聖槍に選ばれたマクギリスはハーレム王になるそうです 作:生死郎
番外編:被虐趣味に目覚める銀髪の殲滅女王①
(私……どうしてしまったの……)
グレイフィア・ルキフグスは大量の生温かい粘液でびしょ濡れになった右手を洗いながら、洗濯に入れたパンツを見る。クロッチ部分には、大きな染み。
休憩時間とはいえ、グレイフィアは我慢ならず平日の昼間から自慰に耽っていた。
それも、指で秘部を弄ぶものではない、秘部を突き穿ち、喉奥まで挿入され窒息しそうなほど詰め込まれたペニスの感触を忘れられず、キュウリに唾液をまぶし秘所へ挿入したり、
(使われちゃったんだ……私の身体で、セックスを学んでもらったし……オモチャのようにも弄んでもらっていった……)
思い出すだけで、グレイフィアは再び愛液が会陰を濡らし始める。道具のように使われることに、覚えのない感情が湧いてくる。
長い生涯で、初めての経験。
───もっともっと、彼に使って欲しい。
そんな感情を抑え込むように、グレイフィアは洗面所の扉を閉じた。
◇◆◇
マクギリスとグレイフィアが人間界で会う場所は、元々グレイフィアが個人で用意した物件であるマンションだった。ルシファー眷属やグレモリー眷属のスケジュール管理を任される彼女は、人間界での活動を支えるため情報交換だけでなく移動の手配、資金の融通、事件の事後処理なども担当し、今回用意したマンションも複数の企業を架空名義で運用する彼女が悪魔陣営の関わっていないと偽装して確保したセーフハウスのひとつだった。
緊急時にグレモリーが持つホテルなどの施設や物件が使えないために備えた拠点のひとつなのだが、グレイフィアはこれを現状では私物化しているといっていい。
旅館での密会から数えて二回目の密会だった。
ぎこちない感じを出さないように、グレイフィアはマクギリスを部屋に招き入れた。
(あぁ……ダメね……)
直前まで、部屋には上げずにお引き取り願おうと思っていた部分もあった。しかし
マクギリスも、緊張しているようだった。とはいえ緊張もほとんど見せず、服装は軽装である。プレッピースタイルも上品さとカジュアルさが両立している装いは悠然として隙が無い。反対にグレイフィアは、いつものメイド服を脱ぎ、ブラウスとキュロットスカートに着替え、メイクまでしていた。
(これじゃ、私のほうが緊張しているみたいじゃない。必死に準備したとか思われないかしら)
「グレイフィア、綺麗だ……脚も……」
無理して若いファッションをしているように見られないかという不安もあったが、マクギリスの自分に対する熱い視線からそれは杞憂と悟る。
魔力で姿を変えられる悪魔であるグレイフィアは、いつもの姿でも若々しく今着こなしているファッションでも充分に似合うのだが、本人の意識はまた違うものだ。
「ありがとう。私がキュロットというのもどうかと思うんだけ───」
マクギリスは言い訳の時間すら与えてくれなかった。
玄関に立ったまま、距離を詰められてグレイフィアの唇が奪われる。ついばむようにキスを楽しむような猶予を与えられ、やがて口内にマクギリスの舌が侵入してくる。
「んうぅっ……んちゅっ……ちゅぷっ」
マクギリスと交わす久しぶり……とも言えないが再びのキスは、彼女にとって征服されるキスだった。
ふっくらとした艶のある唇を分け入って、大蛇のように口腔を犯しにかかるマクギリスの舌。血行の良いピンク色の歯茎や頬の粘膜の隅々まで、味わい尽くさんばかりに蹂躙していく。
(こんな、烈しくだなんて……)
ちゅぱちゅぱ、ぴちゃぴちゃという妖しい水音が耳に入ってくると、それさえも性感を昂らせる媚薬となる。
存分にグレイフィアの口内を楽しむマクギリス。舌を激しく動かしながら、唾液をグレイフィアの口内に送り込んでいく。
「ずちゅっ……じゅるっ……んぢゅっ……ちゅうぅっ」
マクギリスは、左手をグレイフィアの背中に回して強く抱きしめるように力を入れた。そして口唇で繋がったまま逃げられなくさせると、右手でキュロットの上から肉の園を撫でにいく。
「んあぁんっ……んむ、んぐぅっ」
服の上からでもすでに火照っていることが分かる女性の秘奥。下着の上から中指と薬指でさすられると、それだけで震えるほどの快感が火花のように散る。
(そこぉ……気持ち、いい……!)
