【R18】初心な年下男性へのいけない気持ちが抑えられなくなってしまう女性の話 作:【R18】木村直輝
「……」
マスクをしてない
私はタオルケットを重ねた上で、隣の布団に座る蔓村さんを見つめていた。
しばらく洗濯していないから、流石にこの布団には寝かせられないと、蔓村さんは何度も謝りながら急ごしらえの寝床を用意してくれた。
几帳面そうだからちょっと意外だったけど、一人暮らしの男の子だし、まあそんなものだろう。それ自体には幻滅も不満もない。
「あっ、ごめんなさい。もう、電気消しますね」
私の視線に気づいて、蔓村さんが謝る。
「……」
本当にわかってない。それとも、本当はわかってるんだろうか? わかっててわざと言ってるんだろうか?
でも、さっきシャワーを借りて、私が体を拭いたバスタオルをどうしたらいいか聞いた時は、すごく戸惑っていた。蔓村さんはなんでこんなに
「……蔓村さん」
電気を消そうと立ち上がっていた蔓村さんが振り向く。
「あっ、ごめんなさい。まだ、消さない方がいいですか?」
だからそうじゃない。
「蔓村さんは、何もしてこないんですね」
「……」
「家に女性を泊めてあげて、二人きりで……。チャンスだと思ったりしないんですか?」
「いやっ……」
「ふふっ、ごめんなさい。蔓村さんからしたら私なんて、もうおばさんですよね。女性でもチャンスでも、何でもないか」
「いやっ、そんな! 渡さん、おばさんなんて歳じゃ全然まだまだないじゃないですか。それに、歳とか関係なく綺麗ですよ! マスク、なくても……」
「……」
私は思わず目を逸らす。
「でも。手を出したりは、しないんですね……」
「それは……。だって、流石に……」
「よくなかったら、言わないですよ? こんなこと」
「……」
見上げれば、蔓村さんは私を見ている。戸惑った顔で。
「ごめんなさい。色々あって、ちょっとストレス溜まってて……。蔓村さんは私のために、ここまでしてくれてるのに、甘えすぎちゃいました……」
打算とかではなく、私は謝った。
あー、私なにしてるんだろうって。本当に私は駄目だなって、嫌な女だなって、純粋な蔓村さんから目を背けた。
「いや、それは全然。大変なのは、わかってるので……。いや、わかるだなんて俺には言えないけど、頑張ってるのは見てるので。遠慮しないで、甘えて下さい」
「蔓村さん……」
私が見上げると、蔓村さんは少し切なげな笑顔で言った。
「渡さんは、とっても魅力的ですよ。でも、だからこそ、俺なんかとそんなのよくないです。さみしいからって、俺なんかで妥協しちゃダメですよ。むしろ、今ここにいるのが俺なんかで、ごめんなさい……」
「そんなことないです! さみしいからっていうのももちろんあるけど、私だって蔓村さんを素敵だと思ってるから、こうやって家にまで押し掛けたんじゃないですか!」
「……」
瞬きを繰り返す蔓村さんとしばらく見つめ合った私は、ふと視線を下ろした。
目の前にはちょうど、蔓村さんの腰がある。そこが膨らんでいたりは、しなかった。
「こんなに迫ってるのに、ここ。全然大きくなったりしないんですね……」
「えっ……」
蔓村さんと再び目が合う。
「……いやっ。今の流れでですか!?」
「ふっ。たしかに」
蔓村さんのもっともな返しに、私は思わず笑ってしまった。
蔓村さんはといえば、私の意識があそこに向いたからか、ほんの少し距離を取って布団に正座した。
「でも、蔓村さん、なんて言うか、そういう経験なさそうですよね」
「……ん、まあ……」
「じゃあ、ちょっとそういうこと意識しただけで、大きくなっちゃったりしないんですか?」
「いや、だからって……。そんな、あんな話の流れで。ていうか、そんな節操ないタイプに見えます? 俺」
「そんなことはないですけど……。でも、やっぱ私に魅力がないのかなぁって」
「だから、それはないって言ってるじゃないですか!」
「じゃあ、私のこと考えて、一人でしてくれてたりするんですか?」
「え……?」
「ちょうど、この部屋で……。その、布団の上とかで……」
「いやっ。なっ、なに言ってるんですか急に」
「だから、私のこと。エッチな目で見てくれてるんですか、って聞いてるんです」
「いや、待って下さい。待って下さい。違う、やめましょう?」
