ツーリング・キャンプ仲間のおじさんがピンク髪の美少女になってた件:えくすたしー 作:キサラギ職員
瀬戸 彩人:バイクとキャンプが好きなライダー君。自分の名前が嫌い(女っぽいという理由)
キス、キス、キス。軽く皮膚を啄んで好きということを伝える。
男は一枚、女は一糸纏わぬ姿で相対している。男女の戦争とでも言おうか、向かい合った二人が意識をぶつけ合う点では戦いにも似ている。
男は寝ころんだ姿勢のまま、ゆっくりと女を押し倒して覆いかぶさるようにする。すべすべとした体を撫でまわしつつ、口と口を合わせて舌を絡める。
「ん、っ、ふぅぅ………」
こくん、こくん、と唾液を啜る様にますます体が熱くなってくる。愛しい相棒の額から耳元に指をやると、くすぐったそうに身を捩った。
こうしてみている限りでは、外見の派手さはあっても女性にしか見えない。元男性であった頃の面影は顔立ちに若干残っているくらいで、骨格から皮膚に至るまで、女性そのものである。女性としての機能も当然備えているのだろう。
一度口を離し、目線を結んで、また口付ける。片手はベッド、片手は大ぶりな乳房にかかっていた。
「ぷぁっ………なんか手馴れてない……?」
「未経験ってわけじゃないんで………その、上司に連れられてですね、風俗で……」
「くくく……あははははっ! ごほっ! ごほっ! ……良い子に会えたかい?」
「いや………写真詐欺が出て来てってそんなことはいいんだよ!」
「ンだよ、もうちょい、っん………♡」
大笑いを始める飛鳥に対し、目線を逸らした彩人は頭を搔いていた。童貞ではないが、では付き合って普通に女性を抱いたことがあるのかと問いかけられるとノウということになってしまうことが露呈し、羞恥に顔が別の意味で赤くなるのを感じる。
この辺のことを探られると非常に気まずいことになりそうだ、いや、あるいは面白がって穿りまくってくることだろうことが容易に想像できたので、口を口で塞いでしまう。
輪郭の淡い薄桃の乳輪を指でこねくり回し、乳房の柔らかさを堪能する。
「そっちこそ、妙に反応いいっすね」
意地悪な発言に対抗してそんなことを言うと、にやにやとした笑みが返ってくる。
「おなにーしてるからね。彩人が女体化したとしてさぁ、ヤるでしょ普通。いいもんだよ、女性のおなにー。射精して終わりじゃなくてずっとヤれんのよ」
「えぇ……」
「女体化したらやらない?」
「やりますね、ハイ………」
女性の口から自慰について自主的にやってます発言が出てくるとはと、妙な気分になる。やはり男性として生を受けた以上、スケベ心のような部分は継承されるらしい。
「そんなわけで、指で弄ってもへーきよん」
「遠慮なく、させてもらうよ」
うっすらと毛の生えた下腹部に手を伸ばし、指先でなぞる。わずかに水気を帯びており、指先をくねらせる度に粘着質が増す。
彩人は豊かな乳房に顔を埋めてた。情欲よりも安心感を覚えてしまうのは乳房をかつて啜っていた赤ん坊の頃の記憶が呼び覚まされるからだろうか。試しに先端を口に含み啜ってみたが、当然何も出るわけがなく。
「はぁっ、はぁ、おおきな赤ちゃんだねぇ、まだでないよぉ。まだね」
飛鳥は口角を持ち上げつつ、彩人の頭をなでなでしてやった。やはり、男はおっぱいが好きであると確信しつつ。
「………」
「痛い痛い………怒らせちゃったかねぇ」
彩人は眉間に皺を寄せた。白い首筋に吸い付くと、ちゅうちゅうと音を立ててキスマークを作る。
「マーキング。もっとつける」
「お、やりますねぇ……ちなみに僕、マゾだからそういうの悦んじゃうんだから罰にはならないからね………っつつ………んっ♡」
ちゅうちゅうと、あちこちにマーキングをする。
痛みが走っているのは確かであるというのに、むしろ飛鳥は口元を緩め、恍惚とした色気を発する。体中が赤らんでうっすらと汗が浮いていて、雄を誘うフェロモンを垂れ流している。
「じゃこういうのは?」
「ちくびっ♡ ひとりでスるときは、弄ってるっ♡ んひっ……ぅ、はぁっ♡ ん♡」
可愛い鳴き声に、嗜虐性が暴走しそうになる。
こらえて、こらえながらも、つんと立った色素の薄い乳首を摘んではこねくりまわす。くりくりと弄りつつ、下腹部の指で突起を潰し、ぐりぐりと揉みほぐす。
「ひあっ♡ ん。んん……!」
「感じすぎじゃないか……?」
「演技じゃない、しぃ……でもイくにイけない……ゆび、中入れてみ……♡」
腰を不定期に浮かす様を見ていて、感じているのはわかった。テクニックなどないつもりだが感じてくれるのは男としての自尊心が満たされ、征服感が溢れてくる。
指南(?)通りに中指をずぶりと埋没させていく。恥丘がくにゅりと凹む。
「ふひゅ……♡ かきまわして、ぐちゃぐちゃっ、……してみて……?」
言葉に従い、指で緩やかに円を作るように中身を混ぜる。指の動きに合わせ腰がぴくんぴくんとせり上がり、肢体が窄まる。
飛鳥の両足が内股に窄まり、彩人の手を挟み込む。
「ふぅぅ〜ッ! にゅぅぅぅ〜! すと、っぷ! イきそ……っ ッくぅぅ……!」
「いっちゃえ」
「ひうっ、♡ あぅ、あひっ♡ ン! ん! ん………〜〜〜ッ、〜〜♡ 、っ…………はあっ、あ、はあっ♡」