艶のある声をあげようとするが、口はキスで塞がれているため呼吸もままならない。鼻で呼吸をしようとするも、まず大量に注がれる唾液を飲み干さなければならない。
「んむぅっ、ごくっ……んんうっ……!」
女性では抗えない強い力で抱き締められ、酸欠に追い込まれそうになるほど暴力的な接吻。自分が年下の男に好きなようにされているという事実そのものが、脳内で大量の快楽物質を分泌させているようだ。
呼応するように、涎を送り込む。口内に美女の唾液が入って来るなり、すぐに吸いついてごくごくと嚥下していくマクギリス。グレイフィアと体液ごと交わっていく。
貪るような深く激しい上の口での交わり。おさまりきらない透明な粘液で、二人の顔はべとべとになっていく。
「んぢゅうっ……んむっ……」
右手にさすられ続け、今やキュロットのフロントさえじんわり色が変わってきた。グレイフィアの女芯から、パンツだけでは処理できないほど大量の蜜が溢れ出ていた。布地では吸い切れない量の体液が、下着を超えてマクギリスの指を濡らす。
「っはぁ……まずは、上がってちょうだい。ベッドに生きましょ……?」
やっとのことで生じたわずかな息継ぎの時間に、グレイフィアは彼を部屋に誘う。
廊下を抜けて、マクギリスはグレイフィアをベッドに横たえて盛んに唇を求めた。
「んっ、んうぅっ……マ、マクギリス……下、脱がせて。お洋服が汚れちゃうから」
そう。あくまでも、服が汚れないようにするため。
「グレイフィアの脚、とても綺麗です。それに、すべすべで……」
「ふふ、ありがとう」
ムダ毛が一切なく、最高級の白磁のように滑らかでいて水のように柔らかい太ももは、それだけで男を発情させる。
腰を上げると、マクギリスは腰のフックを外してキュロットスカートを下げていく。するすると衣擦れの音を立てながら、長く色白の美脚とその付け根が露出される。
「……っ!」
目の前に現れた赤いレースのパンツに、マクギリスは視線が釘付けになる。どの下着にするか悩んだのも、グレイフィアには久々のことだった。選んでいるだけで脱がされる時のことを考え、下腹部に熱を持ってしまったほどだ。
「この、パンツ……透けて……」
(ちょっと刺激が強かった、かな?)
赤色だけでも牡を昂らせるが、加えてフロントは透かしのデザインだ。女の茂みが見えるデザインは、わずかなクロッチを残して局部を隠す衣料としての役割は少ない。愛しい男を興奮させ誘惑するためだけに作られた下着。
「グレイフィア……っ!」
辛抱たらまず、美麗な人妻の股間に顔をうずめるマクギリス。ランジェリーの上から女性から秘密のトライアングルに鼻を勢いよくこすりつけ、荒く深い呼吸を繰り返す。
「あんっ……あそこの匂い、嗅いじゃっ……いやぁんっ……」
玄関で受けた愛撫で、もう股布には濃いシミが出来ていた。溢れ出るフェロモンの前には、パンツは意味をなさない。
「すごくエロい匂いがする。それに、もうこんなに濡れて……」
結婚もしているグレイフィアにとって、前戯だけでこれほど昂ってしまうことが想定外だった。サーゼクスとの間に息子が生まれるまでに数百年、性経験は続いてあったのだが、こういったことに慣れているというわけではない。それでも、自分よりも息子と歳が近い若者に完全にペースを持ってかれている。
まして、サーゼクスはその人型の消滅のオーラそのものと言える正体故なのか、どこか性的欲求が薄い夫とは、時間をかけて前戯や燃え上がるようなセックスから遠ざかっていた。湿った股間にじっくりと顔をうずめられたことない遠い過去。
「ねぇ、マクギリス……暑いから……上も、脱がせてちょうだい……?」
暑いから。理由はそれだけだ。
