※この作品はR-18です。

睡眠姦クランハウス ~S級美少女冒険者眠り姫たち~   作:日ノ一 大介

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祝・10万文字!!
戦道女ちゃん視点の閑話です


戦道女・ティダラ⑥

 戦道女(バトルシスター)のティダラは可愛い物好きの巨人族の娘だ。

 

 ティダラが育った村は巨人族しかいない村でした。

 巨人族は巨神と呼ばれる神を信仰しており、その教義は大きさと強さを(たっと)ぶ戦神の様な神様です。

 そんな信仰を持つ巨人族が集まる村ですので、その文化もその様に寄ります。

 

 大きく強いヤツがただ単純に偉いと言う野蛮さは、様々な種族が存在するこの世界でも珍しい物でした。

 そんな野蛮な巨人族の村に生まれたティダラ。

 彼女は巨神を崇める神官の家に生まれその教えを貴ぶ立場でしたが、神官である彼女の家には他の巨人族の家とは比べられない程の書物(ちしき)がありました。

 

 幼い頃から本の中とは言え外界と触れ合ってきたティダラ。それでも先祖からの教えである巨神の教えを蔑ろにする事はありません。

 亀裂が入ったのは両親が幼馴染の、二つ年上の男と将来結婚しろと言ってくるようになった時からでした。

 正直に言ってティダラは、粗野でガサツですぐに暴力を振るうその男が嫌いでした。嫌々でもか細(かぼそ)い付き合いがあったのは親の神官としての立場を重んじていたからです。

 

 そんなティダラがある程度の年齢になった時にお姉さんとして年下の面倒を見る機会がありました。

 ティダラはその年下の少年を大層可愛がりました。

 と言うのもその少年は女の子であるティダラより小さくて可愛かったからです。

 

 しかしそれも長くは続きません。

 弟分も成長と共にティダラよりも大きく育ち、そして若い巨人で一番強く大きい幼馴染に迎合するようになったからです。

 その頃からティダラは村を出る事を考えるようになりました。

 

 それが実行されたのは考え始めてから一年も経たない内でした。

 巨人族の村にやってきた商隊にチャンスを見出して、外で巨神の教えを布教すると言う名目で両親を説き伏せたのです。

 

 もちろん若い娘が一人で旅をするのは普通の種族なら安全ではありません。

 しかし巨人族ならば話は別です。

 凶暴で、野蛮で、巨体を持ち、フィジカルに強い。そんな化物に喧嘩を売るバカは多くは無いでしょうし、そもそも全員早死にしています。

 

 では村を保つと言う観点からはどうなるのか? と言えばそれも問題ありません。普通であれば村を出ていった人間が帰ってくる事は稀ですが、巨人族に関しては村を出た者はほぼ全員が村に帰っています。

 と言うのも、粗野で野蛮で巨体を持つ巨人族は他種族に全くモテません。

 

 どんなに村の外で成功しても三大欲求の内の一つが満たされないのだから、成功を収めた巨人族でも最終的に帰郷する……と言うワケです。

 そんな理由でティダラの両親もいずれ帰ってくるだろうと言う浅はかな考えを持ってティダラを送り出しました。

 もちろんティダラは村に帰るつもりはありません。

 

 村を出たティダラは初めての人間の街に興奮しました。

 右を見ても小さくて可愛い。左を見ても小さくて可愛い。そんな小さな人々ばかりが沢山歩いています。

 しかも誰もが礼儀正しく親切でした(巨人族が怖かったとも)。

 

 しかしそんな幸福も長くは続きませんでした。

 まず引っかかったのは働ける場所がなかった事です。巨人族はその大きい体躯と不器用さの為に普通の場所では雇ってくれる所はありません。

 

 それでも何とか冒険者として出発したティダラ。

 暴力自体は苦手ですが、そのナチュラルボーンな強さは性格によって損なわれるような物ではありません。

 ですがしかし……異変に気が付いたのは冒険者になって二月が経つ頃でした。

 

 自分と同じ時期に冒険者になった人、自分より後に冒険者になった人。

 みんながみんな誰かと組んで冒険し、依頼をこなしているのです。

 一人で依頼に行って一人で帰ってくる。依頼は満点でこなしているのに褒めてくれるのは冒険者ギルドの職員だけ。

 終われば宿に帰るだけの自分と、楽しそうにお酒を飲みかわす冒険者たち。

 

