聖槍に選ばれたマクギリスはハーレム王になるそうです 作:生死郎
2023年の年明け最初の投稿は総合評価1000ptになった特別企画。グレイフィアとのエロ回です。
銀髪の女王の性教育①
元七二柱一四位レラジェ侯爵家の名跡を継ぐことが正式に決まったマクギリス・ファリド。その就任を祝いたいと
伊豆の山奥にある純和風な旅館で、マクギリスは、意外な人物と再会する機会を持った。サーゼクス・ルシファーの
上級悪魔就任、名跡を継ぐための手続きなど何かと顔合わせをすることも多いが、偶然とは思えない気がして、マクギリスは彼女に尋ねてみた。言葉は平凡である。
「どうしてここに?」
文明の発生以来、人間界でも冥界でも一兆回以上も使われた言葉だろう。
「オフを頂きました。まだ眷属もいないのですから何かと不自由することもあるかと思います。その際は私がフォローさせて頂きます」
羽目を外し過ぎないように監視するためのお目付け役と、マクギリスはそう解釈した。
「それは……せっかくの休暇に申し訳ないな。私のお目付け役などそれでは公事なのではないか?」
「冥界では、公事と貴族や高官の私事とが、しばしば区別をつけがたいものとなります。今回は、その小さな例のひとつでしょう」
「たしかに、これまでも大きな例がいくつもあったな。まあ、私が言うことでもないが休暇は別に申請してもいいとは思うな」
◇◆◇
マクギリスの部屋でグレイフィアと二人で夕食を取り、食後にバーボンを呑んでいるとグレイフィアが尋ねてきた。
「サーゼクスから訊きましたがマクギリスは眷属をハーレムとして囲いたいそうですね」
「ええ、その通りですよ。そのために、候補は厳選しています」
美女を侍らせたいだけならば貴族の力があればダース単位で愛人を囲うことも可能だ。眷属とする必要はない。優秀であれば貴賤、年齢、所属勢力を問わず麾下に招くつもりだが、それは領地を運営するために必要な人材であって、眷属とするならば優秀であり、そして美女が欲している。
「そうですか、ええ。眷属とするならば容姿にばかり拘るわけにはいきませんね」
一夫多妻、多夫一妻などもあり得る悪魔である。貴族が愛人を持つことも珍しくないのでグレイフィアは、その点には言うことはなかった。
「それでは、あなたは男として一人前になれているのかしら? マクギリス」
「それは……どういう?」
「つまり、童貞を卒業しているのかしら?」
グレイフィアがいつもと変わらない表情で、淡々と言う。表情と内容のギャップにマクギリスは戸惑う。
「その様子では、マクギリスはまだ一人前になられていない。童貞なのですね」
憧れさえ持っている美女の口から「童貞」と言葉が出て、マクギリスは羞恥心を煽られた。
なんという罰ゲームだ! マクギリスは内心苦々しく思っているとさらなる爆弾をグレイフィアが投げつけた。
「別に責めてはいないのです。女を抱けばよいのですから」
「だ、抱く? ……いや、まあそれはその通りですけど」
「勿論、どんな女を抱いてもいい、というわけではないの。筆下ろしを務めるのは特別ですもの……」
「つまり……?」
「あまり深く悩まないでちょうだい。私にあなたを大人の男にさせて……ね?」
欲望と理性の板挟みになっているマクギリスに、グレイフィアは蠱惑的な笑みを浮かべていた。
◇◆◇
「グレイフィア、本当に俺なんかの相手をして良かったのか? 俺よりも、サーゼクス様のほうがよかっただろう?」
一人称が素になってしまったマクギリス。浴衣をはだけさせられ、上半身裸になったマクギリスには男として充分な魅力を感じられた。
「ふふふ、マクギリスにヤキモチを焼いてもらえるとは、光栄ね。……サーゼクスは愛していますが、あなたも充分、オンナとして惹かれる男よ。……ちゅっ」
逞しい青年の首筋に引き寄せられるように、グレイフィアは柔らかな花弁を二枚重ねたような唇のぽってりした唇を押し当てた。びくん、と震える反応がグレイフィアには愛おしい。
「マクギリスの身体、とてもセクシーだわ。均整の取れた素敵な肉体ね。まるで
グレイフィアがキスを一度すればあとは止まらなかった。首筋、肩口、胸元にキスの雨を降らせる。
「う、わぁっ、ああっ」
「マクギリスの声、可愛いわぁ。……れろっ」
