聖槍に選ばれたマクギリスはハーレム王になるそうです 作:生死郎
意外と鉄砲玉とかヒャッハー系がいなかった。
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孤立した旧魔王派軍はマクギリスたちによって軍は壊滅して、イオクスは捕縛されてマクギリスの家臣たちによって冥界政府へ移送された。
イオクスは魔力もオフェリアが封じた状態にされていて、上級悪魔としての魔力も発揮できる状態ではない。それでも脱走する場合は殺していいとマクギリスは許可を出していた。
そうしてマクギリスは眷属とともに伯爵の城へ登城した。応接室でデュルガに歓迎された。
「レラジェ侯爵そして眷属の皆さん! いやあ! あなた方のご助力のお陰で街を賊軍から奪還し、民への犠牲も最小限に済ませることができた! 感謝しても足りない!」
大仰に喜んでいるデュルガにマクギリスは微苦笑を浮かべているが、ハリベルは呆れているようだった。
「……城門を開いて結界を解いたのはお前の娘だったわけだがな」
「当然、娘が乱心したことについて魔王様たちにお伝えしている。潔く閣下たちのお沙汰を待つさ」
ハリベルが口にした言葉は、無形の針となってデュルガを刺すが彼の厚い面の皮には貫通しなかった。
「それで娘の遺体はどこに?」
「……彼女が召喚した魔物に食べられてしまって、もう残っていないわ」
「そいつは残念だ! 遺体から情報を引き抜いて、政府へ提出することができただろうに」
無情なデュルガにレラジェ眷属たちはドン引きしていた。人の心がない悪魔らしい悪魔を初めて見た思いだった。
「まあ、純血悪魔なので人ではないのは確かですが」
「最低ですね」
眷属たちが小声で話しているが、デュルガは気にせずに彼に応対しているハリベルに話し続ける。
「あなた達が討滅した魔物の遺体はこちらで解体して、素材はすべて侯爵家へ送り届けますよ」
娘の件についてはもうそれ以上には触れず、済んだことのように振る舞う伯爵にレラジェ眷属たちからの好感は下落し続けてついには底を打っていた。
マクギリスとデュルガは散文的な会話を続けている。
周囲の困惑と敵意の入り混じった視線に晒されながらも自分が持って来た重要資料を使って、自分を派閥に入れることのメリットを語るためにデュルガの口が大回転していた、かつての姿を眷属たちは思い出した。
「そうだ! 街の奪還と戦勝を祝して街をあげての盛大な祭りを開く予定なので、レラジェ侯爵らにも是非とも参加していただきたい!」
「ああ、是非参加させてもらうよ」
◇◆◇
「どうしたんだハリベル。酒も食事も進んでいないな」
「……よく宴を楽しめるなと思っているだけです。戦いで出た犠牲にはもっと神妙になって厳かに弔うほうが良いのではないかと思うのです」
生来の美貌に、憂愁の翳りを加えたハリベルはマクギリスに問われて慮って言わなかった本心を打ち明けた。
「申し訳ございません。あまり馴染めないので大人しくしていました」
「無理になじむ必要はないさ。私は友人や恋人と話しながら食べるのが好きだけど、一人で映画を観ながら食事をするのが好きという人もいるだろう。死者の弔い方もこれでなければならないという形式ない。君なりに弔えばいい」
「ありがとうございます……。お言葉に甘えさせて頂きます」
マクギリスのほうで用意した慰霊碑の前で黙禱するハリベルは背後から主の気配が近づいてくるのを感じた。
「宴はよろしいのですか?」
「宴にはまた戻るよ。それはそれで亡くなった者たちにも賑やかに送られたいと思うだけじゃなくて、厳かに送られたいと思う者もいるだろうから、両方やろうと思ってね」
そう言ってマクギリスは酒瓶の封を切って慰霊碑へ酒をふりかけた。
「そして賑やかに送られたい者たちへ。酒好きもきっといただろうからこれがいいかと思った」
「ふふ、閣下は変わっていらっしゃる」
「よく言われるよ」
「今回はよく頑張ったな、ヤマト」
ハリベルと別れたマクギリスがヤマトに声をかけた。彼女の身長は二六三センチとかなりの長身なので宴の中でも目立って見える。
「ありがとう! だけど、くっそ~……あと一歩で大将首獲れそうだったのに………」
「ははは、魔王級の悪魔を相手に一撃を与えることができるのは大したものだ」