グレイフィアが両腕を上げると、汗ばんだ肌にぴったりとくっついたブラウスを脱がせていくマクギリス。キャミソールは着ていない。細くくびれたウエストを超えるパンツとセットの赤いブラカップに包まれたJカップの豊満なバストが現れる。
自分の胸にマクギリスの視線が注がれていることをグレイフィアは自覚して、身体が熱くなる。自分のバストが異性をたまらなく引き付ける自覚はあった。不愉快な視線も多く経験してきたが、今日は違う。若い本能に求められていることがたまらなく嬉しいのだ。
「いい……のよ。もっと見て……?」
「グレイフィア……っ!」
赤いレースのブラで形作られた、自然の谷間に抱き着くマクギリス。乳房をしっとりと濡らす汗の香りが、欲情をさらに煽る。
「んっ……あぁん、くすぐっ……たいっ」
(こんなに私のこと……なんだか、可愛いわ)
思春期の頃は気にしていた、平均よりもはるかに大きく実った両胸の果実。それでも、今は目の前の青年を夢中にさせていると思えば嫌な気分はしない。
マクギリスの視線が全身を堂々と視姦する。
むっちりと肉のついた柔らかい太ももから、ボリュームがありつつ垂れていない艶やかなヒップライン、そしてキュッと引き締まったウエストを経て、Jカップの双丘へ。
冥界でもなかなかお目にかかれない美しいS字を描く身体が、いま許されている。その事実だけでマクギリスの剛直は天を向いて暴発しそうだった。
男性でも片手では掴み切れないボリュームのあるバストを、マシュマロのように形を変える乳房を堪能しつつ、乳頭を指先で擦る。
「んっ、また……ああぁ、マクギリス……はあああぁ、先っぽばかりいじめちゃ、ダメ……アアッ」
グレイフィアがベッドに寝そべって両腕を投げ出すと、綺麗に手入れされた腋も無防備になる。
「ぁあん……ちょっと、どこを……嘗めて……っぁん」
すかさず、美女の汗ばんだ腋に舌を這わせる。噎せ返るほど濃厚な女性のフェロモンに抗えるはずがない。
(そんな、腋まで……)
夫でさえ、ここまでの激しい愛撫はしてこなかった。マクギリスにとって、身体の全てが性欲の対象なのだ。
抵抗感はもう消え失せており、残るのは自分の肉体と体液が目の前の牡を欲情させているという悦びのみ。
「グレイフィア……美味しいよ……汗も……いい匂いでっ」
両手で爆乳を揉みしだきながら、夢中でバストから腋までのラインを味わうマクギリス。涎と汗が混ざり合い、甘美で淫らな匂いが立ち上がる。嗅ぐだけで、白銀の茂みの奥からは淫靡な牝のジュースが湧き出て止まらない。
「もう……あぁんっ……変態さんなんだから、らあぁんっ……」
マクギリスは背中に手を回して、ブラホックに手をかけていた。
「……ぁんっ……」
激しい愛撫の手を休めることなく、勢いよく三つのホックが外される。
途端、ふわっと抵抗がなくなると同時に、支えられていた純白の丘が左右に広がる。甘い香りがしっとり漂い、綺麗な薄桃色の頂上が露出される。
「エロくて、綺麗だな……」
胸が大きいと乳輪も大きい傾向にはある。しかし五〇〇円玉くらいの大きさの乳輪は、豊満なJカップバストと綺麗にバランスが取れていて主張は強すぎない。
「それに、乳首も……」
中央にぷっくりと盛り上がる乳首も、しっかりとした大きさがある一方で慎ましさも持ち合わせているサイズだ。
「ふふっ、本当に上手なんだから……いいわよ……来て、ちょうだい?」
獲物に食らいつく狼のように、柔肉の双丘に顔を埋めるマクギリス。滑らかな乳房に激しくキスを繰り返したかと思うと、突き出した乳頭に一気にむしゃぶりついた。
「んっ、ぁあぁぁんっ……んうっ……んあぁっ……!」
鋭く熱い快楽刺激が、電気のように巨乳の先端から子宮まで一気に駆け巡る。大量の涎を垂らしながら、サクランボのような膨らみを口の中で転がしては弱い力で甘く噛んでくる。
(あぁっ……マクギリス、すごく上手に、なったわぁっ……!)
