聖槍に選ばれたマクギリスはハーレム王になるそうです 作:生死郎
『戦闘校舎のフェニックス』より前の時間を想定してます。
情欲に溺れる紅髪の滅殺姫①
夜。マクギリス・レラジェは人間界の領地での仕事を終えて、所有するタワーマンションへ帰宅した。
マクギリスは風呂に入り、着替えてから私室で一息吐いた。今日はこのあと来客の予定があるため、マンションに常駐する使用人によって部屋は綺麗に掃除して、来客の準備をしていた。
そんな夜に彼女──リアス・グレモリーがやってきた。
「私の処女をもらってちょうだい。至急頼むわ」
「待て待て待て待て! どういうことだ!?」
唐突なリアスの言葉に流石にマクギリスも戸惑い、片眉を吊り上げて、思わず声をあげた。理由を説明されて、ようやく事情を呑み込めたと思い頷いた。
「フェニックス家との婚姻にリアスは不満で家出をしたというわけか」
「ええ、そういうことになるわね」
事情としては冥界の貴族社会には珍しいことではない、政略結婚のための婚約の話だった。相手の男の名はライザー・フェニックス。元七二柱フェニックス家の子息。転生悪魔ではなく真性の悪魔同士から生まれた純血の悪魔であり、リアスもまた同様の存在である。貴族社会でも稀有な貴種である。
リアスの兄は現冥界を統治する四大魔王の一人サーゼクス・ルシファーだ。貴族としてしきたりでいえば長男であるサーゼクスが家督を継ぐのだが、彼はルシファーとなり家から出てしまった。そのためリアスが次期当主に指名されることとなる。つまり、リアスに後継者が出来なくなった時点でグレモリー家の血は途絶えることになる。
その状況を危惧して、リアスの父とサーゼクスが今回の婚約をフェニックス家と取り付けたのだった。相手のフェニックス家は男子が三人いてリアスの婚約者に選ばれたライザーは末弟だ。フェニックス家の存続には支障をきたすことはない。
「グレモリー卿と口論になった末に出て行ってしまったのか」
「私も頭に血が昇ってしまったのよ。貴族として婚姻が大切なことはわかるわ。だけど……どうしても認められなかったのよ」
「まったく、思い切りが良すぎやしないか?」
「そういうけれど、あなたも原因がまったくないわけじゃないのよ?」
「……なんで?」
かつての自分ならば相手に不服と感じても、これも貴族として生まれたからこその義務と諦めることもあっただろう。
しかし、自分の右腕であり友人である
幸せそうな朱乃の様子を見ていると、心から好いた男ではない相手との婚約を受け入れ難いと反発したのだった。
「とんだ言いがかりじゃないか。つまり、グレモリー卿やルシファー様への当てつけをしたいということだろう」
リアスの牽強付会もはなはだしい言い分にマクギリスは嘆息を
本音を言えばリアスのような類稀なる美女の誘いならば喜んで応じたいマクギリスだった。しかし、ヘクトールからの忠告もあり、また彼自身リアスの自棄のような行為をよしとしないことから、残念さを感じながらも冷静さを取り戻していた。
「既成事実ができてしまえば文句もないはず。身近でそれが私とできそうなのは、あなたしかいなかったわ。
「
「
「……ああ、彼女か。何か武術経験者かな? たぶん徒手格闘技」
「流石は戦闘に関する直感が鋭いわね。ジークンドーを使うらしいの。幼少の頃から異形の者を見る体質を利用して転生前から異形退治をしていたらしくて、ジークンドーも対異形に独自な進化をしている。……って、話をそらしたわね」
「そんなことはないよ」
(バレたか)
目論見を外したマクギリスは、睥睨するリアスにも泰然とした態度で涼やかな声で否定した。
「君からご指名を頂くのは光栄だけれど、父親や兄への当てつけ目的ってのは頂けないな」
