聖槍に選ばれたマクギリスはハーレム王になるそうです 作:生死郎
「……すごかったです」
ジャンヌは口元についた唾液と精液の混合物を指でぬぐいながら言った。
「凄かった?」
勢いや量のことかとマクギリスは思ったが、ジャンヌが言うものは違ったらしい。
「これほど濃い魔力を感じられるとは思いませんでしたから、思わずえずいてしまいそうになりました」
「魔力か」
「信じられないほど濃いものでした。……勢いや量は、初めてですからよくわかりません」
恥ずかしながら言うジャンヌを見ながらマクギリスは思い当たるふしがあった。
隣に寄り添っているしのぶもそうだが、精飲をさせたときはえずいている女性も幾人かいた。口内射精が初めてだったこともあるだろうが、魔力量に彼女たちは驚き困惑していたのかもしれない。
廃教会の長椅子の上に、白磁のような白肌を桜色に染めたジャンヌの身体から伸びた腕で肘を付き、すらりと伸びた脚で膝を付いている。
むっちりとした大きな乳房がふたつ現れている。真っ白な、絹のようになめらかに光る乳房。形の良い桃尻を高く突き出している。卵形の輪郭の顔にある美貌は、淫蕩と羞恥心とで赤く染まっていた。
後ろにいる男を見つめる彼女の瞳はゾクゾクするほど色っぽい視線を放ち、差し出されている桃尻も誘うように揺れている。
ジャンヌの後ろ姿を見ていたマクギリスはジャンヌの桃尻を鷲掴みにして膣孔を押し開いた。
「もう完全に濡れているね」
「ああ、言わないで……」
マクギリスの肉幹、その先端が密着すると、クチュゥ、と音がなった。ジャンヌは疼いて仕方がない牝の器官が得た感触に身体がゾクゾクと震え、恍惚とした吐息に変わっていた。
「あああああああっ!」
肉幹がジャンヌの中に埋没していく。肉の隙間を圧倒的な逞しさで拡張されたジャンヌは、刺激された官能で目の前に火花を散らしていた。
(まだ……入っただけなのにぃぃ……)
臀部にマクギリスの腰が密着して、逸物の全てが彼女の中に入る。主の分身を反射的に締め付けていることが、ジャンヌ自身にもよくわかった。
「ああんっ、あううっ、んううっ……」
逸物が動くとジャンヌは肉壁をえぐられて、下腹部が熱くなり、腰が痺れる。押さえ付けるようにゆっくりしたペースで子宮を突かれ、身体に快感が染み渡る。
「あぁっ、んあっ、んあぁっ、あつぅいぃぃ……!はあぁっ……!」
彼女の身体を慮るんか激し過ぎない、ゆっくりと愉しむかのような抽送でじわじわと蜜のように蕩けていくような思いだった。
心地よいがもっと激しく突き上げられればさらに快楽の泉に呑まれてしまうのではないかと期待を抱いてしまう。
「気に入ってくれたようだな。腰が動いているぞ?」
(あああああ……)
ゆっくりとしならせて突き上げられる肉幹を腰で迎えにいっている事実に、ジャンヌは恥ずかしさのあまり顔を赤らめる。それでも、餓えた情欲を抑えきれず、マクギリスの腰が止まれば物欲しさに身体を前後に揺らして深々と埋まることを求めてしまう。
「ぁぁぁっ……お、お願い、します………」
いくら腰を揺らしても求める衝撃が得られず、快感を求めて焦れったさがいたずらに募っていく。腰を止めず、桃のように形の良い尻肉でマクギリスにタプタプとぶつけている様子は、まるでマクギリスの機嫌をとっているようであり、実際に膣肉を必死で締めている。
「突いて……突いて下さい……お願いします……」
「もっとエロくおねだりすることはできないの?」
恍惚として蕩けている頭が回りはじめた。次々に湧いてくる、常ならば恥ずかしさから言わないような、卑猥な言葉に耳の先まで赤くしながら、ご褒美欲しさに腰の動きはより速くなり始めていた。
「ぁぁぁ……マスターのオチンチンでぇ、私のおマンコ、ズポズポして下さい……子宮をいっぱい突き上げて下さいぃぃ……」
後背位で繋がっている美女が、自分で腰を振りながら淫らなおねだりを口にする。それを、グジュグジュと響く濡れたような湿った音とともに聞いていたマクギリスは、妖艶な背中から揺れ続けている桃尻に視線を滑らせ、鷲掴みにした。
「ひゃうううううっ!」
ズン!と肉幹がジャンヌの最奥を突き、強烈な衝撃がジャンヌの脳天まで貫いた。
「あああっ! んうううっ!」