 その頃には、自分が街を歩く時に人が大きく避けて通るとか、自分が声を掛けた人の顔が引きつってるとか、そんな些細な事も分かる様になってきました。

 この街では巨人は怖がられてるのかも知れない。

 ティダラは拠点の街を変えました。その街ではすでに冒険者達のグループが出来ていただけでハブられてる訳じゃない。そう言い聞かせるように別の街へと流れます。

 次の街でも仲間は作れなかったので、もう一度別の街へ。

 

 それを何度か繰り返し、ティダラは港町ポートポルタへ流れ着いたのです。

 正直な所、ティダラの心はその時もう限界で、冒険者ギルドの職員が優秀なティダラに対して優しく接してくれたのが今まで冒険者を続けてこられた理由でした。

 そしてティダラはこの街で巨人(じぶん)の居場所がなかったならば村へ帰ろう、と考えていました。

 ティダラは一縷の望みを胸に秘めて冒険者ギルドに入り――その男に声を掛けられました。

 

「お、そこの巨人族の君! 君才能あるねぇ~。もし良かったら俺のクランで冒険者でもやらないかい?」

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

「んにゃ……?」

 

 ティダラが目を覚ますと、その部屋は最近割と慣れ親しんだ来客用の寝室でした。

 そう言えば昨日は海賊(ヴァイキング)のフリンツ君と鍛冶師(ブラックスミス)のゴルドンさんと、しこたま飲んだんだっけと重い頭で思い出しました。

 たしかそう。昼間の依頼の最中に本来はそこに生息していない強い魔物が現れて見事そいつをやっつけたお祝い、と言う名目だった気がします。

 

 フリンツとゴルドンだけなら食堂に転がしっぱなしで帰ってしまうので、多分クラン長が運んでくれたのでしょう。

 もしかしたらこの前みたいにお姫様抱っこしてくれたのかも……と考えて少し頬が熱くなるのを感じました。

 

「えへへ~……」

 

 ティダラはむにむにと自分の頬を解しつつ、客室に備え付けられている鏡台へと向かいます。このクランに入る前はあまり気にしませんでしたが、聖戦士(クルセイダー)で貴族令嬢で美の探究者のヴェロニカに言われて気にするようになりました。

 巨人族の村ではそう言う文化があまり無かったので仕方なかったのですが、多少は身だしなみに気を使わないと()()()()()()と言われればティダラだって気にします。

 寝癖とかよだれ跡とか付いていないか確認する為に巨人族のティダラには少し低い鏡台の椅子に腰かけて……。

 

「ひゃっ♥♥」

 

 どすん、と同時にぷりゅっと何かが漏れる甘い感覚が背筋に走りました。

 ピリピリとした痺れに似た信号と、パンツの中に感じる異物感と濡れている不快感。

 何がどうなったのかティダラには分かりません。

 

 ティダラは恐る恐るパンツの脱いで確認します。

 ぺっちょりとした不思議な感覚に違和感を覚えながら見てみると、パンツの一部がじっとりと濡れています。

 小便や愛液とは少し違う位置に付いたその液体。お尻の間に掻いた汗かな? と匂ってみれば、なんとも不思議な嗅いだことのない青臭い匂いが漂いました。

 臭いなぁと思いつつティダラはその匂いが気になって何度も嗅いでしまいます。

 

 そもそもこの液体はどこから出てきたんだと思い考え……ティダラはそう言えば自分のお尻に穴が開いていた事を思い出しました。

 巨人族は全く使いませんが、普通の動物がその穴から排泄する事くらいは知っています。

 そうやって鏡に向かってお尻を向ければ、そこにあったのは度重なる性交によってドスケベに改造された縦割れに広がったセックス用アナル。

 

 しかしそもそもお尻の穴なんて今の今まで気にした事がなかったティダラにはその異常性が理解できません。

 そしてそのお尻の穴はパンツと同じ黄ばんだ液体で濡れていました。

 

 やっぱりここから出たんだと他人事の様に考えてしまったティダラ。

 でも今まで出た事無かったのに急に排泄して何かの病気なのかも? と少し恐怖を感じ、指で尻に付いた液体を拭おうとして……。

 

「んひゅ♥!?」

 

 先ほどと同じく甘い感覚が背筋に走りました。

 肛門の縁をなぞっただけでティダラの大きな身体全身に駆け巡るような刺激。

 だけれどオナニーすら殆どしないティダラにとってその感覚は未知でした。ましてやお尻の穴から与えられる快感なんて。

 

(うぅ~……こんな敏感な所だったんだ……)

 

 その時はとりあえず渇いた布で優しく拭って対処しました。

 しかしです。一度意識してしまえば気になってしまうのは道理でしょう。

 その日からティダラは座る度にお尻がムズムズとするようになってしまいました。

 

