聖槍に選ばれたマクギリスはハーレム王になるそうです 作:生死郎
そんなわけで記念にグレイフィアとのエロ回の閑話を書きました。
時系列的にはマクギリスと宿でよろしくやっている時です。
宿で交わり続けたマクギリスとグレイフィア。部屋に籠り一日中互いを貪り、翌朝を迎えた。朝のことである。
隣にいるマクギリスの変化に、グレイフィアは気づいた。
マクギリスは薄手のルームウェアなので、ボトムスの中央からは硬いシンボルの輪郭がはっきりと浮き出てしまっていた。カリ高の亀頭の形すら、うっすらと分かる。テントが張るとはよく言ったもので、グレイフィアは本当にその通りだと思う。
(これが、私の中に……)
「おっと……」
苦笑するマクギリスにそっと自然な動きで近づき、股間に手を添えるグレイフィア。
(硬くて……おっきい……っ!)
「グレイフィア……?」
グレイフィアは、若い猛りの感触に自らの下腹部も疼くのを感じた。牡との子供を宿すための牝が持つ神秘の器官が、熱を持ったように熱く、キュンキュンと収縮するようだ。
(ああ、私ったら……こんな、ことをするだなんて……)
「グレイフィア、あんまり触れると私も、我慢が……」
ぐんぐんと硬度を増し、すでにパンパンになった布地は今にも破れそうなほどだった。
「でも、大変そうよ……このままじゃ辛いのではないですか?」
(あぁっ、ダメなのに……私ったら、なんてことを……)
半ば無意識のうちに、グレイフィアはマクギリスのズボンに手をかける。ビンビンに勃起しているため、脱がせると反動ですぐに跳ね上がるペニス。
下腹部には、隆々とした血管が表面を這う、若々しく猛々しい肉幹がそそり立っていた。まるで引力があるようにグレイフィアの視線が引き寄せられて、改めてまじまじとマクギリスのペニスを観察する。
(すごい……これ、大きくて、しかも太い……
目の前にそびえる肉幹を根本まで咥え込んで、さらに突かれたんだという事実が、劣情を煽る。
「つらいの……楽にさせてください。ご奉仕、させてください……」
そっと手で触れると、ピクリと反応する。竿を握ってみれば、焼けた鉄のように熱い。太さは、片手でやっと一周といったところだ。男性はサーゼクス以外知らないグレイフィアには、ここまでの男性器は始めてだった。
「手、冷たくないかしら。大丈夫?」
しこ、しこ……肉幹をゆっくりと上下させる。エラの張ったカリを手がまたぐたびに、マクギリスの顔が快感に委ねられていく。
「グレイフィアの手っ……柔らかくて、気持ちいい」
亀頭の先端から泉のようにとめどなくとろとろと流れ出ている先走り汁を手のひらにつけ、ローション代わりにしてさらに肉幹をしごく。
「ふふっ。マクギリス、気持ちいい?」
「気持ちいい……手だけなのに、こんな……胸も当たっている……!」
いつの間にか、マクギリスの頭を胸に抱えるような体勢になっていた。子供を寝付かせる母親のような姿勢のまま、下半身には淫らな刺激を与え続けている。
じゅぽじゅぽと、カウパー液のローションが細かく泡立ち淫靡な音を立てる。
「グレイフィアの胸、柔らかくて最高だ。それに、いい匂いもして……」
豊かに実った柔丘に顔を埋めるマクギリスを見ていると、グレイフィアの母性本能が刺激される。
「ふふっ。なんか私も、赤ちゃんだったミリキャスをあやしているのを思い出して楽しいわ」
手淫のペースを速めていくグレイフィア。凶悪な肉幹の脈動を感じと、精悍な顔立ちに魅了されている自分に、彼女は気づき参ってしまう。
「あぁっ……今のとこ、気持ちいいです」