二人が話している間に床が光り輝き、光が魔方陣を描く。紋様はグレモリー家の家紋が含まれていた。現れたのは銀髪銀眼のメイド姿の美しい女。グレイフィア・ルキフグスだった。
グレイフィアはマクギリスとリアスを見て、柳眉を吊り上げたがすぐに澄ました表情に戻り、静かに口を開いた。
「何を考えているのか分かりましたが、そのようなことをしても破談へ持ち込むことなどできませんよ」
グレイフィアは呆れた口調で淡々と言った。子供を窘めるような彼女に、リアスは憮然とする。
「こうでもしないと、お父様もお兄様も私の意見を聞いてはくれないでしょう?」
「そのような浅慮な行い。旦那様とサーゼクス様が悲しまれますよ。あなたはグレモリー家の次期当主なのですから、軽挙妄動はお慎みください」
「私の貞操は私のものよ。私が認めた者に捧げて何が悪いのかしら? それとも自分のモノを盗られると思って怖いのかしら?」
不貞腐れたリアスの態度は、年相応の少女らしい態度だ。八つ当たりの言葉もいつもの貴族の息女たらんとする彼女とは違う。
「そのようなことありません!」
リアスの挑発に今までの冷静だったグレイフィアはむきになる。彼女もまた、普段通りとはいかなかった。
「ふふ、冗談よ。ごめんなさい、言い過ぎたわ」
グレイフィアの冷静さの仮面を剥がして、溜飲が下がったのかリアスの表情は幾分穏やかなものになった。
「落ち着いたようだな。とりあえず、何か飲むかい?」
二人の間にある空気が変化したことを見てとって、マクギリスはそう切り出した。
「……お酒を飲みたいわ」
冥界では未成年飲酒を禁じるようなこともなく、人間界の法律ではリアスも飲むべきではないのだろうがこの場で咎める者はいなかった。
「了解した。ああ、グレイフィアは酒を遠慮してくれ」
「……そうしましょう」
グレイフィアが酒を飲めば余計な混乱が生まれるだろうことは、予言者ではないマクギリスであっても予見することは容易なことだった。
デキャンタとワイングラスを持ってきた使用人がマクギリスとリアスに注いだ。グレイフィアのゴブレットにはグレープジュースが注がれた。
使用人を下がらせると、リアスはワインをくいっと飲み干した。ワインの味に対して満足げに微笑み、手酌で自分のワイングラスにワインを注ぐ。
リアスの豪快な飲み方にグレイフィアは何か言いたげな視線をリアスに向けるが、結局何も言わずに自分のゴブレットに口をつけた。こちらは楚々とした飲み方だ。
「リアス、自分の婚約話に不服ならばもっとやり方を考えてだね。仮に純潔を失ったところで婚約には支障をきたすこともないだろう。だから、ただ自暴自棄なのはやめたほうがいい」
「私も少し冷静ではなかったわ。今日のことはお互いに忘れましょう」
「ああ、私もこの酒に酔って忘れてしまうだろう」
リアスとマクギリスは互いのワイングラスを合わせると、ガラス特有の音がした。
二人は酒を飲みながらいくつか話題を変えながら話していると、リアスの顔の赤みが増してくる。
「ずっと気になっていたのだけれど、女性関係は極彩色に彩られているマクギリスにとってグレイフィアはどうだったかしら?」
「何を仰るのですか……」
羞恥心を堪えるグレイフィアの姿を見て、マクギリスはふと昨夜の営みを思い出す。
ヘッドドレスを残して全裸に剥かれ、首輪を着けられたグレイフィア。それを引っ張られながら後ろから子宮を突かれ、汗だくで野太い喘ぎ声をあげていたグレイフィア。一一〇センチJカップの美しいバストをベッドに押しつけながら、大量の愛液でシーツを汚していたグレイフィア。膣内に高濃度な魔力を内包する熱いザーメンを注ぎ込まれ、失神直前まで絶頂を味わったグレイフィア。浴室に連れて行かれ、洗面器に命令されてペットのように放尿させられたグレイフィア。
あのような痴態をさらけ出しておきながら、今更メイド服の上から巨乳を隠す仕草をするのかと、マクギリスにはそのグレイフィアの様子が可愛らしかった。