唇だけでは物足りず、マクギリスの肌にグレイフィアが舌を這わせる。どんどん強くなる匂いと味に、グレイフィアの鼻息も荒くなっていく。胸元から下がり彼の乳首を口に含む。淫楽に耽るグレイフィアは左右の突起をじっくりと咥え、嘗め回す。
「待て、グレイフィア、待て……ううっ!」
「待ちません。私、とっくにスイッチが入っているのですから。あむあむ」
身悶えるマクギリスの表情を上目遣いで見つめたまま、ぴんと尖った男の乳首を唇と舌、そして指で慈しむ。マクギリスは無駄な肉をそぎ落とし鍛えられたバレエダンサーのような逞しい細身だ。胸板が厚く柔弱さは感じられない。
「マクギリス、両腕を上げてください。万歳です、ほら万・歳」
「……? こうか?」
胡乱げにグレイフィアを見ながら、マクギリスは彼女に従う。
「はあぁ……これがマクギリスの匂い、なのね……」
「おいっ、どこの匂いを嗅いでいる!? 恥ずかしいだろう」
グレイフィアは腋毛に鼻をくすぐられながら、深く息を吸い込む。初めて嗅ぐ匂いだが、グレイフィアの背筋に甘い電流が走る。腰がピクピク弾んで揺れる。頭の奥が痺れる。
「恥ずかしがるのははまだ早いですよ? さ、次はお尻を上げてくださいな。……ふふ、ほら、楽しんで?」
「お前さん……性格変わってないか……?」
そう言いながらもマクギリスが尻を持ち上げたので、グレイフィアは浴衣とパンツを脱がす。反り返った肉幹が引っかかったが、構わず一気に全裸に剥く。下着まで一気に下ろされるとは思ってみなかったのか、マクギリスは瞠目する。慌てて股間を隠す.
「さあ、手をどけてくださいな。うふふ……かわいらしいこと」
一人の女として、この青年に女を教えたい気持ちがグレイフィアの中でどんどん強くなる。
グレイフィアがマクギリスの脇腹を軽く嘗めた瞬間、マクギリスの腕から力が抜けた。グレイフィアはその隙を突いてマクギリスの両手を握り締めて股間のガードを外す。期せずして、指を絡め合う恋人繋ぎのようになっていた。
恥じらうマクギリスをよそに、グレイフィアはそそり勃つ肉幹から目を逸らせなくなっていた。ソレは今までに見た男──サーゼクスのモノしか知らないが──よりも、長大で、凛々しくて、勇壮としていて……ドキドキする。
肉幹が発するフェロモンに誘われるように勝手に顔が近づき、匂いを嗅いでしまう。
ぎゅうっとマクギリスの手を握り締め、すんすんと形のよい鼻をひくつかせるグレイフィアの顔は女のものへと変貌していた。半開きになった唇が吐き出す熱い息がペニスに当たるたびに、マクギリスは呻く。
「マクギリスのおチンチン、苦しそうですね。今、楽にしてさしあげます」
楽にするとは? 疑問に思うが、憧れのグレイフィアにのしかかれたマクギリスは期待が、現実のものとなる。
「失礼いたします。……はむ」
グレイフィアはいきなり亀頭を口に含んだのだ。キスすら知らない童貞にとって、いきなりのフェラチオだけでも凄まじい衝撃であったが、魅力的な美女はさらに舌を使って肉幹を刺激させ続ける。
得も言われぬ快感が奔り、マクギリスの腰が布団から浮き上がる。
「んぐっ!?」
そのせいで肉幹がグレイフィア咽喉を叩いてしまう。しかし、グレイフィアは呻いただけで決してペニスから口を放そうとはしなかった。逆に、目に涙を滲ませつつもさらに深く屹立を呑み込み、丁寧に扱き続ける。
美しい顔を歪めさせている申し訳なさと、肉幹を咥えてさせている征服感。肉幹から広がる甘すぎる快楽に、マクギリスの思考が混乱する。
「ン……ン……ンン……っ」
「ひっ!? 待て、あっ、今はダメだ……グレイフィア……ううっ」
マクギリスの言葉も聞かず、グレイフィアが顔を上下に動かし始めた。両手を互いに握り合い、鼻の下を長くしたひょっとこのようにしたフェラチオをする。
「じゅぶぉっ、じゅるる、んふ……じゅぶん、ぢゅるぢゅるっ、じゅぷっ、じゅぷっじゅぷっ、んふぉぉ……」
グレイフィアの情熱的な舌技がマクギリスの分身を包み、慈しむ。舌でねっとりと嘗められてはたまらない。
グレイフィアの舌は次第に大胆に肉幹を這い回り、男の急所をちろちろと嘗めてくる。