 汗っかきなティダラのパンツの中は蒸れている事が多いです。そう言う時はお尻の穴を引っ掻きたくなるほどむず痒くなります。

 たまに竜拳士(ファイター)恵君(フェンジュン)が尻尾でお尻を叩いてくる事があります。変な声が漏れてしまうので止めて欲しいです。

 そんなこんなで数日、流石におかしいと思ったティダラは人に相談する事にしました。

 

「私に分かる事なら良いんですけど……」

「どっちにしても身体の異常(こういう事)で一番知識あるのはアーシアちゃんだしね~頼りにしてるよ~?」

「褒めて頂けるのは嬉しいですけど、一番詳しいのはたぶんクラン長ですよ?」

「く、クラン長には……ほら、あんまり言いにくい~って感じのアレで~……」

 

 ティダラが頼ったのは癒術士(ヒーラー)のアーシアでした。

 感覚派……と言うか巨人村で育ったために知識が足りていないティダラとは違いアーシアは癒術士として人体に関しても詳しいです。

 もちろん現代の知識を持っているクラン長には劣りますが、それでも勉強熱心なアーシアはその年齢に見合わない程の博学でした。

 

「そ、そのお尻がなんか変なんだよね~?」

「お尻……ですか? たしかにそれならクラン長には言いにくいですね……」

 

 ティダラの部屋でベッドに腰かけるティダラ。アーシアはその対面に大きな椅子を持ってきて座ります。

 他人にお尻を見えると言う行為に気恥ずかしさを感じながらもティダラはその大きなケツから下着を脱ぎ去りました。

 ぶりんと大きなお尻がまろび出て、その大きさにアーシアは少しびっくりしました。

 

「は、恥ずかしいね~……?」

「で、では拝見させていただきましゅっ……」

 

 ちょっとギクシャクしながらもティダラの大きなお尻を確認するアーシア。

 そこにあったのはチンポを受け入れる事に慣れた縦割れのスケベアナル。

 そんなエッチ穴が見られている事を恥ずかしがってぱくぱくと妖艶に動いています。

 

「……異常は、見た感じだと無いですね」

 

 しかし巨人族のお尻の穴が使われない事を知識では知っていても、実際に見た事がないアーシアにはもちろんその異常性は分かりません。

 大きなお尻に見合った大きな穴だな~とか思っています。

 

「触っても大丈夫ですか?」

「え? あぁ、うん……えっ!?」

 

 勢いで許可を出してしまったティダラ。アーシアは許可を受けてティダラのお尻の穴に容赦なく触ります。

 自分で触った時よりも数倍甘い感覚がピリピリと全身の神経に走り、思わず声を出してしまいそうになったティダラ。

 しかし我慢をしてぐっと堪えました。

 

「ちょっと広げますよ?」

「ひ、広げるの~!?」

 

 驚愕するティダラをよそに、その穴を広げて中を確認するアーシア。

 お尻から発せられる奇妙な感覚と気恥ずかしさが合わさってティダラの身体は発熱し、玉の様な汗が流れ始めました。

 

 ペタペタと幾らか肛門を見て、考えていた異常がない事を確認します。

 アーシアの最初の考えではお尻の異常の原因は痔ではないかと思っていたのですが当てが外れたようです。

 

「……ちょっと待っててくださいね!」

「う、うん……」

 

 パタパタと部屋を退出するアーシアに、ティダラは一抹の不安を覚えますが任せるしか手段を持ちません。

 数分ほどでアーシアはティダラの部屋に戻ってきました。

 一度自分の寮室に戻ったアーシアは幾つかの私物を持ってきました。

 

 一つは本、癒術士用の学術書で基礎的な病理が掛かれています。

 一つは小皿、薬を扱う為の底の深い陶器のお皿です。

 そして最後の一つは棒でした。

 人間用のナイフの柄ほどの太さの丁度良い長さの水晶の棒。

 

 それは触ってケガをしない様にすべすべに研磨されており、アーシアはその棒をお土産物屋で買いました。

 普段は箪笥の奥にしまっているその棒を、アーシアは幼馴染の剣士(ソードマン)のユウが居ない時などに自分を慰める為に使用しています。

 元々は自慰行為なんて全くしなかったアーシアでしたが一回セックスを経験してからは内から出るムラムラ欲求を抑えられなくなっていたのです。

 

 そんなペニス代わりの水晶棒ですが、見ただけでナニに使っているかなんて分かりません。

 しかしティダラは何のために持ってきたんだろうと一瞬考えて……その水晶棒の無色透明な美しさに今からの使用方法を完全に理解しました。

 