「嫌ですか? こういう話……」
「いやっ、嫌ではないですけど。そうじゃなくて……」
蔓村さんが焦るのがなんだか面白くて、つい、私はいじわるな気持ちになってしまう。しばらく一緒に働いてたけど、焦ってる蔓村さんなんて初めて見た気がする。
「嫌じゃないなら、いいじゃないですか。私のこと、エッチな目で見てるんですか? 仕事中とかも?」
「いやっ、そんなわけっ!」
「じゃあ、家では? ここでは?」
「いやっ……」
顔をよせると、蔓村さんが身を引いて目を逸らす。
「ここ、大きくなってきました?」
「いやっ、まだっ! いやっ、違っ! まだってそうじゃなくて」
「なんですか? まだ大きくなってないけど、大きくなりそうですか?」
「いやっ……」
「嫌ですか? こうやって私に迫られるの。私のこと、嫌ですか?」
「いやっ、嫌じゃないですけど。嫌なわけないですけど。でも、ダメです。こんなの……」
「なんでですか?」
「えっ……、なんでって……」
「触っても、いいですか?」
「えっ?」
私は右手を蔓村さんの脚の間に伸ばす。
「ダメっ!」
蔓村さんの手が私の腕をぎゅっと握る。
白くて細くて綺麗な手だけど、大きくてちょっと骨ばったその手に、やっぱり男の人なんだなと感じる。
「……」
「……あっ。ごめんなさい!」
蔓村さんの手が離れる。
いつもそう。仕事で何か物を渡した時とかに、私から触れてしまった時でさえ、蔓村さんは謝ってくる。
「蔓村さん……」
「……なん、ですか?」
「私に触られるの、嫌ですか? 正直に言ってください。本当は、嫌ですか?」
「……嫌、じゃ、ないですけど。でも、ダメです。こんなの、よくないでふあぁっ……」
私が蔓村さんのあそこをぎゅっと握ると、蔓村さんの声がはねた。
「嫌じゃないなら、触っちゃいます」
「んっ……、あぁっ……、ダメっ……」
ぎゅっ、ぎゅっ、と握ると、蔓村さんが可愛い声を上げる。そして手の中で、あたたかいものが大きくなり始める。
「きもちい……ですか?」
「んっ……、ダメっ……」
蔓村さんは右手の甲を口に当てて声を抑え、左手で私の腕をきゅっと力なく握ってくれる。
「ふっ。敏感すぎません?」
「っ……、っ……」
「ねえ、蔓村さん。脱がしますよ?」
「っ……、待って! ダメっ……」
私は蔓村さんに抵抗されないように、蔓村さんの大きくなっていくものを手でもてあそびながら、片手で頑張って下だけ脱がしていく。
「ダメっ……、あっ、ダメっ……、んんっ……」
「……」
これが、蔓村さんの……。
優しく先っぽに人差し指を当てる。
「はぁっ……!」
ぬるーっとした液が指についてきて線をえがくけど、頭のところはまだ濡れてない。
「つば、つけますね……」
私はドキドキしながら、遠慮がちにえーっと唾を手に垂らして、蔓村さんのまだ準備のできていなさそうな頭のところをなでる。
「はぁぁっ! ダメっ……、ほんとに……、あぁっ……!」
蔓村さんは布団に倒れて、手の甲で口を押さえて震えてる。可愛い。
仕事中はいつも穏やかで、余裕があるのに。今は敬語も崩れて、こんなに乱れて震えてる。
「……」
私はもう少し唾を増やして、かわいらしい頭を手の中に包み込んでぐりぐりともてあそんだ。
「はぁぁっ! んんっ……、んっ……! ダメっ……ですっ……」
「何がダメなんですか~?」
「んんっ……! ダメっ……、わかんないです……」
「ふふっ。なんですか、それ」
「んんっ、あっ……!」
いつの間にか手の中がすごくぬるぬるしてる。これ、私の唾だけじゃないかもしれない……。
「蔓村さん、気持ちいですか?」
「ダメっ……! わかんないっ……。頭の中……もう……わかんないです……」
「……」
段差のところを優しくゆっくり行ったり来たりすると、びくんびくんと、蔓村さんの全身も手の中のものも震える。
「はぁーっ……。んっ……ダメ……。ああっ! あっ……あぁっ!」
「可愛い」
「やっ!」
可愛いと言われたのが効いたのか、蔓村さんの声がはねる。
「可愛い。可愛いですよ、蔓村さん」
「あぁっ……、んっ……。んっ、んっ、んんっ……、ダメっ……!」
とろけた顔で震える蔓村さんの顔を見つめる。
相変わらず手の甲で口を押さえて、女の子みたいに感じてる。赤くなった小指がひくひくしてる。
