無限城に生捕にされたしのぶが童磨に陵辱され続けた末鬼の子を孕む話 作:イアロツス
「うん、偉いね。」
童磨は目を細め満足げに笑うや、革ベルトを外して袴をぞんざいに脱ぎ捨てる。
「いやあしっかし、そんなに照れなくてもいいのに」
「ッ………!」
しのぶは俯いたまま目を見開き、拳を握りしめる。
怒りで紅潮した顔を『生娘の恥じらい』と都合の良いように思い込むこの男が心底腹立たしかった。
「じゃあ、合意も取れたことだし」
童磨はすくと立ち上がると、ぺたんと座するしのぶの元へ近寄る。そして自らの腰に手を当てて、褌の膨らみを彼女の目と鼻の先に突きつけた。
「始めようか」
「うっ…!」
面食らったしのぶは一寸ほどあとずさる。
「まずは俺に服従する意思をしのぶちゃんには見せて欲しいんだ。
君の手で褌を脱がせておくれ」
「!」
(こいつ……どこまで私を辱めれば………)
「返事は?」
童磨が目を糸のように細める。
「っ…!
…わかりました」
吐き捨てるように応えた。
渋々座り直し、彼の前で跪く姿勢になるしのぶ。
厭らしい笑みを湛えて見下ろす童磨を、できるだけコワい顔で上目遣いに睨め返す。
屈辱を避けられないのならば、せめて動揺した素振りは見せたくなかった。
最大限嫌々やっているような仕草で褌に指をかけ、おぼつかない手つきでゆっくりとおろした。
スルスルスル……
…
ボルンッ!
「ひっ…!?」
しのぶは目を皿のようにして、思わず乙女のような悲鳴を漏らす。
音を立てて弾け出た『それ』は、その衝撃で二度三度たわみ、彼女の前髪を僅か掠めた。
『私はお前なんか嫌いだ』
『やりたくてこんなことやってるんじゃない』
『いつまでもお前の思い通りにはならない』
そんな意思表示の為の怒りの形相はいとも容易く消し飛び、瞳孔の開いた両の目は『それ』の先端に釘付けになってしまった。
(なによ、これ…………!)
それほどまでにしのぶの眼前に現れた雄の象徴は、『剛直』『怒張』といった言葉が似合う、暴力的な代物だった。
既に反り返るほどに強く勃起し、竿の幅と長さはしのぶの二の腕とほぼ同等に見えた。付け根からカリ首にかけてうねうねと乱暴に走る血管は、屏風絵の龍を彷彿とさせる。
亀頭は彼の頭髪の紋様より赤黒く膨張し、鎖を引きちぎりしのぶに飛びかからんとする猛犬が如く、しきりにピクピクとこうべを振っている。
鈴口には我慢汁が大粒の真珠を作り、夜伽用の長襦袢一枚を纏うしのぶの姿を歪に映していた。
「…!
ちっ!」
暫しの沈黙の後しのぶは我に帰り、頬を染めたまま舌打ちして目を逸らした。
(私、何をまじまじと細かく観察してるの…?気色悪い…!)
大正の女性は貞操観念が強い。しのぶは殿方のそれをこうして目の前で拝むのは初めてだったが、それでも童磨の逸物が一般的な男性器と比べてもかなり凶悪な部類であることは理解できた。
「ふふ、ウブないい反応だねえ。
それじゃあしのぶちゃん、次は…」
「それの頭に、
***
「……は………?」
「服従の意思表示をして欲しいと言っただろう?
だから俺にはもちろんのこと、俺のチンポにも伴侶同然の愛を示して欲しいんだ!これからの為にね。
ちょっと先端に口をつけて吸い付くだけだ。簡単だろう?」
「できないなら、君以外の人間が死ぬよ?
いちいち警告するのも面倒なんだけど…」
言うや、襖の縁がパキパキと一層凍て付きはじめる。
「!…
うるさいですね!やればいいんでしょう!」
しのぶは動揺を見せないために一思いに竿の付け根を右手で握り、レバーのように水平に向ける。が、
「うっ…!」
右手のひらに感じる、どくどくと脈打つ海綿体。竿に触れている手のひらが汗に濡れていくのが分かる。
身体中が氷のように冷たいくせに、男根だけは人並み以上に熱を秘めていた。
しのぶはそれが『男性器』であることを実感し、それの持ち主が何者で、自分にとってどのような男なのかを再度考える。
「西洋じゃあ祝言を上げる時には、新郎新婦は親族友人の前で口づけを交わすらしいぜ?
ちょうどそれと似たようなものだと思えばいい」
ちょうど君の親類も3人ばかりいるし、と言わんばかりに、童磨は開きっぱなしの天蓋の襖を一瞥する。
「…………!」
もしかすると彼としては些細な冗談だったのかも知れないが、それは今のしのぶに対して言葉で表現し得る最大限の陵辱だった。
家族の仇討ちのために若くして人並みの女の幸せを捨てて、その復讐さえ失敗に終わった少女。
その少女が脅迫され、他でもない姉の仇の男根を愛撫させられる状況を、あまつさえ『婚礼の儀式』に見立てたのだ。
しのぶは肉棒を握ったまま、顔を伏せる。
今もニタニタと此方を見下ろしているであろう男の顔を必死で脳裏から排除し、
「…すーっ、」
この男との因縁も今だけは忘れるように努め、
されどきよ、すみ、なほの安全だけは強く強く意識し、
「はぁー……」
「すぅーーーっ…」
2、3度大きく呼吸をし、
チュウッ……♡
唇を窄めて、我慢汁の真珠を潰すように、亀頭に口づけした。