精一杯の顰めっ面と舌打ちをしておく。
……私の情報を知ってたのもI.O.Pか……それとも躯体製造のUASかの設計エンジニアだったのか。
くぅっ……胸を勝手に揉んできて……ムカつく……!
「オーナー権限、俺がもらうわ」
「はぁっ!?流石にそ……ぐっく……」
「死にたくないっしょ、俺の金づる兼肉オナホしてりゃ良いんだから……安いもんっしょ、散々ベッドでアンアン喘いでんだからさ」
この身体に馴染んで、裏社会に堕ちてからはじめて……エッチが嫌だって思うよ……!
オーナー権限も奪われて、ぅぁ、マズ……各種プラグインが勝手に……!
胸がっ、重いっ……やだやだ、ミルクが溢れ……っっ♥
じわぁ……ぽたたっ♥ぷしっ♥♥
「ふぅ"ッッ♥……ぉ♥ぼ、母乳プラグインだけでも……きってぇ♥♥」
「おーマジでやっば……へぇ、エロ……じゃあ記念撮影ー」
「ふぁああぁぁっっ♥♥♥揉まない、でぇ……♥♥ふぎゅぅっ♥♥」
パシャリ、パシャリ……抵抗できない、私は……そのままみっともなく乳イキ晒しながらそんな……マスターと2ショット写真を撮らされ続けた。
まずい、まずい……乳がまた馬鹿みたいにでっかくなっていく……♥
重く、重く実っていって……こんなんじゃ、仕事に……♥
「ほんじゃぁ、シーナちゃんはこれからこの付近の格安乳揉み、ズリ穴係、間違ってもハメられんなよ」
「ふぇっ♥ふじゃけ……ふにゅぃぃぃぃっっ♥♥♥」
「いーから行って来い、指定時間は入力したからそれまでに戻ってこいよ、ご褒美のマスター直々の生ハメが待ってるからよぉ」
私の尊厳は一瞬にして消え去った……
暗雲立ち込める空は……私の心と行末を示しているようで……流石に、涙が溢れてきた……
キッツいなぁ……