聖槍に選ばれたマクギリスはハーレム王になるそうです 作:生死郎
マクギリスと
今ではマクギリス、リアス、そして朱乃も魔王がマクギリスと朱乃の縁組を考えているということは知らされていた。当初、自分の眷属が貴族同士の婚姻に利用されることにリアスは快く思っていなかった。それは朱乃が眷属の男性以外を除けば総じて男性へ苦手意識を持っていたことにも由来する。だが、最近の朱乃の様子からリアスもその考えを改めていた。
朱乃と会う予定の場所は旧校舎にあるオカルト研究部の部屋だった。オカルト研究部は朱乃の主リアス・グレモリーが部長を務める部活動で、リアスと学生として在籍している眷属が集まる表向きの活動拠点となっている。
マクギリスと眷属の周囲には
「こんにちは、レラジェ卿」
「ああ、こんにちは、リアス」
マクギリスはリアスに呼び捨てでも構わないと言われているが、リアスは敬称を彼につけている。現当主と当主候補の立場ではリアスのほうが下となるからだろう。
「朱乃は暫く席を外しているの。少し待っていてちょうだい」
「そうさせてもらうよ」
マクギリスはリアスから二人で話したいことがあると告げられ、彼らは眷属を残して別室に移動する。
「レラジェ卿には既に話が伝わっていると思うけれど、朱乃があなたの側室に入ることは魔王様が了承したわ。そして私も認めることとします」
リアスは眷属を統べる主としての顔でそう言った。マクギリスも自身の婚姻なので当然把握している。彼にとっても朱乃が側室というのは悪い話ではない。彼女とは知らぬ仲ではないし、性格も悪いものではない。貴族の子女の中には嫁ぎ先の権力や財力を自儘に使うことしか頭にない者もいるのだ。そういう女性と朱乃では比べるべくもない。
「ありがとう。彼女を幸せにできるよう鋭意頑張るよ」
「ぜひともお願いするわ。それと私はあなたに感謝しているのよ。朱乃が最近、良い方向に変わろうとしているのはあなたのおかげだと思っているのよ」
「私の?」
意外そうなマクギリスは片眉を吊り上げる。そのような様子のマクギリスをリアスは面白そうに微笑んでいる。
「レラジェ卿あなたは、朱乃のことをどこまで知っているの? 側室入りが決まっているということは朱乃の過去を知っているんでしょう?」
「調べられる範囲は全て。側室の候補として魔王様からご紹介されたとき彼女についても教えられたのですが、念のために部下に調べさせたんですよ。グレモリーと姫島との取り決めには、今後は私も関わってくることになるからね」
「じゃあ全てを知っているのね。朱乃が堕天使の父と五大宗家に連なる母を持つことを、母親が既に亡くなっていることを」
朱乃の父親は堕天使たちの組織
二人の結婚、そして娘朱乃の誕生は、大勢に祝福されているとは言い難いものだった。特に朱璃の生家である姫島や五大宗家は当時閉鎖的な風潮が強く、五大宗家はそれぞれの家の異能に目覚めていない者は家系に残すことを良しとせず追放するほどに異能至上主義が蔓延していた。そのような状況であったからこそ堕天使の血を継いで、姫島の特性である火の異能に対して適性が強くなかった朱乃を疎んでいる者が多かった。
そうして朱璃が堕天使と結ばれたことを快く思わない親族たちも集まり、バラキエル不在の時に自宅を親族から遣わされた刺客に強襲されて朱璃を亡くした。
母との死別からバラキエルとの確執を生まれ、父親のもとを飛び出し、姫島本家から差し向けられる刺客から逃れつつ、朱璃から習った術や雷の力を使うなどして生きながら一年半に渡って各地を放浪の末、一〇歳のときにリアスと出会い、グレモリー家との対立を避けたいと判断した姫島宗家とグレモリー家が約定を交わしたことで五大宗家姫島とは無関係という扱いを受けることで命を狙われずに済むこととなった。そうして、中学入学前頃にリアス・グレモリーの眷属として転生悪魔となった。
