【報告・全隊員へ】
一頁:
【戦果報告】
某日、隠を含めた九割超の鬼殺隊員が鬼の本拠地「無限城」に突入。敵地にて、次の鬼の討伐を達成。
上弦の壱
上弦の参
上弦の陸
以上
鬼舞辻無惨は暫しの交戦の後、上弦の肆及び上弦の弐と共に敵地より逃亡。
【竈門禰豆子の容態・今後の処遇について】
蟲柱・胡蝶しのぶ製作の薬品により鬼化の症状が完治。不死性と異能は消失し、ヒトの肉体と自我を取り戻す。
鬼であった頃の記憶も断片的ながら保持しており、正常な意思疎通が可能となった。
また、彼女の血液から鬼の細胞への抗体を抽出することに成功。研究が進み次第、民間人の治療、基本装備としての普及、ならびに最前線での活用も期待できる。
しかしながら、鬼舞辻による拉致の危険性を完全に否定するには至らず。
現在は厳重に秘匿された土地にて階級:乙以上の若干名の隊士を配備した上で警護中。
面会を希望する隊員は、竈門禰豆子本人と産屋敷家当主、そして過半数の柱の認可が必須であることに注意。秘匿場所へは鎹鴉と隠により案内される。
以前の彼女といかなる間柄であれ、例外は認められない。
-中略-
二頁:
【以下・死傷者報告】
軽傷…
恋柱・甘露寺蜜璃
蛇柱・伊黒小芭内
水柱・冨岡義勇
丙・竈門炭治郎
丁・栗花落カナヲ
他
重傷…
風柱・不死川実弥
丙・我妻善逸
丙・嘴平伊之助
他
死亡…
岩柱・悲鳴嶼行冥
霞柱・時透無一郎
丁・不死川玄弥
他
行方不明…
蟲柱・胡蝶しのぶ
他
以上
本件から一週間が経過した現在、民間の生活区域において鬼の出没は依然確認されていない。
しかし無限城の戦いにおける鬼殺隊側の損害も大きく、一日も早い隊員の育成、及び心身の回復が急がれる。
なお、各隊員の階級昇進・柱への推薦等の連絡は後日追って配布のこと。
-産屋敷家◯代目当主 産屋敷輝利哉-