グレイフィアには今日のために命令していたことがあった。
リアスの来訪は予想外だったが、マクギリスは無性にもっとグレイフィアを虐めたくなってきた。
リアスの前で、プレイを詳らかに語られたらどうなるだろうか。義妹への威厳を失うことを恐れるだろうか。……いや、そんなことはないだろう。むしろ、グレイフィアはもっと……。
「リアスは、グレイフィアとそういう話とかしたことがあるのかい?」
「それが、まるでないのよね。お兄様とのことならば私も訊きたいとは思わないから、仕方ないのかもしれないけど……」
身内の性事情は確かに耳へ入れたいとは思わない。マクギリスもそう思った。彼は悪戯めいた笑みを浮かべた。
「グレイフィアはMだぞ……それも、超ドMと形容してもいいくらいの」
「あら……グレイフィア、こんなこと言われちゃっているわよ」
マクギリスは、リアスすらプレイに刺激を与えるスパイスにすることを決めた。
「グレイフィア、見せてあげなさい」
「えっ……」
「早く」
「い、今、でなければならないのでしょうか……? そ、それは……流石に……」
「今」
「えっ、ちょっと、どうしたの……あなた達?」
口調の変化に戸惑うリアスをよそに、マクギリスはグレイフィアに冷厳な語調で命じる。
「グレイフィア」
「うぅ……」
観念したのか、グレイフィアはメイド服のスカートに手をかけた───
◇◆◇
(嘘……リアスが見ているのに、私……ここで……)
メイド服のエプロンに、震える手をかける。じっとりと手汗をかいているのが自分でもわかる。
助けを求めてマクギリスのほうに目をやると、微笑みながら純粋な、新しいオモチャを楽しみにする子供のような表情でただこちらを見ている。
───そう、自分は彼の玩具なのだ。
(マクギリス……本気なのね……)
「ちょっと、グレイフィア……なに、どうしたの?」
「リアス……ひ、引かないでちょうだいね……」
ゆっくりとエプロンを外し、ロングスカートのファスナーを下して床に落とした。グレイフィアの顔が発火しそうなほど熱く、赤くなっていた。
「え、えっ……グレイフィア、あなた……!」
その光景を目にして、リアスは思わず息を呑む。グレイフィアはショーツを着けていなかった。
そして、股間には銀の茂みが見られない。先日、マクギリスの前で剃毛したばかりだった。
陰毛の剃り跡を残して素肌が丸見えで、中央にはぷっくりとした恥丘に挟まれた割れ目を、リアスは直視してしまった。
しかも、それだけではない。何かが義姉の太ももの隙間から見えていた。
「グレイフィア、アレも見せてあげなさい」
(そんな……恥ずかし過ぎて、私……っ)
幼少の頃から知っていた義妹であるリアスに、浴場でもなんでもないマクギリスの部屋で裸の───それも、パイパンにさせられた下半身を晒すだけでも死にそうなほどの羞恥だ。
さらに、グレイフィアは両脚を震わせながらガニ股になるように会陰部をリアスに見せつける。そこは家族であっても見せる機会などあり得ない、女性の秘所。
「……っ!」
リアスは、グレイフィアの露出された秘密の園に視線が釘付けになる。それもそのはず、グレイフィアの剃毛された割れ目の中心からは、白い肌と対照的な黒々とした無機質なプラスチックがはみ出していたからだった。
(み、見られている……リアスに……見られているっ!)
「グレイフィアは、こういうことも許してくれるんだ」
穏やかな声で、何事もなかったように話すマクギリス。
声を失っているリアス。好奇心から追及したものの、実際に目の前でここまでえげつない調教ショーを見せつけられるとは思ってもいなかっただろう。
「グレイフィア。それを抜いていいよ」
(抜いていいって……リアスの目の前で、これを……?)
