クーデレ幼馴染のスズハちゃんと同い年ラブラブエッチするだけの話 作:purufeido
導入
少年の生まれ育った家は、これといった大きな特徴のない、ごく普通の一般的家庭だった。
旧国鉄の地方交通線に置かれた単式ホーム1面1線のこじんまりとした古めかしい駅から歩いて10分弱。
地方都市の辺境ではあるが、過疎化が進む県の内側としては活気のある中途半端な立地にあり、家の周りにはコンビニやスーパーマーケットがあり、中学校まで徒歩通学が可能。
80年代に着工された2階建て6部屋の、誰の興味も引くことはない普通の戸建住宅。
ささやかな広さの庭には、秋になれば渋柿が熟す樹木が1本そそり立っている。
日本全国を探せば掃いて捨てるほどあるだろう住環境。
仮に一般的ではない要素を探すとすれば、少年の部屋のベランダから外を見ればすぐ異性の幼馴染の部屋を覗くことができるという、殆どの人間にはありがちな恋物語の中だけの特権くらいのものだろう。
二人の部屋の距離は直線で10メートルもない。飛び移るには遠すぎるが、会話するには十分な間合いだ。
そうはいっても、実際に窓際どうしでの会話というのは滅多に起きるものではない。
そんなことは所与の前提となっているがゆえ、少年は特段その特権を今更積極的に利用するまでもないからだ。
二人で会話したければ、彼女の家の扉を叩けば快く迎えてくれるし、逆に相手も何の気兼ねもなく少年の家を尋ねる。
その方が宿題などの見せあいもゲームもおやつ交換もずっとスムーズにいく。
二人は物心ついたときから互いを知っており、親たちの交流によって仲良くなっていたらしい。
互いの両親同士は仕事の都合でほとんど家に居ないため自然と子供たちは二人きりで過ごすことが多かったのだが、年を経るにつれ距離感が変化していくのもまた自然のなりゆきであった。
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フローリングされた8畳間は勉強机とベッドにコンピュータと本棚というシンプルな部屋。
家具の配置などはおおよそ一般的な男子中学生のそれであり、思春期の少年らしく床の上に脱ぎ散らかされている衣服がある程度目につく程度のもの。
その中央に据えられた折りたたみ式の座卓に、部屋の主である少年がノートを開きながら語りかける。
「なあスズハ、合格したんだから高校始まるまで勉強はもうしなくてよくないか。」
少年の視線の先には、彼の見慣れた幼馴染の少女の姿があった。
同い年の異性の部屋だというのに無防備な部屋着姿で座卓にもたれかかりながら読書をしている。
肩口までのセミロングヘアの黒髪が重力によって少し垂れ下がり卓上へ触れるほどの姿勢。
それほど前のめりなのだから、少年の目線は少女の胸元へとどうしても向いてしまう。
ゆったりとした白いパーカーワンピースを内側から慎まやかに押し上げる少女の肉体。
その存在感を意識しないように目線をズラす少年へと少女は応える。
「それはそうかもしれないが、半ば習慣化してしまっているからね。キミも別に嫌ではないだろう?なにせ、私ほどの美少女と同じ部屋で過ごせるのだからね。」
少女はそう言うと、自ら美少女と恥ずかしげもなく称しうる程の怜悧な貌を微笑ませる。
凛とした顔立ちの中にかすかに見え隠れする悪戯っぽい表情。
長いまつ毛に囲まれた切れ長の瞳が少年を見つめている。
少年も普段から彼女のことを美しいとは思っているものの、真正面から見ると改めてそう感じざるを得なかった。
窓から差し込む夕焼けが照らす薄暗い室内で、その光景だけ切り取ったかのように浮かんで見える。
少年はその言葉を聞き流し、再びノートの上へ意識を向けることで平静を保つことにした。
その態度を見てか、少女は不満そうな声をあげる。
「やはり毎日見ているとありがたみを感じにくいかね?美人も3日で飽きると言うのは過言にしても、慣れはどうしても生じるから仕方あるまいが。」
少女の言葉に対して、少年は何とも言えない微妙な顔つきになる。
確かに彼女は美しく整った容姿をしており、学校でも非常にモテている。
卓球部で活動していた頃は、大会にて大いに人々の目をひいたらしい。
少年とてその評判に異論を唱えるつもりは毛頭ない。
むしろ徐々に美しくなっていく少女を間近で見て、自分の感情の変化についていけなくなることの方が問題だった。
昔から仲良くしている幼馴染だから彼女とこれほど親密な関係を築いているだけでしかないのではないか。
自分が彼女にとって幼馴染ではなく異性として立ち振る舞ったとき、果たして彼女の隣にいる権利を得られるのか。
そういった不安は常に付き纏われて、少年はどうしても現状維持に務めざるを得ないのである。
とはいえ、目の前にある魅力的な少女を無視することもまた難しい話であった。
少年は仕方なく話題を変えることにする。
「……というかよく見たらそれ教科書でも参考書でもなくないか?」
そう言って少年は少女が手に持つ文庫本の背表紙を指差す。