変化は劇的で、体を跳ねさせながら口を半開きにして甘ったるい嬌声を奏で、やがて止まった。
短くて浅い呼吸をして、大きい胸元を弛ませている。その瞳は潤んでいて、
「イッたぁ………はぁっ、はぁはぁはぁ………自分でスるのとは違うね、えっちは」
「もうなんか元男の片鱗すら感じねぇや」
「女として生きていくって言ったじゃんかよぉ、こんなに大きくしてる癖に今更だぜ」
飛鳥の手が彩人の下着に伸びると、上を向いて限界まで膨らんでいる雄を撫でた。
「……くっ」
「しよっか、本番」
「ああ……ちょいまち」
彩人は枕元に手を伸ばすと、派手なパッケージのそれからゴムを取り出して、そそくさと下着を脱ぎ捨てた。するにしても、それなしでは始まらない。子作りは今のところ考えてすらないのだから。
すると、飛鳥が手を差し出した。
「つけたげる」
「いや、いいって」
「まま大将。お任せくださいませ」
「誰が大将なんだよ……」
そそり立った雄を見つめて、あろうことか自分がつける等と言い始める。
彩人は困惑を隠せなかったが、わかったと言いゴムを渡した。
飛鳥は、しゅるり、ぱちん、と、あっという間に他人のモノにゴムを被せてみせる。先端に口づけをして、それからごろりと横になって股を広げた。
「つけんのうめぇな」
「風俗でね。もちろん“入れる”側だけど」
「そういう情報はいらないです」
「うぇひひひ!」
「笑い方ァ!」
酔っぱらったような謎な笑い方をしてくるとなんだか萎えてしまいそうなので、ツッコミを入れておいてから口を口で塞いで、一方下腹部に下腹部を接触させる。腰をずらし、ゆるやかにこすり付ける。
「んっ♡ いいよぉ」
「経験は?」
「ナシ。あっ、でもエッチという意味なら、おなにーの回数はねぇ…………………」
壮大な沈黙があり、なるほどと理解する。恐らく相当頻繁にやっている。
「ッ……………♡」
遠慮するより、いっそ一息に。ずぷん、と熱く滾る肉壺に自身を挿入していき、ぐいぐいと押し込んでいく。
「痛い?」
「ん…………あんまり。というかさっき言ったケドぉ………僕はマゾなので痛くても、ふあぁあん♡」
髪の毛を梳き、ちゅ、とリップノイズを立てて額に口付けながら問いかければ、殊勝な答えが返ってくる。ならば遠慮はいらぬかと言わんばかりに両手を押さえて、正常位で腰を使い始めた。
ぱちゅんぱちゅんと肉を肉で打ち付ける拍子が響く。
「ぃきなりは君ッ…………くぁっ、あ゛、ぉッ……♡ おッ……゛」
「痛い?」
「つぅううう………ん、んふぅぅぅぅぅ!」
聞いておきながら唇を奪って舌で口内をかき回す。下手すればレイプとでも受け取られそうな行為であるが、拒絶するどころかむしろノリノリで、涙を流しながらもキスにキスで応えてくる。
口を離せば、乳房を掴んで先端を吸い取る。ちゅうちゅうと音を立てながら吸引して、硬くしこっている部位を歯でカリと虐め始める。
ここまでやっていいのか? 嫌なら流石に嫌と言うだろう。という信頼感があってこそのこと。嫌と言えば即座にやめるつもりである。
「むぅぅぅ♡ いぢわるぅぅぅ………!」
「虐めてもいいみたいなこと言っただろうに!」
「そうだよ、そう、いったいけど、痛いけど、これ、イイ……!」
いいらしい。愛おしい目の前の女の頭を撫でる動きで頬に手をやり、唇を食む。
早くも絶頂の予感がせりあがってくる。この女を孕ませろと本能が叫んでいるのがわかる。ゴムを付けている以上確率はゼロに等しいが、さっさと射精してしまいたくなる。同時に、目の前の“女”を悦ばせたい気持ちもある。理性と本能がせめぎ合いつつも、腰の動きはますますヒートアップしていく。
「飛鳥っ………」
「彩人君っ………!!」
名を呼び合い、また唇を重ねる。唾液を啜り、また離して抱き合うと、腰をくっつけた。
「~~~~~~~~♡♡ ひっ………゛ ぉ、ひ、ンぅぅぅぅ――――――――♡」
「は、ぐ………」
先に絶頂したのはどうやら飛鳥だったらしい。彩人の腰を両足で捕獲して、強く抱きしめると、膣奥をぎゅっと締め上げ、びくんびくんと痙攣させた。
釣られて彩人も絶頂を迎える。びゅくびゅくと精液が放たれるとゴムを押し広げて体積を拡大する。
荒い吐息が混じりあって、空気に溶け合う。
彩人は腰を引き抜くと、たっぷりと濃密な液体を保持しているゴムを外し、根っこの部分で結んだ。
「もういっかい、する?」
飛鳥がもう一つのゴムを取り出した。というよりも、箱の中身を一気にぶちまけて一つを取ったという形だ。
自慰するときは一、二回出せばそれで満足する。それ以上は苦痛でしかないことも多い。だがどうだろう。無限に出せる気がしてきた。
「ああ……」
彩人はゴムを取ると、第二回戦に備えて自身を武装した。
まだ夜は始まったばかり。男と女の決闘は、もう数時間続き、風呂場で体を洗いっこしている最中にももう一度始まってしまったとか、しなかったとか。
翌日二人は見事に腰痛を発症して苦しむことになったが、朝から戦いを始めたとか。
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