「え、い、今……ここで?」
「今、ここで」
黙ったまま見つめ続けるリアスの前で、見せつけるようにさらに大きく股を開くグレイフィア。巨乳だけではなく、下半身の程よい肉づきと悩ましい曲線は、異性を虜にする。
(あぁ、私……私……っ!)
股間から生えているかのような黒い棒状のプラスチックを掴むと、慎重にそれを引き抜いていく。
「んぅっ……はぁんっ……!」
義妹の前だと言うのに、陶然とした甘い声が漏れてしまう。
美人メイドの膣から、みるみるその姿を現していく黒く太い棒。それは、マクギリスに昨夜から挿入を命じられていた巨大なバイブだった。
「っ……あぁっ……んあぁっ!」
ひときわ大きく艶めかしい喘ぎとともに、彼女は両手でバイブの出産を終えた。
胎内に挿入されていた弾力のある部分は、透明な粘液にまみれて光を反射している。男性器を模しているため、特に亀頭の部分は女性の膣内を充分に掻き回しやすいようにデザインされている。
湯気すら立ちそうな産まれたての極太バイブとグレイフィアの膣の間に、ネバネバとした愛液による銀の糸が何本も繋がって見える。
「グレイフィア、次はそれを綺麗にしてね」
(うぅっ……嫌なのに、嫌な、はずなのに……っ!)
グレイフィアはこのマクギリスの指示が好きではなかった。しかし、なぜかいつも女芯がかーっと熱くなってしまう。
変態じみた行為であっても応えてあげたいという気持ちなのか、自分が根本的にサディスティックな命令に従うことに悦んでいるのか。
「き、綺麗に……って……?」
リアスはようやく、咽喉から絞り出すように言った。後ずさりしているものの、瞬くも惜しむかのように、リアスは先ほどからのグレイフィアの痴態を凝視している。
まさか、魔法でバイブを浄化するとでも思っているのだろうか。
「きっ、綺麗に……するわね……」
そう告げて、今まで自分の膣をみっちりと塞いでいたバイブを見つめる。自分の愛液にまみれた黒い疑似ペニスからは、淫靡で甘ったるい性臭が漂う。
(こ、これが全部、私の……それに匂いも……今から、これをっ)
「さあ、早く。グレイフィア」
優しい声色のまま、淫らな掃除を急かすマクギリス。早くリアスに見せたくて仕方がないようだ。
怯えたような眼をして固まっているリアスを一瞥してから、グレイフィアは口を精一杯に開いて極太バイブにしゃぶりついた。
「ひっ……!」
リアスが引き攣った声を出す。先程までの、強気な態度はどこへやら。
「んうっ……んぶっ、んう……んんぅっ……」
自身の愛液に塗れたグロテスクなバイブを頬張るグレイフィアは、張り裂けそうな口元から可愛い声を漏らす。頬の肉は大きく亀頭の部分で膨らんでおり、巨根を詰め込まれている状態に近い。
じゅぷっ、じゅぷっ……と淫らな水音が、部屋にいる三人の鼓膜から脳を蕩かせていく。
「とまぁ、この通りグレイフィアはこんなこともしてくれるわけだ」
「こ、こんな……」
リアスの言いたそうなことを察知したマクギリスは、先手を打つ。
「私は強制してないよ。弱みを握るとか、魔術で支配しているというわけでもない。言うこと聞かなくても、グレイフィアには何も罰はない」
「痛いこともしていない。ほら、彼女は身体……綺麗だろう。グレイフィアは今、見られて感じているんだ」
リアスはグレイフィアから目が離せない。
(リアス……こんなところ、見ないでぇっ!)