舌先で乳頭を撫で、苦痛にならない力加減で甘噛みをする。マクギリスの乳首責めは今までにグレイフィアが経験した夫のそれよりも性感を掻き立てる。自分が教えた性技がグレイフィアの予想を超える技量となって彼女を責め立てる。
「あぁっ……じ、上手に、なったわ、ね……んあぁぁっ……やぁんっ!」
餓えるように、両の乳首をこねり回して歯で挟む。唾液のローションのおかげで痛みは全くない。バストの中で窒息してしまうのではないかと心配になるほど、深く長い愛撫を終えてマクギリスは顔を上げた。
「……っ、ぷはぁっ……グレイフィア、俺……」
「……マクギリス……」
もう、言葉は必要なかった。
「いい、わよ……」
グレイフィアの一言が合図だった。
透かし入りの赤いパンツ一枚の姿で、ベッドに仰向けになるグレイフィア。たぷたぷと巨大な乳房が揺れるが、それでも重力に負けることなく綺麗な円錐形を保ち続けている。
トランクス一枚になったマクギリスは、息を荒げながらグレイフィアのパンツに手をかけた。
「うわ……グレイフィア、すごく濡れてる」
「もう……言わなくていいから」
「ビショビショで、張り付いて……」
(説明されると、なんかもっと興奮しちゃう……)
玄関の熱いキスから、先程の乳房への激しい責め。もうグレイフィアの秘泉は溢れる牝汁を抑えることができなくなっていた。
グレイフィアは早めにキュロットスカートを脱いでおいてよかったと思う。ただでさえ下着としての機能は高くないセクシーランジェリーだ。クロッチは水に浸したように温かい愛液でびっしょり濡れており、女性の秘密の部分が浮き上がって見えるほどだ。
ゆっくり両手でパンツが下ろされていくと、逆三角形に生え揃った銀の濃い恥毛があらわになる。勿論、グレイフィアが膣から分泌した大量の愛液で濡れ光っている。
「糸、引いているぞグレイフィア。こんなに」
(やだ、言わないでってば……!)
マクギリスの自覚がないSっ気が含まれた言葉が、興奮を誘う。
自分でもわかっていた。薄いクロッチと股間の秘裂との間に、何重にもかかる太く透明な粘液の糸。恥ずかしい匂いが立ち込めるように、秘所は火照っている。
これほど濡らしてしまったことなど、今までにあっただろうか。夫との初めての交わりの時ですら、記憶に残るほどではなかったと思う。目の前の若者より性経験があるはずのグレイフィアも、自身の昂りに戸惑う。
パンツを脚から抜くと、変色するまでに湿ったクロッチをまじまじと見つめるマクギリス。
「ちょっと、そんなの見るものじゃないわ……すっごく、変態っぽい……」
たしなめるグレイフィアだったが、次の瞬間、マクギリスはそれを聞かないどころか正反対の行動に出た。なんと、クロッチを顔に近づけたかと思うと、すーっと深く息を吸って匂いを嗅ぎ始めたのだ。これには、グレイフィアは火が出るほどの羞恥に顔が熱くなる。
「ねぇ、ほんとやめてってでば……ほ、他の女性にもそんなことをしているの……?」
「いえ、グレイフィアが初めてです。というか、旅先から帰ってすぐに別の女性と関係を持ってはいませんよ。……ん、甘いような、酸っぱいような……すごくエロい匂いがしますね」
わざと煽るでもなく所感を述べるだけのマクギリス。手に放った精液を嘗めさせられたことを思い出す。グレイフィアは彼が真性のSではないのかと思い始めた。彼の自覚がない真性の恐ろしさを感じ、さらに潤っていくグレイフィアの恥部。
「もう……下着はいいから、こっちに来て……?」
そう誘うと、完全な裸体をさらけ出したグレイフィアに抱き着いてきた。一九六cmの古代ギリシャ彫刻を思わせる、堂々たる体躯と鍛えられた筋肉を持つ胸板と、揺れる白い乳房が重なり合う。
───熱い……!