それがマクギリスの調べた朱乃の過去だった。
「いつかは朱乃も、自分の力や家族と向き合うことになったと思うわ。私では彼女にそのきっかけを与えることが出来なかった。だけど、あなたはそれをやってのけたわ」
「……じゃあ、今日朱乃が相談したいことと言うのは」
「雷の力ではなく雷光の力を使いたいと朱乃に相談されたわ。雷光───堕天使の力を使えるように鍛えたいってね」
そのために朱乃はリアスに、駒王町にあるグレモリーの訓練施設を借りたいと申請を出したのだと、リアスはマクギリスに教えた。
「私も朱乃の鍛錬に付き合うのは全然構わないよ。それにしたってやはり変わったのは朱乃自身が決めたことで、私は何もしてないよ」
そう、とリアスは言うだけで、マクギリスの言うことに完全に納得したというわけではなさそうだった。
「私としては、愛を多く持った男性であるあなたに、朱乃がちゃんと大切にしてもらえるのか気になるところね」
「その心配が杞憂に終わるよう、今後証明してみせよう」
どの程度まで把握しているのかわからないが、リアスに極彩色な女性関係について言われたことに、マクギリスは困ったように頭を掻いた。
「あとこれも伝えないといけないのだけれど……」
今までと違い、リアスは恥じらうように頬を紅潮させ、視線をそらす。数拍、言い淀み、意を決し言葉を続ける。
「その……いいわよ、正式な結婚より前でも」
どういう意味か、などとマクギリスは訊ねなかった。
「本当に、いいのか?」
「勿論、朱乃が嫌がるならばダメよ! でも彼女が受け入れるならば……主としてやめろとは言いません」
上級悪魔には個人や少数へ愛が向く者もいれば、マクギリスのように女性を多く、幅広く愛せる者もいる。マクギリスに数ある愛する女性たちの中から、朱乃がさらに一際寵愛を貰えるように考えるならば、結婚前よりも深い関係になったほうが良いのではないか、という話になったのだった。
「話はわかった。私も朱乃に無理強いはしないさ。安心してくれ」
◇◆◇
グレモリー領での朱乃との鍛錬を終えたマクギリスは彼女と二人きりで食事に出かけることになった。
いつもの制服、ポニーテールの姿ではなくて、髪をおろして、フリル付きの可愛らしいワンピースを着ている。
デートの終わりにマクギリスは朱乃の手を引き、身体を引き寄せた。
「マクギリス様……?」
マクギリスは既に部下に指示を出して、自分が所有しているマンションに風呂とベッドを準備しておくように伝えていた。
彼の領地は駒王町と近いので少し距離はあるが、自動車を手配できるし、電車も使えばすぐに行くことができる。
マクギリスは少しだけ言葉を溜めて、真剣な視線を朱乃に向ける。
「……この後、良いか?」
朱乃は察し良くマクギリスの言いたいことをすぐに理解し、紅潮しながらも視線を彼に返した。
「うん……。私も、マクギリス様ともう少し一緒にいたい……」
マンションのベッドを前に、マクギリスと朱乃は互いに服を脱ぎ捨てる。朱乃は初めて男の裸を見る。
力強さとしなやかさの完璧な均衡。猛々しさと典雅さの優れた調和。朱乃の瞳はその姿に吸いつけられた。気づいたとき、彼女はベッドに横たえられていた。
「おおっ、綺麗な下着じゃないか」
「あん、やだぁ……」
ベッドに仰向けになった朱乃は、服を脱がされていた。肉感的な肢体によく似合う、レースの飾りがついたランジェリー。色は黒で、大人っぽい、一〇代の少女の妖しい魅力を引き出している。朱乃にとてもよく似合っていたし、物凄くそそられた。
「お願いします、マクギリス様。その立派なものを……はしたない私に入れてください……」