「んっ……んっ……ん、ふぅっ……」
桃色の喘ぎ声を漏らしながら、喉の奥まで自らバイブを突き刺して必死にお掃除フェラを施していくグレイフィア。喉への刺激からか、目元は潤んでいる。
マクギリスの言う通り、素肌には傷一つない。それどころか、上気した艶めかしい豊満な肉体には同性のリアスも魅了する色気が漂っている。
「聞いていると思うが、何度も会っているし、食事を作ってもらうときもある。……勿論、作らせているわけがない。そんな関係でグレイフィアが私との間に子供を四人も産むことはないだろう」
グレイフィアの疑似フェラで、今度は涎まみれになっていくバイブ。勿論、彼女にも会話は聞こえている。本人が否定しないことが、答えも同然だった。
先程までの恬淡とした雰囲気の青年と、目の前でグレイフィアを従えている王。リアスにはとても同じ人物には思えない。
「んうっ……ん……き、綺麗にした……わよ」
首から上がピンク色に染まったグレイフィアが、愛液と涎でびしょびしょになった口元を拭いながら告げた。
「どうだった、自分の出したジュースの味は?」
「す……酸っぱい……それに、ちょっとしょっぱかったわ……」
グレイフィアは顔を伏せながら告白する。
(リアスに……知られてしまった、マクギリスとのこと、全部)
黙りこくるリアスに追い打ちをかけるように、マクギリスは続ける。
「グレイフィアは、根っからのマゾなんだよ……変態プレイも喜んでくれているよ。私としても趣向を凝らしているが、グレイフィアのほうからして欲しいと頼んでくることもあるんだよ」
(ちょっと、マクギリス……これ以上は……)
思っていても、グレイフィアは口にはできない。そのままマクギリスが言葉を続ければどうなるのか気になってしまうのだ。
「たっ、たとえば……?」
(リアス!)
リアスは慄きながらも、義姉の未知なる一面に好奇を再び刺激されたのか、マクギリスの言葉に食いついた。
「例えば、グレイフィアは存外に縛られるのが好きなんだよ」
男女の秘密であるべき夜の営み。それを義妹に暴露していくこの行為も、一つのプレイでしかないのだとグレイフィアは悟る。
「タオルで両手両足を縛ると、それだけでびっしょり濡れてしまうんだ。目隠しもすると、もっと。何もしてなくても、息が荒くなるし、シーツを汚してしまう」
「あぁっ、マクギリス……」
「あとは、バッグで挿されている時にお尻叩かれるのも大好きみたいなんだ。誰も強要してないのに、今では『もっと叩いて』と言ってくる。軽く叩くと物足りないみたいで、痛むほどははしないのだが、最後にはお尻を赤くしてイキまくっているよ」
先程から、リアスに小さな変化があった。表情からは恐怖心が薄らいできており、長い両脚をもぞもぞと動かしている。
「まあ、これくらいは眷属ともやっているから、正直、序の口だ」
「……っ」
リアスが、唾を飲む音がする。
「ああ、さっきまでバイブを挿れていたからその話だけど……グレイフィアはノーパンノーブラも好きなようだ。最初は私もほんの思いつきで頼んでみたのだがお気に召したようで、もう今じゃ、仕事がない私と会うような日には下着はつけてないことのほうが多いかもしれないな」
「あぁ……あぁぁ……」
グレイフィアはマクギリスの言葉を止めることもなく、ただ彼を眺めていた。
「前に深夜、コンビニへ行った時は最高だったよ。夏で汗もかくのに、彼女は白いTシャツ一枚に短パンだけだった。乳首まで透けて見えるくらいなのに、男性店員のレジに行ってくれたよ。あの時の店員の目、ずっと胸ばっかりにいっていたな。……ああ、何を買ってもらったと思う?」
「そ、そんなの知らないわよ……」
「グレイフィアは覚えているか?」
「精力剤と……あと、ゴ、ゴム、よ……」
答えに笑みを浮かべるマクギリス。避妊はしていないグレイフィアに精力剤やコンドームを躱せたのは、完全に羞恥プレイそのものだった。
「それで、グレイフィアは帰り道の数分を我慢出来なかったみたいで、公園の木陰で手で慰めてあげたよ。流石に本番は家でしたけどね」