「はぁっ、はぁぁっ……んふぅぅ~~……んむぅっ、じゅるじゅるっ、じゅっぷぅぅ……ちゅぽっ! はぁぁ、チンポ、くださいっ……もっとぉ、チンポしゃぶさせてぇ!」
貪欲に咥え込み、頬をへこませ、顔を左右に傾け、今までに見たことのない表情で、フェラチオ奉仕をしてくる痴態に、マクギリスはいよいよ現界が迫る。
「ぐ、グレイフィア……」
マクギリスは腰を引くが、グレイフィアはより深く肉幹を呑み込み、繋いだ手を握り締め、上目遣いで見つめてくる。その目と指は明らかに、このまま出せと訴えていた。さらに、舌が裏筋を激しく嘗め回り、童貞にとって甘すぎる誘惑を仕掛けてくる。
マクギリスもいよいよ腹を括る。
「出すぞ、グレイフィア……!」
マクギリスはついに憧れの女の口内に欲望の塊を解き放つ。凄まじい愉悦にマクギリスは満たされた。
「んぐうううううッ!」
咽喉を打つ白濁液によってあっという間に身体を灼かれ、鼻を抜ける匂いに頭が蕩け、グレイフィアの意識は真っ白に染まった。デロデロとした精液の塊の噴射で甘美な味が口内に溢れ、味わい尽くしたいと咽喉が勝手にゴクゴクと動いてしまう。
咽喉や胃から広がる灼熱が骨の髄まで溶け込んで来るようで、その心地良さはフェラチオの比ではなく、悦楽が全身を灼いて頭の中に火花が散った。
マクギリスが達したというだけで甘い電撃を走らせ小さな痙攣を起こしたグレイフィアは、さらに欲しい思いグレイフィアは、ととろん、と蕩けた瞳でマクギリスを上目遣いで見つめる。
申し訳なさからマクギリスが一度手を振りほどこうとした瞬間、グレイフィアがじゅるるっ、と大きな音を立ててペニスを啜った。射精直後で敏感な亀頭を襲う刺激と、尿道に残ったザーメンを吸われる愉悦に、マクギリスは布団の上で仰け反る。
「ぢゅるるる、んふう、ずぞっ、ずぞっ、ぢゅるるるるるるるる! んぅんっ、ふうー、ふううっ、んふうううん、ぢゅっぷ、ぢゅっっっっっぷ!」
あまりの快楽にマクギリスは声も出ない。代わりに、淫らで卑猥な音だけが部屋に響く。
「これがマクギリスの味なんですね」
ようやく顔をあげたグレイフィアが、れろりと唇を嘗めながら掠れた声で言う。上気した顔には、恍惚の表情が浮かんでいた。
「味って……驚いたな、飲んだのか」
マクギリスは驚きながら、枕元にあったペットボトルを差し出して、グレイフィアに呑ませる。
「はい。味わってみたかったんです」
水を飲み終えたグレイフィアは頬に手を当て、うっとりとした顔で言う。
「今度はこういう形で互いをわかり合いましょう」
ネットリとした視線をマクギリスに向けながら、グレイフィアは浴衣を脱ぎ始めたのだ。
「あまり見られると恥ずかしいです。……がっかり、しないでくださいね?」
「しないよ。絶対にしない」
グレイフィアは「約束ですよ?」と言ってから、浴衣を脱いだ。
露わになった双つの膨らみは、男を魅了して忘我の境地に陥らせるほどに艶めかしかった。一〇〇cmは超えるだろうと思われる釣鐘型の乳房は僅かに外側に広がるような形と、少し大きめの薄桃色の乳輪が男の欲望を煽る。
「私の裸を見た殿方はサーゼクスとあなただけね」
「ああ、美しい。グレイフィア、綺麗でセクシーだよ」
「マクギリスも、ずいぶんとお口が達者ですね。……あっ」
マクギリスがグレイフィアを抱き寄せると、そのまま唇を重ねた。
「お世辞じゃなくて、全部本音だよ。ずっと惹かれていた。……怒った?」
「怒っては、いません。ですが、せめてファーストキスは他の誰かにとっておかれたほうが……ンンッ」
マクギリスは再び唇を奪った。
「オンナを教えてくれるのだろう? ならば、これもちゃんと教えてくれよ。それに、グレイフィアだって、拒まなかったじゃないか」
「私も、欲しいと思ってしまったから……」
三度目のキスは、グレイフィアからされた。マクギリスのそれとは違い、舌を割り込ませてくる、大人の口づけだった。甘い唾液を纏った肉厚の舌が口内に侵入し、ぬらぬら動き回るだけでもたまらないのに、胸には巨大な膨らみも押しつけられる。
「んぷ…んちゅ……ちゅぷ……」
グレイフィアはひたすら舌を捻じ込んで、何度も何度も唾液をマクギリスに送り込んでいく。恋する少女のような、情熱的で心を込めたキス。
「ん、んぶっ、んくっ! んんんっ!!」