初めて交わったときも思ったが新陳代謝も活発なのだろうか。マクギリスの身体はとても熱く、それが余計にグレイフィアの芯まで火照らせる。抱き合いながらキスを重ねていくと、もうたまらない。
(我慢できない……早く……早くもっと気持ちよくさせて……!)
「ねぇ、マクギリス……もう……」
説明は不要だった。マクギリスはトランクスを脱ぐと、そこには立派な体躯に相応しい長大で、凛々しくて、勇壮としている肉幹。鈴口の先端からは、だらだらと透明な液が溢れて竿を濡らしていた。匂い立つ牡の熱気にあてられそうになる。
(何度見ても、やっぱりすっごく大きい)
心も身体も服従したくなる牡の象徴に、グレイフィアは思わず見惚れてしまう。
あの旅館での三泊四日の日々。何度も吐精してもすぐに活力を取り戻して、自分を貫くにたる硬さを取り戻すことをグレイフィアは心と身体にしっかりと教えこまされていた。
颯爽たる美青年たるマクギリスは、グレイフィアを貫き、腰で打撃し、手でひきずりまわし、脚で蹂躙した。彼女はマクギリスより年長で、性について教えるはずなのに、深窓の窈窕さは一万光年先へと消えて失せ、まるで獣のように恥知らずに、しかも恍惚としてのたうちまわってしまった。
太く剛毅な竿と、充血して破裂しそうなほどに膨らんだ亀頭。粘膜の壁を削いでしまうのではないかと思うほどの高いカリ首。女性が尊厳を放棄し、隷従したくなるほどの凶器だ。
(ああ、また……これを……)
旅館のひと時はそれほど昔のことではない。それなのに久しぶりのように感じ、欲しいと餓えた思いに焦がれる。
───生で欲しい。
これが隠し切れない欲望。大きくて硬いペニスを生で直接感じたい。コンドーム越しでの挿入など生殺しで気が狂いそうになる。
牡の極太生殖器を待ちわびるグレイフィアの肉孔。早く生で奥まで挿入して欲しい。早く生で襞をかき混ぜて欲しい、早く生で大量に射精して欲しい。───早く生で子宮を妊娠させて欲しい……肥大化した欲望が肉幹を求めているのだ。
「それじゃあ、グレイフィア……」
「ええ……いいのよ、マクギリス……」
自分がマクギリスを導く。自分の性器をマクギリスに使ってもらう。
服従心に囚われたグレイフィアは、気がつけば自分の指を秘所に当てていた。
(あぁ、私ったら、何を……!)
両手の人差し指と中指を充血した大陰唇にひっかけると、ゆっくりと両側に開いて女性としての秘奥を開帳する。もうそこに理性など一欠片も残っていなかった。
M字に開かれた長い美脚の間、整えられた銀の茂み。その中央に、両手の指で広げられ露わになったグレイフィアの膣が愛液で光っていた。
グレイフィアの淫口から雄を求める体液が吐き出される。それが充血した肉芽や陰毛をベトベトに濡らしていく。
剥き出しになったサーモンピンクの粘膜と、とめどなく淫蜜を分泌し続ける真ん中の細く狭い膣口。すぐ上には、小さな肉の芽が赤くふっくらと腫れ上がっている。牡を受け入れる準備が整った、グレイフィアの女性器がそこにはあった。
「挿れて、ちょうだい……そのまま一気に、生で」
マクギリスは無言のまま、巨大な亀頭を膣孔の割れ目に沿わせて少し上下させる。男女の混合液がブレンドされる様は、これから起きることの前触れ。これだけでもグレイフィアには粘膜が爛れてしまいそうだ。
(早く……早く挿れて欲しいの……マクギリスのを……っ!)
刹那、マクギリスが肉幹をまっすぐに性器に当てると、容赦なくそのまま腰を前に突き出した。
「んあぁぁぁぁんっっっ!」
(やっぱりおっきい……こんなの、おかしくなっちゃう……!)