「ああ、ヤマトは既に上級悪魔を凌ぐ実力がある」
スカサハもマクギリスとヤマトの会話に入って来る。
「それに君が大将を倒せなくても私たちが旧魔王派の軍を壊滅させることができたから結果オーライだ」
それがマクギリスの取り繕うことのない所感だった。彼の思いは伝わり、ヤマトも表情を明るくなった。
「君の役に立てならばよかったよ。これからも恩義に報いるためにも頑張る」
「……眷属をどうやって集めるかはその上級悪魔の個性が出る。リアスなら眷属を家族のような存在と見なしているし、ソーナなら自分の夢に共鳴する同志で眷属を固めている。だが私は違う。眷属たちを愛しているし、君たちの忠義にも報いてみせる」
眷属を愛する女性たちで固めるマクギリスは彼女たちからの忠義と愛にも報いることを遵守すると心に決めていた。
「想像以上に新入りの腕が立つことがわかったのは僥倖だ。ヤマトの試運転という意味ではこの賊軍との闘争は良い結果だったのだろう」
スカサハも会話に混じり、彼女なりの評価を出す。魔王級の悪魔を打ち据えて戦場で自由にさせなかったことを素直に褒めている。
「鍛えてやる中で危うく殺しかけたこともあったが、うん、修行の成果が出て何よりだ」
「ああ、うん……怪物に喰われかけたときは怖かった」
「頼むから眷属をクリードの餌にするのはやめてくれよ。眷属に眷属を殺されるのはごめんだ」
明るい性格のヤマトの表情が曇るのでマクギリスがフォローした。
櫃から解放されたヤマトは長いあいだ封印されていたせいで実力を発揮しきることが出来なかったのでスカサハがヤマトを鍛えあげていた。
「齧られながらも鍛錬をこなしてよかったよ」
「お前はまだまだ成長の余地がある。これからも励むことだ」
「勿論だよ! これからも頑張る。あの狼の力を使いこなしてみせる。人の部分を抑えれば獣や獣人の姿にもなれるのかな」
ヤマトの言葉にスカサハは眉を吊り上げ不思議そうな表情をする。
「いや……それは無理だ。そもそも、抑え込まれるのはお前だろう」
「え? どういうこと?」
「お前は魔術で作る獣人とは成り立ちが違うということだ」
通常は人間に魔物の魂を分割して少しだけ融合させる。そしてそれを解放することで半人半獣に変身する。獣そのものに変身するには魔物の魂を全て融合させなければならない。
しかしヤマトは逆で獣に人間の魂が融合しているのだ。そして抑え込むことで常に人の姿に化身しており、人として振る舞うことができた。
「───」
「そうなんだ。まあ、いいけど。兎に角これからも鍛えるからね」
衝撃の事実にマクギリスは言葉を失っていたが、ヤマトは全然気にしていなかった。
「随分あっさりとしているな」
「だって今は転生悪魔だから気にしないよ。僕にはマクギリス・レラジェの
◇◆◇
宴を終えて自身の領地へ帰還したマクギリスは、本日冥界にある城に泊まることにした。眷属たちも同じく城に泊まっている。マクギリスが私室にいると扉を遠慮がちにノックされた。
マクギリスが許可を出すとおずおずとドアを開けて入って来たのは浴衣姿のヤマトだった。
「あの……呼ばれたから、来たよ」
ヤマトは初めてマクギリスに抱かれることになるとわかっているので緊張していた。
「ここに座るんだ」
ぽん、とベッドに手を置くと、ヤマトはマクギリスの隣に座る。
「あ、あのね! 勘違いしないで欲しいんだ。僕は別に嫌だと思っているんじゃない。ただ僕はこういうの初めてでどうすればいいかわからなくて……わからな過ぎて!」
「お、おう……わかっているから。大丈夫、落ち着いて」
隣に座ったヤマトの腰を抱いてマクギリスは宥めている。そうしてマクギリスの手はヤマトの顎に触れていた。
「……ん」
軽く唇を当てて離す。また、すぐにマクギリスはヤマトに何度も何度も、ちゅ、ちゅ、ちゅ、と彼女の唇を弾くようにキスを繰り返した。
「……はぁ……もっと……」
ディープキスを続けているとぎこちなくだがヤマトの熱い舌が入り込んでくる。包容力さえ感じる巨乳、いくらでも子を産めそうな尻、むっちりとした大腿とヤマトの存在感を得ながらマクギリスは彼女を抱き寄せて、味わい尽くそうと口腔を蹂躙していく。