「ちょ、ちょっとアーシアちゃん? そ、それで中を確かめるつもり~?」

「あ、はい、そうです。外見では異常はありませんでしたけどもしかしたら内部に異常があるかも知れませんので一応確認しておきたくて……」

「うぅ~……わ、分かったよ。なるべく優しくしてね?」

「? はい、傷つきやすい器官と聞いていますし優しくします!」

 

 アーシアの元気な返事に不安が倍増しますが頼るほかありません。

 お尻と棒に浄化魔法を掛けるアーシア。お尻の穴がひゅっとなるような感覚にティダラは思わず声を漏らしました。

 そして薬皿に水魔法を行使して中身を確かめる。水魔法を行使して中身を確かめるを繰り返すアーシア。何をしているんだろうと見ていると、薬皿の中の液体がぬるりとした粘り気を持つ様になったのに気が付きました。

 

「準備が出来たので四つん這いになってください」

「四つん這いに?」

「はい……じゃあ挿入()れますので力を抜いてください」

 

 ティダラが四つん這いになって力を抜くと、ぬぷぷっと液体で濡らした水晶棒がお尻の穴に挿入されました。

 今まで感じた事のない異物感にティダラの背筋がおぞけ立ちます。

 ぞわぞわとお尻から脊髄、全身へと甘い感覚が走り羞恥に顔を真っ赤に染め上げます。

 

「あー♥ あ゛ー♥ へ、変な感じっ♥♥」

「? ちょっと待って下さいね。すぐ見てしまいますから」

 

 ティダラが快感の波から解放されたのは1分もしない内でした。

 上を見て下を見てと、アーシアが水晶棒をぐりぐり動かすのでティダラは甘イキしてしまいましたが、お尻で快感を得るなんて考えた事のなかったティダラにはその感覚の正体に気が付きません。

 ただ水晶棒が引き抜かれた時にお尻の中に何かが入っていない状態は寂しいと心の何処かで感じてしまいました。

 

 そして診察の結果は当たり前ですが異常なし。

 一応お尻の穴に治癒魔法を行使して終わりました。

 

「今日はありがとうね~」

「いえ、あまりお役に立てずに申し訳ないです……」

「あはは~そんな事無いよ? 異常が無いって分かったんだからね~」

「何か異常でもあったのか?」

 

 部屋を出た所で声を掛けられました。

 やましい事をしていたワケではありませんが自然と肩が揺れてしまいます。

 

「く、クラン長!?」

「えーと、な、何でもありませんから~!!」

「うぇ?! ティダラさん!?」

「?」

 

 アーシアの手を引いてバタバタと逃げていくティダラにクラン長は頭に疑問符を浮かべました。




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次回の更新は10万文字記念のオマケの閑話を挟んでから「天才娘の魔術師ちゃん」の順で更新します

オマケの解説
◆種族間の年齢とか
 寿命の長さとか成長の早さとか精神の成熟性とかで種族が違えばまず外見と年齢が噛み合わない
 つまり年下の姉・兄とか年上の弟・妹とか普通にありえるし何なら年下の義父・義母も稀にありえる

 しっかりとした年齢は決めてないけどふわっとした登場人物の年齢順
 元カノ(ハイエルフ超長命)>>>大盗賊(人狼長め)≧あなた(人間普通)>鍛冶師(ドワーフ長命)≧戦道女(巨人長め)>竜拳士(竜人長命)≧海賊(海人ちょい長)>守護者(人間普通)>聖戦士(人間普通)>癒術士(人間普通)>剣士(半獣人普通)≧探索者(半獣人普通)>魔術師(半精霊人普通)

◆蛮族
 野蛮な種族が少ない理由は単純で野蛮すぎると徒党を組んだ別の種族たちに滅ぼされるから
 特に長命種がそう言うの煽るの上手い
 野蛮一本で生き残ってるゴブリンはある意味凄い

●海賊のフリンツ
 街で吞んでいたら意気投合した人狼の大盗賊に連れられて娼館へ
 思っていたのとはだいぶ違うが無事童貞を卒業する
 帰ってきてその話をしたらあなたが「俺が(娼館へ連れてって)童貞を卒業させてやりたかった」と発言して色々と誤解を招いた

●癒術士のアーシア
 戦道女ちゃんの診察をした後に知識不足を感じて本屋に向かった
 医療とお尻に関する本をいくつか見繕って買ったら、その中の一冊が「お尻でエッチをする手引書」だった事を自室に戻って気が付き、顔を真っ赤にしながら読破する
 本を売った本屋の店主はアーシアのまあるいお尻をスケベな目で見るように
 後日アーシアの部屋でその本を見つけた剣士のユウは悶々とする羽目になった
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