久しぶりの凄まじい挿入感に、自然と叫びにも近い声があがる。
肉幹が膣内の襞を抉りながら一気に女性の神秘を蹂躙し、グレイフィアの頭が真っ白になる。呼吸を整える暇も与えず、マクギリスは腰を前後させていく。
「っああぁんっ……んあ、ぁぁんっ……んうぅ、はぁぁぁっ!」
呼吸の仕方が分からなくなる。女性の膣内を掻き回すのに相応しい形状をした、牡の剛槍。
(これよ、これが欲しかったの! ……忘れるなんて、もう無理、無理ぃっ!)
自分は、男性を何も知らなかったのだと改めてわかった。
婚姻歴、年齢、どれも関係ない。圧倒的な牡に隷従する初めての悦びが、下腹部から脳を支配する。
(不思議ね……純粋な力であればサーゼクスのほうが格上なのに……彼は滅びの力でしかないから……?)
「あぁぁぁっ……んんうぅ、もっとぉ……はぁぁぁんっ……もっ、とぉ……!」
サイズだけとは思えない。間違いなく相性もある。小柄な女性にはすぐに受け容れられないほどの肉幹だろう。グレイフィアは自らの身体の造りにさえ感謝するほどに快楽に飲まれていた。
(女に生まれて良かった……こんなの、こんなの……!)
膣道を往復する肉幹。ちょっとした摩擦による滑りの悪さが性感を増幅させていく。この快楽を知らない人生など嫌だ。女で生まれてよかったとグレイフィアは法悦にわなないた。
「グレイフィア、グレイフィア……っ!」
マクギリスの目が爛々と輝き、そこには剥き出しの欲望だけが渦巻いていた。
「んっ……あんっっ、気持ちいいぃぃっっ! はぁあんっ……! チンポぉ、チンポ好きいっ……もっと、もっとちょうだぁいぃっ!」
グレイフィアが懇願すると、マクギリスのピストンはさらに激しさを増す。
(なかで、マクギリスのがいっぱい擦れて……)
言葉を発することもままならない、休みないペニスの蹂躙。膣内の大蛇もさらに膨張したような……。
「グレイフィア……グレイフィアっ!」
マクギリスは両手でグレイフィアの腰を力強く掴むと、自分のほうに勢いよく引き寄せた。ふっくらした乳白色の肌が、指の形に凹む。
腰を掴まれているので、グレイフィアの下半身全体がマクギリスの所有物のよう。見ようによっては、女性の身体をオナホールのように扱う体勢だ。
「んぅっ……っくぅ、ぁあぁぁんっ!」
嬌声が止まらない。男性の力強さに自由を奪われ、上気した顔には自然に妖艶な笑みが浮かんでしまう。
(これ、好きなの……殿方に支配されちゃってるんだぁって思えるの)
「グレイフィア……気持ち、いい……ぞっ!」
グレイフィアの会陰に狂ったように自らの腰を打ちつける金髪の獣。太く硬い肉の杭が、何度も人妻の性器に突き刺さる。
膣口の縁からは白い泡沫が現れる。グレイフィアの淫らな体液が吹きこぼれる。
それを見てさらに興奮したのか、マクギリスは一気に剛直を最深部まで進ませて、体重をかけた。
「っ……あぁぁぁぁんっ、お、おく……奥ぅぅぅっ、あたってぇ、るのぉっ!」
子供を育てるためにある女の器を、握り拳のような亀頭が何度も荒々しくノックする。
女性の神秘をこじ開け、押し入ろうとするかのような凶悪な責めには、されるがままに悩乱する。
「ぁんっ……ねぇぇっ……んうぅっ、ちょっと……やすま、せ……んあぁぁっ!」
ストップを懇願するも、快感の波にさらわれて聞き入れられることはない。
あまりに激しく、同時に性感を直に刺激してくるストロークで、瞬く間に昇りつめてしまう。
自分の性感帯はクリトリスだと思ってきた。膣へ挿入だけで絶頂するいわゆる「中イキ」は経験したことがない。しかし、それももう過去のことになりそうだ。
「グレイフィアの中、めちゃくちゃ気持ちいいっ……もっと、もっとっ……」
興奮でやや息を乱しながら、マクギリスが告げる。それに反応するように、グレイフィアの膣がぎゅうぎゅうと収縮してペニスを締めつける。