それに加えて、魔力に感情を乗せてキスを介してヤマトへ伝えてマクギリスの愛の存在を強烈に示し続けているのだ。
「んんっ、ぁっ、 んぅ、あはあぁぁっ、 ちゅ、んふうぅ、ちゅ」
ヤマトは蕩けた表情で夢中にキスを続けてる。キスの心地よさに加えて、魔力の放出による脳に直接接続されたような快感で脳がはちみつ漬けにされるような、甘美な快楽に酔い痴れていた。
「あ……あぁ……………………! マクギリス…………っ」
とろんとした瞳で、ヤマトはマクギリスを見つめた。彼女の視線はうつろで、唾液で濡れた口元が実に艶っぽい。
指で涎を拭うと、ヤマトはマクギリスの顔に飛び込むように唇を押しつけて、お返しとばかりにキスをする。
さらにお返しとばかりにキスの合間に親愛の感情を魔力に介して伝えてヤマトの心を優しく愛撫する。
そしてヤマトが気づかないうちに浴衣をはだけさせて乳房を露わにさせるが、遅れて気づいたヤマトはそれを受け入れている。
たっぷりと肉を蓄えた張りのある釣鐘型の乳房にマクギリスの視線が辺り、ヤマトは得も言われぬ感覚と興奮を覚える。肉房は量感があるにも拘わらず、日々の鍛錬によって筋肉がついているために、その形は一切崩れることなく上向いていた。乳輪は桜色で、肉の蕾も可憐な赤に色づいている。乳首や乳輪は大きめで、特に乳首は大きめでマクギリスが指で愛撫を続けている間にも固くとがっていく。
「あひっ、ふうんっ、ああっ、はああんっ」
一六〇センチの乳房がマクギリスの手の力加減でムニムニと形を変えられ、ツンッと勃った乳頭は指の狭間で擦り回されている。
「あんっ!」
果実のような爆乳にマクギリスは吸いつく。
大きく口を開けて、唇や舌だけでなく、口内の粘膜を使ってその極上の乳を堪能するために口内に可能な限りに入れて吸いつき、嘗め、しゃぶる。
口全体で感じる温かさと柔らかさ、鼻腔に入るヤマトのうっすらとした体臭。舌を転がすほどにコリコリ感を増していく乳首。そのどれもがマクギリスを満足させるものだった。
「挿れるぞ」
「んぁあああっ……」
ヤマトの朦朧とする意識の中でマクギリスの声がぐわんぐわんと反響していた。脇腹から更に上を目指す彼の手にヤマトの身体はゾクゾクしており、半開きの口もわなわなと震えている。そしてその手は狙い澄ましたように乳頭を摘み上げた。
「イクううううううううッ!」
瞬間、ビリビリと電流が奔り、ヤマトの脳髄を痺れさせる。あまりの快美恍惚さで頭の中も目の前も真っ白になり、意識が高く飛び、落ちてくる。その感覚は味わったことのない快感だった。
「んぁぁぁっ……」
しなやかに伸びる細い脚をマクギリスが広げさせると、ヤマトは熱っぽい声を小さく漏らした。大事なところが丸見えにされたのだが、ヤマトの顔には朱が差しただけで隠す素振りは見られない。
「ああっ……」
ズイ、と足の間に身を入れたマクギリスは膝裏を抱き上げるようにしながら更に身を乗り出す。ヤマトの股は為されるがままにパッカリ開き、脚はM字に折られている。
剥き出しの女性器に亀頭を押し当てる。そのときの反応、異物に触れた粘膜の震え、それらすべてが、男を知らないと純潔の処女だと伝えてくる。
「ほら、力を抜いて脚を開くんだ」
「あ、ああっ……!」
マクギリスはゆっくりと腰を進める。みっちりと、肉を割り開く感触をヤマトは下腹部に感じる。異性を知らなかった粘膜が、性行為に向けて開かれていく。
「あう、はうんっ、あああっ……!」
切なげなヤマトの声には、隠しようもない快感の響き。生まれて初めて知る性の喜びに、浸っているのだ。
ずぷりと嵌り込んできた肉幹はさしたる抵抗を受けることもなく、ヤマトの腰の奥深くへ侵入した。
ヤマトの下腹部に押し入って来る肉幹。まるでずっとそれを求めていたかのように、膣肉は悦びに濡れて、膣肉は柔らかに拡がっていく。
「大丈夫だ、痛がるようなことはしないから」
「あああっ!」
ぷつり。
処女を奪われて、ヤマトは声を上げた。凛々しく勇ましい彼女の容貌と異なり嫋やかな乙女の声だった。
だが存外、肉体の痛みは不思議と薄い。さらに沈み込む肉幹をあっけなく受け入れてしまう。
それどころか───
「ふぁ、ああんっ! あっ、んはあっ、んあっ……!」
肉幹が奥へと入り込み、秘所をカリで引っ掻かれるたび、甘い悦びが、全身を麻痺させるのだ。