「あっ、それダメっ!」
不意に目が合うと蔓村さんが叫ぶ。
「えっ、ここですか?」
どこだろうと、私は念入りに頭の部分を親指で撫でてみる。
「あぁっ……、違っ……!」
「じゃあ、ここ?」
今度は裏筋を人差し指ですーっとなぞるけど、今度も首を振って蔓村さんは否定する。
「じゃあ、どこですか?」
「あっ、ダメっ……!」
また目が合って、蔓村さんがぴくんとなる。
「えっ? どこ?」
蔓村さんの敏感なところと顔を見比べて、私は困惑する。
「もー、教えてくださいよ~。ちゃんとそこ、いっぱいしてあげますから」
「んんっ……、あぁっ……! ダメっ! 今、かわいい顔で……見ないでっ! んんっ……! 見ないでください……」
胸がきゅんとする。
可愛い顔で見ないでって、蔓村さん、もしかして私に目を見られるのが弱いってこと? そういえば、さっきも、その前も……。
「こういうことですか?」
「はぁぁっ……!」
顔をよせて目を見ながらすると、蔓村さんの体がびくんとはねる。可愛い。
「はぁっ……、好き! 渡さん、好きですっ! かわいい、かわいい……ダメっ! はぁん……!」
「……」
私は、もう少し見つめ合ってとろけた蔓村さんの顔を見ながら手でしてあげたかったけど、それ以上にもっと私の中に蔓村さんを受け入れてあげたくなって、蔓村さんの敏感なところに顔をよせた。
……エッチな臭いがする。
「ぁっ……!」
先っぽに優しくキスをすると、蔓村さんの声が漏れた。
「いただきます、ね……」
「ダメ! そんな、汚っ! ああっ!」
私の口の中を、蔓村さんの存在が埋めつくす。
あったかくて、おおきくて、愛おしい……。
「んっ……」
舌を動かして、まずは舐めてみる。絡ませるように、蔓村さんの敏感なところを、ゆっくりと味わう。
「あああっ! あっ! ……んっ、……んんっ」
蔓村さん、すごく大きい声。こんなに敏感で、全部、全部、初めてなのかな?
「んんっ……」
私は頑張って舌を動かしながら、同時に顔を前後させてみる。唇で段差のところを行ったり来たりしながら、なんとか舌も動かすように心がける。
「はぁぁっ……、ぁぁっ……、ダメっ……! ああっ! ああああっ!」
必死に抑えていただろう声が、急に大きくなる。口の中でびくびくするのを感じて、それが不思議と嬉しかった。
「
「はぁっ……、ぁぁっ……」
布団に倒れて天井を向いていた蔓村さんが、こっちを見てくれた。
「
「へっ……?」
私は蔓村さんの目を見たまま、また頭を前後に動かす。蔓村さんの敏感なところを吸いながら、蔓村さんのが欲しいと思って、目を見ながら口でする。
「はぁぁぁぁっ! ああっ! あああああっ!」
蔓村さんの目はとろけて時々視線がそれるけど、それでも私の目を見ててくれる。それが嬉しくて、それが可愛くて、すごく愛おしい。
「はぁぁっ……、ダメっ! んんっ……、好き! 好き! 渡さん! んんっ……、好きです! 好き! 好きっ! あっ……、かわいいです! かわいいですっ! 渡さん! かわいい! 好き! 渡さん!」
「んっ……。けほっ……」
少し疲れて、私はいったん蔓村さんの敏感なところを口から出す。
口の中が楽になったけど、それよりも不思議とさみしかった。蔓村さんのそれを、もっと私の中に感じていたかった。
ぐったりしてる蔓村さんの元気なところを、私はまた口の中に入れる。
「あぁっ……! んっ! ダメっ!」
「……んっ、……んっ」
蔓村さんの目を見ながら、蔓村さんの可愛い反応を見ながら、蔓村さんの敏感なところを口で味わう。
「あぁっ……! ダメっ! 待って! あぁっ……。ダメ、あふれちゃう! ダメっ、好きって……! 渡さん! あぁっ……!」
「
「ダメっ! ダメっ! 中に出ちゃうから!」
「……」
きゅん、とお腹の奥が熱くなる。
蔓村さんの言葉が、私のお腹の奥に響いて、私は口を止めた。
「はぁっ……、はぁっ……」
乱れた息で横たわっている蔓村さんを見ながら、私は膝立ちになる。
「これ、入れましょう?」
「……へっ?」
「これ、もう、入れちゃいましょう?」
「……いやっ、それは。それは、ダメですよ。流石に」
蔓村さんが少し冷静さを取り戻した声で言う。体を起こして、肘で少し下がって。
「でも、私もう、我慢できないです……」