「先っぽの裏と、ここの間のところかしら……どう?」
裏筋の先端を押すように刺激する。いま奉仕をしているのは自分なのに、気が付けばマクギリスに見えないところで淫らな蜜を滔々と湧き出させていた。
(やだ……濡れてるの、私。何もされていないのに)
初めての経験に、グレイフィアは戸惑い、自分でもわかるくらいにクロッチが湿り始めているのを誤魔化すように、手の動きを速めていく。速く終わらせないと、もう我慢できなくなってしまう。
「気持ちいい、ですか? ……いつでも出していいですからね?」
覚えたばかりの弱みに力を加えながら、重点的にしごいていく。くちゅくちゅと淫靡な音が部屋に響く。
「もっと……もっとしてくれっ。グレイフィアッ」
五指がペニスをまるで生き物のように巻き付き、包み込み、精の放出を促す。
(もっと……あげちゃいたい)
悪戯心が芽生えた時には、グレイフィアはもう身体が動いていた。自分の胸によりかかるマクギリスの耳たぶを、口で咥える。形の良い耳たぶを甘噛みすると、腕の中で金髪の悪魔はびくりとして声をあげる。
「うあっ!」
「ふふ、耳はしてもらっても気持ちいいのよ。あなたも女の子にしてあげてね」
その驚きとともに、手の中で一段と肉幹が膨らみを増した。奉仕をする、というのにグレイフィアの言葉はますます砕けたものになっていく。
「はむん……んっ……ちゅる、ちゅっ……」
マクギリスの耳全体をゆっくりと口に収めていき、舌で耳の溝をなぞるように嘗め回す。
「じゅぷっ……れろぉっ……ちゅばっ……んふぅっ」
耳の穴を犯すゆに、細い舌をいっぱいの唾液とともに挿入していく。
「じゅぽっ……じゅぽっ……んぷぅっ」
耳を攻めやすいように、強くマクギリスの顔を抱きかかえる。
「んちゅっ……んぅ……ぷはっ……こんなの、誰にもしたことないのですよ?」
手淫を続けながらの耳嘗めと、顔全体に感じる美女の柔らかい乳肉。まだまだ性経験の浅いマクギリスには、到底耐えられる刺激ではなかった。
「グレイフィアッ、もう、出る……出るっ」
射精の宣言にも、グレイフィアは優しい口調でマクギリスを抱擁する。
「いいのよ。私の手に、たくさんかけて? いっぱい、汚してください」
その言葉がきっかけとなったように、一気に決壊する雄々しい男性器。
びゅるっ、びゅるるっ、何回にも分け、間欠泉のように射出される牡の白濁液。それを、グレイフィアは手のひらで受け止める。先日は口の中や膣で受け止めたので、目でマクギリスのザーメンを見るのはこれが初めてだ。
(あったかい……これが、出されたばかりのマクギリスの……濃くって、ゼリーみたい。においも……何かいい臭い……不思議だわ)
半分はジェルやゼラチンのように濃い白濁だった。びゅうぅびゅうぅと放出されるザーメンが、白磁のように艶のある手を汚していく。
「気持ち、良かった……」
「いっぱい、出ましたね……すごい量と、匂い……」
恍惚とした表情で自分の穢れた手を見下ろしながら、グレイフィアは餓えた気持ちを抱く。
これほど濃厚な子種を、また膣の中で出して欲しい。出されたときの気持ちよさを思い出して、精を求めるように下腹部が熱くなる。
「あの、グレイフィア、それ……」
射精後もグレイフィアのほうをじっと見つめていたマクギリスが口を開いた。
「なんでしょうか?」
飛んできたのはグレイフィアの想像だにしなかった要求だった。
「それ……嘗めてくれ。全部」
(え、何を言い出すの、この子……)
悠然としたマクギリスからの、予想できなかった言葉。窘めることも、拒むこともできた。だが、次の瞬間にはグレイフィアは自分でもわけが分からないうちにマクギリスの命令に従っていた。本能的といってもいい。