乗りかかる男の身体。体格でいえばヤマトのほうが大きいのだがマクギリスに抗える自信はない。
マクギリスは強引な挿入して女性を苦しませるのは本意ではない。彼は愛撫を続けながら、ゆっくりと挿入を進める。
「おぉぉ……」
膣壁にペニスが包まれることで、マクギリスの胸中には多幸感が満ちていった。
空気の入る余地すら感じられないほどにみっちりと粘膜と粘膜が密着している。性器を通じた結合のもたらす快楽に脳が思考を停止しそうだ。
結合部には破瓜の血が流れ出ていた。ヴァギナは震えながら、きゅん、きゅんっと肉幹に絡みついて、もっと欲しいと強請ってくるのだ。
「ふぅうう……いい具合だ。このままたっぷり楽しませてあげる」
「んんっ、あっ、動かないで……! あんっ、あっ、ああんっ!」
マクギリスが腰を前後に振り出した。敏感な粘膜を擦りつけ、性器と性器の、結びつきを深めていく。
粘着質な交合液を擦りつけ、肉幹が抽送を繰り返す。
「あうぅっ、はうううんっ! ダメッ、本当に、ダメなの、僕、壊れちゃいそう……!」
豊麗な肢体を身悶えさせ、全身を快楽に震わせるヤマト。自分の主であるマクギリスの肉幹が彼女の内部を擦るたびに、仕入れるような快楽が流れこんでくる。
「はうっ、はあんっ、あああっ……!」
言葉も忘れて、牝獣の如く喘ぐ美女へ乗りかかり、マクギリスは最期の一押しに取り掛かった。
女体の奥深くまで逸物を押し込むと、小刻みに腰を動かす。
(変になっちゃう……)
マクギリスの腰を打ちつけるようなピストン運動で突き上げられる衝撃がヤマトの頭まで登ってくる。背筋を走る刺激が火花のように快感が散って、身体が熱く、頭もボーッとしている。
激しいピストン運動にペニスは震え、射精欲求も昂り射精も間近になるが、ヴァージンの彼女には、何が起きているかわからない。
わけもわからず翻弄され、嬌声を上げているうちに、その時は来た。
「出す、出すぞ! 受け取れ、ヤマト……!」
「イッ、イクううう! あああああッ!」
遂に快美恍惚な電撃が脳天を撃ち、頭の天辺から突き抜ける。身体中に蓄積していた快感が一気に爆ぜて、意識を高く吹き飛ばしていく。身体を勢いよく宙に放り出されるような感覚に陥り、弓なりに反り返った背中がそれを表していた。
どぴゅ、どぴゅっと、ひどく熱い液体が胎内に噴き出される。子宮が疼き、得も言われぬ悦びがヤマトの身体に溢れる。
「んううううう!」
マクギリスは、身体を桜色に染めてガクガクと痙攣しているヤマトを見ながら腰をガッシリ固定し、腰を打ち付けるマクギリス。串刺しにされているヤマトの身体は為されるがままに揺れ乱れ、メスの悦びを叩き込まれていく。
「気持ちいいっ、あ、んっ、気持ちいいっ、気持ちいいイイイイ!」
身体に容赦なく男の性欲を突き込まれ、ヤマトは嬌声を上げていた。大理石の柱のような細い足は激しく虚空を漕ぎ、時折、
「イクう! あああっ! イクっ、イクううう!」
指先がピーンと伸び、ビクビクと跳ねる。気が触れそうなほどの快感が骨身に刻まれていく。困惑混じりだった先程とは違い、快楽に酔い痴れている。
「イッ、あああっ! イクの止まらない! 止まらないのおおおっ!」
肉幹で美女を穿つ。腰のスイングは速くなっているものの貪欲に女の肉壷を根元まで堪能し、しっかりと子宮を押し歪めている。そして次に根元まで捩じ込んだ瞬間、子宮を押し潰す先端から牡の白濁液が迸った。
「んああっ、あああああっ! ッ────────!」
膣に埋没した肉幹の猛々しい脈動に合わせ、下腹部の奥を打ちつける熱。それが腹の中の方まで流れ込んでくるのがヤマトにはハッキリとわかった。それが先程と同じように自分に快楽を与えてくれることに悦びを感じることしか出来なかった。
意識はぼうっとなり、何を考えているのかヤマト本人でもわからない。むしろ何も考えていないだろう。快感と感動に潤む目、トロトロに蕩けていく頭、えも言われぬ快感、それらを気の済むまで味わっていたかった。
ヤマトの初体験回でした(+ハリベルとのコミュ回)。光月おでんに影響受けてないことも原作と違って性別:おでんにはなってないです。
登場させたいキャラの扱い方についてアンケート調査したいと思います。