少年が使っているのは中学校で使用している国公立向けの受験対策用の教材であるが、彼女が手に持っているのは明らかに違った。
指摘を受けて、少女は一瞬きょとんとする。
「まぁ中学校で勉強するようなジャンルの本ではないことは確かだ。」
そう言うと少女は自らが手にしている本の厚い背表紙を見せる。
そこには『初心者向け:ラテン語と古典ギリシア語を同時学習』なる文字列が翻っていた。
「なんだその牛丼とカツ丼のよくばりセットみたいな本は」
「うむ。タイトルのインパクトがあまりにも強烈で思わず買ってしまった。片方だけでも大変そうなのに両方とはね。」
そう言うと少女はページを捲って図表の書かれたページを少年へと見せる。
そこには格子状の表のなかに一つづつアルファベットで記された単語が書き連ねられていた。
「なんだこれ、動詞の変化表かなにかか?」
少年の脳裏で既存の外国語学習の知識、つまりコレまでの英語学習、から類推した結果が思わず口についてでる。
種類は多いものの英語の参考書に乗っている不規則動詞の語形変化の図表に似ているように思われたのだ。
「察しが良いね。英語にはbe動詞にしか無い主語の人称による変化があらゆる動詞にあるから活用表が必須らしい。」
「ふ~ん、聞くだけで面倒くさそうだな。」
少年が見やすいようにと、少女は本を開かれたままの状態で少年の手元へと寄せる。
差し出されては仕方がないと、少年もその本を覗き込んだ。
数学の記号でしか見慣れないギリシア・アルファベットの文字列に思わず威圧されてしまう少年。
受動態など意味を読み取れるものの他に能動態や中動態という初めて見る活用に目が移る。
いったいどういうものなのだろうと少年が図表へ意識が集中してしまった。
そのあいだに、少女が這いずって自らの横へと移動するのを見過ごしてしまう少年。
それに気づいたのは、中3女子の柔らかな重さが肩によりかかるように乗ってきた時だった。
反射的に身じろぎしそうになるのを堪えながら、少年は努めて冷静に本から目を離さない。
しかし、視覚以外の部分で少女の肉体が存在感を主張する。
一日シャワーを浴びていないからか、鼻腔をくすぐる少女の汗の匂い。
片腕に伝わる体温と柔らかい感触。
耳元で聞こえる吐息。
それら全てが少年の平静を乱すのに十分すぎるほど十分なものであった。
「ほら、せっかくだから最初のページから始めるか。」
少女はそれにきづいているのかいないのか、本を保持する少年の手の間に腕を滑り込ませて文字をなぞる。
隣り合う状態で同じ本を共有するのだから、自然と少年の側へ身を寄せるような体勢になる。
そして、少年の腕へ自ら胸を押し当てるように身体を寄せた。
少女らしい柔肌の肉厚が、特にまだ膨らむ途上にある乳房の感覚が少年の理性を削る。
厚手の冬用室内着越しさえこれなのだから、直接触れたらどのような感覚なのだろう。
少女が本の内容を読み聞かせるように解説するも、内容はまるで入ってこなかった。
意識は先程からずっと、少女の体温や香り、その仕草の全てに囚われてしまう。
少年はなんとか平静を保とうと必死に他のことを考えようとする。
しかし頭に浮かぶのはすぐ隣りにいる幼馴染のことばかり。
脳裏に浮かぶと、改めてやはり整った顔立ちをしていると思う。
切れ長の目に通った鼻筋、薄い唇とシャープな輪郭。
それらが絶妙のバランスで配置されている。
思えばこうしてともに勉強するようになった当初よりずっと美しくなった。
中学の最初のテストの結果が芳しくなかったことに対して、少女の側から毎日一緒に勉強をすることを提案してきた。
当時から彼女のことにおぼろげに思いを寄せていたこともあり、承諾に下心があったことは否めない。
ただ、2人きりの勉強は思っていた以上に捗った。
お互いに教えることで理解が進み、今まで解けないと思っていた問題がすらすら解るようになった。
特に中学3年生になって6月にそれぞれの部活を引退してからは、より学力向上の勢いがついた。
そのおかげで成績がぐんと上がったことは事実である。
とはいえ、その過程でともに少女が女性としてますます魅力的になっていくのを、文字通り間近で実感する事になったのも悩ましい事態だった。
小学校高学年の間にはギリギリ表面化していなかった性差が、思春期を迎えて明確に現れ始めたのだから。
美しい少女の性徴を間近で見ることができるのは少年自身にとってはもちろん幸運な経験であると言わざるを得ない。
ところが、少女がコレほど無防備なのは、少女にとってかつての日常がそのまま延長されただけで、自分を「異性」として見ていないからではないのかという疑念もまた同時に生じてしまうのである。
故に少女を異性として見ているのだと告白しようにも、この関係を維持できるのかという恐怖が大きな障害として立ちはだかってしまう。
このまま両手を伸ばして抱きしめたら、少女の蠱惑的な腰回りを掴めば、ひょっとしたら受け入れてくれるのではないか。