マクギリスは這いずるように近づく。すると、
「……っ」
シーツを握っている朱乃の手が、小刻みに震えを感じ取った。
朱乃の瞳を覗くと、淫靡な光の影に少しだけの怯えを潜んでいることをマクギリスは見抜いた。
「怖いか、朱乃」
握っていた肉幹を離して、マクギリスは柔らかく朱乃を抱きしめる。
「え……? い、いえ……私は……あっ、マクギリス様……」
「ゆっくりやろう、私は君にも楽しい、気持ちいいと思ってもらいたいんだ」
マクギリスは朱乃に諭すように優しい声音で言いながら、柔らかく抱き締める。
「君が望むならば、痛いのが恐いと思うならば、魔法で痛みを和らげて、より気持ちよくなるようにしてもいい」
マクギリスの手のひらが朱乃の背中を滑るように移動して、彼女の頭を撫でていた。
「……ふふっ……」
朱乃が腕の中で小さく笑い声を上げた。いつもの優美な彼女とは異なる無邪気でとても可愛らしい。
「お気遣いありがとうございます。もう、大丈夫ですから」
そういう朱乃は嬉しそうに瞳を潤ませている。彼の身体に縋りつくような腕はもう震えていない。
ただ、魔法のほうはかけて欲しいとマクギリスはお願いされた。
マクギリスは視線を朱乃と合わせて魔法を使う。手で握った肉幹の先端でショーツを擦られる。その気持ちよさに朱乃は背中を反らしビクビクッと痙攣する。
「あ、あぁあっ!」
マクギリスは手で握った取り出した肉幹の先端でショーツを擦られる。その気持ちよさに朱乃は背中を反らしてビクビクッと痙攣する。
(……な、なにこれ……)
朱乃は衝動的な快感に打ち震える。ただ割れ目をなぞられていただけで、未知の気持ちよさに襲われたのだ。
「まだ入れてないのにそこまで感じるか。なら、入れたらどうなるかな」
マクギリスは朱乃のショーツに手をかける。ショーツを引き抜いて、右足首に引っかけ残し、逆三角形に綺麗に整えられた繊毛に覆われた処女の秘所が露わになった。
「いやらしい、綺麗なマンコだ」
「は、恥ずかしいです……」
朱乃の蝋みたいな頬に、ぼうと血がのぼった。
「さあ、入れるぞ朱乃。お前の初めては、私のモノだ」
「はい……! 私の処女は、マクギリス様のモノです」
牡と牝の距離はゼロとなる。黒の茂みを掻き分けて割れ目にするするとマクギリスの肉幹が
「かっ……はっ……あぁっ……」
「くっ……はっ……」
「あっ……はああっ、おおきいっ!」
破瓜は一瞬だった。めりめりと朱乃をこじ開けるたびに、じゅわっと愛液が溢れる。朱乃は下腹部に鮮烈な痛みが奔るが、それも一瞬で、愛液によってぬかるんだ蜜壺に溶けて消えた。
「ふふ、痛くないのか?」
「ええ、大丈夫です。魔法のおかげですね」
マクギリスは言って、朱乃の腰を掴む。そして肉幹を馴染ませるため、抽送を開始した。
「ひっ、んぐっ……あぁっ、そこがっ……一番奥ですぅっ」
じゅっぷ、ぶっちゅと淫靡な水音が室内に響いた。破瓜したばかりとは思ないほどぬかるんだ膣孔を、肉幹がスムーズに出し入れされる。
「あぁ、気持ちいいぞ朱乃。君のオマンコ最高だよ」
「やめっ……はんっ、んっ、マクギリス様が、いっぱい! あぁあっ」
朱乃はとんでもない圧迫感を初めて味わい悩乱しながらも、カリを膣壁が擦る心地良さに身体を引き攣らせた。
「君も気持ちいいのか朱乃、もう順応してきたようだな」
「んぅ、んっはっ……動いて……ください! たくましいものを感じさせてください……っ!」
すちゅぬちゅと隘路を抉られ、初めての快感に朱乃は戸惑う。
(頭ボーッとする。身体が熱いっ……)
肉幹を抜き差しされるたびに朱乃の全身が痺れ、未知の悦びが体内に広がっていく。
「はっ、あっ……はあっ、あっ、んはあっ、んあっ……!」