「あぁぁんっ……なかぁっ……締めちゃう、し……締め、ちゃうぅぅんっ……」
「っ……膣内、締まって……グレイフィア、俺は、もう……!」
(あぁ、イッて……いっぱい射精して……)
牡に圧倒的なまでの力の差を見せられ、もうどうなってもいいと思わされる。本能の底から子種を欲していた。
「もっと……乱暴にしても……いいからぁ……」
───もっと、犯されたい。
───もっと、支配されたい。
これは、生来の欲求だろか。
グレイフィアのドM宣言も同然の発言に、マクギリスの瞳がギラギラと煌めいた気がした。
マクギリスはすでに忍耐の堤防をこえかけていた。そこへ破滅の一撃をくわえたのはグレイフィア自身の乱暴にしてもいいという一言であった。
(そんな……私ったら、何を……)
どんどんペニスが杭打ちのスピードが増していく。
「んっ、いい……わよ……んあぁぁっ、くっ、ぅぅん……だし、てぇっ!」
「グレイフィア……グレイフィアッ……このままっ」
マクギリスは自分の生殖本能を自覚する。今までのセックスが性快楽を愉しむものだとすれば、今はグレイフィアを孕ませたいという願望が強くなっていることを自覚する。
同時に、女性を従わせる性交の快楽を覚えてしまった。腰を掴み下半身を征服した時の、グレイフィアの多幸感で緩んだ表情を見逃さない。
自分が一方的に気持ちいい性交も、暴力と恐怖で女性を従えることも望まない。お互いに気持ちよくなりたいし、女性には自分から従うように仕込みたくなる。
「グレイフィア、全部、受け止めろっ!」
気が付けば、取り澄ました態度は消えて、口調も荒くなっていた。
そこにいるのは、悠然とした青年の姿はもうない。柔らかな女体を覆うようにして勃起した肉幹を膣に突き立てる、獰猛な獣だった。
「出すぞ、グレイフィアッ!」
「私もっ、私もイクのぉぉぉっ!」
マクギリスは再びグレイフィアの肉感的な腰を掴むと、股間に引き寄せて深く結合させる。
ぢゅぷ、と大量の愛液が溢れ出る。強い力で押さえつけられる牝の下半身。
「来て……来て……私もイクからぁっ……膣内に、出して!」
「グレイフィア、グレイフィア……出るっ!」
「っ……イクぅぅぅぅぅっっ!」
グレイフィアの中で何かが弾けた。膣の奥底から襲い掛かるアクメ。肉の隙間から一直線に子宮を押し上げられた衝撃が強すぎる電気刺激となって身体中を巡り、脳神経がショートする。
膣の中で、パンパンに膨らんだ水風船が破裂したのではないかというほどの衝撃。肉幹が狭い女性器の中で跳ね回る。
───そして。
「んあぁぁぁっ……!」
(熱いの……熱い……ザーメンが……魔力がっ、お腹の中に……!)
ビシャビシャという音がしそうなほど凄まじい、大量の白濁液が子宮の入り口に打ち付ける衝撃。直接見えなくても、膣道の中にはなみなみと精液が送り込まれているのが分かる。精液に内包される魔力に、グレイフィアは背筋を弓なりに反り返らせて全身をガクガクと痙攣させ、頭の中に火花を散らしている。
「っあぁぁ……グレイフィア……全部受け止めろよっ」
射精しながら、上体を倒しベッドのグレイフィアを強く抱いてくるマクギリス。
(なにこれ……こんなの、初めて……!)
永遠にも思われる、長い長い射精を女の器に浴びながら、グレイフィアは絶頂の余韻に浸る。
グレイフィアは自分の身体には青年を虜にする魅力が残っていたことの喜びを嚙み締める。
そして同時に、男の快楽のために身体を“使ってもらう”ことの悦びも。
(マクギリスがあんなSだったなんて……でも、それもとっても嬉しくて……)
口調を荒げたマクギリスに下半身を支配された感触が、いつまでも烙印のようにグレイフィアには残った。
総合評価1500pt本当にありがとうございました。これからも頑張りますので、よろしくお願いします。
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