そんな妄想で頭がいっぱいになってしまう。少年は邪念を振り払うために頭を振って、ますます本の内容へと集中する。
少女の性的魅力を振り払うために発揮する集中力によって学力が向上したことは皮肉な話であった。
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二人はそうして普段どおりの時間を過ごすと、いつの間にか外は薄暗くなっていた。
冬も終わり頃とはいえ未だ春分は迎えず、まだまだ夜が早い2月の18時頃。
いつもならば二人の勉強時間を終えてそれぞれの余暇時間に移行する時間である。
そのまま二人で共に遊ぶか、あるいは別れてそれぞれの時間へ移るかは日によってまちまちだ。
最近は概ねそれぞれ半分半分というのが通例である。
この日においては、少女が帰宅する流れとなっていた。
「では、また明日。」
「ああ、じゃあな。」
いまさら玄関まで送り出すほど新鮮味のある関係でもなく、部屋の出入り口にて挨拶を交わす二人。
少女が階段を降る足音が聞こえなくなるのを待って、少年は手に持っていた本を机の上に置いた。
そして、玄関が開閉される音と共に、疲労感を吐き出すように大きくため息をつく。
集中して気づかないようにしていた少女とのあれこれが、気を緩めたことで一気に少年の脳裏へと想起させられる。
膨らみかけの乳房を乗せるかのような格好をしてきたり、 自分の脚を少年の膝へ乗せるような姿勢を取ったり。
そのたびに少女の体温が伝わって、少女自身の肉体の重みが少年へと柔らかに伝わった。
未だ脳裏に生々しく残るその感覚が、今更になって少年の情欲を激しく掻き立てる。
熱い欲望が物質化したかのように、血液が海綿体へと集まって若い陰茎を膨張させていく。
少年は慌てて立ち上がり、窓の外からの死角と隠れるように部屋の片隅へと腰を据えた。
そしてズボンのチャックを下ろすと、押し込められていた張力が開放され、勢いよくペニスが飛び出した。
思春期真っ先の少年の若竿は年齢相応に固く反り返り、鈴口から透明な液体を滴らせている。
15cm程度の、小さくはないが特筆するほど大きいとも言及しがたい標準的な長さ。
若々しい薄桃色の亀頭は張りがあり、つるりと滑らかな形状。
包皮は完全に剥けきっており、カリ首がはっきりと露出している。
中学校卒業間近の、少年から徐々に大人へなりつつある体の象徴。
生物としてはすでに生殖能力をそなえた性器の表面を指先でなぞると、くすぐったい感覚とともに快感が生まれる。
少年は左手で肉茎を握りしめながら右手の人差し指と親指で輪を作ると、その先端を上下に扱き始める。
少年は目をつぶると、意識から遠ざけておいた少女の温もりを次々と想起させる。
腰の上に座る少女の尻肉や太ももの弾力、そして衣服越しに伝わる体温や胸元の柔らかさ。
それらを鮮明に思い出すと、未だ実現していない「その先」までも思い浮かべてしまう。
あの服の下の裸体を撫でまわし、日々膨らんでいく乳房を揉みほぐしたい。
若々しい素肌の上で両手を滑らせると、どんなに心地よいだろうか。
後ろから力いっぱい抱きしめて、首筋にキスをしながら芳しい少女の体臭を胸いっぱいに吸い込みたい。
そのまま唇を重ねて、舌を絡め合いたい。
少女の寝間着の中に手を入れて、下着の中をまさぐりたい。
まだ誰にも触れさせたことのないであろう、慎ましやかな陰裂の奥深くまで指を入れ、中をかき混ぜて少女の未成熟な性器の具合を確かめたい。
妄想の中の少女は、何も言わずに少年の身勝手な行為を受け止めていた。
少年は自身の欲望のままに、少女の身体を弄んでいく。
妄想の中で、少女は艶めかしい声で少年に愛を囁いていた。
妄想の内に秘められた、しかし確かな現実として存在する少女への劣情。
それは、少年の右手の動きをさらに加速させていった。
指が亀頭を上下するたびに腰の奥底に熱いものが溜まっていく。
甘い射精衝動に耐えながら、少年は右手を動かし続けていた。
妄想の中の少女へ呼びかけるように、少年の口から想い人の名が何度もついて出る。
少女の部屋までは聞こえないが、少年の部屋の中ならば明確に聞き取れる声量。
まるで本当に少女へと愛を紡いでいるような気分となって少年の情欲を高める。
やがて、少年は一際大きな快楽の波を感じ取ると、それに身を任せた。
反射的に腰を突き出し、まるで虚空へペニスを突き刺すように軽いブリッジの姿勢となる。
白濁した精液が鈴口から放たれ、弧を描いて宙へと飛び散っていった。
びゅっ、どぴゅっと断続的に吐き出される精汁は、思春期の性欲を象徴するように高く吹き上がる。
やがて、射精が収まった少年は心地よい倦怠感に身を任せて体を床に落とした。
一回の射精では未だ収まらず硬いままのペニスをパンツにしまい込むため、ティッシュを取ろうと目を開いた時だった。
少年の視界の先には、扉を開いたままの姿勢で硬直している、愛しい少女の姿があった。
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