「あぁむっ……んちゅっ……ちゅぱっ……ちゅぷっ」
白濁を嘗め取る心地に脳髄が蕩かされる。
「あひっ、ふうんっ、声、出ちゃううう、ああっ、はああんっ」
精液に込められた魔力、それが強烈な刺激となって身体中を巡っているのをグレイフィアは感じた。背筋を弓なりに反り返らせて全身をガクガクと痙攣させ、頭の中に火花を散らしている。徐々に表情が崩れてきて、大きく開いていた目が蕩けながら、ひたすら求めるように嘗め続ける。
白濁を嘗め取るグレイフィアの卑猥な仕草に、瞠目するマクギリス。彼の口元にかすかに笑みが浮かぶところをグレイフィアは見た。
彼は、楽しんでいるのだ。
(うそよ、なにしているの私……こんな言うことまで聞かなくていいのに……)
手にこびりついた濃厚な子種は、口や喉の粘膜にもしつこく接着する。
(ああ……言う事聞かなくてもいいのに……欲しいぃ……)
「んぅっ……ごくん、こくっ……」
グレイフィアはこくん、こくん、と何回にもわけて飲み込む。人形のように美しく繊細なグレイフィアの喉が、男の劣情を流し込もうと何度も上下する。
「グレイフィア……エロくて、綺麗だ」
「ちゅぱ……ちゅぅぅ……はぁむ……ぢゅるっ」
直接口内に出されるよりも、外気に触れた精液は苦味が強い。それに加えて、ゼリーのような濃厚さである。飲み干すのは一苦労だった。
「っはぁっ……ぜ、全部……飲んだわよ」
やがてグレイフィアは全てを胃袋に収めると、マクギリスに向き直る。
「本当にやってもらえるなんて、嬉しいです……最高だった」
先程の命令などなかったかのように感謝を述べるマクギリス。
年下の男からの飾らない感想に、グレイフィアは胸の奥が弾んでしまうのを感じた。
「こんな、手に出したのを飲ませるなんてひどいわ」
悦びを誤魔化そうと、冗談交じりに窘める。他の女性ならば拒まれてもおかしくない行為だ。それなのに、自分は何も考えず言うことを聞いてしまった。
「なんだか興奮してしまって……グレイフィアが、飲みたそうだったから……」
(え、そんなわけないじゃない。私が……そんな)
「不思議そうな顔だね。フェラしてくれたとき飲んでくれたじゃないか」
「あ、あれは……」
グレイフィアは赤面して言いよどむ。素面で飲むとなると恥ずかしさを感じる。酒の力ではじめて精液を飲んでみせたのだ。意識が明瞭な状態で飲むと気恥ずかしさを感じながらもまた高揚する。
精液に宿る高濃度な魔力で脳が蕩かされるほどの快楽に、グレイフィアは自分がマクギリス好みの牝に変えられてしまうのではないかという不安を抱えながらも、サーゼクスとは違う牡の色に染めらる、悪いことをしていると思うと得も言われぬ快感を得て、彼女の肢体はぶるりと震えた。
(ああ……壊されていく……私、このままじゃ……)
身体も、価値観も、マクギリスに、壊れていくことへの期待にグレイフィアは嫣然と笑みを浮かべる。
「と、兎に角、今は朝食を食べましょう。今日は食堂へ行きましょう? 準備をするから待っていて」
グレイフィアはマクギリスの返事を待たず、寝室を出て行く。淫欲を煽る匂いが漂う寝室から離れたかったのだ。
グレイフィアは手を洗い、朝食を食べるための準備をすることにした。何より、マクギリスに悟られたくなかった。──その間ずっと、止まらない愛液で下着を濡らしてしまっていることを。
サーゼクス以外の男に身体も思考も変えられていくことを悦ぶ人妻の快楽堕ち前触れ回!
なお、本編開始時には子供も作っている模様。