話を聞きながら、リアスはさらに両脚を擦り合わせるように動かす。もう隠しきれていない。顔も朱色に染まり、目も陶然としてとろんとしている。
次々と晒されるプレイの内容がマニアックになってゆく。客観的に言われて、グレイフィアは自分自身で驚いていた。語られたプレイの内容はすべてに自分は同意したことも、その全てに悦びを感じて、積極的に行っていたことにも。もう、自分は骨の髄まで調教され尽くしてしまったのかもしれない。
「毎回、勿体なさそうに私のザーメンを飲むか嘗めるかしてくれて……で、グレイフィアはずっと興味もなかったAVを観ながらやってみたくなったプレイもしてみたいとおねだりされたんだ」
「マクギリス、それだけはっ……」
制止しようとしたが、止めたのはマクギリスではなかった。
「もっと……聞かせてちょうだい……グレイフィアの、こと」
「リアスッ……!」
「ほら。聞きたいってさ。グレイフィア」
穴があったら入りたい、とグレイフィアは心からそう思う。これ以降は、本当にプライベートだ。普通のカップルや夫婦であれば暴露されたとして、ただではすまないだろう。リアスには想像すらしたことがないかもしれない。
「最初は好奇心だった。グレイフィアが朝食を作ってくれて……食べる前に、口でしてもらったことがあったんだ」
グレイフィアは俯いた。
「グレイフィアのフェラは気持ちよくてな……その時に彼女は気まぐれでやってみたくなったんだろう、オムレツをそのまま食べたんだ」
「やめて……マクギリス……リアスも、聞かないで……っ」
グレイフィアの懇願が二人に届くことはない。
「口の中にザーメンいっぱい溜め込んで、そのままオムレツと混ぜて食べてくれたんだ。私も出したばかりだったがすごく興奮してしまって、そのまま朝からセックスした」
知られたくないアブノーマルなジャンルに興じていた事実を義妹の前で明かされることは、公開処刑に等しい。
「まあ、いつもザーメンを飲んでいるからといっても、食べ物粗末にしているようなものだし、アレ以来私のほうからはやらせてないけど……どうも彼女はご不満らしい」
さらに自分が提案したもの、あるいはグレイフィアのほうから持ち掛けた、アブノーマルなプレイについてもマクギリスはリアスに語って聞かせる。グレイフィアはただ話を聞いているだけだったが、それだけで身体が熱い。熱くなって、マクギリスの精液の味を思い出してしまう。独特の苦味と臭い、それに舌や喉にこびりついて離れない濃厚さ。先程までバイブが入っていた秘部が、再び潤っていることを自覚する。
「っ……んっ……」
リアスの口から、ついた微かな声が漏れた。途中から、抜群のスタイルの下半身が情欲に支配されているのは明らかだった。マクギリスもそれをわかっていて話を続けているのだ。
「あれ、リアス大丈夫か? まだ、グレイフィアについて知りたくないか」
マクギリスは嘯くように問いかける。
「マクギリス……ありがとう……もう、これ以上は大丈夫だから……」
「そうかい」
「わ、私、そろそろ帰ろうかしら……」
慌てたように椅子から立ち上がるリアス。
一刻も早くマンションの形をした情欲の檻から逃げたがっているのが明らかな様子だった。
「リアス、まだこれからだ。話だけではなくて、実際に見ていかないと」
(え、見ていくって……まさか。マクギリスは……)
艶めかしい恥丘の奥で、子宮がぎゅっと収縮するのを感じるグレイフィア。ぽたりと、割れ目から一滴の淫液が糸を引いてフローリングの床に垂れる。
「あ、あなた達……何を……」
抵抗しようとするも、リアスは腰を抜かしたようにその場で脱力した。もう、彼女は捕らえられてしまったのだ。
「さぁ、グレイフィア。全て脱いでこちらに来るんだ」
マクギリスに言われるがまま、グレイフィアは座り込んだ義妹の前で一糸まとわぬ姿になると、年下の主人のもとへと歩み寄った。
今回はアブノーマルな話を入れてみました。アブノーマル寄りのエロには需要はあるか分かりません。あればたまに追加してみたいと思います。