じゅるじゅる、ちゅぱちゅぱという水音がして、互いの唾液が混ざり合う。
グレイフィアの唾液がマクギリスの口の中に入って、マクギリスは自分の唾液と混ぜてグレイフィアに送り返してくる。
舌先で歯茎をなぞったり、舌を絡ませあったり、熱を分け合うように唾液を飲み込んだりと、グレイフィアは夢中になる。
グレイフィアがマクギリスにネットリとした視線を向けながら彼を布団にそっと押し倒す。マクギリスにのしかかったまま、グレイフィアはネットリとした舌使いを繰り出している。
「……マクギリスには、こちらも教えてあげる」
「え?」
キスを中断したグレイフィアが、マクギリスの顔を跨いできた。彼は驚き、歓喜と興奮へと変わった。
グレイフィアがパンツを脱ぎ捨てたので、仰向けのマクギリスからは両膝をついたグレイフィアの股間が覗けてしまう。
「……おおぅっ」
初めて見た本物の女性器にマクギリスは魅入られた。
逆三角形をした、銀色の濃いめのヘア。ぷっくりと膨れた大陰唇の縁にも、僅かに柔らかそうな秘毛が生えている。肉貝は左右に捲られ、膣前庭の鮮やかなサーモンピンクが覗いていた。
美しく淑やかな、クールビューティな美女の股間に、こんなにも淫猥なものがある。そのギャップがマクギリスを激しく滾らせた。
「そ、そんなにじろじろ見ないでくださませ。あまり、私だって、凄く恥ずかしいんですから……っ」
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そう言ってグレイフィアは、自らの指でラビアを広げる。くちゅり、と粘ついた音の淫らさい、マクギリスは生唾を吞み込む。
マクギリスはグレイフィアの秘所へと指を伸ばし、陰核に触れる。
「アッ……!」
真珠を思わせる突起に指が当たった瞬間、内腿が震え、膣穴がきゅうっと窄まる。そのまま陰核を指の腹でまさぐり続ける。
「はっ、んっ、んんん……あっ、はあぁ、ああ……くうぅ……っ」
前戯によってグレイフィアは甘く妖しい声を上げる。マクギリスは指をグレイフィアの膣口へ移せば、膣口は驚くくらいに熱く、柔らかく、そして濡れていた。ひくつく入口に指をあてがうと、勝手に奥へと吸い込まれてしまう。
「ああぁっ!」
グレイフィアの肢体が震えると同時に、柔らかな膣襞がいっせいに窄まる。
「マクギリス……ああ、マクギリス……ンン……深い、です……それ以上は……あっ、あっ、いけません、今、動かされたら……はぁん!」
グレイフィアは切なげな顔を見つめたまま、マクギリスは蜜壺をまさぐる。うねうねと蠢く媚襞と次々と分泌される愛液に誘われるように、指を加速させていく。
「はあぁ、ああ、はっ、んっ、くうぅ……待って……待ってください、マクギリス……ダメ……あっ、あっ、イヤ……んんんん……っ!!」
右手でシーツを握り締め、左手で口元を押さえながら、グレイフィアが一際大きく女体を痙攣させた。膣壁が収縮し、熱い液体がマクギリスの手のひらに浴びせられる。
見目麗しい女を絶頂に導く。それはある意味、ただ射精するよりも男にとって快感であり、歓喜であった。男としての達成感を覚えた。
さらにグレイフィアへ迫ろうと、起き上がろうとするマクギリスだったが、グレイフィアはそれを許してくれない。上気した顔のまま、マクギリスの腹の上に腰を降ろした。愛液と潮で濡れた陰唇の感触にペニスが跳ね上がり、グレイフィアの尻を叩く。
「んふふ、こちらのマクギリスもやんちゃなのですね。すぐに女を教えてさしあげます」
恍惚とした表情や息遣い、マクギリスの腹筋に花弁を擦りつけるような腰の前後の動きから、彼女自身、官能の白い炎に心身を焼かれていた。その餓えた様子がマクギリスには愛おしく映る。
「大事な、生涯に一度しかない初めての相手が私みたいな女で後悔しませんか?」
「ふふふ、急に弱気になったのかい? 俺の初体験はグレイフィアがいい。大事な、生涯で一度しかない初めてだからこそ、グレイフィアとしたい。絶対に後悔はしない」
「……わかりました。では、マクギリスの童貞を奪わせて頂きます」
グレイフィアは嫣然と微笑んだ。
淫蕩な女王とエッチなメイドさんの状態を反復横跳びするグレイフィア。彼女がこうなっているのは、原作既読者ならば察して頂けるかもしれません。