短い吐息は初めてとは思えないほど艶めかしく、大人と少女の間でこそ見られる淫らな美しさに挿入した屹立した肉幹も硬くなる。
「おっき……こんなの、壊れちゃう……あぁっ、はぅっ……あぁんっ」
マクギリスのピストンにたまらず朱乃は喘ぐ。自分の声とは思えないほど淫靡で、朱乃自身の劣情も煽ってくる。
「あぁ、やっぱり可愛いな朱乃」
「い、いやっ、恥ずかしい……」
マクギリスが嬉しそうな笑みを浮かべて女壺を抉る。凄まじい快感で朱乃の意識が朦朧としている。そんな中で浴びせられる好意の言葉は、朱乃に染み渡る。
ズンッと重い一撃を受けて、朱乃は両手で枕を掴んで快感に呻いた。蜜壺がキュウッと締まって、肉幹を締めつけながら蠕動する。
「あ゛ああぁぁああぁぁぁっ!! 体中にっ、すごいのっ、 んああっ!っっっ、ふううっ、っっ、ぁぁっ……!」
朱乃は肉幹の感触を味わい、肉孔が餓えたように涎を垂らして剛直を咥え込む。
「気持ちいいか朱乃。ほら、これはどうだ」
マクギリスが言いながら腰を強く押しつけてくる。さらに三回浅く突いて一回深く突き、そして抜くというリズムで刺激を加えられ、朱乃は快感に喘いだ。
「あ、ひゃあん! あ、あう、あう、あああッ! ふかっ、ふかいっ、あッ、あッ」
深い挿入に美脚が浮き上がり、象牙の柱のような太ももがマクギリスの胴体に巻きつけ締める。縋るようなその行動に可愛らしいと思い、マクギリスは上半身を曲げて、朱乃に顔を近寄せる。可愛らしい朱乃の顔をもっと見たいと思ったからだ。
マクギリスの顔が近寄り、朱乃の顔がカアッと赤くなった。
「ああっ、あっ、あっ、んっふっ、ふっ、んんっっっっ」
マクギリスが覆い被さってきたことで、肉幹の挿入角度が変わってさらに感じる場所を擦られる。
「あっ、あっ、あっ、あっ! こ、これぇっ! お、おかしくなります……っ、変になっちゃうっ、あっ、あっ、やっ、あっ!」
噂では初めては痛いだけで最悪と聞いていたのに、実態はまったく違った。朱乃はあまりの気持ちよさに何度も意識が飛びそうになっている。
突かれ続けた秘所は快楽を着実に膨らませ、絶頂の大波を呼ぼうとしていた。白いペンキで頭の中を塗り潰されるように意識が曖昧となり、何も考えられなくなり、抗い切れない衝動を感じた。
「ぐっ……締まってきた……イキそうなのか朱乃」
「イ、イグっ! ……あぅっ、あっ……イグううううああああぁぁあああぁぁっ!?」
眉間にシワを寄せて息を荒げ、身体を反らせ腰をくねらせ、全身が小刻みに痙攣を引き起こしている。女の悦びがすぐそこに迫り、声も切羽詰まっていった。
(イっちゃたら……そんなことになったら、本当にこの人のモノになってしまう……それは……)
忌避も嫌悪も心の内からは湧いてこなかった。
いつの間にか身体の感覚が思考を侵食してきて、朱乃は気づかぬうちに男への隔意を少しずつそぎ落とされていた。
「あぁ、私もイキそうだ。一緒にイクぞ朱乃」
「い、イキそう……私も……んぅうっ」
最後まで言い切る前に、朱乃は唇が塞がれた。さらに舌を伸ばされ、口腔を嘗められる。
魔法で感覚が鋭敏になっている影響なのだろう。口腔がまるで性感帯になっているようで快美な刺激に朱乃の視界は真っ白に埋め尽くされていく。
「んぅううっ! くぅんっ、んふっ、んぅうううっ!」
秘所を貫かれ口腔を嘗められて、朱乃はマクギリスのもとで快感に激しく痙攣する。そして口づけをかわすと同時に、肉幹が肉壺の最奥を突いた。
「んぅうううううううううっ!」
刹那、肉幹の先端から白濁液がマグマとなって噴き出し、まだ誰も穢したことのない無垢な処女地を牡の精によって染め上げた。
(ひぐううぅぅっ!? なからひぃぃきらぁぁっ! マクギリスしゃまの、せーしぃぃぃっ!)