そう言いながら、私は急いで下を脱ぎ始める。
「ダっ、ダメですって! ごめんなさい。俺、なんかもうわかんなくなっちゃって……。でも、流石にそれは……」
「嫌、ですか?」
「……いやっ。嫌じゃ、ないですけど。そんなわけ、ないですけど。でも……」
「じゃあ、」
「はぁっ……!」
私はこれ以上蔓村さんに抵抗されないように、蔓村さんの弱いところを手で攻める。
「ダメっ……、あぁっ……!」
脱いでたら逃げられちゃう。私は下着をずらして、蔓村さんのこれと、私のあれを近づける。
不思議だ。全く触ってないのに、こんなに濡れてて、もう準備ができてるなんて。
でも、考えてみたら、こんなにドキドキしたのはたぶん初めてだ。こんなに男の人のものを、私の中に受け入れたいと思ったのは初めてだと思う。どうしても、今すぐに蔓村さんが欲しい。
「……」
それでも、私は直前になって躊躇した。
――ゴム、付けてない。
少し頭が冷静になる。お金の事とか、もしもの事とか、色んな事が頭の中に浮かんでくる。でも、
「あぁっ……! ほんとに、ダメっ……!」
蔓村さんの可愛い声が、そんな私の理性を吹き飛ばした。入れたい。蔓村さんを、私の中に受け入れたい。
ゴムなんて取りに行ってたら、蔓村さんに逃げられちゃう。蔓村さんが欲しい。蔓村さんを受け入れたい。私の中に。私の奥に。
「入れ……ますよ?」
「……ダっ、……はぁあっ!」
「んんっ……」
蔓村さんの声と、私の声が重なって、私の中に蔓村さんが入ってくる。
「あぁぁぁぁぁぁっ……!」
「んんっ……、あっ!」
お腹の中に、蔓村さんが、奥まで……。
ちょっと苦しいけど、でも、それ以上に嬉しくて、幸せで、入ってるだけでイキそうになる。でも、
「動き、ますよ……?」
私は頑張って、腰をゆっくり動かす。
「あぁぁぁぁー……」
「んっ……。蔓村さん、すごい……気持ちい……、あっ」
蔓村さんのが私の中でびくんとなる。
愛おしくて、気持ちよくて、私もよくわからなくなってしまいそうだ。
「ああーっ! ああぁっ!」
「んっ……、んっ……、ああっ!」
蔓村さんのが気持ちいいところに当たる。
「渡さん……。んんっ……、渡さん……」
「なん……ですか?」
とろけた顔で蔓村さんが私を見ている。
「あぁっ……。渡さん、かわいいです……。んっ……、かわいい。その
私の中がきゅーっとなる。
「私も、私も好きです。んっ、んっ……。蔓村さん……」
手をついて、蔓村さんの目を見ながら動く。
「好き……、好き……」
蔓村さんの敏感なところと、私のすごく気持ちいいところが当たって、色んなところがきゅんきゅんする。
「渡さん、好き! 好き! あっ、あぁ……。好きっ」
「私も、ぁぁっ……、ダメっ……、イクっ!」
……私は蔓村さんの上に覆いかぶさるように倒れて、しばらく余韻を感じ続ける。
「ああっ! ……あっ!」
私の中がぎゅっとなるたびに、蔓村さんが声を漏らす。
気持ちよくて、可愛くて、愛しくて、何度も私のお腹の中が収縮してまたイキそうになる。
「……はぁー」
少し落ち着くと、私は体を起こして、手をついたまま腰を動かし始めた。蔓村さんの可愛いところ、もっと見たい。蔓村さんを、もっと感じたい。
「んっ……んっ……」
「んっ……、んんっ……、あっ! 待って! 渡さん! 待って! ダメっ! んんっ……あっ! ダメっ、あふれちゃう。あふれちゃうからっ……。好きって……、ああっ! ダメっ! ああっ!」
蔓村さんは右手の甲で口を押さえて、左手で力なく私の腰に触れる。
「あんっ。いいですよ。んっ、出して。出してください。あっ」
「……ほんとに……あぁっ! ダメっ! とめてっ! んんっ! んっ! 好き! あっ、好き! 渡さん! 渡さん! 好きっ!」
蔓村さんのが私の中で、びくんびくんと動くのがわかった。
それが愛しくて、それが気持ちよくて、私はまたイってしまう。
「はぁっ、はぁっ……」
私は蔓村さんの体の上に覆いかぶさり、そのままぎゅっと抱きついた。
まだ、私の中に蔓村さんを感じる。私の中が、余韻できゅっと締まっては、蔓村さんを強く感じてまたイキそうになって……。
「はぁっ……、はぁっ……。渡さん……。好きです……」
「……私もです」
私たちはしばらく繋がったまま、抱き合っていた。