また鋭く突き上げられ、快美恍惚の電撃が肢体に迸り、快感が一気に爆ぜる。法悦にわななき身体中が痙攣を起こし、飛び出した舌の先まで震えていた。
口端から涎が垂れていることにも、ジャンヌは気にも留めていなかった。
「あ、あひっ、ありがとうごじゃいましゅぅ、うんんあっ! あひいいい!」
ジャンヌは両手をマクギリスに後ろから引かれるとリズミカルな腰の打撃が始まり、一突き一突きが子宮を突き上げてくる。脊髄を駆ける刺激は電流のように奔り、快感は白い炎となり身体を灼き、骨の髄に快楽が染み渡り、脳髄が溶かされていく。
「イ、あひいっ! イク! またイッちゃううう! あああああんっ!」
三日月のように反る雪白の裸身が、快感の爆発によってさらに弧を描く。抗えない快楽にしなやかな身体を張り詰めさせてジャンヌはガクガクと震えている。
絶頂に到っているジャンヌを、マクギリスは変わらず猛烈に穿ち続けている。
「いま、ああっ、イッてる、のにぃ、ひいん! らめぇっ、らめぇえええ!」
むっちりとした、絹のようになめらかに光る乳房がタプタプと揺れている。
絶頂の追撃が訪れ、理性が蒸発するほどの悦楽に宙を仰いだ美貌が淫らに崩れていく。舌を伸ばしたままガックリと頭を垂れても肉幹のピストンは止まらず、踊る三つ編みにされた長い金髪を揺らして、淫蕩な顔を晒している。
「ああ! あああ! はへえええ!」
快感の波に呑まれる声は嬌声にしかならない。それどころか胎内は求めるように収縮し、突かれるたびに絶頂してしまうほど大きな快感に苛まれている。
そして牡の樹液が迸ると、ジャンヌの意識は高く突き抜けた。
「っ─────! ああっ! ぁぁぁっ!」
根元まで埋没している陰茎が力強い脈動を起こし、精を飛ばしている。子宮を打つ灼熱は中に流れ込み、骨の髄まで蕩かす蜜の熱さがジャンヌの心身に広がっていく。
「あひぁああぁっ! んんっ、あへへっ、えへぇぇっ……」
ドピュドピュと勢いよく迸る精液を、ジャンヌは法悦を堪能していた。心身を炙るような快楽の白い炎になすすべはなく、肉体は真っ白な波濤のようにうねらせるだけだった。
「ふあっ、はふぁっ、んちゅう……れろっ……あっ、れろれろ……んはっふぁああっ」
マクギリスが繋がりながらジャンヌにのしかかり、キスをする。彼が舌を突き出すと、ジャンヌは恍惚の表情を浮かべたまま無抵抗で口内に迎え入れて桃色の唇を主のそれと被せていった。
◇◆◇
休暇を終えたマクギリスは眷属を引き連れて冥界へ帰還した。
屋敷に戻ると、領内の政務についての報告や、彼の決裁が必要な書類を渡された。情報共有は問題なく行われたが、一つ不測の事態があった。ジャスアーノの眷属だった神楽と李重が食客を集めている噂を頼りにやって来たのだ。
「どうやら、ジャスワーノの実家のほうが神楽たちを手放したそうだ」
「手放した?」
スカサハの話にマクギリスは胡乱げに彼女を見た。
「無理やりに眷属とされた者たちの反発が酷くて、フォルネウス家当主が留まる意志のないものが出て行くことを認めたそうだ」
その代わりにその後の人生にフォルネウス家は保障しないので、自己責任と自助努力で生きていけというのが、当主の意向だった。
「それで神楽を眷属にするという話も流れたわけか。まあ、それについてはフォルネウス家当主と話しておく必要があるだろうな。……だけど神楽と李重が来たのは?」
「お前の人柄ならば悪い扱いはされないだろうと思ってやって来たそうだ」
「そういうことか。いいだろう。受け入れよう。私はおだてに弱いからね」
後日、神楽はレラジェ家に食客として正式に招かれることになり、李重はレラジェ領の武官として登用されることになった。
そして、マクギリスは眷属たちを自分の執務室に呼び寄せた。休暇中に集めた新たな眷属たちを紹介するためだった。
余談だがミニーニャに使用した駒は
ミニーニャに使った駒は1つですが変異の駒を使うというのは滅却師全体が駒価値が高いというよりも、聖文字を持っている滅却師の駒価値が高いという設定です。
マクギリスの駒は兵士でも1つの価値が並の上級悪魔よりも高いくらいに考えていますので、もしも他の悪魔がミニーニャを兵士にしようとしたら駒は複数消費することになります。