心の中で叫びながら、朱乃も絶頂する。浮き上がるような感覚がして、身体が勝手にマクギリスへ抱き着いていた。
(あぁ、堕ちる……堕ちちゃうっ……)
浮遊感と共に、目の前で散る極彩色の火花を見ながら朱乃は女の悦びに
(あぁ……気持ち、いい……溺れることがわかってるのに……このまま……)
朱乃には自分の心臓の音がやけにうるさく聞こえた。身体は痺れ、思考は蕩け、淫らな感覚のこと以外なにも考えられなくなる。
肉体へ与えられる情動に、朱乃は抗いきれない心地よさを覚えさせられてしまう。
「はぁ……あぁ……」
強く密着した二人の吐息が互いの耳元にかかる。その温かさも心地よく、朱乃は淫らさの極致にある余韻に浸りながら時折、女体をひくつかせた。
「これで、君は私のモノだ。朱乃」
「───」
マクギリスの囁きに、朱乃は何も返さなかった。しかし代わりに、大人の女になった少女の身体は、ぴったりと夫となる男にしがみつていた。
◇◆◇
「はぁんっ、あぁんっ……あっ、あっ……あぁっ」
ベッドの上で、少女から大人へ変態した美女が上下に弾む。
朱乃は仰向けに寝たマクギリスに跨り、白蝋の裸体を晒して淫らな行為に耽っていた。
「まさか朱乃がこんなにハマるなんてね」
下からマクギリスが感嘆するように言う。両手は朱乃の汗さえ弾く美しい乳房を鷲掴みにし、ピンク色の乳頭を時折、指で摘まんでは捏ねて刺激を与える。
「旦那様のオチンポ、気持ちいいから……あっ、あああっ、中ぁぁ、擦れて、るううっ」
硬く滾った肉幹を咥え込み、朱乃は汗を散らしながら自ら腰を振る。
「ひゃっ、くうううん! ……んぅっ、あっ、あぁっ、そ、そこっ、イイッ」
朱乃はマクギリスの胸板に手をついて腰を上下させた。ジュプジュプと淫猥な音と白濁液を零しながら、尖ったカリで快感を味わう。
「セックスはお互いに楽しまないとつまらないからね」
「朱乃の……朱乃の、発情したオマンコに……旦那様のオチンポ、ハメてください……旦那様ぁぁっ……」
乳首を軽く抓られ、鮮烈な刺激に嬌声を上げる。
最初のセックスから一〇分も経っていないのに、朱乃はもう性交がもたらす快感の虜となっていた。マクギリスへの呼び方もいつの間にか変わり、朱乃はぎこちないながらも騎乗位で男根を貪っていた。
マクギリスの動きに、朱乃は肢体を悦びでびくつかせる。女壺がキュウッと締まり、肉幹を根元まで飲み込んでマクギリスを余すことなく味わい尽くす。
「あぁっ、それダメッ……んううっ、気持ち、いいっ」
マクギリスも負けじと腰振りのリズムに合わせて腰を突き上げてきて、朱乃の気持ちいい場所を思い切り擦ってくる。
「はぅっ、き、急に激しくするのダメッ……あぁああっ」
パンパンと太ももとお尻がぶつかって派手な音を立て、男の肉幹が女の大事なところへ何度も打ちつけられる。打ちつけられるたびに女の欲望が膨れ上がっていく。ぬかるんだ蜜壺がキツく肉幹を搾り、朱乃は自らの快楽へと変換していった。
「はぁんっ、あっ、あぁっ……あああぁぁぅうううぅぅっ!! ……気持ちいいっ」
カリが奥底に潜り込んだ瞬間、朱乃は仰け反って天を向いた。長い黒絹のような髪が広がって汗が四方に散り、牝の淫臭がむわっと薫る。
「素直で可愛いな朱乃。ほら、もっと味わえっ」
「んおほっ!? 烈しくしちゃダメ……んぅううっ」
法悦に戦慄き、肢体をビクンビクンと震わせる。美しい女の裸身が照明で照り輝き、一〇二cm、Kカップのたわわな乳房がブルンブルンと弾んで揺れた。
(あぁ、気持ちいい……またイっちゃう……すごいのきちゃうっ……)
朱乃はマクギリスの上で弾みながらアクメに何度も襲われた。それ自体は小さく浅いものでも波濤のように何度も朱乃を襲う。覚えたばかりの性快楽は抗い難い魅力を持っていて、その心地よさを与えてくれる男に女は離れられない。
(あっ、イクッ……)
グッと身体を強張らせて朱乃が絶頂に震える。
もう何度目になるかわからないが余韻がずっと続いているような状態で、朱乃の身体は急速に悦びを感じやすいモノに変わっていた。
(……どうしてグレイフィアさんが……マクギリス様を好きになったのかわかったかもしれない……)
朱乃の脳裏に麗しき銀髪の女王の姿が現れる。マクギリスと交わった朱乃だからわかる。マクギリスに手を取られ、自ら乳房を揉むようにされながら朱乃は快楽に喘ぐ。
(きっと、彼に屈服することの気持ちよさを教えてもらえたのね)
グレイフィアも、きっと今の朱乃みたいに乱れたのだろう。被虐的な愉悦に朱乃の身体は火照りを増す。
子供が生まれることが珍しい悪魔にも関わらず、四人も子供を産んでしまうほどに彼とのつながりを冀うほど、マクギリスを求めてしまったのだろう。
「気持ちいいのか朱乃、オマンコがさっきから締まりっぱなしだぞ」
「気持ちいいですっ! ああ……こんな姿を旦那様に見せてしまうなんて……、はしたないと笑わないでください……」
マクギリスの問いにちゃんと応えられず、朱乃は途切れ途切れに言った。
声は快感に震え、マクギリスを見つめる顔は甘く悦びにと蕩けていた。誰がどう見ても、今の朱乃はマクギリスの虜となっていた。
「気持ちいいぞ朱乃っ、君のオマンコ……また搾り取られそうだ」
「そんなこと……言わないで、恥ずかしい……あぅっ、んぅっ」
羞恥を感じて赤面しても、女壺を擦られれば女の顔になることを取り繕えない。蜜液はまるで洪水のように垂れ流れ、二人の結合部が密着するたびにクチュクチュと淫らな水音を鳴らしていた。
「あぁ、気持ちいいっ……ああぁっ。イクッ……イっちゃうっ……」
理性は蕩けて朱乃は恥じらい口に出せなかった快楽を喜ぶ言葉が口からダダ漏れになる。絶頂快楽を知った女体は口よりも雄弁に語った。
「イクのか朱乃……あぁ、私も一緒にイクぞ」
「はぁうっ、これ……ダメッ、激しっ……あぁんっ……あぁっ」
朱乃は自分でも信じられないほど甘ったるい声を上げる。もはや羞恥で自制できるよう快感ではない。
「あっ……んっ、んぅううっ!」
絶頂へ到る、というところでマクギリスに引き寄せられて唇を吸われる。舌を絡め、一気に快感の天上まで昇り詰める。
「イクっ、イクう! 旦那様ぁぁっ! んあぁぁあああっ! ありがとうございますううう!」
朱乃は声にならない嬌声を上げながら、マクギリスにしがみついて激しく痙攣した。
その姿はもはや恋人同士の交わりで、朱乃が男を嫌いと思っていたと誰も信じはしないだろう。
(もうダメね……こんなの味わったらもう……絶対に戻れない……)
絶頂の余韻に身を浸しながら、朱乃は自らマクギリスに唇をあてキスを強請る。
女陰がマクギリスの精子を受け止めて嬉しそうに蠕動する。彼女の身体がすべてを物語っていた。
朱乃は自分が溺れた快楽の沼からは決して這い上がれないことを理解していた。むしろこのまま沈み込みたい。マクギリスに全てを委ねてしまいたいという欲求を抱えるのだった。